八ヶ岳入門!夫婦初めての硫黄岳 高所恐怖症、運動が苦手なママが挑む!



- GPS
- 08:47
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 938m
- 下り
- 938m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:47
天候 | 笑いが止まらないほどの、稀に見る快晴でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オーレン小屋、夏沢峠から山頂へは見晴らしが良い。 岩倉分岐から下山で周回しました。こちらは見晴らしはあまりありませんでした。 |
写真
感想
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◾️活動
2024/6/19金曜日 快晴 気温7~20℃
◾️服装
カリマーサーマルフーディ(オクタ)、ジオラインL・Wハイネックシャツ、パンツ(クリフパンツライト)、帽子(GORE-TEX ストームハット)、WICトレッキングソックス、靴(モンベルアルパイン800BOA)、ザック(ノースフェースTELLSU30)
◾️感想
2024年7月某日、八ヶ岳の硫黄岳(2,760m)に登ってきました。稀に見る快晴で、空気が澄み切った最高のコンディション。この日の登山は、まさに「八ヶ岳の魅力」を存分に味わえる素晴らしい体験となりました。
林道から駐車場までのアプローチは予想以上に長く、未舗装路の凹凸に苦戦しましたが、慎重に運転することでFFの軽自動車でも無事到着。朝早く、6時22分に桜平登山口をスタートしました。出発時の肌寒さも、コンクリート舗装された急な登り坂で体を動かすうちにすぐに解消され、心地よい汗をかき始めました。
オーレン小屋を過ぎると、いよいよ本格的な登山道へ。八ヶ岳特有の窪んだ道、苔むした森の中を歩く感覚は格別です。時折差し込む陽光が登山道をキラキラと照らし、まるで別世界に迷い込んだかのような美しさに心を奪われました。
夏沢峠からは九十九折れの道を登っていきます。それまでよりも勾配は急になりますが、終始歩きやすく整備された道でした。振り返ると北アルプスの雄大な姿が一望でき、澄んだ空気のおかげで、その眺望の素晴らしさは言葉では言い表せないほどでした。
約4時間の登山の末、10時35分に硫黄岳山頂に到着。広々とした山頂からは、迫力ある爆裂火口と、絶妙な角度から見る赤岳の勇姿が目に飛び込んできました。その景色は「絶景」という言葉がぴったりで、疲れも吹き飛ぶほどの感動を覚えました。
下山は赤岩の頭分岐を経由。硫黄岳山頂から赤岩の頭分岐までは赤岳の大展望が続き、最高の眺めを楽しめました。ただし、高所恐怖症の妻にとっては恐怖の連続だったようです。特に最初の岩場では相当怖がっていました。この区間はザレ場も多く、スリップには十分な注意が必要です。
13時17分にオーレン小屋に到着し、テラスでゆったりと遅めの昼食を楽しみました。ボルシチパンセットと牛カルビ丼、山での食事とは思えないほど美味しく、疲れた体に染み渡りました。小屋のテント場は広々としており、次回はテント泊も良いかもしれません。
最終的に15時03分に桜平登山口に戻り、約8時間40分の山行を終えました。このうち、実際の歩行時間は約6時間40分で、休憩時間は合計2時間でした。ゆとりを持って歩き、山頂や休憩ポイントでしっかり休んだことで、疲労を最小限に抑えながら、景色を十分に楽しむことができました。特に山頂での滞在時間を長めに取ったことは、素晴らしい眺望を心ゆくまで堪能するのに効果的でした。
今回の登山で特に印象に残ったのは、八ヶ岳の変化に富んだ景色と、整備された登山道のコントラストです。厳しい自然の中にありながら、比較的歩きやすい道が続いていたことで、登山の楽しさを存分に味わえました。中級者向けの難易度でしたが、高所恐怖症の人や急な勾配が苦手な方は注意が必要かもしれません。
硫黄岳登山は、八ヶ岳の魅力を凝縮したような素晴らしい体験でした。機会があれば、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。早朝出発で、適度な休憩を取りながらゆったりとしたペースで歩けば、日帰りでも十分に楽しめる素晴らしいコースです。休憩時間を含めて9時間程度の行程を見込んでおけば、余裕を持って楽しめるでしょう。季節や個人の体力に応じて休憩時間を調整することで、より快適な山行が可能になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。この山行、動画でも見ることができます。
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