利尻山(鴛泊in〜沓形out)


- GPS
- 09:07
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,913m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:06
天候 | 晴れ+強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沓形登山口から市街地まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
沓形コースの難所と言われる、山頂側分岐点から三眺山までについて書いておきます。 SNSでもあまり情報がない(又は古い)ので参考まで。 ザレ場は2ヵ所続けてあり、どちらもほぼ水平のトラバースです、長い方でも数十mですが、斜度があり崩壊が進んでいます。 普通の砂や砂利ではなくスコリア、火山噴出物のクズみたいなものが堆積してます。 これが非常に不安定で、足を置く場所によっては1歩で数十cm滑ります、滑らない箇所の見極めと滑っても止まれる歩き方が必要です。 とはいえ、もし滑っても下まで一直線みたいな斜度ではありませんのでまぁ大丈夫。 加えて上から時折、拳大の落石が飛んできます。当たれば大怪我以上なので上方をよく見ること。 滑ったとき止まるため & 安定している大きい石などを頼るため、手袋は必須、ホントはヘルメットあると良いです(私は荷物が多くて持っていかなかった…) トラバースの対岸は目視で見えます、上記理由により渡りきると多少目標とズレますが仕方ない。 経験値と技量により楽しいかツラいか分かれる場所と思います。ザレ場だけ考えれば登り下りの有利不利はなさそう。 個人的感想は、事前に思ってたよりも危なくなかったです。 残雪期で雪渓が残ってると難易度は更に上がりそう。一応6本爪アイゼンを持参したけど、雪が全くなくて良かった。ルート外の見える範囲には雪ありました。 |
写真
感想
ずっと行きたかった利尻山
登山は鴛泊コースからスタート、森の中、よく整備された登山道を登ります。
天気は最高の晴れですが風が強くて森の中でも凄い音がしていました。
景色が見える場所で振り返ると鴛泊の街と海、絶景が見えました、山頂近くでは礼文島も見えて、天気の神様に感謝です。
稜線に出ると、強風がまともに来て帽子が飛ばされそう。クリップで止めているけどこういうときは顎紐がいいな。
登山道は場所によって洗堀がひどく、補修しているようですが維持管理の大変さを感じます。沓形分岐点からの土嚢を運ぶコーナー?ではもちろん協力しました。
山にはタダで登らせてもらってるので出来ることは協力したいものです。
山頂に着くと何故か風が弱く、落ち着いて絶景を満喫できました。
ここで昼食は少し早かったのでコーヒータイム。
近くでは百名山達成を果たした方がいらっしゃったので一緒に拍手!
99座目という方もいらっしゃいました。
下山は沓形コースへ。
当初の予定は逆ルートで沓形から登るつもりでしたが、宿泊施設のスタッフさんの強い勧めで変更。
沓形コースは通る人が少なくて登山道がどうなってるかもわからない、途中で撤退すると利尻山の山頂を踏めなくなるため、沓形コースは下りにした方が良いとのこと。結果的には杞憂でしたが心遣いはありがたいものです。
その難所?についてはコース状況の欄に別に書きました。
貸切りの三眺山で利尻山を眺めながらランチタイム。
沓形コース全体に渡って、通る人は少ないけど踏み跡は確実なので、迷うことはないでしょう。
草の刈り払い状況から、早朝や雨天時はゲーターか雨具のズボンが必要かな。登山道の整備状況も、ハイキングコースのような鴛泊コースとは全然違いました。
沓形登山口からは舗装道路をひたすら歩いて沓形の港へ到達し、summit to seaを果たしました。
天気に恵まれ最高の山行になりました。
近日中利尻山登る予定ですので参考にさせてもらいますm(_ _)m
コメントありがとうございます。
沓形コースは記録を上げている方が少なかったので、お役に立てれば幸いです。
良き山行となりますように!
鴛泊から4:10歩は速いですね,私は下りが得意じゃないので下りも1.5倍はかかりそう
コメントありがとうございます。
沓形コースは人の少ない静かなコースでした。
最近の記録を上げている方が少なかったので、お役に立てれば幸いです。
良き山行となりますように!
とても参考になります。
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