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Yamareco

記録ID: 702752
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 猿倉→栂池 雨とガスとライチョウと

2015年08月20日(木) 〜 2015年08月21日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:51
距離
15.9km
登り
1,999m
下り
1,375m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:27
休憩
1:01
合計
6:28
6:31
45
7:16
7:17
2
7:19
7:35
229
11:24
11:39
25
白馬岳頂上宿舎
12:04
12:27
15
12:42
12:48
11
12:59
2日目
山行
4:53
休憩
0:21
合計
5:14
5:56
14
6:10
6:12
65
7:17
7:17
42
7:59
8:02
33
8:35
8:50
34
9:24
9:24
53
10:17
10:18
52
11:10
11:10
0
11:10
ゴール地点
天候 1日目 曇り時々雨 2日目 雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第2駐車場(バス停前)は平日5時半で8割強の埋まり具合
行きは猿倉までタクシー相乗り
帰りは栂池高原までゴンドラ、八方までバス
コース状況/
危険箇所等
特筆すべき危険箇所はないが、天狗原への下りは岩地獄で神経を使う
猿倉荘の横から出発。
2015年08月20日 06:20撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/20 6:20
猿倉荘の横から出発。
少し進むと、鑓温泉への分岐です。
2015年08月20日 06:32撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 6:32
少し進むと、鑓温泉への分岐です。
しばらくは林道歩き。
2015年08月20日 06:32撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 6:32
しばらくは林道歩き。
小蓮華山方面?
2015年08月20日 06:38撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 6:38
小蓮華山方面?
プチ渡渉。意外と深いので、上の木道を進んだ方が無難かも。
2015年08月20日 06:43撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 6:43
プチ渡渉。意外と深いので、上の木道を進んだ方が無難かも。
やけに豪快な砂防ダム。
2015年08月20日 06:46撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 6:46
やけに豪快な砂防ダム。
トリカブト。
2015年08月20日 07:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 7:06
トリカブト。
???
2015年08月20日 07:08撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:08
???
トラノオの仲間でしょうか。
2015年08月20日 07:08撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:08
トラノオの仲間でしょうか。
白馬尻小屋に到着。
2015年08月20日 07:18撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:18
白馬尻小屋に到着。
進行方向。
2015年08月20日 07:19撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:19
進行方向。
さあ、気を引き締めて出発です。
2015年08月20日 07:34撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:34
さあ、気を引き締めて出発です。
白いトリカブト?
2015年08月20日 07:38撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 7:38
白いトリカブト?
ブルーベリーっぽい。
2015年08月20日 07:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 7:44
ブルーベリーっぽい。
雪渓取り付きに到着。
2015年08月20日 07:51撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 7:51
雪渓取り付きに到着。
今日はチェーンスパイクでいきます。
2015年08月20日 07:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 7:59
今日はチェーンスパイクでいきます。
雪渓の上は、風が吹くと肌寒いぐらい。
2015年08月20日 08:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 8:19
雪渓の上は、風が吹くと肌寒いぐらい。
あちこちにあります。
2015年08月20日 08:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 8:26
あちこちにあります。
たしかに、こんなのが落ちてきたら…
2015年08月20日 08:27撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 8:27
たしかに、こんなのが落ちてきたら…
だいぶ上がってきました。
2015年08月20日 08:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 8:26
だいぶ上がってきました。
取り付き地点は見えません。
2015年08月20日 09:04撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 9:04
取り付き地点は見えません。
秋道への取り付き地点。それ以上進まないように、ロープがかけられています。
2015年08月20日 09:07撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 9:07
秋道への取り付き地点。それ以上進まないように、ロープがかけられています。
こうしてみると結構な角度です。
2015年08月20日 09:11撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 9:11
こうしてみると結構な角度です。
たしかに、この上を歩いたら危険ですね。
2015年08月20日 09:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 9:18
たしかに、この上を歩いたら危険ですね。
ここからは秋道で登ります。
2015年08月20日 09:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 9:30
ここからは秋道で登ります。
止まるなとの注意書きがあちこちにあります。
2015年08月20日 09:32撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 9:32
止まるなとの注意書きがあちこちにあります。
でもがんがん急登なのでつい止まってしまいます。
2015年08月20日 10:00撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 10:00
でもがんがん急登なのでつい止まってしまいます。
戸隠、高妻、妙高あたりの模様。
2015年08月20日 10:10撮影 by  iPhone 6, Apple
4
8/20 10:10
戸隠、高妻、妙高あたりの模様。
小さな避難小屋。
2015年08月20日 10:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 10:19
