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Yamareco

記録ID: 71267
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

編笠山・西岳・権現岳(八ヶ岳デビュー♪)

2010年07月17日(土) 〜 2010年07月18日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
mizuho その他1人
GPS
30:50
距離
14.3km
登り
1,501m
下り
1,501m

コースタイム

7月17日:6:40観音平駐車場-7:40雲海展望台-8:30押手川-10:20編笠山山頂-11:30青年小屋
    13:10青年小屋-14:10西岳山頂-15:30青年小屋(テント場泊)
7月18日:7:40青年小屋-9:30権現岳山頂-10:45三ツ頭-11:50木戸口公園-13:10観音平への分岐-14:30観音平
天候 7月17日:曇りのち晴れ
7月18日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平駐車場を利用。30台位停められます。
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
 ・編笠山の山頂直下は岩岩した急登です。(危険はなし)
 ・青年小屋手前も岩を跳んで歩くような道で、目印の通りに歩きます。
 ・権現岳山頂直下は、クサリのついたちょっと高度感ある岩場です。
 ・権現岳〜観音平への道は、虫がすごかったです。
  汗に反応するようなので、長袖着用をお勧めします。(半袖の人に群がってました)

【登山ポスト】
 ・観音平の登山口にあり。

【トイレ・水場】
 ・観音平駐車場にトイレ・水場はありません。事前に済ませましょう。
 ・一番近くは、青年小屋です。チップ制のバイオトイレと、小屋の中のトイレ。
  水場は、青年小屋から西岳方面へ約5分のところに「乙女の水」というのがあります。豊富に出てました。

【温泉】
 「道の駅こぶちざわ」内にある「延命の湯」に行きました。駐車場がとても混んでました。
  お風呂はきれいです。ロッカーも100円返ってきます。
観音平駐車場
登山道入り口です。
ここに登山届ポストあり。
登山道入り口です。
ここに登山届ポストあり。
鬱蒼とした感じ
けっこう岩ゴロです。
けっこう岩ゴロです。
苔むした美しい自然林。
苔むした美しい自然林。
登山道はこんな感じです。
登山道はこんな感じです。
今回、ストックを買いました。
左のが私ので、BDのトレイルコンパクト。軽いです。
右のは、今まで散々お世話になったN氏のストック。
今回、ストックを買いました。
左のが私ので、BDのトレイルコンパクト。軽いです。
右のは、今まで散々お世話になったN氏のストック。
木に・・・自然のプランター状態。
かわいい。
木に・・・自然のプランター状態。
かわいい。
もののけがいそうですね。
もののけがいそうですね。
編笠山山頂に近付くにつれ、どんどん岩ってきます。
編笠山山頂に近付くにつれ、どんどん岩ってきます。
雲の間から、北岳がチラ見え。
雲の間から、北岳がチラ見え。
編笠山山頂到着〜。
お団子の看板。
編笠山山頂到着〜。
お団子の看板。
青年小屋が見えてきました。
小屋までは岩だらけ。
青年小屋が見えてきました。
小屋までは岩だらけ。
青年小屋から徒歩5分の乙女の水。
登山靴履いていった方がいいです。普通に山道です。
ざぶざぶと豊富に出てました。
青年小屋から徒歩5分の乙女の水。
登山靴履いていった方がいいです。普通に山道です。
ざぶざぶと豊富に出てました。
西岳へ向かう道。
おとぎ話の世界みたいに、森がきらっきら。
西岳へ向かう道。
おとぎ話の世界みたいに、森がきらっきら。
絶対に妖精がいると思う。
絶対に妖精がいると思う。
西岳山頂到着〜。
またしてもお団子看板。
シリーズものですかね。
西岳山頂到着〜。
またしてもお団子看板。
シリーズものですかね。
山頂からの景色。
山頂からの景色。
何岳を撮ったのかわからないけど、ステキです。
何岳を撮ったのかわからないけど、ステキです。
麓の町が見えます。
麓の町が見えます。
青年小屋テント場。
着いたときは2張しかなかったのに、どんどん増えて大賑わい。
青年小屋テント場。
着いたときは2張しかなかったのに、どんどん増えて大賑わい。
2日目の朝。小屋前から。
雲海の中に富士山。
2日目の朝。小屋前から。
雲海の中に富士山。
雲がきれい。
権現岳方面に少し登ったところから。
北アも見えました。
権現岳方面に少し登ったところから。
北アも見えました。
赤岳。
奴はやっぱり険しかった!
赤岳。
奴はやっぱり険しかった!
北アをアップで。
穂高連峰と槍が!
北アをアップで。
穂高連峰と槍が!
権現山頂直下の岩場を撮りたかったんですが、伝わらない・・・。
権現山頂直下の岩場を撮りたかったんですが、伝わらない・・・。
赤岳へ向かう、ウワサの「長いハシゴ」。
赤岳へ向かう、ウワサの「長いハシゴ」。
あれが、権現岳山頂。
うっそー!?って感じ。
狭いですが、立てます。
あれが、権現岳山頂。
うっそー!?って感じ。
狭いですが、立てます。
三ツ頭。怪我してるみたい・・・。
三ツ頭。怪我してるみたい・・・。
立ち枯れた木々が美しい。
立ち枯れた木々が美しい。
観音平への分岐です。
手前の「延命水」で、間違えて曲がらないように。
観音平への分岐です。
手前の「延命水」で、間違えて曲がらないように。

