荒川三山〜赤石岳 周回

2015年08月27日(木) 〜 2015年08月29日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.1km
• 登り: 3,056m
• 下り: 3,052m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:35

8:50 椹島ロッジ
9:00 9:00 滝見橋
10:55 10:55 小石下
12:10 12:20 清水平
13:20 13:30 見晴岩
14:45 14:50 駒鳥池
15:25 千枚小屋

2日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:35

5:10 千枚小屋
6:00 6:05 千枚岳
6:50 6:50 丸山
7:20 7:30 悪沢岳
8:20 8:25 荒川中岳避難小屋
8:30 8:30 中岳
8:45 8:45 前岳
9:10 9:10 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:45 10:05 荒川小屋
10:40 10:40 大聖寺平
12:00 12:00 小赤石岳
12:10 12:10 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:25 12:30 赤石岳
12:45 12:50 赤石岳・小赤石岳間分岐
14:15 14:15 富士見平
14:45 赤石小屋

3日目

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:20

5:10 赤石小屋
7:20 7:25 林道
7:30 椹島ロッジ

天候

27日曇り　28日曇/雨　29日曇/雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
静岡SAスマートIC−（362号）−先頭ー井川ダムー（60号）−畑薙第一ダム夏季臨時駐車場ー東海フォレスト送迎バスー椹島
帰り
椹島ー東海フォレストバスー畑薙第一ダム夏季臨時駐車場ー（60号）−井川ダムー（27号）−新静岡IC

コース状況／危険箇所等

千枚岳から荒川岳の稜線は岩場のアップダウンがある。

写真

8/27 2:26

20:00すぎに自宅を出て6時間後に到着。
高速を出てからがあまりにも長く、道もハード。

8/27 6:14

畑薙第一ダム臨時駐車場は50台ほど止まっている。

8/27 5:44

駐車場内には仮設トイレあり。大2、小1

8/27 6:11

昨夜は雨が降ったが、青空が覗いてきた。

8/27 6:13

東海フォレストバス停前には、登山届け受付がある。
6時半頃から並び始めるが総勢10名ほど
7時過ぎにマイクロバスの運転手が切符を販売。

8/27 7:12

28人乗りマイクロバスは満席になった7:30前に発車。リュックは膝上。大きなザックだときつそう。この日は団体もありこのあともう一台出た。

8/27 8:30

約一時間マイクロバスに揺られて椹島に到着。

8/27 8:30

きれいなトイレ。

8/27 8:32

コインロッカーもあるらしい。

8/27 8:34

売店で飲料等を購入できる。

8/27 8:50

椹島は林業の基地だったらしい。

8/27 8:50

キャンプサイトもあり静かな空間。

8/27 8:51

8/27 8:51

東海パルプ創始者の大倉喜八郎の案内。
88歳で赤石岳を登頂した逸話。

8/27 9:02

林道を10分程さかのぼりすぐに左登山口に入る。

8/27 9:03

登山道脇に流れ落ちる沢がすすしい。

8/27 9:05

これから登る荒川岳、赤石岳からの水流をたばねて流れ、椹島で大井川と合流する。

8/27 9:10

つり橋を渡る。

8/27 9:12

0/7の標識からスタート。千枚小屋まで7分割された道しるべ。

8/27 9:58

中部電力の鉄塔。

8/27 10:33

林道に出てすぐに右に鉄梯子を登る。

8/27 10:49

2/7

8/27 10:55

山と高原地図による「小石下」

8/27 11:18

再び林道に出る。

8/27 11:36

こうした親切な標識が千枚小屋まで続く。

8/27 12:09

清水平　4/7

8/27 12:09

清水平の水場 冷たくておいしい

8/27 13:03

蕨段

8/27 13:11

七度かまどに入れても燃えないから「ナナカマド」とは知らなかった・・・

8/27 13:15

テングタケ？

8/27 13:16

5/7

8/27 13:18

ミヤマアキノキリンソウ？

8/27 13:27

見晴台で自撮り
　終始曇りがちであったが唯一赤石岳方面に視界が開ける

8/27 13:46

こんな上まで木馬道があったとは・・・

8/27 13:49

苔むした樹林帯

8/27 13:50

すでに紅葉が始まっている

8/27 13:59

6/7もう少し

8/27 14:23

タマゴダケ？

8/27 14:46

駒鳥池

8/27 14:47

登山道から左に下に池が見える。

8/27 14:53

セリバシオガマ

8/27 15:09

千枚小屋手前
ホソバトリカブト

8/27 15:11

あと15分
上のほうから人の声も聞こえてきた

8/27 15:24

ミヤマシシウド

8/27 15:25

千枚小屋　到着
椹島から6時間30分

8/27 15:26

2012年新築の新しい小屋

8/27 16:37

小屋前に咲く　ヤナギラン

8/27 16:38

荷揚げ用ロープウェイが見えた

8/27 17:31

千枚小屋の夕食　17時

8/28 4:49

小屋内部は上下2段だが高さもあり圧迫感はない。
この日は20人位でゆったり。

8/28 5:20

コバノコゴメグサ

8/28 5:24

イブキトラノオ

8/28 5:26

ハクサンフウロ

8/28 5:38

千枚岳方面に青空が広がる
今回の山行でもっとも雲が切れた瞬間

8/28 5:42

ゴゼンタチバナの紅い実

8/28 5:44

ミネウスユキソウ

8/28 5:46

これから登る赤石岳が雲の合間から見える

8/28 5:47

赤石岳　望遠

8/28 5:47

中岳　避難小屋が見える

8/28 5:50

右　丸山　左　悪沢岳

8/28 6:00

千枚岳　山頂
富士山方面は雲に覆われ視界は効かない。

8/28 6:07

イワインチン

8/28 6:08

タカネビランジ

8/28 6:11

タカネマツムシソウ

8/28 6:12

千枚岳から一度下る

8/28 6:24

トウヤクリンドウ

8/28 6:24

赤石岳の左奥に聖岳が見える

8/28 6:25

笊ヶ岳
双耳峰が特徴　（二百名山）

8/28 6:25

聖岳

8/28 6:36

ハイマツの実

8/28 6:50

丸山山頂（3032m)

