荒川三山・赤石岳

2015年08月27日(木) 〜 2015年08月31日(月)

• GPS: 24:12
• 距離: 26.8km
• 登り: 3,064m
• 下り: 3,059m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:58

6:02 椹島ロッジ
6:15 6:16 滝見橋
8:54 9:10 小石下
11:20 11:42 蕨段
11:56 12:10 見晴岩
13:04 13:18 駒鳥池
14:00 千枚小屋

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:38

5:30 千枚小屋
6:25 6:50 千枚岳
7:47 7:55 丸山
8:36 8:50 悪沢岳
10:03 10:13 荒川中岳避難小屋
10:23 10:30 中岳
10:41 10:45 前岳
11:08 11:08 お花畑（荒川前岳南東斜面）
12:08 荒川小屋

3日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:20

6:30 荒川小屋
7:12 7:20 大聖寺平
8:50 8:55 小赤石岳
9:02 9:10 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:57 10:10 北沢源頭
11:10 11:10 富士見平
11:50 赤石小屋

4日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:53

5:20 赤石小屋
7:32 7:45 カンバ段
9:13 9:13 椹島ロッジ
9:13 ゴール

27日 移動日
28日 椹島ロッジ〜千枚小屋。樹林帯で眺望無　
29日 千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳〜中岳〜前岳〜荒川小屋
　　　天気が良ければ、お花畑を楽しみ、富士山や聖岳、これから登る赤石岳も堪能
　　　出来るはず。残念。岩場を滑らないように注意して歩くだけ。
30日　荒川小屋〜赤石岳〜赤石小屋
　　　本日は終日、雨風強く飛ばされないように踏ん張って歩くだけ。
　　　何箇所か渡る沢は凄い水量の滝、登山道は川の様。
31日　赤石小屋〜椹島ロッジ
　　　やっと雨は止んだが、眺望のない樹林帯の急坂をひたすら下るのみ。　　　　　　　　　　

天候

27日　曇り時々晴時々雨
28日　曇りのち雨
29日　雨
30日　暴風雨
31日　曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新幹線　大阪〜静岡駅2時間　
静鉄バス静岡〜畑薙第一ダム3時間30分
東海フォレスト送迎バス畑薙第一ダム〜椹島ロッジ1時間

コース状況／危険箇所等

千枚小屋までは樹林帯の急登、特に問題なし。見晴は良くない。
千枚岳からの下りは5m程の垂直の岩壁、クサリ等なし。要注意。
丸山からの登山道は赤色チャート層の歩き難い大岩で特に危険はないが、スリップ等に注意要。悪沢岳からは大小の岩が乱立する急坂のアップダウン浮石なども多く、転倒やスリップに注意。
荒川小屋までの登山道はざれた所も有るのでスリップ、転倒注意。
赤石小屋までの登山道は沢山の桟道、桟橋がある。濡れている時は滑るので注意要。
赤石小屋から椹島までは、再び樹林帯となり、段差ある木の根道等、雨だと足元が悪
い。

その他周辺情報

各々小屋は、トイレ、水場共に外。千枚小屋は比較的近いが、荒川小屋と赤石小屋は、小屋から離れている。特に荒川小屋は水場まで5分程かかる。天気が良い時は問題ないが、今回のような悪天候時はちょっと難儀。乾燥室などは特になく、通路や玄関にストーブで対応。食事は手作り感のある物で、なかなか美味しい。
椹島ロッジは、宿泊時は入浴出来るが、下山時はシャワーのみ利用可能で500円。
リンスインシャンプーとボディソープ有り、ドライヤーはない。シャワーは4器。
ロッジで食事可能。うどんを食べたが、とろろ、大根おろし、温泉卵、なめこ、オクラと具沢山でなかなか美味しかった。

写真

ここで東海フォレストのバスに乗換

1時間で、本日の宿泊地椹島ロッジ到着。

ロッジより林道に出ます。標識有。
二軒小屋方面へ進む。

大井川にかかる滝見橋。この橋は渡らない。

千枚岳登山口の看板に従い、橋の手前の登山道に入る。

千古の滝の前を通り、奥西河内沢に架かる吊橋を渡る。

眺望のない樹林帯をひたすら登る。

こんな標識有り。
本日の宿泊地『千枚小屋』は標高2610m、後1100mの登り。

小石下の三角点(標高1586m)

清水平、水場有。ここで冷たい湧水を補給。

蕨段三角点

千枚小屋(2610m)到着

小屋の周りは、結構花がある。
ヤナギラン

千枚岳山頂。
雨で見通しは全く無。

タカネビランジ

丸山山頂

荒川東岳(悪沢岳)3141m。
天気が良ければ素晴らしい眺望が・・・・

トウヤクリンドウ

中岳避難小屋、トイレ有。

荒川中岳3083m

荒川前岳3068m

ミネウスユキソウ

荒川小屋で一瞬満月が顔を出す。

暴風雨のなか、撮れたのはこれだけ。

赤石小屋から、雲のかかった赤石岳を望む。

赤石小屋

赤石小屋から望む聖岳

感想

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今回のように、登山中ずっと天気が悪かったのは初めて。山小屋に3泊したのに、一度も期待した富士山をバックにした夕焼けもご来光も見る事が出来なかった。特に30日は、最悪の天気で、前に進むだけでも大変な状況。雨と言うより、雹のようで、冷たくて顔が痛かった。全身びしょ濡れ、靴の中も・・・、兎に角、無事小屋に辿り着けて良かった。いろんな意味でいい経験になった。
この山域は、広大なお花畑があり、南アルプス独特の花等もあるが、ゆっくり鑑賞出来る状況でなかったのが残念。あんな高所で鹿除け柵が設けられ、扉を開けてお花畑の中に入って登山道を進むなんて以外だった。
花が多いのは岩場だったが、登山口から下山口まで多種多様のキノコの繁殖が半端ではなかった。
ただただ、悪天候の中を歩いただけと言う感じ、やっぱり山は天気が良いのが一番だと思った。