乳頭国民休暇村から秋田駒ヶ岳へ 「ガスと藪の山行」
750RS
- GPS
- 07:10
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,309m
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| 天候 | 曇り(終日ガス、一時霧雨) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
藪の状況 国民休暇村―笹森分岐間 → 森林限界〜笹森分岐 焼森分岐―湯森分岐間 → 焼森分岐〜湯森鞍部間 特に国民休暇村―笹森分岐間の森林限界(ダケカンバ)〜笹森分岐がひどい状況となっている。今回は歩いていないが中生保内コース(金十郎長根)の御坪分岐〜水沢分岐も相当ひどい状況である。 公園管理員さんのお話によると県の予算の問題とか・・・秋田駒ヶ岳は今や・・・秋田県を代表する観光地ですよ。秋田県さん・・・これでいいんですか・・・ |
| その他周辺情報 | 温泉は国民休暇村、乳頭温泉、田沢湖高原温泉、水沢温泉、アルバこまくさなど多数あり |
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装備
| 個人装備 |
雨具
傘
ポンチョ
地図(1/2.5万)
コンパス
GPS
ヘッドランプ
ハンドライト
ろうそく
コンロ
コッヘル
箸
ナイフ
鉈
フリース
タオル
医療品
主食
副食
行動食
非常食
予備の水(1ℓ)
お茶(0.6*3)
スポーツドリンク(0.5*2)
防寒用アルミシート
手袋
カイロ
|
|---|---|
| 共同装備 |
なし
|
| 備考 | 下刈り用の鎌・・・登山道を刈ってあげたかった(笑) |
感想
高校野球も終わり、大曲の花火も昨日終わった・・・秋田の夏も終わったようだ。木曜日から金曜日にかけて東京出張となった。ANAで往復・・・東京はもっと暑いかと思ったが、生憎のお天気で過ごしやすい気温で助かった。汗たらたらを予想していたが・・・でも湿度は高く、特に地下鉄永田町駅の改札口あたりが一番暑かった。
秋田に戻り、土曜日は生憎の雨・・・整形外科でリハビリをする。右膝の具合がイマイチ・・・日曜日の登山に向けて入念に動かしてみる。
そして日曜日・・・起床は4時30分、5時に出発の予定だった。行先は乳頭国民休暇村、ここから笹森を経由して秋田駒ヶ岳へ、時間があれば乳頭まで縦走かと・・・目論んだ。藪化が進行している登山道の状況も見たいし・・・積雪時はよく歩いているが・・・緑のブナの森の登山道はしばらくぶりだ。
目が覚めた・・・時間は6時・・・なんということだ。相変わらずだ。(いつもどおりだ(笑)) 予定を1時間30分も超過している。急ぎ準備し、昨日、買い置きしたスーパーナ○スの冷やし中華2食を食し、バナナと麦茶を流し込む。そして出発する。
途中、La▲sonで食料を調達し、車は乳頭へ、一般道を高速で走る。(笑)・・・これでも長期無事故無違反なんですよ。秋田県警さん。
予定より1時間30分遅れで登山口となる国民休暇村に到着する。さぁ・・・登るぞ。旧乳頭スキー場のゲレンデを淡々と登る。ススキが浸食し藪化が進行しているところがある。特にゲレンデから登山道へ移るところなんか・・・意味不明の白いテープがあったりして・・・私は迷いそうになりました。(笑)
ブナの快適な登山道を行く、途中、ホンナ沢と石黒沢の分水嶺の痩せた尾根を行くとホンナ沢の源頭と思われる湧水地点に着く。こんこんと湧きだした水はホンナ沢となりやがて先達川に吸収され玉川へと落ちていく。
ここから少し斜度が増す・・・しかし淡々と登っていく。先行者の御一行に追いつく。二組のカップルと元気な男の子でした。(推定ではおじいさん＆おばあさんとご両親＆子供さん・・・かな) 無事に藪を越えられたでしょうか・・・とても気になりました。
森林限界付近にはオオシラビソ(アオモリトドマツ)とダケカンバがあり、ここを越えるとチシマザサ(ネマガリダケ)の密生した登山道???
