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記録ID: 708147
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積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

【薮山レコ】頭布山 〜カンニャ越から〜

2013年05月18日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.2km
登り
993m
下り
982m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:50
合計
8:25
5:25
110
林道終点
7:15
7:25
135
カンニヤ越
9:40
10:15
100
頭布山
11:55
12:00
110
カンニヤ越
13:50
林道終点
藤沢川のトラバースの軌跡は手入力のため不正確。
5月上旬より早いと残雪豊富だが道路のアクセスが悪い。5月上旬より遅いとアクセスは良いが尾根の薮化が進み薮こぎに苦労する。年により残雪量のばらつきもあり。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道終点近くまで車でアクセス。時期がもう少し早いと終点まで車両通行不可。
コース状況/
危険箇所等
頭布山は登山道のない薮山。渓流の遡行、薮こぎ、残雪歩きを含む。
以下、登山口に向かう道中に撮影。
水田に映る光兎山(左)
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以下、登山口に向かう道中に撮影。
水田に映る光兎山(左)
高田橋近くの荒川堤防にて。
右からエブリ差岳、葡萄鼻山、大境山、若ブナ山
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高田橋近くの荒川堤防にて。
右からエブリ差岳、葡萄鼻山、大境山、若ブナ山
エブリ差岳アップ。
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エブリ差岳アップ。
目指す頭布山は光兎山(中央のピーク)の右の平坦な頂。
女川橋の上流にて。
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目指す頭布山は光兎山(中央のピーク)の右の平坦な頂。
女川橋の上流にて。
藤沢川沿いの林道(終点近く)
なんとか除雪が終わったばかりで通行できた。
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藤沢川沿いの林道(終点近く)
なんとか除雪が終わったばかりで通行できた。
林道終点から藤沢川の川原を望む。この奥からゴルジュが始まる。今回は突き当りの右の沢筋を登り高巻き開始。
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林道終点から藤沢川の川原を望む。この奥からゴルジュが始まる。今回は突き当りの右の沢筋を登り高巻き開始。
障害物で埋もれる急な沢筋を登る。
障害物で埋もれる急な沢筋を登る。
藤沢川からの高低差150m近く登り傾斜がある程度緩やかになったところで水平にトラバース開始。
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藤沢川からの高低差150m近く登り傾斜がある程度緩やかになったところで水平にトラバース開始。
これより上部の斜面はブナ林が続く。
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これより上部の斜面はブナ林が続く。
きついトラバースを終えてなんとか、カンニャコエ西沢に降りる。水量少なく穏やかな渓流。周囲は瑞々しいブナ林に覆われている。
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きついトラバースを終えてなんとか、カンニャコエ西沢に降りる。水量少なく穏やかな渓流。周囲は瑞々しいブナ林に覆われている。
カンニャコエ西沢の上流部は豊富に雪渓が残っている。
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カンニャコエ西沢の上流部は豊富に雪渓が残っている。
スマートなブナ林。
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スマートなブナ林。
カンニャ越(峠)近くから光兎山方面を望む
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カンニャ越(峠)近くから光兎山方面を望む
カンニャ越から辿ってきたカンニャコエ西沢を振り返る。
ブナの新緑に覆われた桃源郷。
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カンニャ越から辿ってきたカンニャコエ西沢を振り返る。
ブナの新緑に覆われた桃源郷。
カンニャ越から飯豊連峰方面の展望。
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カンニャ越から飯豊連峰方面の展望。
真っ白い飯豊連峰アップ。
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真っ白い飯豊連峰アップ。
ピラミダルな光兎山を望む。東側から望むと更にカッコいい。
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ピラミダルな光兎山を望む。東側から望むと更にカッコいい。
タムシバと鷲ヶ巣山(右)。
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タムシバと鷲ヶ巣山(右)。
下頭布山から望むなだかな頭布山。手前は中頭布山。
(元サイズ→拡大)
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下頭布山から望むなだかな頭布山。手前は中頭布山。
(元サイズ→拡大)
下頭布山の東隣りのピークを越えて頭布山方面。
薮は背丈が低くそれほど困難はない。
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下頭布山の東隣りのピークを越えて頭布山方面。
薮は背丈が低くそれほど困難はない。
下頭布山と光兎山を振り返る。
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下頭布山と光兎山を振り返る。
鞍部付近で薮が濃くなる。残雪期のため濃くてもこの程度。
鞍部付近で薮が濃くなる。残雪期のため濃くてもこの程度。
尾根がなだらかになってくる中頭布山付近より残雪が現れる。
尾根がなだらかになってくる中頭布山付近より残雪が現れる。
残雪を拾い順調に頭布山を目指す。
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残雪を拾い順調に頭布山を目指す。
頭布山の南の肩(見立場)の雪原は絶好の飯豊の展望台。
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頭布山の南の肩(見立場)の雪原は絶好の飯豊の展望台。
飯豊連峰パノラマ
(元サイズ→拡大)
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飯豊連峰パノラマ
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エブリ差岳〜二王子岳パノラマ
(元サイズ→拡大)
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エブリ差岳〜二王子岳パノラマ
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櫛形山脈方面展望
(元サイズ→拡大)
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櫛形山脈方面展望
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見立場より頭布山(左奥)を望む
見立場より頭布山(左奥)を望む
頭布山(中央)はもうすぐ。
頭布山(中央)はもうすぐ。
頭布山山頂は雪庇のような残雪に覆われいた。今年は雪が多いようだ。もちろん三角点は確認できず。
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頭布山山頂は雪庇のような残雪に覆われいた。今年は雪が多いようだ。もちろん三角点は確認できず。
以下、山頂展望。(元サイズ→拡大)
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以下、山頂展望。(元サイズ→拡大)
北方向の展望。三面の山が一望。
(元サイズ→拡大)
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北方向の展望。三面の山が一望。
(元サイズ→拡大)
北東方向の展望。朝日連峰が一望。
(元サイズ→拡大)
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北東方向の展望。朝日連峰が一望。
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東方向の展望。女川の源流部の山。
(元サイズ→拡大)
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東方向の展望。女川の源流部の山。
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西方面の展望。日本海まで見渡せる。
(元サイズ→拡大)
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西方面の展望。日本海まで見渡せる。
(元サイズ→拡大)
下山開始。山頂直下で光兎山を望む。
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下山開始。山頂直下で光兎山を望む。
中頭布山付近で山頂を振り返る。
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中頭布山付近で山頂を振り返る。
光兎山とこれから下る稜線(右)。
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光兎山とこれから下る稜線(右)。
光兎山と下頭布山(右)
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光兎山と下頭布山(右)
カンニャ越から源頭部の雪渓にグリセードで下りる。
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カンニャ越から源頭部の雪渓にグリセードで下りる。
ブナの木漏れ日に癒される
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ブナの木漏れ日に癒される
ミツバツツジ
トラバース中、藤沢川を見下ろす。両岸は崖になっており雪解け水で増水中。
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トラバース中、藤沢川を見下ろす。両岸は崖になっており雪解け水で増水中。
下山後、光兎山方面を振り返る。
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下山後、光兎山方面を振り返る。
光兎山(中)と頭布山(右奥の平らな峰)
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光兎山(中)と頭布山(右奥の平らな峰)

