羅臼岳


- GPS
- 08:05
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 9:14
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
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アクセス |
感想
北海道山歩き3日目
本日は羅臼岳に挑戦です。
前日は木下小屋に泊まりました。食事はありませんが温泉に魅力を感じ、羅臼岳に行くときは絶対に泊まりたいと思っていた山小屋です。
温泉は小屋の裏手にあり、温かい温泉と冷水の2つのそれぞれ小ぢんまりとした温泉です。この日の宿泊者が少なかったおかげもあって一人で渓流の音を聞きながらのんびり湯船につかることができました。
ここまでに2座登っていたのでだいぶ疲れもたまっていましたがしっかり疲れを取り翌日の羅臼岳登山に臨むことができました。
翌朝は暗いうちから目を覚ましていたもののもう一度温泉に浸かりたくてゆっくりとスタートしました。
あらかじめわかってはいましたが、羅臼平までとにかく長丁場です。途中振り向くとオホーツク海を望める場所があります。遠くに知床五胡を望むことができました。大沢までは単調な上り坂が続くので気分転換にはちょうど良いです。
大沢で一気に視界が開けます。ピークこそ過ぎたと思いますが高山植物の花々に囲まれた中歩くことができます。ただし日差しを遮るものがなくなりますのでここで一気に体力を奪われました。
羅臼平に到着して改めて羅臼岳の壮大さに感動しました。こればかりは事前に写真等で下調べしてもわからず、現地にいったからこそ感じる達成感のようなものです。
それでも羅臼岳は羅臼平からが本番ということで前半は低木のなか後半は岩場の連続で最後山頂直下は急登となります。
ヒグマ情報は登山口に掲示してありました。木下小屋の主人からは、過度に恐れる必要はないことなど教えていただき少しは安心して登ることができました。今回の登山では幸いにも出会いませんでした。話のネタとしては、近くでなければ1頭ぐらい見てみたいかなとも思いましたが、やはり興味本位というのが一番ダメなことだともわかっています。何かあってからでは遅いので会わなくてよかったです。
この日は朝から青空がひろがり、山頂からは知床連山を望むことができました。もう一度この場に来れるかわかりませんが、機会があれば縦走してみたいと思わせる山並みでした。
また、雲海の上には国後島の山並みも見えていました。これも地図を見ればなんとなくの距離感はわかりますが、実際にこの場から北方領土をみると、思っていたよりも近く、また昨今のウクライナ情勢のことなども考えると何とも言えない気持ちになりました。
水場は2か所、弥三吉水と銀冷水です。それぞれ求刑するにもちょうど良い場所にあると思います。
地元の人は気にしないと言っていましたが、どうしても北海道の水場はエキノコックスが心配で今回浄水器を持って登りました。銀冷水は近くに携帯トイレブースもあるので口に含もうとは思いませんでしたが、弥三吉水は、本当に冷たい水が湧き出ているようで、特に下山時には浄水器を通したとはいえがぶ飲みしました。
また、樹林帯の中では、ちょうど頭の高さで横に伸びた枝がたくさん伸びていました。頭を何度もぶつけます。ヘルメットの着用をお勧めします。
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