となる。私の背丈(175��)ほどのササが密生し、足元が見えない・・・勘で歩くしかない。下りはもっと心配だ。何とかササの障害を抜けるとロープ場があったり、ガレ場があったり・・・笹森コースは変化に富んだ良いコースだ。(笑)
障害物競争??を無事に抜けると笹森分岐に到着する。ここからは少しまともな登山道となる。笹森山頂に向かい、山頂から秋田駒ヶ岳＆田沢湖でも眺めようかと思ったが・・・ガスガスで真っ白・・・残念だ。
8合目へ向かう。しかし、秋田駒ヶ岳へ登るのに・・・乳頭国民休暇村から向かう人って・・・どうなんでしょうか?? たぶんいないでしょうね。楽ちんバスで一気に8合目でしょうね。なんて考えながら歩きにくいガタガタの登山道を下る。途中、赤倉沢の源頭を渡渉する。坂を登ると8合目の小屋が見える。ちょうどバスが着いたあとのようで、このお天気でも結構な賑わいだ。結構なことである。トイレで小をして、水をいただく・・・美味しい。靴を洗ってくださいって看板がある。洗いたいものはたくさんあるが・・・なかなか洗われないモノばかりだ。(笑)
ちょっと油断??した間に団体さんがどんどん出発する。順番に越させてもらおう・・・途中で自然公園管理員さんと少し話をさせてもらった。登山道の藪の話をさせてもらった。管理員さんいわく・・・県の予算が無いとのこと・・・困った話だ。県の自然保護課へ話してほしいとのこと。秋田駒ヶ岳は今や秋田を代表する観光地??だ。これでいいんですか???・・・秋田県さん。知事さん、よろしくお願いしますよ。ボランティアで草刈したら・・・知事から「褒美は何が良い???」って聞かれるんでしょうか???(笑)
片倉の展望広場もガスで展望は利かない。素通りし、阿弥陀池へ向かう。数組のパーティを追い越し、木道へ到着する。ガスで煙る湖畔の木道を男女岳へ・・・小屋の手前で左折し、石畳みの登山道を登っていく・・・そして道は階段となり、東側から心地よい風がありがたい・・・そして、息も絶え絶えになったころ、一等三角補点のある秋田駒ヶ岳の最高峰「男女岳」へ到着する。残念なことに・・・展望は全く利かない。仕方ないのでここで人間もエネルギーを補てんする。稲荷寿司、おにぎり、大福、バナナを食し、ミネラル麦茶を飲む。夏の登山は熱中症が気になる。だから今日も十分な水分を持参した。
ここから避難小屋を経て、男岳へ向かう。男岳山頂で二礼二拍手一礼し・・・眺望はガスでまったく利かない・・・予定では男岳から五百羅漢側に下りて、女岳鞍部を経て、馬場の小路、大焼砂、横岳と進む予定だった・・・何よりコマクサが見たかった。しかし、男岳から少し下ってもガスは一向に消えない・・・再び男岳へ登り、来た道を戻る。男岳鞍部から馬の背を越え、横岳へ向かう。馬の背はまだまだ花が見られた。ガスで煙った岩峰はなんか中国的(行ったことはないが・・・)な雰囲気だった。
横岳へ到着し、先に出発した団体さんの少しあとを行く。焼森の手前、登山道が広くなったところで越させてもらった。焼森に近づくと諦めていたコマクサが少し咲いていた。最後のコマクサだろう。ありがとう・・・また来年だね。
焼森分岐から県境縦走路を下る。途中からササがうるさくなってくる。だんだんと藪化が進行している。メインの縦走路でこの状態なら・・・マイナーな中生保内の御坪分岐〜水沢分岐とか今日の笹森とか・・・当然のことだろうと思った。1年に1度とは言わないが・・・せめて3年に1度くらいは刈ってほしいものだ。
途中、粋で洒落た案内看板を眺めて・・・淡々と湯森の南斜面を登る。少し雨が降り出した・・・雲が低い。やはり乳頭山までは無理だろうか・・・湯森から笹森へ下ろう・・・なんて考えていると、あっという間に湯森分岐だ。三角点はちょっと先なので三角点を確認して分岐に戻る。大福を補給し、霧雨のなか、笹森分岐を目指して下る。下るにしたがって霧雨が止んできた感じがする。県境稜線は雲が低く垂れこんでいる。雨だろうなー・・・やはりこちらが正解だったことだろう。
笹森分岐を過ぎ、またあのアトラクションへ・・・藪・藪の下りだ・・・足元が見えないのが不安だ。途中・・・足がもつれて千鳥足のおじさんのような足取りで・・・藪を何とか通過する。(笑)
