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Yamareco

記録ID: 6990993
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

達成! 利尻山

2024年07月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:04
距離
12.5km
登り
1,552m
下り
1,551m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
1:10
合計
9:04
距離 12.5km 登り 1,552m 下り 1,551m
4:49
4:50
3
5:20
30
5:50
35
6:25
6:26
19
6:45
52
7:37
7:40
20
8:00
8:04
30
8:34
8:40
23
9:03
9:05
33
9:38
9:57
24
10:21
10:22
22
10:44
19
11:03
11:17
10
11:27
33
12:00
12:07
11
12:18
16
12:34
24
12:58
13:04
22
13:29
13:35
8
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
駐車場/北麓野営場
コース状況/
危険箇所等
道の状況/よく管理されていて問題なし。携帯トイレ
その他周辺情報 温泉/利尻富士温泉
前日、向かう飛行機の窓から見えた利尻島。天気、体力、期待と不安で心はザワザワ
2024年07月04日 13:20撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/4 13:20
前日、向かう飛行機の窓から見えた利尻島。天気、体力、期待と不安で心はザワザワ
夕日ヶ丘展望台からの利尻山。明日もこの天気ならいいが予報は終日曇りで下り坂とか
2024年07月04日 16:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/4 16:19
夕日ヶ丘展望台からの利尻山。明日もこの天気ならいいが予報は終日曇りで下り坂とか
さて、当日の北麓野営場。駐車場はすでに多くの車が停まっている
2024年07月05日 04:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 4:40
さて、当日の北麓野営場。駐車場はすでに多くの車が停まっている
テントの数も多い
2024年07月05日 04:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 4:40
テントの数も多い
甘露泉を過ぎた辺り。道は優しくまだ、空気は霞んでいる
2024年07月05日 04:53撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 4:53
甘露泉を過ぎた辺り。道は優しくまだ、空気は霞んでいる
登り出して1時間程、4合目と5合目の中間辺りでダケカンバの幹に日が差してきた。なんか良さそうだぞ
2024年07月05日 05:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 5:39
登り出して1時間程、4合目と5合目の中間辺りでダケカンバの幹に日が差してきた。なんか良さそうだぞ
5合目を過ぎて10分程で展望が開ける。すっかり晴れている
2024年07月05日 06:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 6:02
5合目を過ぎて10分程で展望が開ける。すっかり晴れている
振り返れば雲海も切れ始めている
2024年07月05日 06:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 6:02
振り返れば雲海も切れ始めている
6合目第一見晴台。見えているのが長官山だろう
2024年07月05日 06:24撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 6:24
6合目第一見晴台。見えているのが長官山だろう
胸突八丁と標識に書いてあった7合目を過ぎて第二見晴台。長官山はすぐそこに
2024年07月05日 07:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 7:17
胸突八丁と標識に書いてあった7合目を過ぎて第二見晴台。長官山はすぐそこに
長官山でついに姿を表す、利尻山山頂。ここまで3時間、順調に来れた
2024年07月05日 07:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 7:35
長官山でついに姿を表す、利尻山山頂。ここまで3時間、順調に来れた
麓の海岸線が見える。「利尻島はそのまま利尻岳であった」と深田久弥は日本百名山に記している
2024年07月05日 07:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 7:35
麓の海岸線が見える。「利尻島はそのまま利尻岳であった」と深田久弥は日本百名山に記している
長官山からの登りがきつい。足元に高山植物が現れ、慰めてくれる。薄紫色のフウロ、これがチシマフウロだ
2024年07月05日 08:11撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:11
長官山からの登りがきつい。足元に高山植物が現れ、慰めてくれる。薄紫色のフウロ、これがチシマフウロだ
山頂が近づいてくる。手前で大きくザレている。31年前のことだが、ほとんどガスの中を登っていたと思うが、このザレ場だけは記憶に残っている
2024年07月05日 08:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:19
山頂が近づいてくる。手前で大きくザレている。31年前のことだが、ほとんどガスの中を登っていたと思うが、このザレ場だけは記憶に残っている
9合目近くで振り返る。登って来た稜線、中央に避難小屋の赤い屋根、その先が長官山。中々にきつい登りだ
2024年07月05日 08:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:31
9合目近くで振り返る。登って来た稜線、中央に避難小屋の赤い屋根、その先が長官山。中々にきつい登りだ
所々に優しげなミヤマアズマギク
2024年07月05日 08:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 8:39
所々に優しげなミヤマアズマギク
 葉の形からキクバクワガタ
2024年07月05日 08:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:50
 葉の形からキクバクワガタ
イワベンケイ
2024年07月05日 08:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:52
イワベンケイ
標高が上がって、チシマフウロも新鮮
2024年07月05日 08:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 8:56
標高が上がって、チシマフウロも新鮮
ザレ場には階段が整備されていた
2024年07月05日 09:05撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:05
ザレ場には階段が整備されていた
ここまでしても、防ぎ切れない崩落の登山道
2024年07月05日 09:09撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:09
ここまでしても、防ぎ切れない崩落の登山道
右手にローソク岩が現れた。久弥は「地から生えた牙のように突っ立っていた」と表現している
2024年07月05日 09:23撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:23
右手にローソク岩が現れた。久弥は「地から生えた牙のように突っ立っていた」と表現している
その先に山頂。長官山から距離の割には随分かかった
2024年07月05日 09:23撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:23
その先に山頂。長官山から距離の割には随分かかった
山頂付近でイワヒゲ
2024年07月05日 09:26撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:26
山頂付近でイワヒゲ
これがエゾノツガザクラ
2024年07月05日 09:26撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:26
これがエゾノツガザクラ
リシリゲンゲ
2024年07月05日 09:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:27
リシリゲンゲ
利尻山北峰山頂にある利尻山神社奥宮。この前で次々と記念写真を撮っていく
2024年07月05日 09:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 9:32
利尻山北峰山頂にある利尻山神社奥宮。この前で次々と記念写真を撮っていく
東方向、斜面にはエゾカンゾウが広がり、遥か下の谷には雪渓が残っている。そして、そのすぐ先が海岸線だ
2024年07月05日 09:29撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:29
東方向、斜面にはエゾカンゾウが広がり、遥か下の谷には雪渓が残っている。そして、そのすぐ先が海岸線だ
南峰は危険につき侵入禁止
2024年07月05日 09:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:52
南峰は危険につき侵入禁止
足元を高山植物が飾るが、見たかったリシリヒナゲシはもう、このルートでは見つけられないらしい
2024年07月05日 09:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:51
足元を高山植物が飾るが、見たかったリシリヒナゲシはもう、このルートでは見つけられないらしい
北方向、崩落が止まらない。さて、天候に恵まれたことに感謝して、来た道を帰ろう
2024年07月05日 09:55撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 9:55
北方向、崩落が止まらない。さて、天候に恵まれたことに感謝して、来た道を帰ろう
イワウメも咲いている
2024年07月05日 09:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 9:58
イワウメも咲いている
エゾノハクサンイチゲ。ハクサンイチゲとの違いが分からない
2024年07月05日 10:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 10:17
エゾノハクサンイチゲ。ハクサンイチゲとの違いが分からない
沓形コースとの分岐。三眺山までのルートが険しそうだ
2024年07月05日 10:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 10:18
沓形コースとの分岐。三眺山までのルートが険しそうだ
分岐の先にエゾノハクサンイチゲが群生している
2024年07月05日 10:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 10:19
分岐の先にエゾノハクサンイチゲが群生している
9合目の広場、避難小屋、長官山と続く。海岸線の向こうに礼文島が見える
2024年07月05日 10:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 10:37
9合目の広場、避難小屋、長官山と続く。海岸線の向こうに礼文島が見える
再び長官山。振り返れば、山頂にはガスはかかっていないが、頭上の太陽に輪っかが現れた。天気が崩れる印
2024年07月05日 11:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 11:28
再び長官山。振り返れば、山頂にはガスはかかっていないが、頭上の太陽に輪っかが現れた。天気が崩れる印
麓に鴛泊港が見える。その先にペシ岬が見える。ここはまだ七合目にも戻っていない。ここから先がまだまだ続き、標高が下がるにつれ暑くなり、水分補給のピッチが上がる
2024年07月05日 11:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 11:34
麓に鴛泊港が見える。その先にペシ岬が見える。ここはまだ七合目にも戻っていない。ここから先がまだまだ続き、標高が下がるにつれ暑くなり、水分補給のピッチが上がる
甘露泉で十分喉を潤し下山。妻は明日は雨だから、今日のうちにペシ岬の上から利尻山を見ておきたいと言う。また、99mも登るのぉ
2024年07月05日 14:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 14:34
甘露泉で十分喉を潤し下山。妻は明日は雨だから、今日のうちにペシ岬の上から利尻山を見ておきたいと言う。また、99mも登るのぉ
疲労困ぱいの足を引きずってペシ岬からの利尻山。雲が休みなく流れる。9時間かけて今、ここを登ってきたのだ
2024年07月05日 14:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
7/5 14:52
疲労困ぱいの足を引きずってペシ岬からの利尻山。雲が休みなく流れる。9時間かけて今、ここを登ってきたのだ
山で見られなかったリシリヒナゲシ。夕食後、宿の周りを散歩していたら民家の庭に咲いていた。(遺伝子的には山のものとは異なるとの説であるが構わない)
2024年07月05日 18:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/5 18:58
山で見られなかったリシリヒナゲシ。夕食後、宿の周りを散歩していたら民家の庭に咲いていた。(遺伝子的には山のものとは異なるとの説であるが構わない)
この辺りでは園芸種のルピナスも雑草のように咲き誇っている不思議
2024年07月05日 19:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/5 19:01
この辺りでは園芸種のルピナスも雑草のように咲き誇っている不思議
撮影機器:

