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Yamareco

記録ID: 696819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

蓮華温泉起点に白馬岳〜朝日岳馬蹄縦走は花がいっぱい。水芭蕉も咲いていました。

2015年08月10日(月) 〜 2015年08月12日(水)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
25:21
距離
38.8km
登り
3,166m
下り
3,187m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:04
休憩
0:51
合計
7:55
7:00
97
8:37
8:59
91
10:30
10:38
61
11:39
11:51
52
12:43
12:52
98
14:30
14:30
11
14:41
14:41
14
2日目
山行
8:35
休憩
1:06
合計
9:41
5:56
6:17
30
6:47
7:00
96
8:36
8:36
61
9:37
9:51
47
10:38
10:55
125
13:00
13:00
125
15:05
15:06
7
15:13
3日目
山行
6:13
休憩
0:58
合計
7:11
5:14
8
5:22
5:27
43
6:10
6:27
22
6:49
6:51
107
8:38
8:38
3
8:41
8:41
56
9:37
9:58
2
10:00
10:00
42
10:42
10:53
47
11:40
11:40
25
12:05
12:06
8
12:14
12:14
7
12:21
12:22
3
12:25
ゴール地点
天候 10日:晴れ後曇り
11日:曇り
12日:曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉駐車場
6時に到着しましたが、あと数台空いていました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは蓮華温泉ロッジ前
その他周辺情報 蓮華温泉
http://w2.avis.ne.jp/~renge/
内湯:\800
露天風呂のみの場合、\500
ヒエ平から雪倉岳、朝日岳
2015年08月10日 05:42撮影 by  SH-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 5:42
ヒエ平から雪倉岳、朝日岳
ロッジ前にある登山案内
ロッジ前にある登山案内
ソバナ?
現在、調査中
カンチコウゾリナ
カンチコウゾリナ
モミジカラマツ
シモツケ
ミヤマシシウド
シナノオトギリ
アキノキリンソウ?
アキノキリンソウ?
現在、調査中
現在、調査中
ミネウスユキソウ
1
ミネウスユキソウ
白馬乗鞍岳
白馬乗鞍岳と白馬大池
1
白馬乗鞍岳と白馬大池
チングルマ群生
白馬大池
トウヤクリンドウ
2
トウヤクリンドウ
タカネツメクサ
タカネナデシコ
ウラジロタデ
イブキジャコウソウ
1
イブキジャコウソウ
ホームベース?
ブリーフ?
綺麗な五角形の雪渓。
ホームベース?
ブリーフ?
綺麗な五角形の雪渓。
ハクサンフウロ
ウサギギク
白馬キャンプ場上部から
夕照の白馬岳
1
白馬キャンプ場上部から
夕照の白馬岳
白馬キャンプ場上部から
キャンプ場と杓子岳・白馬鑓
白馬キャンプ場上部から
キャンプ場と杓子岳・白馬鑓
タカネシオガマ
杓子岳、白馬鑓
テン場
住宅密集地帯の下町のようです。
15時に着いて、何とか張れました。
テン場
住宅密集地帯の下町のようです。
15時に着いて、何とか張れました。
白馬岳山頂付近からのパノラマ
2
白馬岳山頂付近からのパノラマ
大雪渓
この時間から登っている方がいました。
1
大雪渓
この時間から登っている方がいました。
陽が当たっていなくて、残念ではありますが
この展望。
10日前に行った鹿島槍を始め、剣、槍、穂高が
2
陽が当たっていなくて、残念ではありますが
この展望。
10日前に行った鹿島槍を始め、剣、槍、穂高が
朝日小屋まで行程が長いのでさっさと歩を進め、山頂の標識だけを撮りました。
家に帰って、写真をチェックして、びっくり。
