燕岳・北燕岳のお花畑〜中房温泉/初めての小屋泊まり

2010年07月18日(日) 〜 2010年07月19日(月)

• GPS: 27:28
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,599m
• 下り: 1,594m

コースタイム

1日目
6:20中房温泉登山口-7:00第1ベンチ-7:30第2ベンチ-8:05第3ベンチ-8:50富士見ベンチ-9:30合戦小屋10:35-11:55燕山荘
12:50燕山荘-13:30燕岳-13:50北燕岳14:00-14:20燕岳-15:00燕山荘　17:00夕食　21:00消灯

2日目
4時起床-4:40ご来光-4:50朝食5:30-6:00燕山荘-6:50合戦小屋-7:55第3ベンチ-8:25第2ベンチ-8:50第1ベンチ-9:00中房温泉登山口-9:30有明荘
12:25有明荘発バス

天候

18日:晴れ　19日:晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

中房温泉行バス

コース状況／危険箇所等

木の根の段差が大きい箇所や急坂が少しあり、山頂付近は岩場やザレ場ですが、
落ち着いて時間をかけ上り下りすれば登頂出来ると思いました。
間の空いた細い木の階段が時々あり、そこを踏み外さないよう注意しました。

山頂手前の燕山荘に着くと、素晴らしい眺望のご褒美が待っています。
まさに北アルプスの入門編といわれるに相応しい山だなと思いました。
個人的には下りは特に、段差の大きい場所や急坂などでストックが便利でした。

下山後は中房温泉か、更に15分少々下ったところにある有明荘で温泉に浸かって汗を流しサッパリ!

写真

登頂開始!快晴!

徐々に見える景色が変わる

花崗岩が出てき始める

雲!

お日様!

合戦小屋　大盛況

スイカ!

スイカ!スイカ!

スイカ!酢イカ!SUICA!

ケーブルで荷物が運ばれるんだ

また高度が上がると山脈も見えてきた

いつの間にか雲の上にいた!感動!

ナナカマド

名前失念

ハイマツの真っ赤な実

もうすぐ燕山荘　直下は残雪が

燕山荘からの景色　絶景!!!

燕岳山頂前に腹ごしらえ　関西風のおだしのうどんで美味しかった!

再び北アルプスの山脈に見とれる

おおーあれが燕!山を見て初めてかっこいいって思ったよ…
目指すはあの高い頂

いるか岩

花崗岩の白砂と緑のコントラストに終始うっとり

孤高の人　思いのままに写真を撮り気持ち良さそう

稜線が気持ちいい!

めがね岩

燕岳山頂!やったー!

北燕岳へ向かう途中でビギナーズラック!かわいい雷鳥が♪

あーかっこいい　

チングルマ?

コマクサかわいい

コマクサの群生

上を見上げるともっといっぱい!

左側はガスってきたのでそろそろ戻る

北燕岳直下のお花畑　ここまで来たご褒美!光がシャワーのように降り注いでる

ひこうき雲

マングースも登頂記念に撮影

自炊楽しそう

夕食　2700Mの山の上で温かいご飯とお味噌汁をいただけるなんて幸せ!美味しくいただきました^^

オーナーによるホルン演奏　もっとお話聴きたかったなー

テントもいっぱい

日没まで思い思いに過ごす方々　心地いい雰囲気

日没

7/18 19:13

日没後の反対の雲

7/18 19:14

ブロッケン現象も見られた

7/18 19:14

雲がオレンジ色に輝いてきれいー

明朝4時30頃の空

雲とお日様と山々の美しいグラデーション

お日様の横には横顔の女神みたいに見える雲

ご来光待で着込む　思った程寒くなかった　ほぼ無風でダウン不要

徐々に顔が見えてきた

黄金色

富士山もくっきり

雲のじゅうたん・・・

これが憧れの雲のじゅうたん・・・

光と雲の織りなす水墨画のような眺め

いつまでもここにいたい

うっとり・・・

遠くに見える鳳凰三か八ヶ岳かわからないけど、今度はそこに登ってみたいと思いを馳せる

体全体で絶景を堪能・・・

朝日を浴びる燕岳もまた優しい表情

槍ヶ岳もきれいー

ありがとう、燕山荘、燕岳!また来るからね!

