乗鞍岳（ご来光観賞と三つの火山体でピークハント！）

2015年08月10日(月) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 9.7km
• 登り: 615m
• 下り: 610m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:42

4:31 県境ゲートバス停
4:41 5:11 富士見岳（乗鞍）
5:24 5:24 摩利支天分岐
5:33 5:37 肩の小屋
6:15 6:15 蚕玉岳
6:24 6:45 乗鞍岳
6:55 7:03 乗鞍岳頂上小屋
7:08 7:08 蚕玉岳
7:46 7:49 肩の小屋
7:59 7:59 摩利支天分岐
8:19 8:25 摩利支天岳（乗鞍）
8:34 8:34 摩利支天分岐
8:55 8:55 県境ゲートバス停
9:09 9:15 大黒岳（乗鞍）
9:27 9:27 県境ゲートバス停
9:33 9:33 鶴ヶ池
9:37 9:37 畳平バスターミナル
9:54 9:54 魔王岳（乗鞍）
10:11 10:11 畳平バスターミナル
10:13 ゴール地点

天候

晴れ！ のち ときどき ガスガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

道順：中央高速から岡谷JCTで長野自動車道へ入り、松本ICで降りて 国道158号線と県道84号線を経て、乗鞍高原 観光センターに至ります。
マイカー規制のため、観光センターから畳平（ご来光バスの場合は県境ゲート）まではシャトルバス（約50分）を利用することになります。

駐車場：乗鞍高原 観光センター駐車場（無料、200台収容）を利用
※世間的には夏休み期間の平日（月曜日）でしたが、到着した時点(AM1:30頃)で4割程度の駐車率でした。なお、帰宅時(PM12:30頃)には ほぼ満車でした。

＜乗鞍岳ご来光バス＞
http://norikurakogen.info/product/goraikou-bus/
＜乗鞍山頂（畳平）シャトルバス＞
http://norikurakogen.info/product/norikurasantyoutatamidairashuttle-buses/

コース状況／危険箇所等

今回歩いたルートにおいては、全体的によく整備された登山道です。
剣ヶ峰と蚕玉岳（朝日岳）の山頂直下は岩場になります。

[立ち入り禁止の主なピーク]
朝日岳、大日岳、屏風岳、薬師岳、高天ケ原、不動岳、恵比寿岳

[残雪・雪渓]
今回歩いたルート上には、全く雪は残っていませんでした。
（ルート外の場所には雪渓が見受けられました。）

[水分補給]
肩の小屋、畳平、観光センター駐車場

[トイレ]
肩の小屋（公衆トイレ）、畳平、観光センター駐車場

[登山ポスト]
発見できませんでした。

[登山計画書]
前日までにインターネット（ながの電子申請）から長野県警に提出

[コンビニ]
松本ICから乗鞍高原観光センター駐車場までの一般道沿いにいくつかのコンビニがあります。最終コンビニは、松本市波田のセブンだったかな。

[高山病]
登山口の畳平（乗鞍鶴ケ池駐車場）は 標高2,702mの場所にあります。
なはから2,700mを超える高度からスタートする山行は、高山病（高度障害）を発症する条件がいくつか揃いますので、注意が必要です。
また、悪天候（低気圧→酸素が減る）や肥満気味の体重により、さらに高山病を発症するリスクが高くなりますので、ご注意ください。

その他周辺情報

飲食店：ふもとの乗鞍高原には多数の飲食店があります。
温泉：乗鞍高原温泉、すずらん温泉、わさび沢温泉、安曇乗鞍温泉

写真

8/10 4:30

おはようございます！今回の山行は北アルプスの南部に位置する乗鞍岳にやってきました。まずはご来光バスで県境ゲートに乗り付け、ご来光スポットである富士見岳の山頂を目指します。

8/10 4:34

ご来光バスは、日の出の時間に合わせて運行されていますが、山頂まで自分の足でどれくらいかかるか判らないのと、山頂で良いポジションを確保するため、がんばって登っています。

