立山 別山縦走


- GPS
- 12:37
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:11
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:01
天候 | 1日目 曇り 2日目 快晴 3日目 曇り 少しだけ霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
8:15発 3700円 扇沢駅10時30分発の電気バスに乗って ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継ぎ12時前に室堂着 往復12300円 帰りは10:45室堂発のトロリーバスに乗り込み、11:54扇沢着 そのまま12時発の長野行きのバスに滑り込み、 1時30分頃長野駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊注意 (詳しくは、室堂 熊 で検索して下さい!) 道は問題無し 気をつける所 一ノ越から雄山への急登は手を使わずに登れる感じ 高所感は有り 年配の方や登山未経験者の観光客さんとかも登っています。 富士ノ折立 こちらは手を使って登る感じ ○×の表示はないらしく、少し迷うらしいけれど 難しい訳ではないそうです。 が、自分は高所恐怖症なので、無難にパス 富士ノ折立からのザレ場の下り 慎重に下れば問題ないかと。 でも僕は苦手、、。 足が痛いのと、怖いのとで、かなりゆっくりと下りました。 別山手前の巻き道 最初、ここ使おうかと思ってたのですが、、。 遠目に通っているご夫婦?さんが、壁に張り付いて、カニの横ばい状態! 一見すると普通の巻き道なのですが、途中4.5メートルほど、道が切れていて、岩場をクライミングする様です。 下は普通に50メートル、100メートルある崖。 テントのお隣さんもそちらを通ったそうですが、難しい訳ではないみたいですが、壁への張り付きなんで、かなり怖くて、初心者向けじゃない、、と仰ってました。 高所感苦手な方、テン泊の大荷物の方はご注意を。 他は問題ナシ 前回、風が強くて、稜線歩き少し大変でしたが、今回は風は全く気にならず、ほぼ最高の稜線歩きでした。 |
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
ずっと警戒放送が流れてました。
エンマ台から雷鳥荘でガスの濃度が上がってます。水に濡らしたタオルを口に当てて素早く通過して下さい。的なことを。慣れたけど、あまり気持ちは良くないです。
ハイマツの前にいるはずですがピンボケ。(^^;
正直、雷鳥さんは大天井岳と常念で沢山見たので、それより後ろの剣の方に夢中だったので。
感想
今回は2度目の立山という事で、出発前ネガティブは発動されなかったのですが、途中から不安や心配事の多いネガティブ思考発動、、。
テン泊だけして温泉浸かって帰ろうか、、とか思っちゃいました。
そもそも、キャンプ場への道中、エンマ台と雷鳥荘の間で風向きの加減でガス濃度が濃く、赤ランプの警告表示で、濡れたタオルを口に当てて素早く通過して下さいとの注意勧告の放送が連呼されてました。
普通に人通り多いので、通ってきましたが、慣れるまであまり気分は良くなかったです。(ずっと流れてたので慣れました。)
そして、雷鳥沢キャンプ場に着いたら、管理人さんから、室堂に熊の目撃情報があるから注意してくださいと。
夜明け前の暗い中での出会い頭に気をつけて下さい、と。
う、、熊鈴持ってきてないし、、。
寝る前に明日どうしよか、、と結構不安になってしまいました。
起きて明るくなったら腹くくったけど。
不安な事の90何%は実際には起こらない、とネットで言うてたし!
ま、そうそう出会わないやろうし、危なそうな所は声出したり、スティックや手を叩いたりして、、とかとか。
朝には結構冷静なポジティブ思考になって出発いたしました!
夕方、山降りてきてご飯食べて、何気なく、
室堂 熊 で検索したら、、、。
衝撃写真!
一ノ越から雄山に少し登った所、登山客の前を堂々と歩いてらっしゃったのね、、
(気になる方はxで検索してみて下さい。)
出没というよりパレードやん、、、。
こりゃ熊鈴鳴らすとかの問題じゃないですやん、、。
人怖がってないやつですやん、、。
降りてから調べて良かったー。
登る前に調べてたら、ビビって帰ってたかも。
苦笑
心配事は、その他にも、
ちょっと前まで夏バテみたいになってたし、、、4月に痛めて今でも時々痛くなる左足首とかが心配で、、。
前回、おっかなびっくり下った、富士ノ折立からの下りのザレ場も心配の種で。
なんとかそのザレ場はクリアしたのですが、今回も真砂岳の手前の砂走りからキャンプ場まで降りてしまおうかと、下りになると少し痛くなり始める足の様子を見ながら、ずっと葛藤しながら歩いておりました。
けど、、、、。
こんな好天は滅多にないし、剣御前小舎まで行けば、下りは時間かけてゆっくり降りれば大丈夫、と判断して別山縦走継続を決断!
結果、足や体力を考えて、食事や行動食、エナジーゼリーとかしっかりとって、ゆっくりゆっくり歩いたので、体力には何の問題なく、それどころか最後の最後で別山から大迫力の剱岳を目の当たりにして、テンション上がってしまい、下山したくなくっなっちゃった程でした!
剱岳が目の前に突然現れた時は、
他の山にはない迫力に唸ってしまいました。
毎度、3000メートルは楽しいだけじゃなくて、怖い思いや不安との闘いなのですが、それらを帳消しにして、すっかり忘れてしまうくらいの絶景にやられて、また、登りたくなってしまいます、、。
基本、チキンでビビりで、高所恐怖症なのですが。(^^;
また、ビビってた事忘れて、次どこ登ろうかと地図眺め始めております。
絶景の剣を見た後は、楽しくて楽しくて♪笑
テン場のご近所さんとも仲良く楽しくお話ししたし、今回も楽しい山行でした。
で、終わるはずだったのですが。
帰りのケーブルカーでヘルメット姿の登山者さん。
お声をかけてみたら、なんと!剱岳登頂者さんでした!
昨日、目の前で感動したあの剱岳!
マジリスペクトで扇沢まで色々お話し聞かせてもらいました!
他人様の武勇伝で、こんなにドキドキ、ワクワクしたり、驚いたり、楽しかったのは本当に久しぶりでした。笑
なんで山登るのか?の答えの中の一つに、昔のバックパッカーしてた時の旅に似てるから、というのがあります。
異国の地で出会った知らない人同士で旅の情報交換しあって、心動かされたり、行ってみたくなったり、そして、お互いに良い旅を!みたいにお別れして。
今回も山歩の景色だけでなく、旅人同士、楽しく色んな方達とお話し出来て、本当に本当に楽しい山歩きでした♪
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