水墨画のような絶景を横目に下山

今日も快晴で気持ちいい!

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

感想

hellokinoko

第5回チキチキお山大会。海の日に、雲の海を見に行きました。
(詳細は日記をご参照ください)
行き先は北アルプス入門編として人気のコース、燕岳〜中房温泉!

ピストンの登山道、コースタイムも初めての一泊2日の小屋泊まりで無理ない範囲、
山小屋の評判もよいとのこと。そして気になっていた北アルプス。
難易度の高い場所とは聞いていたけど、天候も良さそうだし燕岳なら何とか初級者の私でも行けそう。

結果。虜になりました。。。
燕岳は素晴らしい。人が多いと言っても連休で一日ずらしたので不快さは感じず寧ろ楽しかった。

コースタイムを計りつつ、写真を撮りながらのゆったり目のペースで歩く。
距離の割に標高差があるため意外と急坂で、合戦小屋までが少しハードでした。
でも順調に高度を稼ぎ、気づくと雲の上に。楽しい!

「登ったらご褒美が待ってるよ」
燕山荘直前にすれ違う下山する人の言葉に励まされ、待っていたその先は…。
北アルプスの山々の素晴らしい眺望!!!　想像以上のご褒美です。

天空からの北アルプスの山々の眺め。これからあと一登りの燕岳。360度山。
素晴らしいよ。晴天の青空to燕岳に向かう白砂と緑のコントラストも天上界のようで素敵。
「かっこいい・・・」
これから登る燕岳と稜線を見た瞬間、そうつぶやいてました。

燕山荘で山菜うどん(好みの関西だしで美味しかった)でお腹も満たし、いざ、燕岳へ!
時折振り返りながら稜線に感動!!ここまで歩いてこれたんだという感動!
ああー!幸せ♪
ため息。すごいなー。ただただ圧倒。


雲のじゅうたんの上に自分が居ること、
美しい朝日の光を浴びて美しい色と形を織りなす山脈の輪郭、どこまでも広がる雲海。
まさに悠久の美の花崗岩の山頂、白い砂石に点々と咲くコマクサのかわいいこと。
北燕岳周辺のお花畑!これは燕岳からちょいと足を伸ばして歩いた人へのご褒美かな。

特に日の出後の雲と朝日が織りなす水墨画のようなグラデーションに感動した。天上界。
早朝下山しながらもゆったりと雲の間から覗く山々のグラデーションにうっとりしながら、
ずーっとここにいたい、見ていたいと感じた。

ビギナーズラックなのか、ブロッケン現象と北燕岳付近で雷鳥も見られました。
レンズカバーも山頂付近で一度落としたが、
心優しい方のお陰で燕山荘の忘れ物ボックスに入っていて救われた。
偶然一緒のバスになり一部同行させてもらった優しい女性にも感謝です!!!

燕山荘の大きな目的の1つである手ぬぐいも無事ゲット。
小屋やひなびた温泉街や観光地の手ぬぐい(notタオル)が好きで、
これ!というものがあればちまちまと集めています。
すぐ乾き、嵩張らず、マフラーやマスク替わりに使え、山行と旅のお供にかかせません♪大好きです。

長野と言えば美味しい食べ物もポイント。
美味しいもの好きの私としては、帰路での梓川SAの茄子味噌おやきに舌鼓!
以前戸隠神社や諏訪大社、善光寺を訪れた時にはまって以来のおやき。
バスから見える北アルプスも余韻に浸れたし、本当に楽しかった。