またダケカンバとオオシラビソを越え、ブナの森へ戻ってきた。あとは快適な登山道だ・・・・淡々と下る。途中、ヤマブドウを探したりしながら・・・スキー場のゲレンデあとをおりきるとゴールの休暇村はすぐだ。
今日もガスで展望は無かったが・・・とてもいい山行だった。右ひざはそれほど痛まず・・・何とか下山できた。今日も無事に・・・ありがたいことだ。あとは安全運転で高速で行こう・・・途中・・・秋田名物「ババヘラアイス」を食し、無事に帰宅した。次は・・・どこへ(笑)
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ヤマレコ見たらまさにそういう状況だったので、かなり躊躇したのです。
私はそこ歩くのは気持ち的にムリです(^^;;
草刈り全然してないようですね。
とうとう一ヶ月以上山に行ってません💦
来月こそはきっと！八幡平、岩手山途中まででも行きたいです。
秋田駒も八合目からなら行きたいものです。
hamuko さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
はい、確かに藪でした。
かなり強烈に藪化しています・・・
3年に一度くらいは刈ってほしいものです。
そうですか・・・一か月以上になりますか。
北海道以来ですよね。
体調はどうでしょうか・・・
来月こそは・・・岩手山や八幡平・・・
秋田駒ヶ岳・・・
ぜひ来てください。
未だ行けてない秋田駒。
今年もコマクサが終わってしまったみたいなので、
来年に持ち越します。
乳頭〜笹森の笹、元気ですね。
ここから乳頭周回する方もいらっしゃるので、
なんとかお願いしたいものです。
膝は以前のようにとはいかない感じですか？
お大事にしてください。
todohLX さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
確かに・・・秋田駒ヶ岳のコマクサは来年ですね。
山はすっかり秋の気配です。
タカネザクラ(ミネザクラ)の紅葉も始まっていました。
そうですね。
笹森山〜乳頭山への周回もたくさんいるでしょうから。
是非、何とかしてもらいたいものですが・・・
公園管理員の方のお話だと予算が無いようです。
県の自然保護課が担当のようですが・・・
左足の肉離れ以降・・・
右足を使い過ぎたようです。
左足はよくなりましたが・・・
以前のような距離とスピードはちょっと無理かなって思っています。
年も年ですし・・・回復はしないでしょう。
でも20�舛阿蕕い浪燭箸�なりますからね。
ご心配いただき恐縮です。
ありがとうございます。
またしても秋田駒ですか。秋田市からは１時間２０分（高速で）だと圏内ですね。湯沢からだと2時間かかるので，大変です。
大福，バナナ，ばばへら，「うみゃもの」食べてますね。バナナは手が届かないけど，大福なら山で食べるのもいいかな。
conan さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そうですね。秋田駒ヶ岳界隈・・・好きな山域なんですよ。
秋田市から近いですし、高度感もありますし、展望も良いし、花も多いし・・・
秋田県でも鳥海山につぐ山岳だと思いますよ。
秋田市から1時間20分は一般道を高速??で走っての所要時間です。(笑)
湯沢市からですと一般道も信号などが多そうですね。
だらだら走るとかえって疲れますからね。
うめ(みゃ)もの・・・いろいろありますが・・・
山ではバナナは定番です。
大福とか・・・餅菓子類も簡単で良いですね。
これからは、山で焼き芋を暖める方法を検討しています。(笑)
暖かいものがごちそうになる季節になりますからね。
ところでconanさん、バナナは手が届かないって・・・
私たちの子供の頃のお話ですか・・・
お疲れ様でした
今回も歩かれましたね〜
とてもリハビリしている人の足とは思えません(*´▽｀*)
秋駒、乳頭界隈の藪何とかして欲しいです
行政任せに出来ないのであれば行きますよ、私
草刈機持って行きますから、山の麓に近い方に充てて下さい
nonokaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
先日のnonokaさんのヤマレコを拝見し、行ってみようと思った次第です。