感想

テント泊、第二段。今回は、初の八ヶ岳へ!パートナーは第一回でもお世話になったN氏です。ルートも考えてくれました。ただし今回は、私が食糧を考えて持っていくということで!(結局彼も色々持ってきてくれたけど…)
世間では3連休のこの日(N氏は2連休)、高速も駐車場も混むことを予想して、前日夜出発の車中泊とすることにしました。初車中泊の私。聞いただけでなんかワクワク。でも、準備にバタバタし、なんとなくぐったりしながら(自分が運転したわけでもないのに…)、「道の駅こぶちざわ」駐車場に到着。ここで、車中泊です。
朝、5時ごろ起床。夜の間に雨が降ったようです(気付かなかった…)。空はどんより。かろうじて降ってないけど。観音平駐車場にはトイレ・水場がないので、ここで顔を洗って水を汲んで観音平へ向かいます。6時ごろ到着。すでに1/3位埋まってました。さすが連休…。準備をして、朝ごはんに握ってきたおにぎりを食べて出発です。
早速、鬱蒼とした自然林に囲まれます。前週、植林だらけの奥多摩に行ったばかりなので、違いが歴然です。やはり自然林は美しいですね。道はけっこう急登が多く、岩がごろごろしてます。平坦で急なのはキツイですが、岩っぽいのは好きです。そうはいってもキツイけど…。
雲海展望台着。展望台といっても、ちゃんとした展望台があるわけではなく、特にこの日は天気が悪かったので何も見えません。真っ白です。ここで、これから赤岳を周って2泊か3泊するというお父さんと出会いました。一緒に来るはずのお子さんが熱を出してしまったそうで…。解き放たれたお父さんは、「今だ!」とばかりに遠出するのだそうです。
鬱蒼とした樹林の中を引き続き歩いて、押手川も過ぎると、道はどんどん岩っぽくなってきます。山頂近くなると、道幅も狭くなり、岩だらけに。高度感のある岩場とは違うので怖さはないですが、手も使って登っていきます。視界の開けるところまで登ると、雲を超えたのか、晴れてきました。そして、厚い雲の向こうに北岳がちらりと…。そのチラリズムがニクイ!とか言ってるうちに、やっとこさ編笠山山頂到着〜。ちなみに、押手川から青年小屋まで、山頂を巻くコースもありましたが、巻かずに頑張りました〜。(ここで巻いたら何しに来たかわからないし)
山頂も岩岩ですが、広いです。たくさんの人が岩に腰掛けて休んでました。
しばらく休んでから、青年小屋を目指します。狭くて急な下りです。そして、小屋手前は、全部が大きな岩です。岩から岩へ跳んで歩きます。どこを歩いてもいいように見えますが、ちゃんと目印がついており、そこを歩かないと怒られるんだそうです。高山植物を守るため…とN氏が言ってました。大きな荷物でバランス取りづらく、よろよろしながらやっとのことで青年小屋到着。
早く着いたので、テント場にはさっきのお父さんと我々のみ。小屋前のテーブルでゆっくりお昼ご飯にしました。ちなみに、小屋の外にチップ制のバイオトイレがあるのと、あとは小屋の中のトイレも使っていいそうです。小屋の中のトイレにもペーパーがないので、入る時は持って行きましょう。それと全然余談ですが、小屋のお兄さんがF1の佐藤琢磨に似てました。対応も良く、好青年でした。
少し休憩してから、空身で西岳まで行きました。天気も良くなり、西岳までの道は、おとぎ話の世界のようにきらきらときれいな森でした。あそこには絶対に妖精がいます!途中、水場の「乙女の水」があります。小屋から5分位です。普通に山道で少しぬかるんでいるので、サンダルでなく登山靴で行かれることをお勧めします。
西岳山頂は、とっても見晴らしがよく気持ちが良かったです。ただし、登山道も山頂も、虫がぶんぶん飛んでます。虫よけスプレーも効きません。
テント場に戻ってくると、テントがだいぶ増えてました。3時過ぎまでどんどん入ってきました。大賑わいです。
今日の夕ご飯は、スープパスタ。スープの素と、90秒で茹であがるくるくるしたパスタで作ります。……が、パスタをゆでる時のドロドロが出てしまい、なんともドロドロした食べ物に…。うーん、失敗。このほかには、常温保存OKのサラミ、アルファ米のドライカレー、ミニハンバーグ、焼き鳥。ビールを飲みながら食べていたら満腹に。そして、寝不足と疲れが祟ってあっという間に睡魔に襲われてしまいました。岩に腰掛けて夕陽を待つN氏の隣でグーグー寝る私…。結局、テント場の夕暮れ時を楽しむこともなく、かなり早い時間にテントに入って就寝しちゃいました。
明け方近く、またしてもN氏に呼ばれて外に出ると…、すごい星!! まさに降るような星空!たくさんの流れ星。満天の星。すごい〜〜。感動〜〜。これが山の上の星空か〜〜!! そして、明日はお天気だっ!

