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記録ID: 71224
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳 釜無川から戸台川へ歩け歩け横断

2010年07月18日(日) 〜 2010年07月19日(月)
 - 拍手
GPS
30:20
距離
34.4km
登り
2,074m
下り
2,154m

コースタイム

18日/9:20富士見駅-10:00釜無川出合-11:00林道ゲート-12:35大平林道分岐-13:40飯場跡小屋14:00-14:40水源標識-15:40横岳峠
19日/5:00横岳峠-(途中ロス20分)-8:30鋸岳8:50-9:05角兵衛沢のコル9:10-11:35角兵衛沢出合11:55-12:50二つ目?の堰堤-13:50戸台駐車場14:10-14:30戸台大橋14:40-15:40仙流荘
天候 快晴 炎天下
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
戸台川河原のルートは、かなり流れが変わったようで調べたものと違ってます。膝くらいの渡渉が5回くらい、高巻きもありました。(上流から)二つ目の堰堤より下流は全て右岸です。
もちろん2.5万図の河原ルート線は参考になりません。
富士見駅付近からの鋸岳
遠い・・・
2010年07月18日 09:29撮影 by  CX1 , RICOH
1
7/18 9:29
富士見駅付近からの鋸岳
遠い・・・
第6ダムと横岳?
2010年07月18日 13:29撮影 by  CX1 , RICOH
7/18 13:29
第6ダムと横岳?
ここはまっすぐ木を跨ぐ
左のテープは水源の沢へ
2010年07月18日 14:55撮影 by  CX1 , RICOH
7/18 14:55
ここはまっすぐ木を跨ぐ
左のテープは水源の沢へ
横岳峠から朝焼けの北岳
2010年07月19日 04:55撮影 by  CX1 , RICOH
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7/19 4:55
横岳峠から朝焼けの北岳
樹林の中を登ります
2010年07月19日 05:28撮影 by  CX1 , RICOH
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7/19 5:28
樹林の中を登ります
鋸岳第一高点が
姿を現しました
2010年07月19日 06:54撮影 by  CX1 , RICOH
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7/19 6:54
鋸岳第一高点が
姿を現しました
西方面 戸台は遥か遠く
白山まで快晴
2010年07月19日 07:09撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 7:09
西方面 戸台は遥か遠く
白山まで快晴
三角点ピークとの分岐
2010年07月19日 07:15撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 7:15
三角点ピークとの分岐
コルまでもう少し
2010年07月19日 07:48撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 7:48
コルまでもう少し
角兵衛沢の下降点
2010年07月19日 08:13撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 8:13
角兵衛沢の下降点
山頂から甲斐駒、北岳
2010年07月19日 08:36撮影 by  CX1 , RICOH
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7/19 8:36
山頂から甲斐駒、北岳
ガラ・・ガラガラ・・
2010年07月19日 09:13撮影 by  CX1 , RICOH
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7/19 9:13
ガラ・・ガラガラ・・
見上げると
かかってきなさい・・と言う感じ
2010年07月19日 11:56撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 11:56
見上げると
かかってきなさい・・と言う感じ
二番目の堰堤
ここに来るまでに右岸へ!
2010年07月19日 12:52撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 12:52
二番目の堰堤
ここに来るまでに右岸へ!
戸台の集落
2010年07月19日 14:02撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 14:02
戸台の集落
仙流荘から遠望
よくあそこから歩いて来ました
2010年07月19日 15:33撮影 by  CX1 , RICOH
7/19 15:33
仙流荘から遠望
よくあそこから歩いて来ました
撮影機器:

感想

連休は、南アルプス本編は大変な混雑が予想されるので、マイナーな鋸岳を目指すことにしました。岩や沢の技術のないワタクシは長駆釜無川林道からアプローチすることとし、炎天下を富士見駅から延々歩き始めます。釣堀を過ぎ、鉱山を過ぎ、一回崩壊地で右岸に渡りますがまた左岸の林道に戻ります。昨年工事で死亡災害のあったところでしょうか、同業として合掌。林道脇に結構水場があるので助かりますが、暑さでへろへろになりながら何とか飯場跡の小屋にたどりつきました。大休憩の後、沢をたどり水源の標識を通過、ここから急登になりますが、横岳峠へ向かう方に倒木があり間違いやすいようです。ただペンキやテープは沢山あり、気を付けて見ていれば迷う事はないと思います。

やがて横岳峠へ到着、大混雑かと思いきや天幕一番乗り、後ろからも3人組みの二張りだけでした。設営していると目の前の岩壁で、ガシャーン、バッキャーンと岩の落ちる音。うひー。
木々の間から夕焼けの北岳を眺め同宿者と楽しい宴会、横岳の夜は更けてゆくのでした。

翌朝、北岳の朝焼けを見て出発です。暗い樹林の登りでは、時折見える明るい景色に目が眩みますが、中央アルプスから白山まで山頂の絶景が約束されました。稜線に出ると第一高点が堂々と姿を現します・・あんな沢を下るんかい?という様なガラ沢も見えて来ます。
途中小さなケルンがあり、角兵衛沢のコルだと思ってザックをデポしたらもうひとつ先だったので、ザックを取りに戻りました。特に標識もテープもありません。

山頂で絶景を楽しんだら、いよいよ角兵衛沢を下ります。ガラガラズリズリと降りていきますが、こんなところを登るなんて信じられません。登り返しがきかないので慎重に道を捜しますが、よく分からないので木の生えているところに突っ込みます。どうも左へ寄っていけば踏み後があるようで、テープも出てきました。大岩が近づくと落石を避けたくなるのですが、踏み跡は岩の下を巻く様についています。大岩の水場を過ぎると、ここから後は樹林帯の下りでテープが沢山あり迷う事はありませんが、私にはこの複雑な地形の沢はテープがなければ歩けないでしょう。

角兵衛沢出合に到着、これで一安心とおもいきや戸台川の水量もそこそこあり、渡渉場所を探してウロウロ、暑いし面倒なので靴のまま渡りました。ここから第一床固を越えて左岸を歩きますが、その次の堰堤で右岸に目印が・・また渡渉です。これ以降は河原の中央か右岸を歩き、地図にある左岸の道はありません。堰堤やダムは全て右岸から越えていきますが、本流が右岸側に蛇行している箇所があり、何度も渡渉させられます。落っこちそうな廃屋を過ぎたところはテープをたどって行くと高巻きがあり、テントかついでは恐怖です。いいかげん疲れて来たころ戸台の駐車場に到着しましたが、予定の高遠行きバスには間に合いそうにありません。ここまできたらやけくそで、炎天下を仙流荘まで歩く事にしました。

もう少し戸台川の水量が少なくなれば河原を横切って行けるのかもしれませんし、ピストンであれば状況も掴めると思いますが、初めて上流から降りてくる人にとっては結構大変でしょう。
まぁーこんな歩け歩けルートで鋸岳に行く人はあまりいないと思いますが。

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コメント

鋸岳
こんにちは。林道歩きは疲れますね。でも静かな処に出かけたいと思うと、林道は歩くしかありませんね。
沢の様子は変化しますね。遡行図を調べても沢の様子が変化していて、堰堤ができていたところもありました。この暑さですから、沢に行きたいですね。
2010/7/26 7:25
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