8/28 7:07

コバノコゴメグサ
白い花びらの下唇に黄色い斑点がある特徴的なこの花に魅かれた。

8/28 7:22

今回の最高峰　荒川東岳

8/28 7:22

深田久弥著は「日本百名山」のなかで「どうかこれを東岳とは呼ばず、悪沢岳という名で呼んでいただきたい。いったい東岳という平凡な名はいつ付けられたのであろう。おそらく荒川岳の東方にある一峰と見なしたに違いない。しかし、荒川岳の続きと見るにはあまりにこの山は立派すぎる。南アルプスでは屈指の存在である。」と主張しているのにかかわらず荒川東岳と記されている。

8/28 7:53

中岳までは岩稜が続く。

8/28 8:02

中岳の稜線に供養塔らしきものがあった。

8/28 8:07

伊那方面

8/28 8:21

中岳山頂直下の植物の保護柵

8/28 8:22

中岳避難小屋
中岳山頂は小屋の奥

8/28 8:30

荒川中岳（3083m）
今回山頂では千枚小屋〜赤石小屋縦走の同じく単独行の方と親しくなり写真を撮りあった。

8/28 8:46

荒川前岳（3068m）主稜線から往復10分

8/28 8:48

地図には前岳西面に大崩壊地と記されている。

8/28 9:05

荒川岳カールから主稜線を望む

8/28 9:07

コウメバチソウ

8/28 9:12

荒川小屋手前のお花畑
ハクサンフウロ

8/28 9:12

ミヤマコウゾリナ

8/28 9:12

ミネウスユキソウ

8/28 9:14

イワギキョウ

8/28 9:18

タカネマツムシソウ

8/28 9:26

8/28 9:28

イワインチンの群生

8/28 9:33

荒川小屋への巻き道での水場
地図にはかれていることが多いと書いてあるが流れていた。

8/28 9:34

荒川小屋が見える。
結構下る。

8/28 9:46

荒川小屋

8/28 10:22

タカネシオガマ

8/28 10:23

荒川小屋からの森林限界を抜けてトラバースする。

8/28 10:40

大聖寺平

8/28 11:34

雷鳥
小赤石岳での登山道脇

8/28 11:39

小赤石岳の肩

8/28 11:43

赤石岳と思って写真を撮ったがこれは小赤石岳。
赤石岳はまだ見えない。

8/28 11:56

赤石岳山頂方面が見えてきた。

8/28 11:59

小赤石岳（3081m）

8/28 12:08

赤石小屋への分岐

8/28 12:10

目指す赤石岳

8/28 12:17

雷鳥の雛

8/28 12:18

あまり逃げない

8/28 12:19

4羽の雷鳥であった

8/28 12:27

8/28 12:29

赤石岳山頂

8/28 12:31

3120m
雨がぱらついてきた

8/28 12:46

分岐に戻り雨具を着て赤石小屋目指して下山。

8/28 14:15

富士見平までは鉄梯子やアップダウンが多く、雨の中体力を消耗。

8/28 14:45

分岐から2時間で赤石小屋横着。
小屋は団体客でにぎやかだった。早朝の千枚小屋からの縦走者は自分を含め4名のいずれも単独行者だった。

8/28 17:03

赤石小屋の夕食

8/29 5:12

まだ薄暗い5時10分に出発

8/29 5:34

急坂を下った所「歩荷返し」　なるほど。

8/29 5:51

テングダケ？

8/29 6:08

赤石ー椹島間は五分割の標識。
急坂が続き膝に応える・・・・。

8/29 6:23

ハチ注意の看板

8/29 7:04

1/5もうすぐだ。

8/29 7:23

鉄梯子をおり林道に出る。

8/29 7:25

到着　
　おつかれさまでした。

8/29 7:29

8時発のバスに間に合った。
赤石小屋から2時間20分。

8/29 7:53

気持ちよさそうな椹島。
さようなら、又来る日まで！

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

ここ数年、狙っていた荒川、赤石周回コースを縦走することが出来た。
当初は毎日あるぺん号で行くつもりであったが、ぎりぎりまで台風の影響もあり予約をしかねて車で行くことにした。うわさどおり畑薙ダムまでの道のりはすさまじく長く、駐車場まで自宅から6時間かかった・・・。中日の赤石岳から赤石小屋までは雨にたたられたが、ほかはうす曇で展望はよくないものの、むしろ真夏の直射日光がさえぎられて快適であった。初めての一人での山小屋連泊であったが、同じ行程の単独行者と抜きつ抜かれつ談笑しながらの縦走を楽しめた。
はじめて南アルプス南部に踏み込み改めて山登りの醍醐味を味わうことが出来た。