小さな避難小屋。
このユリっぽい花は?(クルマユリの模様)
2015年08月20日 10:34撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 10:34
このユリっぽい花は?(クルマユリの模様)
お花畑!
2015年08月20日 10:53撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 10:53
お花畑!
まるで天国へ続く道のよう。
2015年08月20日 10:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 10:52
まるで天国へ続く道のよう。
その後は心臓破りの急階段で、リアルで天国へ行ってしまいそう。
2015年08月20日 11:00撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:00
その後は心臓破りの急階段で、リアルで天国へ行ってしまいそう。
が、がんばってるんですが、足が…
2015年08月20日 11:17撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 11:17
が、がんばってるんですが、足が…
ウルップソウかな?
2015年08月20日 11:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:19
ウルップソウかな?
やっと頂上宿舎に到着。
2015年08月20日 11:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:24
やっと頂上宿舎に到着。
山荘まで、まだ登るのか…
2015年08月20日 11:26撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 11:26
山荘まで、まだ登るのか…
稜線に到着。後ろは旭岳。
2015年08月20日 11:45撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:45
稜線に到着。後ろは旭岳。
うぉっ!
2015年08月20日 11:45撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:45
うぉっ!
山荘の後ろに白馬岳。
2015年08月20日 11:45撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:45
山荘の後ろに白馬岳。
杓子、白馬鑓、丸山。
2015年08月20日 11:45撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:45
杓子、白馬鑓、丸山。
毛勝三山は雲がち。
2015年08月20日 11:46撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:46
毛勝三山は雲がち。
槍発見!右隣は赤沢岳?
2015年08月20日 11:47撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:47
槍発見!右隣は赤沢岳?
剱から立山。その左は黒部五郎?
2015年08月20日 11:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:52
剱から立山。その左は黒部五郎?
剱アップ。
2015年08月20日 11:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:54
剱アップ。
立山の奥に、黒部五郎から水晶あたりまで。
2015年08月20日 11:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 11:54
立山の奥に、黒部五郎から水晶あたりまで。
本日の宿、白馬山荘に到着。
2015年08月20日 12:04撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 12:04
本日の宿、白馬山荘に到着。
山荘の前からの眺め。
2015年08月20日 12:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 12:05
山荘の前からの眺め。
受付を済ませ、ザックをデポして山頂に向かいます。短い距離ですが、足が動かずきつい。
2015年08月20日 12:27撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 12:27
受付を済ませ、ザックをデポして山頂に向かいます。短い距離ですが、足が動かずきつい。
山頂到着。
2015年08月20日 12:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 12:40
山頂到着。
雲が出てきてしまいました。
2015年08月20日 12:41撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 12:41
雲が出てきてしまいました。
これを人力で運んだとは…
2015年08月20日 12:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 12:42
これを人力で運んだとは…
山荘を見下ろして。ガスが出て遠望はなくなりました。
2015年08月20日 12:51撮影 by  iPhone 6, Apple
8/20 12:51
山荘を見下ろして。ガスが出て遠望はなくなりました。
山荘に戻って、ケーキセットを注文。
2015年08月20日 13:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 13:08
山荘に戻って、ケーキセットを注文。
こんな景色を眺めながら、優雅なコーヒーブレイク。
2015年08月20日 13:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 13:08
こんな景色を眺めながら、優雅なコーヒーブレイク。
夕食です。
2015年08月20日 17:15撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 17:15
夕食です。
朝食です。
2015年08月21日 05:20撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 5:20
朝食です。
2日目は朝から雨&ガス…
2015年08月21日 05:55撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 5:55
2日目は朝から雨&ガス…
2度目の山頂です。
2015年08月21日 06:09撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 6:09
2度目の山頂です。
眺望がないので早々に通過。少し下ったところから振り返って。
2015年08月21日 06:17撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:17
眺望がないので早々に通過。少し下ったところから振り返って。
雲の切れ間から、雪倉岳方面が見えました。
2015年08月21日 06:29撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:29
雲の切れ間から、雪倉岳方面が見えました。
三国境。
2015年08月21日 06:40撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:40
三国境。
大池方面はこっちです。
2015年08月21日 06:40撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:40
大池方面はこっちです。
雪倉岳は端麗な山ですね。
2015年08月21日 06:53撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:53
雪倉岳は端麗な山ですね。
雪倉へ続く稜線もたおやかで美しい。
2015年08月21日 06:53撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:53