標識が倒れて、人に当たっているような感じになってしまいました。
朝日小屋まで行程が長いのでさっさと歩を進め、山頂の標識だけを撮りました。
家に帰って、写真をチェックして、びっくり。
標識が倒れて、人に当たっているような感じになってしまいました。
剣方面だけが陽が差してきました。
1
剣方面だけが陽が差してきました。
イブキジャコウソウ
こちらも陽が指してきて、綺麗
2
イブキジャコウソウ
こちらも陽が指してきて、綺麗
白馬から小蓮華方面からの白馬岳。
非対称がよくわかります。
1
白馬から小蓮華方面からの白馬岳。
非対称がよくわかります。
これから歩く縦走路
赤い屋根の朝日小屋も角にできました。
3
これから歩く縦走路
赤い屋根の朝日小屋も角にできました。
タカネツメクサ
コマクサ
露出ミス
1
コマクサ
露出ミス
白いコマクサ
露出ミス
3
白いコマクサ
露出ミス
タカネマツムシソウ
3
タカネマツムシソウ
こちらは昨日、通ってきた小蓮華岳への縦走路。
2
こちらは昨日、通ってきた小蓮華岳への縦走路。
ハクサンコザクラ
1
ハクサンコザクラ
日本二百名山の1つ、雪倉岳。
陽希さんもいずれ、やってくるのかなぁー
2
日本二百名山の1つ、雪倉岳。
陽希さんもいずれ、やってくるのかなぁー
マムシソウの背後に旭岳。
白馬には2つのアサヒと名の山があるんですね。
3
マムシソウの背後に旭岳。
白馬には2つのアサヒと名の山があるんですね。
ハクサンイチゲ
アオノツガザクラ
2
アオノツガザクラ
ミヤマキンバイ
イワイチョウ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
現在、調査中
ウサギギク
タカネニガナ
シロバナクモマニガナ
2
シロバナクモマニガナ
鉢ヶ岳東面のお花畑
鉢ヶ岳東面のお花畑
ツガザクラ
初めてのコースなので、当然ですが、
このアングルからの白馬〜小蓮華の稜線を初めて見ました。
4
初めてのコースなので、当然ですが、
このアングルからの白馬〜小蓮華の稜線を初めて見ました。
エゾシオガマ
雪倉岳避難小屋
クルマユリ
歩いてきた白馬〜鉢ヶ岳の縦走路
歩いてきた白馬〜鉢ヶ岳の縦走路
旭岳を従えた白馬連峰のパノラマ
旭岳を従えた白馬連峰のパノラマ
イワベンケイ
イワシモツケ
雪倉岳山頂
雪倉山頂付近から朝日岳への縦走路
雪倉山頂付近から朝日岳への縦走路
現在、調査中
ミヤマシシウド
オタカラコウ
タカネトリカブト
1
タカネトリカブト
ダイモンジソウ
コバイケイソウ
朝日岳って、木道のイメージがあったんですが、
結構、アップダウンが激しく、木道は30%くらいでした。
朝日岳って、木道のイメージがあったんですが、
結構、アップダウンが激しく、木道は30%くらいでした。
山スキーに良い斜面だなぁーって思い、撮りました。
山スキーに良い斜面だなぁーって思い、撮りました。
この時期に水芭蕉。
雪解けが遅いせいかな?
この時期に水芭蕉。
雪解けが遅いせいかな?
季節遅れの水芭蕉
2
季節遅れの水芭蕉
キヌガサソウ
ニッコウキスゲ
チングルマ群生と白馬連峰
チングルマ群生と白馬連峰
ミヤマアズマギク
2
ミヤマアズマギク
お世話になった朝日平キャンプ場。
水が豊富でうまい。
お世話になった朝日平キャンプ場。
水が豊富でうまい。
曇っているんですが、妙高・火打、焼山方面が良い感じです。
4
曇っているんですが、妙高・火打、焼山方面が良い感じです。
朝日岳山頂より白馬連峰
1
朝日岳山頂より白馬連峰
ヒオウギアヤメ
栂海新道と蓮華温泉との分岐付近
栂海新道と蓮華温泉との分岐付近
湿原
背景は妙高・火打、焼山方面
2
湿原
背景は妙高・火打、焼山方面
ワタスゲと妙高・火打山方面
1
ワタスゲと妙高・火打山方面
木道がずっと繋がっているように見えますが、
実は木道以外が多く、アップダウンが多い。
木道がずっと繋がっているように見えますが、
実は木道以外が多く、アップダウンが多い。
蓮華温泉ロッジが近づいてきました。
五輪尾根コースは長い!
蓮華温泉ロッジが近づいてきました。
五輪尾根コースは長い!
一旦、駐車場に戻り、
お風呂セットと着替えを持参し、
一風呂浴びました。
一旦、駐車場に戻り、
お風呂セットと着替えを持参し、
一風呂浴びました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