8/10 4:44

今回の一座目、ご来光スポットの 富士見岳（2817m）の山頂に到着しました〜。ご来光バスを降車した県境ゲートから約15分で標高差約100mを登り切れました。

8/10 4:48

ベストポジションをキープしてご来光を待ちます。
真夏とは言え、山頂での ご来光待ちには防寒対策が必須ですね〜

8/10 4:52

他のハイカーさんと一緒にご来光を待ちます。

8/10 4:53

おとなりの槍穂高もお待ちかねです。

8/10 4:54

まだかな、まだかな〜

8/10 5:00

空のオレンジ色の輝きが濃くなってきました。

8/10 5:02

おっ、そしてついに...
山頂がざわめきます。

8/10 5:02

アップにするとこんな感じに

8/10 5:03

半分くらい

8/10 5:03

ちょっと引いてみます。

8/10 5:04

もう少し

8/10 5:06

Guten Morgen!
訳：おはようございます！

8/10 5:07

素敵なご来光を拝むことができました！
前日の21時に自宅を出発して、真夜中の高速道路をドライブしてきた甲斐がありました。

8/10 5:08

霧にモルゲンロートの入った幻想的な北アルプスの峰々

8/10 5:11

これから歩く乗鞍の主峰 剣ヶ峰に続く稜線

8/10 5:11

雲海...と言うことにしておきましょう。

8/10 5:11

恵比寿火山体と火口原にあたる畳平

8/10 5:12

摩利支天火山体の火口にあたる不消ケ池（きえずがいけ）まさに真夏でも雪渓すら消えてません。

8/10 5:13

乗鞍岳の主峰 剣ヶ峰を目指して、富士見岳の山頂を後にします。

8/10 5:17

良い天気になりましたね。

8/10 5:19

火山性のザレた斜面に高山植物の女王コマクサ（ケシ科）がたくさん咲いていました。

8/10 5:21

トウヤクリンドウ
（リンドウ科）
昨年の権現岳（八ヶ岳）以来の再会になります！

8/10 5:22

イワツメグサ
（ナデシコ科）
生命力がとても強そうな高山植物です。

8/10 5:22

振り返ってご来光を観賞した富士見岳

8/10 5:25

やっぱり青空をバックにするとお山も映えます。

8/10 5:26

左に高天ヶ原も入れて

8/10 5:28

こんなにも晴天は久しぶりです。

8/10 5:28

大雪渓メインで

8/10 5:30

ヨツバシオガマ
（ゴマノハグサ科）
ミヤマシオガマとの違いは頭を垂れた鳥のような花の形

8/10 5:31

シナノオトギリソウ
（オトギリソウ科）
花名は長野/信濃に多いオトギリソウの意

8/10 5:31

ウサギギク
（キク科）
別名：キングルマ...なるほど

8/10 5:32

微妙ですが上向きに開花しているので イワギキョウ（キキョウ科）でしょうか

8/10 5:32

ミヤマアキノキリンソウ
（キク科）
別名：コガネギク

8/10 5:33

非舗装ですが整備された幅の広い平らな道を歩いて、肩の小屋に到着しました。結構大きな建屋です。

8/10 5:35

併設されている公衆トイレをお借りしました。

8/10 5:38

お不動さん越しに これから向う蚕玉岳と朝日岳

8/10 5:39

剣ヶ峰口
ここから勾配の有る登山道になります。

8/10 5:47

火山性の土壌ですので、登山道は結構ザレています。

8/10 5:59

中腹辺りから振り返って

8/10 6:04

尾根に近付くとイワイワしてきました。

8/10 6:04

誘導用のロープが張られているので、ルートは明解です。

8/10 6:10

朝日岳と蚕玉岳の鞍部で尾根に乗ると、乗鞍本峰の火口湖である権現池を望むことができました。
※木曽御嶽山の二ノ池に次ぐ日本第二位の標高だそうです。

8/10 6:10

左から権現池を火口とする外輪山の大日岳、屏風岳、薬師岳
※いずれも立入禁止

8/10 6:15

朝日岳（2975m）
立ち寄ってピークを踏む計画でしたが、現地では立入禁止のロープが張られていたので見送りました。

8/10 6:15

剣ヶ峰の山頂をロックオン！

8/10 6:16

と、その前に前衛のピークである 蚕玉岳（2979m）のピークも踏みました！

8/10 6:17

剣ヶ峰の山頂直下は岩場になっていますが、難易度は高くありません。

8/10 6:43

そして、
晴天のもと 乗鞍岳の主峰 剣ヶ峰（3026m）の山頂に到着することができました！(^^)v

8/10 6:42

大日岳（奥の院：3014m）の左手に木曽御嶽山（3064m）が望めましたが、結構な高さまで噴煙が立ち上っていてちょっと心配な感じでした。また、御嶽山はもっと大きく見えるかと思っていましたが、そうでもありませんでした。ちなみに、今回の山行ルートでは剣ヶ峰の山頂からしか見えませんでした。