雪倉へ続く稜線もたおやかで美しい。
雪倉の奥に、五輪山、黒負山。その奥は黒姫山、明星山。朝日岳は雪倉に隠れている模様。
2015年08月21日 06:53撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 6:53
雪倉の奥に、五輪山、黒負山。その奥は黒姫山、明星山。朝日岳は雪倉に隠れている模様。
偽ピークをいくつか越えて、
2015年08月21日 07:00撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 7:00
偽ピークをいくつか越えて、
やっと小蓮華山が見えてきました。
2015年08月21日 07:08撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 7:08
やっと小蓮華山が見えてきました。
小蓮華山到着。
2015年08月21日 07:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 7:14
小蓮華山到着。
リアル山頂は崩壊の危険があるため入れません。
2015年08月21日 07:15撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 7:15
リアル山頂は崩壊の危険があるため入れません。
美しい縦走路です。先に見えるのは船越ノ頭。
2015年08月21日 07:52撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/21 7:52
美しい縦走路です。先に見えるのは船越ノ頭。
雪倉はほんときれいですね。朝日岳山頂は雲に隠れているようです。
2015年08月21日 07:54撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 7:54
雪倉はほんときれいですね。朝日岳山頂は雲に隠れているようです。
やはり人名を思い浮かべてしまうな…
2015年08月21日 07:59撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/21 7:59
やはり人名を思い浮かべてしまうな…
大池が見えてきました。
2015年08月21日 08:10撮影 by  iPhone 6, Apple
6
8/21 8:10
大池が見えてきました。
大池山荘に到着。
2015年08月21日 08:35撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 8:35
大池山荘に到着。
山荘の左を入ると白馬乗鞍方面。
2015年08月21日 08:49撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 8:49
山荘の左を入ると白馬乗鞍方面。
静かな大池です。
2015年08月21日 08:50撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 8:50
静かな大池です。
岩ゴロの登り。ガスで眺望もなく、きつい。せめてライチョウでも出てきてくれないかな…
2015年08月21日 08:58撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 8:58
岩ゴロの登り。ガスで眺望もなく、きつい。せめてライチョウでも出てきてくれないかな…
…って、え、えっ?
2015年08月21日 09:12撮影 by  iPhone 6, Apple
5
8/21 9:12
…って、え、えっ?
ほんとにライチョウが!こちらはお母さんのようです。
2015年08月21日 09:13撮影 by  iPhone 6, Apple
12
8/21 9:13
ほんとにライチョウが!こちらはお母さんのようです。
ヒナの声がする方を見守っています。
2015年08月21日 09:14撮影 by  iPhone 6, Apple
10
8/21 9:14
ヒナの声がする方を見守っています。
ヒナは2羽いました。
2015年08月21日 09:15撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:15
ヒナは2羽いました。
驚かせてごめんね。元気で暮らすんだよ〜
2015年08月21日 09:16撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:16
驚かせてごめんね。元気で暮らすんだよ〜
ガスガスで何も見えない白馬乗鞍山頂。
2015年08月21日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
2
8/21 9:24
ガスガスで何も見えない白馬乗鞍山頂。
…って、え、えっ、また?
2015年08月21日 09:28撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:28
…って、え、えっ、また?
今度は2羽です。お母さんと大きいヒナ?つがい?
2015年08月21日 09:29撮影 by  iPhone 6, Apple
4
8/21 9:29
今度は2羽です。お母さんと大きいヒナ?つがい?
ライチョウたちが無事子孫を残してゆけることを願います。
2015年08月21日 09:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:30
ライチョウたちが無事子孫を残してゆけることを願います。
君たちも元気で暮らすんだよ〜
2015年08月21日 09:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:30
君たちも元気で暮らすんだよ〜
雪渓を横断します。
2015年08月21日 09:39撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 9:39
雪渓を横断します。
アイゼンなしても大丈夫そう。
2015年08月21日 09:41撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 9:41
アイゼンなしても大丈夫そう。
雪渓が終わると、岩々の鬼下り。
2015年08月21日 09:46撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 9:46
雪渓が終わると、岩々の鬼下り。
ひたすら岩。雨の日でもあり、ものすごく神経を使います。
2015年08月21日 09:58撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/21 9:58
ひたすら岩。雨の日でもあり、ものすごく神経を使います。
木道に出てきました。
2015年08月21日 10:12撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 10:12
木道に出てきました。
天狗原です。
2015年08月21日 10:16撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 10:16
天狗原です。
ここからも、下りやすいとは言えない道が続きます。
2015年08月21日 10:28撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 10:28
ここからも、下りやすいとは言えない道が続きます。
水場。銀嶺水、だったかな?
2015年08月21日 10:37撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 10:37
水場。銀嶺水、だったかな?
ここまでくれば、長かった下りもそろそろ終わり。
2015年08月21日 11:04撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 11:04
ここまでくれば、長かった下りもそろそろ終わり。
お疲れ様でした…
2015年08月21日 11:11撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 11:11
お疲れ様でした…
実はゴンドラまでもうちょっと歩きます…
2015年08月21日 11:21撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 11:21
実はゴンドラまでもうちょっと歩きます…
撮影機器:

感想

「遅れてきたお盆休み」山行です。昨年は家族で富士山に行きましたが、今年は単独です。行き先は、北岳と白馬で迷いに迷った末、初日の天気が多少はましのようだった白馬へ。行くと決めたからには、早朝2時出発で気合十分で乗り込みます。

八方の第2駐車場では、タクシーの運転手さんが、バスの出発時間前に相乗りを募っていました。片道1000円と、バスより70円ほど高いですが、多少なりとも時間の余裕ができるに越したことはないので、活用することにします。

猿倉から白馬尻小屋までは、林道のち登山道の、ウォーミングアップ程度の登り。(といいつつも、標高差300mほど登ります)白馬尻から少し先で、いよいよ雪渓への取り付き地点です。今回は、皆さんのレコ等を参考に、チェーンスパイクを使ってみました。装着、脱着の簡便さはもとより、実際に歩いてみた感触も、全く問題ありませんでした。とはいえ、チェーンスパイクは刃が短いので、傾斜がもっと急だったり、雪が腐って滑りやすかったりといった環境では、ちょっと恐いかもしれません。

8月20日時点では、雪渓上を標高差500mほど登ってから秋道に取り付きます。雪渓上は、風が吹くと涼しいを通り越して肌寒いぐらいです。歩幅を自分で調節しやすい分、岩が多い道よりも、雪渓の方が個人的には楽に登れる気がします。しかし、恐いのはやはり落石。左前方の杓子岳方面から、カラカラ、カラカラ、という音が頻繁に聞こえます。今回は幸い大きな落石はありませんでしたが、ガスで視界がきかないときなどは、特に恐いですね。

