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Yamareco

記録ID: 7058926
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

宝剣岳・檜尾岳 RW↗↘檜尾尾根でプチ縦走檜尾小屋テント泊

2024年07月23日(火) 〜 2024年07月24日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.1km
登り
648m
下り
2,090m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:30
合計
5:30
7:30
60
千畳敷駅
8:30
9:00
20
9:20
40
10:00
20
10:20
60
11:20
80
12:40
20
13:00
2日目
山行
3:20
休憩
0:00
合計
3:20
5:10
60
7:10
80
8:30
檜尾登山口
天候 7/23(火)晴れ 稜線風やや強し
7/24(水)ガス 午前7時より断続的な雨
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<アクセス・駐車場>
ナビで「菅の台バスセンター」へ。未舗装300台。水洗トイレあり。
800円/24H。出庫時精算。駐車場内に自販機あるもゴミ箱はなし。
RW+バスは繁忙日設定によって料金・運行時間に変動あり。
この日はB料金運行。片道2340円。バス始発6:15。千畳敷7:15。
チケット列とバス待ち列は別。オンラインでチケット購入可。
ただしチェック時電波ない場所があり、QRスクショ等が必要。
チケット列に並ばなくてよくなります。
https://www.chuo-alps.com/
しらび平駅、千畳敷駅に売店あり。水洗トイレあり。自販機あり。
千畳敷駅はレストラン・カフェあり。
檜尾橋バス停には東屋あり。菅の台バスセンターまで片道420円。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
菅の台バスセンター売店横と千畳敷駅内にあり。檜尾登山口はなし。

<千畳敷駅〜乗越浄土>
岩と木で出来た登山道。整備は行き届いていますが急登。混雑注意。
<浄土乗越〜〜宝剣岳〜三の沢分岐>
岩場鎖場。宝剣岳の北は比較的簡単。南は足場が見えない場所多し。
狭い岩場に行き違う人も多いので注意が必要。譲り合って。
<三ノ沢分岐〜極楽平〜島田娘〜濁沢大峰〜檜尾岳>
ピークごとにアップダウンあり。濁沢大峰の南には鎖場あり。
<檜尾岳〜シャクナゲのピーク〜赤沢の頭〜檜尾登山口〜檜尾橋>
檜尾小屋の少し先から灌木の樹林帯となる。
木の幹や石の多い細めのトラバースが続く。道は明瞭。
赤沢の頭の先から斜度は緩み歩きやすいツヅラ折れトラバース。
4回細い沢を跨いだあと登山口に出る。少し下ると檜尾橋バス停。