感想

 一年前君登りたいと利尻富士 身体整え晴れて達成

 一年前の夏が終わる頃、滅多に自分から希望を言わなかった妻が来年は利尻山に登りたいと言う。もう、我々には簡単に登れる山ではないと、リストから外していた山だ。距離、標高差、所要時間、コース定数は白山日帰りに匹敵する。最後の白山日帰りから6年も経っている。毎年のように白山には入っているが近頃では途中まで登って帰ってくることが多い。期するものがあるようで、そう言っても引き下がらない。
 それからというもの、この一年、山に出掛ける頻度を増やし、レベルも時々上げて、合間にはジムにも通うなど意識して続けて来たら、自分もそうだが、いつの間にか、下山時に少し痛いと言っていた膝痛や、翌日の筋肉痛も訴えなくなってきた。そして、ついに2週間余り前に白山日帰りをほぼコースタイムで降りて来ることができて、この利尻山も登れると確信が持てた。
 一月の段階で航空券、宿の手配など経費もさることながら慣れない手続きや、実際の移動に神経を使い、せっかく来ても天気が悪ければと気がかりの多い山旅だったけれど、無事、最高の結果が得られて嬉しい。
 翌日には利尻島一周、翌々日には礼文島にも足を伸ばしたが、雲や霧が晴れることはなく、利尻山の姿を再び眺めることは叶わなかった。それだけに登れた日が好日だったことになおさら感謝する。

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ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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