アラウンド・ザ・大雪(富良野岳・十勝岳・旭岳・石狩岳・東雲湖)
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
毎週末、律儀に山に向かうほどのめり込んでいる訳ではないので
まとめて集中的に美味しいとこ取りで山を楽しんでいる。
”大吉駅長”の言うモータリゼーションの機動性を活かして、山登りは旅の延長であると捉えている。
仕事の関係で時期外れの夏休みを取れたので、大雪山周辺を登って見ることにした。
昨年は道東遠征で100名山3山を登ったが基本的に独立峰に近く、大雪山のように
尾根つながりの山塊はルートによってはかなりのバリエーションに富む。
東日本水害をもたらした2個台風の影響で出発がズレ込み、9/14の出発となった。
初日(9/15)
十勝岳温泉から富良野岳〜十勝岳
十勝連峰の南に位置する富良野岳は緑も多く好ましい山でした。
三峰山へ向かう途中で初ナキウサギにも遇えたし。
上ホロとか十勝岳は火山の様相で動物の存在が感じられず余り好きにはなれない。
十勝岳ではまさかの霰・強風で早々に撤収せざるを得なかった。
次回は白金温泉から美瑛岳方面へ抜けるコースを検討してみよう。
二日目(9/16)
姿見駅から旭岳〜間宮岳〜裾合平
北海道最高峰の旭岳へは2時間程で登ってしまった。
まあロープウェイのおかげなのだが、旭岳温泉から自分の足で登ってきた方が
感激も違ったものになったのだろう。
御鉢平の広大さは他に類を見ない規模。時間が許せばお鉢巡りをすべきだったな。
次回はトムラウシ山への縦走か、愛山渓周辺の沼巡りも面白いかも知れない。
下山後は旭岳温泉近くの野営場に天幕。直ぐ側の温泉に入り疲れを癒やした。
三日目(9/17)
2日連チャンの山で乳酸が溜まってしまった為、休養兼余暇。
翌日の石狩岳基部の音更川上流部でテンカラ釣りで気分転換。
25cm、30cmと良型のニジマスが釣れまずまず楽しめたので、そろそろ終わりにしようかと川の上流を見ると良さげなポイントが。
2〜3度振り込むが掛かるのは15cmクラス。
こんなはずは無いと流れをずらすと…、「来た!」
凄い引きだ、竿が弓なり。折れそう、動かない。
ルアー釣りやフライリールのように逃げがないから、走られたらヤバイ。
左右に魚の頭を振って、気を散らして何とか取り込んだ。
40cmの見事なニジでした。
ありがとう、久しぶりにワクワク・ドキドキした。
みんなリリースしたので、また大きくなって勝負してね。
四日目(9/18)
シュナイダーコースで石狩岳〜音更山
長期戦だとスタミナが持たないのがわかってきたのと膝の爆弾が怖いので、短期決戦を考えシュナイダーを選択した。
急登はかなりキツかったが、いいペースで石狩岳には登頂できた。予想通り。
だが若干無理がたたったか膝に違和感が。
音更山への上りで二度目のナキウサギ。携帯カメラじゃ限界かな。
もう既に膝が悲鳴を上げている、ペースが上がらないどころか標準値からも遅れている。下山は十石峠経由とした。距離はあるが斜度が緩いと判断したが甘かった。
夕方になってガスが出てきて更に雨まで降ってきた。
ヘッドランプを出して歩くが安物のため余り足元が明るくない。
17時半頃、森の中はもう真っ暗。その時、
斜め後方の至近距離から重低音の唸り声が!
「ヒェ〜、うゎ〜」
思わず情けない声が出た。
走ってはいけないと理性が働き、早足のように移動した。
幸い直ぐに襲ってこなかったので、それからは熊鈴だけでは不足と思い、車に着くまで2時間弱ストックを叩き合わせて音を出したり、大声を出し続けた。
熊の方としても鈴が鳴ってランプがチラチラする動物が来たら不気味だったのかな。
真っ暗闇の笹ヤブを刈り取った道の長いこと長いこと。駐車場についてから更に2キロの林道歩きもダルかった。熊じゃない動物が道を横切ったり、モモンガ?がランプの前を飛翔したりとやられっ放し。
愛車にたどり着いた時は、心底ホッとした。
膝の故障がなかったらとかのタラレバは無しだ。真摯に反省しよう。
嫁さんに顛末をメールしたら
「ナキウサギとクマさんに会ったんだ」と一緒にされた。
なんだかな〜。
幌加温泉に入る予定が時間オーバーでアウト。そりゃ20時過ぎたらダメだろ。
仕方なく少し走ったトイレ付きの広い駐車場で車中泊。
五日目(9/19)
台風20号の影響で天気が悪いので休養に当てる。
士幌の道の駅に温泉があるので、そこでのんびりマッサージでもして回復を願う。
その状態によって明日以降の予定を立てようと思う。
夕方、瓜幕の道の駅へ。何故か混んでるな。
六日目(9/20)
混んでる理由が分かった。
全日本ホースエンデューロという馬の長距離レースをしているようだ。
朝起きて歩いてみた感じでは、少し足を引きずり気味。
北海道三大秘湖の東雲湖までのトレッキングでリハビリでもしてみるか。
往復で3時間程度だし、最悪暗くなることもあるまい。
東雲湖はガスが晴れると顔を覗かせるが、余り全容は見せない。
笹ヤブが濃くて降りて行く気にならないし。
コーヒーブレイクしているとナキウサギに3度目の遭遇。
こんなに遇えるのって運がいいのかな?
膝は変に曲げると激痛が走り、これ以上は無理と判断
今回はこれにて打ち止めとした。
トムラウシ山とニペソツ山を含めて、次回は右回りに攻めて見るかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する