<檜尾小屋>
小屋宿泊・テント泊共に予約制。有人避難小屋なので食事提供なし。
テント泊1名2000円。簡易トイレキット2回分付。別売1回分300円。
テント場に簡易トイレブースあり。そこで購入可能。
利用後トイレ横の専用ゴミ箱に使用済みゴミ袋を廃棄する。
テントスペースは小屋で場所指定あり。先に小屋で受付要。
渡された番号札と対になる場所に幕営。番号はテント場に回収箱あり。
売店でカップ麺や飲料販売あり。水場は小屋から尾根下って5分。
以前は細い水場だったが整備されて水豊富になってました。
https://www.hinokio-chuoalps.com/
RW千畳敷駅に上がると即絶景の南アルプス。
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RW千畳敷駅に上がると即絶景の南アルプス。
剣ヶ池越しの絶景宝剣岳。雪解けの澄んだ水が湧いていました。
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剣ヶ池越しの絶景宝剣岳。雪解けの澄んだ水が湧いていました。
シナノキンバイと絶景。
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シナノキンバイと絶景。
ハクサンイチゲと絶景。
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ハクサンイチゲと絶景。
乗越に上がる途中で千畳敷駅のあるホテル千畳敷と南アルプス。
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乗越に上がる途中で千畳敷駅のあるホテル千畳敷と南アルプス。
乗越浄土から宝剣山荘と中岳。RWで運搬に難がないのかソフトクリームが食べられます。風寒くて無理だったけど。
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乗越浄土から宝剣山荘と中岳。RWで運搬に難がないのかソフトクリームが食べられます。風寒くて無理だったけど。
ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣岳。
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ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣岳。
ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣岳と天狗荘と宝剣山荘。
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ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣岳と天狗荘と宝剣山荘。
ちょっとばかし伊那前岳方面から千畳敷駅越しに中央アルプス南への稜線。最奥左が空木岳、右が南駒ヶ岳。
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ちょっとばかし伊那前岳方面から千畳敷駅越しに中央アルプス南への稜線。最奥左が空木岳、右が南駒ヶ岳。
ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣山荘と真ん中に中岳、その隣奥が木曽駒ヶ岳。
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ちょっとばかし伊那前岳方面からの宝剣山荘と真ん中に中岳、その隣奥が木曽駒ヶ岳。
伊那前岳を臨む。これからの行程があるのでここから南へ向かいます。
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伊那前岳を臨む。これからの行程があるのでここから南へ向かいます。
ちょっとばかし伊那前岳方面からの濃ヶ池と将棋頭山。
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ちょっとばかし伊那前岳方面からの濃ヶ池と将棋頭山。
天狗の鼻。いい横顔。
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天狗の鼻。いい横顔。
少し宝剣岳側に登っての天狗荘と宝剣山荘と中岳。
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少し宝剣岳側に登っての天狗荘と宝剣山荘と中岳。
宝剣岳へ向かう鎖場。北からの宝剣岳ピストンは足場が見えやすいので難易度やや低め。
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宝剣岳へ向かう鎖場。北からの宝剣岳ピストンは足場が見えやすいので難易度やや低め。
宝剣岳付近から南への展望。左が主稜線。右に三ノ沢岳。今回は泣く泣く諦め。
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宝剣岳付近から南への展望。左が主稜線。右に三ノ沢岳。今回は泣く泣く諦め。
宝剣岳南は岩場の距離が長いのと足場が見えにくいのでやや難易度高いかも?
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宝剣岳南は岩場の距離が長いのと足場が見えにくいのでやや難易度高いかも?
宝剣岳の南付近から。木曽駒ヶ岳と中岳も。
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宝剣岳の南付近から。木曽駒ヶ岳と中岳も。
極楽平から三ノ沢岳へ向かう途中の素敵岩場。右の岩がブリリアントカットのダイヤモンドに見えると言って同意を得られたことはない。
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極楽平から三ノ沢岳へ向かう途中の素敵岩場。右の岩がブリリアントカットのダイヤモンドに見えると言って同意を得られたことはない。
島田娘を越えると人は皆無。手前に濁沢大峰。先に檜尾岳。檜尾小屋もよく見える。
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島田娘を越えると人は皆無。手前に濁沢大峰。先に檜尾岳。檜尾小屋もよく見える。
見えている小屋に向かう。以前は小さな馬蹄形の避難小屋が印象的だったけど、増築されて離れると四角く見える。
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見えている小屋に向かう。以前は小さな馬蹄形の避難小屋が印象的だったけど、増築されて離れると四角く見える。
濁沢大峰からの主稜線。結構下って登り返す;
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濁沢大峰からの主稜線。結構下って登り返す;
濁沢大峰の南には鎖場や梯子が少しある。難易度高くないがここは梯子を乗り換える必要あり。下ってから撮影。
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濁沢大峰の南には鎖場や梯子が少しある。難易度高くないがここは梯子を乗り換える必要あり。下ってから撮影。
檜尾岳から主稜線。左にラスボス的に空木岳。
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檜尾岳から主稜線。左にラスボス的に空木岳。
檜尾岳から檜尾避難小屋。増築された部分が見えています。テント場は手前にあるも急傾斜に隠れみえてません。
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檜尾岳から檜尾避難小屋。増築された部分が見えています。テント場は手前にあるも急傾斜に隠れみえてません。
少し下ってテント場と檜尾避難小屋。テント場は過去の避難小屋跡を整地して作ったようです。
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少し下ってテント場と檜尾避難小屋。テント場は過去の避難小屋跡を整地して作ったようです。
テント場付近は少しばかり花畑。
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テント場付近は少しばかり花畑。
檜尾水場。以前は細く枯れそうだったけど、小屋改修に合わせて整備されたのか豊富な感じでした^^
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檜尾水場。以前は細く枯れそうだったけど、小屋改修に合わせて整備されたのか豊富な感じでした^^
檜尾小屋。無人小屋時代は丸い建物と隣のトイレだけでした。増築されて無駄のない構造になってる印象でした。
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檜尾小屋。無人小屋時代は丸い建物と隣のトイレだけでした。増築されて無駄のない構造になってる印象でした。
テント場から空木岳。贅沢〜。と思いきやこのあとテントが立てられ見られなくなる。
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テント場から空木岳。贅沢〜。と思いきやこのあとテントが立てられ見られなくなる。
代わりに私のテントから常に見えていたのがライチョウ一家。これまた贅沢〜。
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代わりに私のテントから常に見えていたのがライチョウ一家。これまた贅沢〜。
ヒナ3羽連れのメス。自由なヒナたちはあちこちしてました。
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ヒナ3羽連れのメス。自由なヒナたちはあちこちしてました。
夕刻のテント場と檜尾小屋。南アルプスが背景。
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夕刻のテント場と檜尾小屋。南アルプスが背景。
夕刻の主稜線。このあとガスになり星空や街明かりの展望なし。
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夕刻の主稜線。このあとガスになり星空や街明かりの展望なし。
翌朝。ガスで真っ白かつ暗い。明瞭だが木の幹や根と石で少し歩きにくい。
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翌朝。ガスで真っ白かつ暗い。明瞭だが木の幹や根と石で少し歩きにくい。
白い。カンバ中心の森。
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白い。カンバ中心の森。
少し下るとシラビソ中心の森。
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少し下るとシラビソ中心の森。
結構急峻。
檜尾尾根には時折こうした梯子がかけられています。
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檜尾尾根には時折こうした梯子がかけられています。
いい雰囲気。この
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いい雰囲気。この
赤沢の頭を過ぎたら傾斜が弱まる。
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赤沢の頭を過ぎたら傾斜が弱まる。
笹刈りは最近してくれたばかりの様子。この付近で雨が強まり雨装備強化。おかけで全く濡れずに下山。
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笹刈りは最近してくれたばかりの様子。この付近で雨が強まり雨装備強化。おかけで全く濡れずに下山。
もうすぐ檜尾登山口。不安定な天気で降ってるくせに日が差したりする。
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もうすぐ檜尾登山口。不安定な天気で降ってるくせに日が差したりする。
ここを下ったら登山口。
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ここを下ったら登山口。
桧尾橋から。中々の水量。木曽駒は檜尾尾根異常に降ってるんですね、きっと。
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桧尾橋から。中々の水量。木曽駒は檜尾尾根異常に降ってるんですね、きっと。
檜尾橋バス停隣に東屋。ここで雨装備オフでバス乗車。濡れねずみで車内を濡らさずに済みました^^
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檜尾橋バス停隣に東屋。ここで雨装備オフでバス乗車。濡れねずみで車内を濡らさずに済みました^^
ハクサンチドリ。見頃から終盤。中央アルプスは他アルプスや八ヶ岳に比べると植生にやや乏しい。
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ハクサンチドリ。見頃から終盤。中央アルプスは他アルプスや八ヶ岳に比べると植生にやや乏しい。
タカネサギソウ。見頃。局所的に咲いていました。
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タカネサギソウ。見頃。局所的に咲いていました。
コマウスユキソウとタカネツメクサ。見頃。どこもかしこももさもさしていた。
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コマウスユキソウとタカネツメクサ。見頃。どこもかしこももさもさしていた。
クロユリ。咲き始め。結構株が多かったが蕾はまだ小さくしばらく楽しめそう。
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クロユリ。咲き始め。結構株が多かったが蕾はまだ小さくしばらく楽しめそう。
ミヤマキンバイ。見頃。ここだけもっさりでした。
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ミヤマキンバイ。見頃。ここだけもっさりでした。
ニッコウキスゲ。咲き始め。花畑にはならないけど、ここは細尾根で動物の食害にはあいにくいみたい。
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ニッコウキスゲ。咲き始め。花畑にはならないけど、ここは細尾根で動物の食害にはあいにくいみたい。
キソチドリ。ほぼ見かけず。
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キソチドリ。ほぼ見かけず。
アリドオシラン。見頃。多くはないけど咲いててくれました。嬉しい^^
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アリドオシラン。見頃。多くはないけど咲いててくれました。嬉しい^^
タマガワホトトギス。咲き始めから見頃。
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タマガワホトトギス。咲き始めから見頃。

