常念岳→大天井岳→燕岳


- GPS
- 21:56
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,670m
- 下り
- 2,630m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:14
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:10
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 4:53
天候 | 霧→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢から尾根のあたりまでは道が少し崩れている個所がありました。 |
その他周辺情報 | 下山後は有明荘ので入浴。3日ぶりの入浴は最高でした、 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
8月17日から19日までの2泊3日で、常念岳・大天井岳・燕岳を縦走してきました。夏の北アルプスらしいダイナミックな景観と、仲間とのかけがえのない時間、そして心に残る宿泊体験を味わった、まさに「最高の山行」でした。
初日はあいにくの天候。朝から霧と雨に包まれ、視界も悪く、せっかくの稜線歩きもやや残念なスタート。それでも、雨音と霧の中を一歩一歩進んでいく静けさには、普段味わえない神秘的な魅力も感じました。しっとりと濡れた登山道に咲く高山植物や、時折現れる幻想的な雲間の風景が印象的でした。
しかし二日目からは打って変わって快晴。夜が明けると、朝焼けに染まる山並みが眼前に広がり、思わず息をのむ美しさでした。抜けるような青空と、遠くまで見渡せる大展望。北アルプスの主稜線が一望でき、歩くたびに変わっていく山の表情に胸が高鳴りました。
夏の高山は、下界とは異なり、湿度も気温も心地よく、涼しい風が肌に優しく吹き抜けていきます。標高を上げていくほどに、心も体も軽くなっていくような感覚を味わいながら、仲間と笑い合い、励まし合い、無事に目的地を踏破していく喜びは格別でした。
宿泊したのは、初日が常念小屋、二日目が燕山荘。どちらも非常に快適で、心身ともに癒されました。両日ともに夕食はハンバーグでしたが、山で食べる食事は何を食べても格別。疲れた体に染み渡る温かさと、ほどよい塩気、そして食後の満足感は言葉になりません。
特に驚かされたのが、燕山荘です。まず、その規模感に圧倒されました。増築を重ねてきたのか、内部はまるで要塞のような構造。迷路のように入り組んでおり、繁忙期にはなんと1000人以上が宿泊するという話も頷けます。その人数分の食事を準備し、宿泊者を迎えるスタッフの努力には頭が下がります。
小屋の雰囲気も、一般的な山小屋のイメージを完全に覆すものでした。まるで高山の中のホテルといった趣で、おしゃれで清潔感があり、細やかな気配りが行き届いていました。居心地の良さとおもてなしの心に感動し、人気の理由を肌で実感しました。次回の予約は難しそうですが、また必ず泊まりたい場所です。
最終日の下山後には、温泉で疲れた身体をゆっくり癒し、登山の余韻に浸りました。山で感じた風、見上げた星空、仲間との笑い声が、今も心に温かく残っています。
素晴らしい仲間とともに、雄大な自然と出会い、非日常の空間で過ごした時間。改めて、山の魅力を全身で感じることができた、忘れられない三日間となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する