8/10 6:25

山頂には神社のお社が二つあります。
こちらは飛騨(岐阜県)側の乗鞍本宮（鞍ヶ嶺神社）

8/10 6:27

そして、こちらは信州(長野県)側の朝日権現社

8/10 6:25

山頂からは360度のパノラマを満喫できました。
剣ヶ峰から続く外輪山の大日岳、屏風岳、薬師岳

8/10 6:27

歩いてきた乗鞍の峰々と北アルプス 笠ヶ岳方面

8/10 6:28

北アルプス 槍穂高方面

8/10 6:40

槍穂高アップ
標高が高いのでよく目立ちますね。

8/10 6:40

笠ヶ岳（2897m）アップ

8/10 6:42

浅間山、美ヶ原 方面

8/10 6:42

霧ヶ峰 方面

8/10 6:54

山頂直下に建てられている頂上小屋に立ち寄り、オリジナル山バッチを購入しました。日付のスタンプを押した登頂証明カードを付けていただき、良い記念になりました。

8/10 7:02

小屋前は北アルプスの眺望ポイントになっています。
ちょうど、立ち寄った時が最も遠望が効きました。

8/10 7:03

槍ヶ岳、穂高岳

8/10 7:07

名残惜しいですが 絶景の剣ヶ峰を後にしました。

8/10 7:11

眼前のパノラマを楽しみながら下山中

8/10 7:15

やっと日の当った権現池も見納めです。

8/10 7:56

肩の小屋まで降りてきました。

8/10 7:57

ミヤマアキノキリンソウとシナノオトギリが入り乱れています。

8/10 8:00

さて、今回は”踏めるピークは踏みましょう企画”を立てましたので、分岐から摩利支天岳へ向かいます。
※通行規制は無関係者の車両用です。

8/10 8:04

不消ヶ池越しのこの角度の風景は、

8/10 8:18

摩利支天岳ならではです。

8/10 8:29

おとなりの不動岳
（2875m）
※立入禁止

8/10 8:19

摩利支天岳の山頂に到着しましたが、いわゆる山頂を示すものは特に無く、ドームを備えた建屋が出迎えてくれました。

8/10 8:24

現地では無人の廃墟かと思いましたが、現在は共同研究利用施設「乗鞍観測所」として利用されているようです。山登りと言うより社会科見学の様相でした。

8/10 8:25

剣ヶ峰、肩の小屋、東大宇宙船研究所を一望出来るのも摩利支天岳ならではですが、山頂をピストンしている間誰ともお会いしませんでした。(^^ゞ

8/10 8:26

ちょっとイワイワした摩利支天岳の支峰です。
※立入禁止

8/10 8:21

花びらの数が2倍（八重？）のイワツメグサ？

8/10 8:28

コウメバチソウ
（ユキノシタ科）

8/10 8:36

コマクサ
その1

8/10 8:36

コマクサ
その2

8/10 8:37

不動岳と恵比寿岳
※立入禁止

8/10 8:37

富士見岳

8/10 8:38

摩利支天岳

8/10 8:41

不消ケ池と不動岳
その1

8/10 8:42

不消ケ池と不動岳
その2

8/10 8:44

コバルトブルーが美しい

8/10 8:48

裾のお花畑と恵比寿岳
この角度が格好いいかも

8/10 8:49

鶴ヶ池を挟んで魔王岳と大黒岳
これからお邪魔します。

8/10 8:51

オンタデ
（タデ科）
木曽の御嶽山にちなんで付けられた名前だそうです。

8/10 8:54

コマクサの群落
今日はコマクサ祭り開催中でした。
こんなにもたくさん咲いているお花とは思っていませんでしたが...