感想

頭布山は日本山岳会越後支部選定の「越後百山」の一座。登山道は存在せず登れるのは一般的には残雪期に限られる。
林道終点〜カンニャゴエ西沢の下流:薮こぎ
カンニャゴエ西沢の下流〜源頭部:沢歩き(源頭部はブナ林の雪渓)
中頭布山(839m)〜奥頭布山(870m):時々残雪歩き
奥頭布山〜頭布山:概ね残雪歩き
下頭布山(800m)〜:うっすら踏み跡あり(薮山としては優しい方)
          「越後百山」掲載のルートか
今回は藤沢川を高巻くように急斜面をトラバースしたが、体力と時間を相当に要した。もし踏み跡がわかるならば「越後百山(佐藤れい子著)」掲載のルートで下頭布山までアプローチした方が体力的には楽と思われる。
カンニャコエ西沢までたどり着けば、あとは光兎山と頭布山を結ぶ稜線を往復するのみなので難しいところはなし。薮もそれほど濃くはない。5月中旬までなら残雪も利用できる。
他のルートとしては、藤沢川の右岸にある関川村と村上市の境界尾根からコマタ峰(714m)・大峰(965m)を経由して頭布山へ至るルートが知られている。尾根の取付きは堀切のやや東、藤沢川を堰堤付近で渡渉必要、距離はかなり長いが無雪期には大峰の南西にある大きな池「大峰ノ雨池」を目にすることができる。
なお、女川沿いの林道から踏み跡を矢木ノ沢方面へ進み南西尾根から頭布山を目指すルートもあるらしい。
(参考資料)関川村「山岳渓流地図」

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