羅臼岳 羅臼〜ウトロへ
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,600m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 8:40
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々雪渓あり |
写真
感想
職場の方々とともに羅臼岳へ。今季初の登山なので、やや緊張する。
金曜日の夜にウトロに向けて車を走らせていると、10匹以上のキツネや立派な角を持った鹿に遭遇。サファリパークに来たような錯覚に陥りつつ峠道を走る。やはり昼と夜とでは違うな―などと思っているとウトロに到着。少しでも体力をつけるためにささっと就寝。
午前3時ころ雨の音で目が覚める。窓の外を見るとバケツをひっくり返したような雨が降っていた。今日は中止かななどと思っていると雨がやんだ。最近の雨はたちが悪い。
それから少しして、自分の車を岩尾別温泉に停め、先輩の車で羅臼川登山口に向かう。登山口に着いた時には霧雨が降っていたが、晴れそうだったので登ることにする。ところが、雨はどんどん強くなり、気がついたころにはズボンはびしょびしょになっていた。上は合羽を着ていたので問題ないが、下を履いていなかったので徐々に体温が奪われていく。屏風岩を超えたあたりには雪渓があり、かなり硬かった。迂回しつつ登っていくと、綺麗なお花畑が広がっていた。その頃には雨はやんでいて、石清水に着くころにはズボンも無事に乾いた。
道中熊の糞が多数落ちていたが、幸運なことに熊自体には遭遇せずに無事羅臼岳頂上に到着。最後の方は傾斜のあるガレ場であった。素晴らしい展望を期待していたが、霧が濃く風が強かったので、写真を撮ってさっさと撤退することに。あとで聞いた話をまとめると、晴れていたら別な場所にいた熊を見ることができたかもしれない。これが幸運なのか不幸なのかは人によると思う。
濃い霧の中をウトロに向かって下ると徐々に晴れていく。どうやらウトロの側の雨雲は消えたようだ。その証拠にたくさんの登山者が山頂に向かって登っていく。しかし、山頂付近は曇っていたため展望は望めそうになかった。
ウトロ側のコースには、フードロッカーや携帯トイレ用ブースなど設備も充実しており、登山者に人気があるのも納得であった。
ゴールまであと残り1時間位だなどと考えて歩いていると、水没した登山ルートが出現した。なるべく靴を濡らさないように歩くが、途中でめんどくさくなり普通に歩く。水量が多いところもあるが、忍者のまねをしたりしながらやり過ごす。そんなこんなで無事に岩尾別温泉に到着。相変わらず靴下が臭かった。
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