実は夜行バスに乗る直前、膝を打撲し不安だったけど意外と快調に登頂できました。
さすがに北燕岳から燕山荘へ戻るときは疲れが出て、臨時診療所で痛み止めを処方してもらいました。
普通はこんな処置できないだろうから、この時期の燕山荘でよかった。。。
下山後病院で診察結果、日常生活は問題ないが、しばらく安静にとのこと。
当然お山は禁止です。仕方ない。
だって、あんな素晴らしい景色が待ってると思うと、また登りたくなっちゃうんだな。
回復に努め、安全第一で体調・天候のいい時に万全を期して行きたいです。


☆雑感・改善点
・やっぱり高山植物を撮るにはマクロレンズも持っていきたい。
　でも交換したりする手間や重たさがネック。
・ストックは欲しい。高級品のLEKIを使ってる人を結構見かけてびっくり。
　ネジ式よりクリップレバーは使いやすい
・レンタルしたパイネのレディースストックも軽くてなかなか使いやすかった。

コメント

ゲスト

hellokinokさん,こんにちは！
プロフの写真は絵かなとも思いましたが写真でしたか！

素晴らしい山行をされたようで大満足、
止められなくなってしまいますよね！

このような風景に他の山々でもめぐり合えると良いですね！

PS: ありがとうございました。返信投稿させていただきました。

hellokinoko

☆Ulmatsuさん
コメントありがとうございます＾＾
そうなんです、写真でした。
目の前にあんな素晴らしい景色が広がってるなんて、山って素晴らしいですね！
もうあれで虜になってしまいましたよ。
今年も雪が降らないうちに、出来るだけ色んな山に登ってみたいです。
Ulmatsuさんのプロフ写真の稜線のような山が憧れですが、どこの山ですか？

ゲスト

hellokinokさんおはようございます！
プロフにも、どう言った写真なのかを載せているんですが、赤岳から阿弥陀岳に向うところです。

ちなみに人が写っているのは私でなく友人です。（笑）

これから気温が下がってどこの山も登りやすかったり、紅葉が綺麗だったりします。

大好きな写真を撮りまくってうださいね！

hellokinoko

Re: hellokinokさんおはようございます！
あ、失礼しました！
まさに八ヶ岳なのですね！これはますます今年中にぜひ行っておきたいです！
またまた質問で恐縮ですが、八ヶ岳は、初心者だと大体10月いっぱいくらいまででも秋山として行けそうですか？（無雪期）
休みのスケジュールがありますが、せっかくなので行っておきたい…

ゲスト

こんばんは！
秋山ですか！

昨年10/10ごろ北岳行きましたが
上の方は雪が降ってましたね。

天候は神様にでもって感じですが今年も同じと考えるので
あれば北岳とは標高差もさほどないので ９月中が無難なのかも知れませんね。

ひっぱても体育の日までかなと。

雪が降ったらピッケル、十本アイゼンは必要になり
上級者でなければこの山は厳しいですからね。

ちなみにxxxxここに眠るなどの石碑など一杯あります。
雪ふるまえに是非ともどうぞ(^_^)/

hellokinoko

ありがとうございます！
10月中旬になるともう冬山になってくるのですね！
体力も技量も考え無理は禁物ですし、やはり今月中が妥当ですね。
初歩的な質問だったかも知れませんが、
にも関わらず丁寧に教えてもらってありがとうございます！

標高の高い山に行けるのも夏〜秋山だからこそですし、
行けるうちにいっておきたいです。

10月中旬以降はいよいよ丹沢などに言ってみたいなぁ♪

あらためて、ありがとうございました

straycats

さすがに映像をやってる人
hellokinokoさん。これまたどうも

いや〜、さすがに映像をやっている方は写真の構図が良いなぁーと 写真を見てました。

勉強させて頂きます

また書込みしますね

hellokinoko

☆straycatsさん
こちらにも書き込み、ありがとうございます

お褒めいただき嬉しいデス、
私こそまだまだ勉強中なので、もっときれいにはっと立ち止まって見入るような写真を撮れるよう自分を磨きます！
またいらしてくださいね＾＾