感想

久々に中央アルプスを歩き、檜尾小屋でテント泊してきました。

天候、体力、アクセスなど鑑みて、
ギリギリ前日に決めましたが自分の選択は最良だったと思います。
1日目は快晴で絶景堪能、2日目は荒天も濡れることなく安全下山^^
テント場はちょっと斜めったトコを指定されたものの
常にライチョウ親子がうろつくポイントでとても幸せでした。

檜尾尾根を歩くのはちょうど10年振りでしたが、
それでも自分の中に情報があるのでそれを生かして歩けました。
樹林帯の尾根道は風の影響なく、太い沢の渡渉などもなし。
レインウエア上下着て、ザックカバーしてますが、
それでもショルダーハーネスとザックの背面からは濡れてしまう。
バス乗車もあるし濡らしたくないなと赤沢の頭以降、
傾斜が緩くなることがわかってたので折り畳み傘利用で歩きました。
傘を使えばショルダーハーネスやザック背面は濡れません。
顔周りや手も濡れないので快適ですし、
レインウエア上のジッパーが開けられるので蒸れにくいです。
檜尾橋バス停に到着し、東屋でレインウエアやザックカバーをオフ。
しれっと全く濡れていない状況でバス乗車し菅の台へ戻りました。

荒天予報もある中で計画完璧の山旅でした^^
唯一のイレギュラーは往路の車内仮眠中、
車にうめき声をあげた猫がぶつかってきたことですかね。
寝てる時だったし、最初何かわからずめちゃ怖かったです。
田舎のヤンキーかクマかと思って
はす向かいの駐在所に110番しそうでした。
が、復路、その駐在所前を通ったら統廃合で取り壊し中。
110番してもそこには駐在さんはいなかったってことですね;

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