2日目。
なんとなく頭が痛くどんよりした感じで起床。でも、天気は快晴!
今回も、私→N氏のテント、N氏→私のツェルト で寝てみましたが、今回はツェルトの結露が激しかったらしく、「頭の上に水がポタポタ落ちてくる…」だそうで、ツェルトの限界を感じた私。いや、N氏。次こそはテントを買おう!と心に決めたのでした。
さて、朝ごはんを食べて片付けをして出発。それにしても私は支度がノロい。今回も、起きてから出発までに2時間半以上もかかってしまいました。こんなことではN氏にいつか愛想を尽かされてしまう…。スピードアップを図らねば…! さてさて、2日目は権現岳を周って観音平に戻ります。権現岳へはいきなり急登。でも少し行った場所から、富士山から南アから北アまで見えちゃいました! 槍まで! ほら、尖ってる! なんか得した気分〜♪ 山頂直下は少しクサリのついた岩場がありました。ちょびっと高度感あり。テント泊装備を担いでいると、前を見ようと顔を上げるだけで後ろにバランスが崩れてしまいます。前かがみで足元しか見られない状態で歩くので、結構怖いです。そんな場所を2、3か所超えて、その先、大きな岩のようになっているところが山頂です。あれが山頂?という感じです。荷物を置いて登ってみました。狭いので写真も順番です。その後は、アップダウンを繰り返しながらの下り。炎天下のせいもあり、私はバテバテ。いつもより妙に疲れるような…。それと、虫がブンブ飛んでました。長袖の私の周りには少ないですが、汗に反応するのか半袖の人に群がるようです。半袖のN氏は、かなりジタバタしながら休憩してました(休憩になってない…)。
疲れているせいか暑いせいか虫に追われているせいか、何だかとても長く感じながらやっとのことで観音平に着きました。でもやっぱり自然林はどこを歩いても美しかったです。初の八ヶ岳でしたが、森の美しさに感動しました。木の名前とか覚えられたらいいのにな〜。
帰りは、行きに車を停めた「道の駅こぶちざわ」にある温泉「延命の湯」に立ち寄りました。とてもきれいでした。
それにしても今回はバテました。自分の軟弱さにびっくりです。確かに最近何もしていなかったので、体力が落ちていて当然なんですが…。
日ごろの体力作りは大切です。山をなめてはいけませんね。(また言ってる)

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コメント

同期デビューですね 笑
mizuhoさん こんにちは

僕も先々週、八ヶ岳デビューしました(翌週も行きましたが…)

僕は天狗岳と阿弥陀岳間を行ったり来たりしてました。

権現岳から、赤岳方面の写真を拝見しました。
こんな風に見えてたのですね。
とても良い写真ですね(自分が登った山を見られて嬉しいです )

赤岳から見る権現岳もかっこよかったので
今度、行ってみたいと思っています。


八ヶ岳からの星、凄かったですね〜
人工衛星はわかりましたか?
2010/7/23 12:18
to4さん、こんにちは
八ヶ岳、同期デビューだったんですね〜!
しかも、連休はお近くにいらしたんですね。

記録拝見しました。
本当に早足ですね。私はバテバテのノロノロでしたが…

赤岳、気楽な気持ちで行こうかと考えてたんですが、
あの険しい姿を見て、ちょっとひるみました
硫黄岳への道も怖そうですね。
でも、いつか行ってみたい〜!

同期に、あっという間に抜かれて出世されてしまった、
という感じです
2010/7/23 14:24
お疲れ様でした
八ヶ岳デビュー、お疲れ様でした。

夏に行くとあんなに岩岩した道なんですね。冬に行ったら、最初から雪景色だったのでそんなに歩きづらいことは、ありませんでした。まぁ、最後のところは腰下ラッセルでしたが…
デビュー戦が編笠とは、渋いです。だいたい、赤岳鉱泉とか行者小屋とかが多いのに…
さすがです
2010/7/23 12:42
KENTKENさん、こんにちは
冬に行かれたんですね〜。
冬の八ヶ岳もきれいそう。
腰下ラッセルとは…。考えただけでぜぃぜぃしてしまいます…。

確かに、デビューが編笠山ってちょっと渋いですね…。
実は来週、会社の山の会で、まさに赤岳鉱泉・行者小屋に行くのです
このメンバーでは、奥多摩・秩父くらいしか行ったことがないので、八ヶ岳というか高山デビューです

今度はバテませんように…。
2010/7/23 14:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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