至仏山(あやめ平・尾瀬湿原を歩いて)


- GPS
- 10:40
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
5:20鳩待峠-6:05横田代-7:00中原山山頂-7:15あやめ平-7:35富士見田代(朝食)-9:00竜宮十字路-10:05牛首分岐-10:40山の鼻
登り
11:00至仏山登山口-11:30森林限界-13:50至仏山山頂
下山
14:00至仏山山頂-14:30小至仏山山頂-15:05オヤマ沢田代(水場)-15:50鳩待峠
天候 | ほとんど晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗合バス(タクシー)片道\900(往復では買えませんでした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・戸倉の駐車場では、乗り合いバス(タクシー)チケット購入のための人が並んでいて(50人以上)驚きました。 ・鳩待峠〜横田代 前日の雨によりぬかるんでいる所は滑り易いです。しかし、流石尾瀬!半分以上は木道が整備さえれていて傾斜もきつくなく歩き易いです。 ・横田代〜富士見田代 天上の楽園と言われた湿地帯が天空に広がる景観の素晴らしいところです。全て木道が整備されていてゆっくりと最高の景色を堪能出来ます。 ・富士見田代〜竜宮十字路 今回は下りでした。傾斜もあり木道も整備されているのですが前日の雨で濡れていたため非常に滑り易いです。一度滑って転びました。ぬかるんでいる所も多くより一層の注意が必要です。 ・竜宮十字路〜山の鼻 何も問題ありません。周りの景色に気を取られ木道から落ちない事くらいでしょうか。山の鼻でも給水できます。 ・山の鼻〜至仏山山頂 森林限界くらいまでは階段を登り続けるひたすらコース、陽射しも遮られ問題ありません。森林限界を過ぎてくると陽射しを遮る木も無く、直射日光が厳しいです。途中からは滑り易いと言われる蛇紋岩の上を歩きます。みなさん、同じ所を歩くため蛇紋岩が磨かれていてより一層滑り易くなってます。鎖場も2か所ありました。 ・至仏山山頂〜小至仏山頂 軽く下ってまた登るためちょっとぐったりきますが岩場を歩くため気を付けましょう。 ・小至仏山〜鳩待峠 木道も整備され危険な箇所もなく坦々と歩けます。途中、オヤマ沢田代の水場があります。 最後に、出かける前に情報収集のため、こちらの「ようこそ尾瀬・サイトへ」さんには非常にお世話になりました。ありがとうございました。 http://www.geocities.jp/mhnskow/index.html |
写真
感想
今回のルートは、こちらでレポートされていた方と全く同じルートを歩いてみる事にしました。(参考にさせて頂きました。ありがとうございました。)
ですので、あやめ平のことを初めて知るきっかけになりました。
ご存知の通り、至仏山は鳩待峠を起点にするとぐるりと回るルートは山の鼻からの上り専用ルートで上がるより仕方が無く、尾瀬の湿原も歩きたかったのでぐるっと周ることとしました。
鳩待峠では大賑わいの中、山小屋裏手の「横田代」へ向かう登山口まで行くとトイレに行く人以外は全く居らず、物静かな中でのスタートとなりました。
上りは、思っていたよりも楽でした。陽もまだ上がり始めなため薄暗い中、陽射しの差す方へ登って行きます。「あの陽射しが一気に舞い込んできた時に開けるんだな。」なんて思いながら歩きました。
そして、その時がきました。見渡す限りの青空の下、朝日が差し朝露を浴びた草木は輝いているように見え、その素晴らしい景色にとっても感動しました。
すぐに目に飛び込んできたのは、朝露でこうべを垂れる「ワタスゲ」でした。
それからはと言うと、いろんな花もたくさん咲いていて写真をずーっと撮ってました。
「今日は、一日ここでいいか。」なんて思ったりして。
中々、上へ登って来る人は少ないのでるっくりできました。とにかく、非常に感動する素晴らしい場所です。
「天上の楽園」と呼ばれた由縁が分かる気がしました。
その後は、尾瀬湿原を歩き山の鼻を目指しました。至仏山と燧ヶ岳とに挟まれ、この時期の代表格でもある「ニッコウキスゲ」を堪能したくさんの花々を見て歩く事が出来感激でした。
そして、本格登山の始まりです。すでに、昼近くともあり登る人の数も少なかったのでしょうか。
むしろ、降りてくる人と同じくらいでした。下山の人を見て「知っているのかな?」、「頂上目指すの止めてリタイヤ?」などと思いながら登ってましたが、結構、きついですね。正直、振り返れば尾瀬ヶ原湿原と燧ヶ岳の素晴らしい光景に「感動<<疲れ」と疲れの方が勝ってました。
しかし、時折見かける花々に助けられながら登ることとなりました。
頂上より少し低い見晴らしの利く開けた場所では、お花畑が広がりとても、楽しく自然を満喫することができました。
小至仏山経由の下山でも、時間が少々きつかったため一気に下ってしまいましたがゆっくりと歩けば、また違った景色を見る事ができる、そんな場所でした。
この日、訪れた人たちは一応に感動を覚えたのではないでしょうか。
本当に、行って良かったと思える日となりました。
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