8/10 8:55

では、県境ゲートから大黒岳に向かいます。

8/10 9:11

大黒岳（2771m）の山頂に到着しました！
ご来光ライバルの富士見岳より、標高が46m低くその分登りやすいです。また、山頂が広いので団体さん向けかな。

8/10 9:12

なだらかな山頂からは、北西に乗鞍岳の火山体のうち最も北に位置する烏帽子火山体を望めます。

8/10 9:12

とんがった鳥帽子岳アップ
右奥は猫岳のようです。

8/10 9:15

うっすらと焼岳（2456m）も見えました。

8/10 9:25

今朝最初に登った富士見岳と不動岳

8/10 9:09

ミヤマダイコンソウ
（バラ科）

8/10 9:28

トウヤクリンドウ
パステルな色合いが好みのお花ですが、今日初めて開花している姿を見ることができました！

8/10 9:30

イワツメグサとトウヤクリンドウのコラボ

8/10 9:33

岐阜県内を歩いています。

8/10 9:37

お花畑と散策されている方々

8/10 9:39

畳平のバスターミナルを一旦通り抜けて、本日最後のお山 魔王岳に向かいます。比較的標高も低く観光の方も気軽に登れるように階段が設けられています。

8/10 9:42

見た目はちょっとイワイワしていかつい感じです。
だから魔王なのでしょうか。

8/10 9:50

まもなく展望台（魔王園地）に到着です。

8/10 9:49

展望台からは剣ヶ峰まで見渡せました。

8/10 9:50

少し尾根を歩いて魔王岳の山頂へ向かいます。

8/10 9:54

本日最後のピーク
魔王岳（2764m）の山頂に到着しました！
これで乗鞍畳平周辺の踏めるピークは全て踏むことができました。

8/10 9:54

向かいには迫力の恵比寿岳（2831m）
※立入禁止
乗鞍火山帯で一番最近（約2000年前）噴火したお山だそうです。

8/10 9:59

乗鞍岳の火山体のうち最も北に位置する烏帽子火山体を構成する鳥帽子岳と四ツ岳

8/10 9:55

鳥帽子岳アップ
かつての爆発の際に山の半分を吹き飛ばしたので、ピラミッド型の特異な形になったそうです。

8/10 10:13

今回のゴール地点である畳平のバスターミナルに戻ってきました。無事に山行を終えることができ、登山道を整備されている方々と山の神様に感謝いたします。
ご来光と火山帯を巡る山歩きを満喫することができました。(^^)v

8/10 10:23

と言うわけで、畳平の乗鞍本宮で山行の無事を報告＆感謝しました。

8/10 10:30

バスターミナルの軽食屋さんで人気の豚汁と信州名物 野沢菜おやき をいただき、シャトルバスの発車時刻を待ちました。

8/10 12:05

シャトルバスに揺られて、乗鞍高原観光センターの駐車場に戻ってきました。ほ〜、駐車場から乗鞍岳を望めるのですね。さすがに夏休み真っ盛りで、月曜日だけど200台収容の駐車場は、ほぼ満車になってました。

8/10 12:18

豚汁とおやきだけでは物足りなかったので、乗鞍高原観光センターの食事処で、事前の調査で目を付けていた「乗鞍名物 山賊バーガー」なるものを美味しくいただきました。注文してから10分間もかけて作っていただきました〜

8/10 18:07

（おまけ）
乗鞍岳頂上小屋で入手したオリジナル山バッジ（標高3026mバージョン）です！

8/10 18:07

小屋のオリジナルなのでちょっと値が張りますが、登頂日のスタンプを押した登頂証明カードを付けていただき良い記念になりました！
他に西暦バージョン（2015年）もあって、毎年登頂するハイカーさんに対して良いアイデアだな〜と思いました。

撮影機器：

FinePix F1000EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

今回の山行は、前回の”初めての中央アルプス”に引き続いて、”初めての北アルプス”と銘打ち、長野県と岐阜県の県境に位置する『乗鞍岳（3,026m）』を畳平を起点に歩いてきました。

後述のように、晴天のもと 素晴らしいご来光鑑賞と伴に 三つもの火山体に連なる峰々と、いつになく間近な北アルプスの峰々の絶景を楽しみながら、夏の山歩きを満喫することができました！(^^)v

○（日帰り）ご来光登山
初めての北アルプスのターゲットを乗鞍岳に決め、アプローチの手段を調査していると、最寄りの駐車場から登山口までのシャトルバスに『ご来光バス』なるものが運行されていることを知りました。更にご来光用の臨時バス停から短時間で山頂に到達できることが判り「上手く行けば、山歩きにとって最高のスタートになるんじゃないかな〜」と思い山行計画に組み込むことにしました。

10日の午前中は曇りの予報でしたが、山行中は ほぼ晴天に恵まれ、且つご来光バスも予定通りに到着したので、楽しみにしていたご来光を余裕を持って満喫することができました。
ただ、真夏の時期とは言え、高山の山頂でのご来光待ちは、気温が低く（たぶん体感はひと桁）風も受け続けるので、ある程度の防寒対策は必須であることを再認識しました。

仕事とは言え「日の出」と言う時間の制約にプレッシャーを受けながら夜中の3時台からシャトルバスを運行されているバス会社とプロフェッショナルな従業員の方々に頭が下がります。

○火山帯（火山体）のピークハント
ご来光のために登頂した 富士見岳（2817m）を始めとして 蚕玉岳（2879m）主峰の剣ヶ峰（3026m）摩利支天岳（2873m）大黒岳（2771m）魔王岳（2763m）の六つの峰のピークを踏むことができました。
また、合わせて雪渓をまとった不消ケ池や権現池など、それぞれの火山体における神秘的な火口湖も鑑賞することができました。

○木曽御嶽山の噴煙
乗鞍岳の剣ヶ峰から きれいな円錐状の山容を望むことのできる 木曽御嶽山ですが、山頂から高く噴煙が立ち上っていて、ショックを受けるとともに少し心配な印象を受けました。

○お花畑
地元のガイドさんの解説に聞き耳を立てると「お花畑は終盤です」とのことでしたが、イワツメグサ、イワギキョウ、チシマギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ、ウサギギク、ヨツバシオガマ、トウヤクリンドウ、オンタデなどを観賞しながら歩くことができました。
特に高山植物の女王コマクサはたくさん残っていて、殺風景な砂礫地に鮮やかなピンクの彩を加えていました。