秋道に取り付くと、稜線に向けて突き上げるような一気の急登が続きます。落石危険、止まるなとの表示があちこちにありますが、そう言われても足が止まってしまいます。雪解け水が登山道を流れているところも多数。防水のシューズは必須です。さらに進むとようやく村営頂上宿舎が見えてきます。まるで天国に続くかのようなお花畑の中を歩きますが、息も絶え絶えでなかなか花に目をやる余裕がありません。

何とかたどり着いた頂上宿舎で一服した後、本日の宿、白馬山荘に向かいます。稜線に出ると、白馬三山はもとより、剱、立山、毛勝三山、そして槍ヶ岳までの展望が一気に開けました。予報が悪く期待していなかったので、これだけの眺望が望めれば上出来です。後立山から望む剱は、やはり存在感が違います。誰しもが憧れを抱くのにふさわしい山だと実感させられます。

急登で痛めつけられた足に鞭打って、ようやく山荘に到着。受付を済ませた後、ザックをデポして山頂までピストンします。山頂まで登る間に、剱などは雲の中に姿を消してしまいました。証拠写真を撮って早々に山荘まで引き返します。

山荘の混み具合は、平日のためか、布団1人に1枚は十分確保できる状態でした。食事は先着順ですが、来た人は待ちなしで全員入れたようです。雨が降ってきて夕日も見えないので、消灯時間まで、談話室の漫画やらを読んでまったり過ごします。

翌朝起きてみると、外は雨&深いガス。ご来光は全く期待できません。GPVの予報でも、1日中本降りの雨っぽい。待っていても状況が好転しそうにないので、朝食を済ませてすぐ、雨具を着込んで出発することにします。幸い風はそれほどでもありません。

何も見えない白馬岳山頂を通過し、三国境、登り返して小蓮華山へと進みます。時々雲が薄くなると、これから歩いてゆく稜線が姿を現します。稜線上を縦走してるんだなという実感がわいてくる瞬間です。日帰り山行でいける範囲だと、こういう景色にはなかなか簡単には出会えません。泊まり山行だからこそ味わえる、ぜいたくだと思います。

今回雲間から見えた景色の中で、特に目をひいたのが、雪倉岳です。何ともたおやかで美しい山容に、一目ぼれしてしまいました(笑)いつかは行きたい山が、また増えてしまいました。

降り続く雨の中でも、楽しい稜線縦走を満喫し、白馬大池に到着。ここからは、岩ゴロで歩きにくい白馬乗鞍岳を乗っ越して、栂池まで一気の下りです。ここで、ガスがさらに濃くなって、景色は何も見えなくなりました。

こうなってしまうと、あとの楽しみは、ガスが濃いときに現れやすいというライチョウ。実はここまでの間も、小蓮華山の近くや雷鳥坂でそれっぽい鳴き声を聞いていたのですが、結局は出会えずじまい。今日は天気もライチョウにも縁のない日なのかな、などと考えながら歩いていたら、いきなりすぐ目の前にライチョウの親子が出現。丁度ライチョウのことを考えている瞬間だったので、ビビリました。さらに、白馬乗鞍岳山頂を過ぎたところで、今度は別のライチョウにも遭遇。まさか短時間で2度も見られるとは。幼いヒナを、はらはらしながら見守っているお母さんの姿が何ともけなげです。ライチョウたちが、絶滅の危機を乗り越えて、いつまでもその姿を見せてくれるよう願いたいものです。

白馬乗鞍を過ぎて、天狗原までの下りは、岩が多く下りづらい、疲れる道です。雨で滑りやすいときは、余計に神経を使います。転倒したら、自力下山不可能な重傷を負いかねません。天狗原から先、栂池自然園までも、決して足元がよいとはいえない、歩いていて長く感じる道のりでした。ともあれ、降り続く雨の中を、何事もなく無事歩き通せてほっと一安心です。

雨などで大変でしたが、色々と印象に残る思い出も多かった山行でした。次は、今年行けなかった北岳(白峰三山?)か、好天時の白馬岳リベンジか、はたまた一目ぼれした雪倉岳か、気が早いですが、来年の夏休みに向けての楽しい悩み(?)が増えそうです。

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