計画では男岳から馬場の小路に下りて、大焼砂を経由し、縦走路を北上する予定でした・・・しかし、起床時間と天候等の関係でだいぶ計画を縮小しました。いつもこんな感じですよ。(笑)
リハビリ中ですが・・・登りは何ともありません。(体力が無いのできついですが(笑))
下りがダメですね。十分な準備運動と事後運動が必須です。
年なので・・・回復は無理でしょうが・・・
登山道の草刈・・・「草刈正雄」??さんにお願いしたいですね。(笑)
でも、勝手に草を刈ると自然公園法違反ですから・・・
困ったものです。
nonokaさんのような志のある人はたくさんいると思います。
コーディネイトして、許認可をやってくれる方がいれば・・・
実現しそうですが・・・
麓に近い方ですか・・・遠慮なさらず・・・
山頂付近をお願いします。(笑)
750RSさん、こんばんは。
今回は秋田駒ヶ岳でしたか。
しかしいろいろなルートがあるんですね。
特に乳頭縦走は先に750RSさんが辿られたバスを利用するルートのほかにも、こうして周回して、縦走することもできるんですね。距離はなかなか長そうですが…
国民休暇村から笹森を経由して駒ヶ岳に至ルートは、積雪期では一般的な？ルートなのでしょうか。できたら今度山スキーで挑戦してみたいですね
秋田駒、結局未だ行くことができていませんが、今週末は久々の秋田の山行を予定しておりまして、秋田駒の近く！？、秋田焼山に登りながらのんびり温泉泊を楽しんできたいと思います
膝の具合は心配ですね…。
秋には神室縦走も控えていることですし！？、どうかお大事になってください
Odentosさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
はい、しばらくぶりに秋田駒ヶ岳へ行ってきました。
天候と膝の調子が良ければ、もう少し早くコマクサを眺めに
行きたかったのですが・・・
そうですね。
いろいろなルートがあります。
乳頭国民休暇村からはブナの森を抜けていきます。
なかなか良いですよ。
今回ももう少し早起きで天候が良ければ、乳頭山まで縦走する
予定だったのですが・・・(笑)
そうですね。積雪期のルートとして一番一般的なのは
アルバこまくさから、旧高原スキー場を登る(または雪上車)のが良いかと思います。
8合目からはシャクナゲコースをたどり、途中から阿弥陀小屋方向へ抜け男女岳を目指します。
または今回のコースで8合目へアプローチするのも良いでしょう。
笹森山の北東斜面は雪庇が発達しますので通過の際は注意が必要です。
あとは孫六温泉口から田代平山荘へ向かい、乳頭山に登るコースもあります。
まだいろいろなアプローチがあると思いますが・・・
厳冬期の男岳へのダイレクトアクセスは状況が分かりませんが・・・
リフトを降りて直登をする方はいるようです。
秋田焼山も良いですよ。
眺めも良いですし。
後生掛からでも玉川からでも♨を楽しめますからね。
愉しんできてください。
はい、ありがとうございます。
神室連峰周回・・・それに虎毛山〜高松岳の縦走、長坂道から鳥海山・・・ロングコースばかりですが・・・(笑)
膝が持つといいのですが・・・
新しい膝の部品???・・・売っていませんか???
長らく訪問もせずに失礼しました。
あれれ？8月がラスト山行記録ですか(´･_･`)忙しい毎日でしょうか。
草刈り、わたしはさみ持っていきます！！
そういえば男女岳へは立ったことないです。今度は行かなきゃて思いました。
今日から普通の山生活復帰します(^-^)
またよろしくです！
kimberlite さん、コメントありがとうございます。
そうです・・・8月がラストでした。
右ひざの具合や天気が・・・なかなか合わずに・・・
本日、鳥海山(長坂道)を登ってきました。
相変わらず、朝は起きられず・・・
山ノ神登山口を7時過ぎの出発でしたが・・・何とか日没前に帰ってきました。
今日は職場の若者(とは言っても40代ですが)を随行員として連れて行きました。
後ほどアップしますので・・・お楽しみに。
kimberlite さん、秋田駒ケ岳の男女岳に登りましょう。
お待ちしています。
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