山行記録: 黒部川赤木沢

記録ID: 7134635

全員に公開

沢登り

剱・立山

黒部川赤木沢

2024年08月10日(土) ～ 2024年08月12日(月)

富山県岐阜県

cluain その他2人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 09:15
距離: 11.7km
登り: 895m
下り: 520m

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歩くペース

ゆっくり

1.5～1.6

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 8:14
休憩: 3:47
合計: 12:01

距離 11.7km 登り 895m 下り 520m

3:06

0分

薬師峠（太郎平キャンプ場）

3:06

6:05

84分

薬師沢小屋

7:29

7:37

16分

赤木沢分岐

7:53

7:54

90分

ウマノ沢分岐

9:24

9:56

106分

大滝

11:42

11:44

42分

中俣乗越

12:26

12分

赤木岳南峰

12:38

43分

赤木岳

13:21

13:22

7分

北ノ俣岳

13:29

13:30

69分

神岡新道分岐

14:39

14:40

5分

太郎山

14:45

20分

太郎平小屋

15:05

15:07

0分

薬師峠

15:07

太郎平キャンプ場

天候	午前中:快晴。午後:霧。
過去天気図（気象庁）	2024年08月の天気図
アクセス	利用交通機関：バス自家用車 1名先行して自家用車で折立へ。 2名は後追いで、毎日あるぺん号で折立へ。下山は折立から自家用車。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	コースの危険箇所は特に無し。
その他周辺情報	折立:トイレは2箇所。駐車場付近のトイレは混んでいるが、登山道側のトイレは空いている。登山道側のトイレの前に自販機あり。

写真

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アプローチ。強い日差しの中、太郎平小屋を目指す。日焼け止めは塗ったが、めちゃめちゃ焼けた。

