登り甲斐マックス!!夏休みの塩見岳でオコジョさんとブロッケンに出会いました。


- GPS
- 11:29
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:47
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:34
天候 | 1日目は午後から雨 2日目は明け方以外はどんより |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒れてる箇所なし |
その他周辺情報 | 信州松川温泉 清流苑 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
塩見小屋の予約ができたので連休最終日に泊りで塩見岳へ。
ルートの8割(塩見小屋まで)は割りと単調なダラダラ歩きになり、ルートの長さに辟易したりもしましたが、塩見小屋から先は一変。
険しい山容になってスリルをスパイスになり骨のある山行になります。その分核心部を抜けたときの喜びもひとしおでした。
日の出に合わせて天気が快復したり、オコジョさんに出会えたり、ブロッケンに遭遇したりと最高の山行になりました。
以下、ダラダラ登山記録
------
■1日目
午後から雨予報なので、まだ暗いうちに出発。
登山口までのアプローチが辛いことは知っているので無心で歩いていたら道路脇からオコジョさん出現。めっちゃ威嚇される。
三伏峠までの登山道は木製の階段が荒れ気味でヒヤヒヤながら登る。
※徐々に金属製の階段に置き換えられている様子だった。
三伏峠からの稜線は地味なアップダウンが続き、心を無にして歩を進める。
だいぶ早い時間帯に小屋に到着するも、まもなく天気が曇りになる予報の為明朝の晴れ予報を信じ初日はここまでとする。
山小屋付近は8月とは思えない程ひんやりしており、午後からの天候悪化を予見しているようだった。
塩見小屋は缶ビールが4種類も用意されており別の理由でワクワクしながらマルエフで昼食から乾杯。
午後は早々に雨が降り始めたため室内でひたすら昼寝。
夕方には天候が回復し夕焼けに照らされる塩見岳を見ながら翌日のアタックに胸を躍らせる。
------
■2日目
3時に起床するが、他の宿泊者も大半がもう支度を始めていた。
濃いガスに巻かれる中、2日目もヘッドライト装着でスタート。
開始早々、今回の行程で一番キツイ激坂開始。
日の出までに時間がある為、無理せずのんびり登る。
中腹のコルになっている箇所を抜けていよいよ最後の登りに差し掛かると、手をついたり鎖を頼ったり、足の置き方を考えて登らないといけないような様相を呈してくる。
前日の雨の影響で所々滑りやすくなっていた為、慎重に進む。
苦労して登りきった頃にはガスが晴れ東側がキレイな雲海になる。
地平線にはご来光と富士山だけが顔を出し、息を吞むような絶景を楽しむ。
惜しみながらも下山を開始。再び上がり始めた霧の中にブロッケン現象を発見し、無心でカメラのシャッターを切る。
山小屋から先は初日同様黙々と歩を進める。
登山口に出た瞬間、麓の暑い日差しに当てられテンションが下がる。
エアコンを求めて車内に駆け込む。
-----
■メモ
・鳥倉登山口の混雑状況について
→ 2時半頃到着するも、第一駐車場はほぼ満車。
第二は下山時も余裕があったが30分程度は余計に歩く必要あり。
・塩見小屋の利用について
→ トイレは携帯トイレを小屋で購入して使用する。(宿泊者は無料で使い放題)
→ 寝具は備え付けの寝袋だが、インナーシーツは自前で用意する必要あり。
→ 飲み水はミネラルウォーターを購入する。(小屋の水道水は煮沸推奨)
お酒以外の飲料水の販売はミネラルウォーターのみ。(たまたま売り切れ?)
→ 本日は山バッチ完売。三伏峠にも塩見岳バッチの販売あり。
→ 専用の自炊部屋はないが、夕食時間を外せば小屋の食堂を使用可能。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する