せっかくの夏休み。
しかも、お盆前の平日。

ということで、北アルプスに行こうと思い、
未踏路の白馬岳〜朝日岳を蓮華温泉基点に馬蹄型縦走することにしました。
また、新しい相棒の試運転も兼ねて、蓮華温泉目指します。

高速運転中、睡魔に蝕まれ、途中のSAで仮眠。
いきなり、車中泊の試み、先代車と違って、
後部座席を終うと後の荷台とフラットになるというメリットが活きました。

2時間ほど仮眠し、蓮華温泉への林道に入り、
天気が良いのでヒワ平で雪倉岳、朝日岳が見れるので立ち寄り、写真だけ撮ります。
6時過ぎに蓮華温泉に到着。
久しぶりのMT車だったので、ちょっと疲れました。

10日 晴れのち曇り

山登り用服に着替え、パッキングしていざ出発。
白馬大池をとりあえず、目指します。

10日前の鹿島槍の馬鹿歩きのお陰で息切れせずに順調に登れます。
天狗の庭では雪倉岳、朝日岳の大展望。
汗だくになりながら、白馬大池に到着。

栂池方面からの登山客、下山の登山者で一杯でした。
大池の周りはお花畑で色々な花が咲いていました。

ここから小蓮華山までが辛かった。
シャリばて、喉が渇き、1.5Lのうち半分くらい消費してしまいました。
2時間以上要し、新潟県最高峰・小蓮華山に到着。

ここからは一旦、三国境(富山、新潟、長野の三県境)まで下り、
そこから、白馬まで本日、最後の登りを楽しむ気持ちで
がんばりました。

山頂は人、人で一杯でした。
天候が今一もあり、スルーです。
また、明日、踏むので明日の天気に期待します。

一路、本日の宿、村営小屋のキャンプ場に向かって急ぎます。
15時直前に到着。
テントの手続きを行い、缶ビール(500ml)を購入し、テント設営。
テントも初めて、先代と同じものなので、スムーズに張り、ビールで乾杯。

杓子岳、白馬鑓が夕方になって見え始め、テン場の上部に上がり、しばし、写真タイムを楽しみました。

11日 曇り

本日は朝日小屋のある朝日平まで、コースタイムでは7時間。
全体的に下りですが、途中アップダウンが多く、もっと時間がかかりそうということで5時半に出発。

白馬山荘でトイレを借り、改めて、頂上目指します。
直登でなく、写真を撮るため、稜線伝いに歩を進めます。
一歩上がる毎に見える山が増えて楽しい。

10日前に登った鹿島槍を含めた後立山連峰、剣・立山連峰、本家槍ヶ岳、穂高連峰、妙高方面、2つの妻(高妻、乙妻)の大展望。

昨日通った道を忠実に戻ります。
三国境まで戻って来ました。
昨日は気がつきませんでしたが、白馬と三国境までの間、結構、コマクサが咲いていました。
良い時期は少し過ぎたようですが・・・

日本二百名山の1つである雪倉岳を鉢ヶ岳を迂回して、目指します。
ここから、一気に人が少なくなりました。

鉢ヶ岳の迂回路からマムシソウが目に付きます。
迂回が終わると雪倉岳避難小屋が現れます。

ここから山頂まで約1時間。
本日、最後の登り と思っていたんですが・・・
意外とあっさりと山頂に到着。

ここからガレ場、沢山のお花畑、湿原、水場を楽しみながらの下りですが、
途中、この時期に水芭蕉が咲いていました。
尾瀬では5月ですので、3ヶ月遅れ、残雪の影響?

やがて、朝日岳直登コースと頂上をバイパスする水平道の分岐に到着。
迷うことなく、バイパス(水平道)を進みます。

イメージと違うことはよくありますが、
アップダウンが激しく、雪渓を横断したり、登ったりと忙しい。
どこが水平だよ って突っ込みを心で叫びながら、GPSを確認しながら、進むと赤い屋根の小屋が突然、現れました。

しかし、まだ登らないといけない。
美味しいビールが待っていると思うとがんばれます。

15時ちょっとすぎに到着。
白馬と変わって、テントが少なく、好きな場所に晴れました。

白馬からずっとコースが一緒だった新潟県立工業高校の山岳部の大所帯がいました。
(結局、蓮華温泉まで一緒でした)


テント張り終え、ビールを飲んでいたら、雨がポツンと降ってきました。
明日、天気が持てば良いんですが・・・
19時半に就寝。

12日 曇り時々雨

昼くらいには蓮華温泉に着きたいので、今回の縦走で一番早い、5時出発。
未踏峰の朝日岳を踏み、白馬から雪倉までの歩いてきた縦走路が良くわかります。
天気は今一ですが、剣も見える。

栂海新道との分岐から、五輪尾根を下ります。
蓮華温泉まで9km以上あることが記されており、うんざりしますが、
あとは下りだけだと思っていたら、アップダウンを何度も繰り返し、徐々に高度を下げていきます。

ぬかるんだ道、雪上、湿原、お花畑と見所満載でした。
妙高・火打方面を正面に見ながら、木道を進みます。

もし、栂海新道を行く場合、この五輪尾根を登る必要があるのかぁーと思うと嫌気が差します。
まぁ、将来のことは置いておいて、目の前の道を進むしかない。

途中、雨に打たれながら、大きな立派な鉄橋を2つ渡ると、蓮華温泉までいよいよ今回の山旅の最後の登り、
汗だくになりながら、昼過ぎに蓮華温泉に到着。
一旦、駐車場に荷物を置き、簡単な着替えを済ませ、一風呂浴び、心身ともにリフレッシュして、帰路に着きました。


北アルプスは本当に大きく、自然豊かあることを再認識しました。
今年はあと何回、北アルプスに行けるかなぁー

新しい相棒の操縦の仕方もなんとなくわかりましたし、有意義な3日間でした。

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