2024年08月10日 10:29撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/10 10:29

アプローチ。強い日差しの中、太郎平小屋を目指す。日焼け止めは塗ったが、めちゃめちゃ焼けた。

太郎平キャンプ場。五光岩ベンチを越えてからガスが覆い始めて以降この日は霧模様。見えずらいがテン場は非常に多くのテントで賑わっていた。

2024年08月10日 16:54撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/10 16:54

太郎平キャンプ場。五光岩ベンチを越えてからガスが覆い始めて以降この日は霧模様。見えずらいがテン場は非常に多くのテントで賑わっていた。

入渓点。薬師沢小屋のテラスにある梯子を降りて入渓する。

2024年08月11日 05:52撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 5:52

入渓点。薬師沢小屋のテラスにある梯子を降りて入渓する。

黒部川の奥の廊下。水深は膝下から股下位の水深の渡渉を繰り返しながら遡行する。巻きは1回。岩魚止ノ滝にて少し手前の左岸から巻いた。

2024年08月11日 06:59撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 6:59

黒部川の奥の廊下。水深は膝下から股下位の水深の渡渉を繰り返しながら遡行する。巻きは1回。岩魚止ノ滝にて少し手前の左岸から巻いた。

赤木沢出合い。本流側のナイアガラの滝。朝日を浴び輝いていた。

2024年08月11日 07:27撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:27

赤木沢出合い。本流側のナイアガラの滝。朝日を浴び輝いていた。

赤木沢出合い。赤木沢側の水深は深く、左岸をヘツる。

2024年08月11日 07:29撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:29

赤木沢出合い。赤木沢側の水深は深く、左岸をヘツる。

赤木沢入ってすぐのナメ。赤い川床。

2024年08月11日 07:33撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:33

赤木沢入ってすぐのナメ。赤い川床。

青空に映える階段状の滝を越えていく。

2024年08月11日 07:45撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:45

青空に映える階段状の滝を越えていく。

2024年08月11日 07:49撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:49

一段登った後に左岸を巻く。

2024年08月11日 07:58撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 7:58

一段登った後に左岸を巻く。

釜を軽く泳ぎ右壁を登る。

2024年08月11日 08:05撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 8:05

釜を軽く泳ぎ右壁を登る。

2024年08月11日 08:23撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 8:23

2024年08月11日 08:49撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 8:49

2024年08月11日 08:59撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 8:59

2024年08月11日 09:02撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 9:02

2024年08月11日 09:08撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 9:08

大滝。左岸を大高巻き。
体感はRCCⅡグレードでⅡ級とⅢ級の間くらい。上りはルートが若干わかりづらい。トラバース後は大滝上段の滝の落口に出る。

2024年08月11日 09:23撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 9:23

引き続き、階段状の滝が続く。
水が綺麗で気持ち良い。

2024年08月11日 09:59撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 9:59

引き続き、階段状の滝が続く。
水が綺麗で気持ち良い。

2024年08月11日 10:02撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 10:02

2024年08月11日 10:02撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 10:02

2024年08月11日 10:18撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 10:18

中俣乗越を目指しルートを取る。藪漕ぎ無しで草原に出て、そのまま中俣乗越へ上がれた。

2024年08月11日 11:03撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 11:03

中俣乗越を目指しルートを取る。藪漕ぎ無しで草原に出て、そのまま中俣乗越へ上がれた。

草原に入ったあたりで景色を楽しみながら靴を履き替える。
休憩していると天候が一変して、あたり一面霧に覆われた。

2024年08月11日 11:09撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 11:09

草原に入ったあたりで景色を楽しみながら靴を履き替える。
休憩していると天候が一変して、あたり一面霧に覆われた。

霧の中、太郎平キャンプ場を目指す。

2024年08月11日 11:32撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 11:32

霧の中、太郎平キャンプ場を目指す。

2024年08月11日 13:10撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 13:10

8/12。キャンプ場から。午前中は好天で周囲の山々がよく見えた。

2024年08月11日 18:10撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/11 18:10

8/12。キャンプ場から。午前中は好天で周囲の山々がよく見えた。

2024年08月12日 10:51撮影 by iPhone 13 Pro, Apple

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8/12 10:51

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

装備

個人装備	Tシャツズボングローブ雨具着替え靴ザック行動食地図（地形図）トポコンパス笛計画書ヘッドランプ予備電池 GPS ファーストエイドキット常備薬保険証携帯時計ツェルトカメラハーネスヘルメットキャメロットハンマーバイルナイフブレードアングルハーケン渓流シューズアルパインヌンチャクロールペーパーシェラフテントマット
共同装備	調理用食材飲料ガスカートリッジ食器調理器具ライターテントテントマットロープ
備考	カムは使用場所が無いため不用。

感想

cluain

8/10:アプローチ:折立～太郎平キャンプ場

8/11:赤木沢遡行
薬師沢小屋で装備を整えて奥の廊下へ入渓。三連休ということもあってか、5、6組のパーティーが入渓されていた。

奥の廊下では渡渉を繰り返しつつ遡上する。
水温もそこまで低くはなく、水流もそこまで強く無いので、テンポ良く距離を延ばす。

岩魚止ノ滝では突破方法に少々悩んだが、滝少し手前の左岸から巻けそうな地点を見つけて高巻く。少し薄いが踏み跡ができており、ロープ無しで滝の落口の先に戻ることができた。

岩魚止ノ滝を越えてすぐに赤木沢の出合いを示すナイアガラの滝を見つける。

赤木沢の出合いは水深が深く、左岸をヘツると、赤い川床のナメが出現。しばらく階段状の滝が続く。
1箇所、左岸を巻いた滝があったが、快晴で非常に明るく、水も綺麗で、進むごとにテンションが高まる。しばらくすると正面に巨大な壁が現れて大滝に到達を知らせる。

大滝は左岸を高巻き、大滝と連続する滝の落口から沢に戻る。大滝を越えると源流の様相を呈す。ナメ滝気味の滝が続く中、タケゾウさんのアドバイスを元に中俣乗越を目指して進路を取る。無事ルートファインディングに成功し、上り詰めると藪漕ぎ無しで草原にたどり着く。

薬師沢小屋へのアプローチ中に高天原へ向かうパーティの方が、上り詰めればハイジの世界が待っていると語られていたが、草原が視界に現れた瞬間は壮観だった。

草原内で大休止と靴の履き替えをしていると天候が急変、一気にガスが掛かってしまう。遡行中に天気が持ってくれたことに感謝しつつ、太郎平キャンプ場へ縦走路を戻ったが、歩き不足のため、かなり苦労してキャンプ場に戻る。縦走路での景観は望めなかったが、霧のおかげで暑さが凌げ、体力消費を抑えられたので、天気に恵まれた。

8/12:下山:太郎平キャンプ場～折立
薬師岳に登山予定だったが、前日の疲労と左膝の痛みの為、中止にして下山。左膝をテーピングしながら、足が棒になりながら、満身創痍で下山。