日本百名山!八ヶ岳連峰・赤岳 日帰り八の字ルート


- GPS
- 06:26
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者小屋〜赤岳山頂までは急峻、危険というほどではないが、落石には注意。ヘルメットはできればあったほうがよいくらい。 |
その他周辺情報 | 道の駅こぶちざわ 延命の湯が比較的近くおすすめです。サウナ・キンキンに冷えた水風呂あり、830円 |
写真
感想
もう完全に梅雨が開け、天候も安定してきました。
今週から私が住んでいる山梨でも晴れの日が増えてきました。
暑中休暇を9月末までに5日取得しないといけないため、タイミングを見て休暇を取得しようと考えていました。
今週は木曜日か金曜日が仕事的に休みが取れそうであったため、思い切って木曜日に休みを取ることに。
我が家から比較的近く、気軽に日帰りできる未踏の百名山として常念岳と八ヶ岳を狙っていました。常念岳は先日登ったので、ついに八ヶ岳に登ることに。
八ヶ岳は山小屋泊が必要な山としてよく耳にしていましたが、美濃戸口からのルートは林道走行さえできれば日帰りできると聞いていました。
美濃戸山荘の登山口には、駐車場がある山小屋がふたつあり、「やまのこ村」さんがポピュラーです。
https://www.yatsu-akadake.com/noko-k-w.html
これまでなかなか来ることができなかったのは、やまのこ村さんの駐車場が事前電話予約+振込と明確に書いてあったためでした。
それが。どうやら最近以下の文言が追加されているのを見て、「平日なら当日いけばいいか」と思い、直接向かうことに。
これにより、往復4.2kmも短縮できるのです。ですが、その道は超ダート。ジムニーでは楽しくガンガン走ることができましたが、先にいた軽自動車は苦戦していました。不安な方は、美濃戸登山口にある駐車場を利用してください。
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2024/08/01時点
★緊急のご連絡★
やまのこ村周辺では電波状況が悪く
ご予約のお電話を承ることができなくなっております。
宿泊、駐車場は現地でお受けすることができますので
直接現地へおいでください。
夜7時から翌朝5時までは閉鎖となります。
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我が家からは1時間半程度で到着できるので、5時前に出発して6時半前には到着、登山開始できました。
駐車場に到着するとすぐに集金にきてくれ、気さくな方でとても良かったです。
美濃戸口から行者小屋までは南沢ルートで向かいましたが、傾斜もゆるく、サクサクと歩くことができました。また早朝であることもあり、気温も低く快適でした。
1時間少しくらいで行者小屋へ到着、そこから赤岳をピークハントしました。
行者小屋から赤岳山頂に直接行くルートは急登ですが、階段もしっかり整備されており、風があまりなければ問題ないと思います。私が登っているときは1~3m/sほどの微風でした。
山頂からは八ヶ岳連峰・北アルプス・富士山・南アルプスが一望でき、超絶景です。
この日は風も弱く、ガスもなく、とてもよい登山となりました。
山頂からすぐに山頂山荘があるので、そこでお昼ご飯を食べることもできます。
横岳〜硫黄岳方面の縦走も非常に人気とのことで、この日行っても良かったなと少し後悔。
横岳〜硫黄だけ方面はグレーディングが高いと過去どこかで見たので、あまり調べずに向かうのは危険と判断し、地蔵尾根経由で下山することにしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/grading_detail.php?id=6
上記によるとグレーディングC相当なので、問題なかったかもしれません。
行者小屋に戻り、コーラを楽しんだ後、北沢ルートで美濃戸口に戻りました。
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・美濃戸山荘→(南沢)→行者小屋
緩やかな傾斜の道をひたすら登る。早朝は八ヶ岳連峰により太陽が遮られるため涼しく快適である。水場あり。
・行者小屋→赤岳
急登を登る。ストックは1本か、不使用が推奨。階段にストックの先端がひっかかり危険。グローブ&ヘルメット推奨。
・赤岳→赤岳展望荘→地蔵尾根→行者小屋
地蔵尾根までは危険箇所ほぼなし。休憩スポットあり。
山小屋は非常に快適と思われる。
地蔵尾根は変わらず急登。
・行者小屋→(北沢)→美濃戸山荘
ほぼ沢沿いを歩く。
美濃戸山荘手前2kmほどは関係者のみ利用できる林道になっていました。
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私が山梨に引っ越してから既に1年と半年。
一年間八ヶ岳連峰をいろいろな角度から見てきました。
そんな八ヶ岳に、ついに訪れることができました。
来てしまえば大したこともなく、逆にこんなに家から近いのになぜ来なかったんだと疑問さえ覚えてしまうほどでした。
八ヶ岳主峰は清里高原方面からも登れるらしく、豊富な登山ルートもその魅力の一つでしょう。樹林帯や稜線歩き、キレットなど様々なバリエーションが有るのも特徴的です。
深田氏曰く、八ヶ岳の「八」は、西岳、編笠岳、権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、峰松目とのこと。
その主峰は赤岳・阿弥陀岳・横岳の3つで、これが周辺から最も目立つ山頂であることは間違いないでしょう。いずれも2800mを超えており、日本国内においては、富士山と日本アルプス以外には八ヶ岳にしかないとのこと。
深田氏は、八ヶ岳の「いいところ」として、森林地帯と裾野の広がり、として麓に栄える街並みを上げている。
深田氏が登頂したのは出版時の40年前であるとのことなので、1925年ごろと思われる。当時は赤岳鉱泉と本沢温泉の山小屋しかなかったらしい。
ちなみに「八ヶ岳」が示す範囲は非常に広く、金峰山〜瑞牆山〜茅ヶ岳〜赤岳〜天狗岳〜蓼科山あたりは全部八ヶ岳に入るのではないでしょうか。
https://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama_area.php?id=111
こう見ると既に八ヶ岳には色々登る事ができたかなと思います。
次はアイスキャンディーを見に、厳冬期に訪れたいものです!
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