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Yamareco

記録ID: 72233
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

至仏山(あやめ平・尾瀬湿原を歩いて)

2010年07月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
GPS
10:40
距離
20.8km
登り
1,241m
下り
1,233m

コースタイム

寄り道
5:20鳩待峠-6:05横田代-7:00中原山山頂-7:15あやめ平-7:35富士見田代(朝食)-9:00竜宮十字路-10:05牛首分岐-10:40山の鼻
登り
11:00至仏山登山口-11:30森林限界-13:50至仏山山頂
下山
14:00至仏山山頂-14:30小至仏山山頂-15:05オヤマ沢田代(水場)-15:50鳩待峠
天候 ほとんど晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾瀬第1駐車場(バイクは無料)
乗合バス(タクシー)片道\900(往復では買えませんでした。)
コース状況/
危険箇所等
・戸倉の駐車場では、乗り合いバス(タクシー)チケット購入のための人が並んでいて(50人以上)驚きました。
・鳩待峠〜横田代
  前日の雨によりぬかるんでいる所は滑り易いです。しかし、流石尾瀬!半分以上は木道が整備さえれていて傾斜もきつくなく歩き易いです。
・横田代〜富士見田代
  天上の楽園と言われた湿地帯が天空に広がる景観の素晴らしいところです。全て木道が整備されていてゆっくりと最高の景色を堪能出来ます。
・富士見田代〜竜宮十字路
  今回は下りでした。傾斜もあり木道も整備されているのですが前日の雨で濡れていたため非常に滑り易いです。一度滑って転びました。ぬかるんでいる所も多くより一層の注意が必要です。
・竜宮十字路〜山の鼻
  何も問題ありません。周りの景色に気を取られ木道から落ちない事くらいでしょうか。山の鼻でも給水できます。
・山の鼻〜至仏山山頂
  森林限界くらいまでは階段を登り続けるひたすらコース、陽射しも遮られ問題ありません。森林限界を過ぎてくると陽射しを遮る木も無く、直射日光が厳しいです。途中からは滑り易いと言われる蛇紋岩の上を歩きます。みなさん、同じ所を歩くため蛇紋岩が磨かれていてより一層滑り易くなってます。鎖場も2か所ありました。
・至仏山山頂〜小至仏山頂
  軽く下ってまた登るためちょっとぐったりきますが岩場を歩くため気を付けましょう。
・小至仏山〜鳩待峠
  木道も整備され危険な箇所もなく坦々と歩けます。途中、オヤマ沢田代の水場があります。

最後に、出かける前に情報収集のため、こちらの「ようこそ尾瀬・サイトへ」さんには非常にお世話になりました。ありがとうございました。
http://www.geocities.jp/mhnskow/index.html
さぁ、始まりはここからです。(定番ですね。)
2010年07月18日 05:18撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:18
さぁ、始まりはここからです。(定番ですね。)
流石!人気の尾瀬。この時期は人人また人。
2010年07月18日 05:18撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:18
流石!人気の尾瀬。この時期は人人また人。
今日の山行のスタート地点はこちらのゲートから。それにしても、先ほどの人の数はどこえやら???
2010年07月18日 05:19撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:19
今日の山行のスタート地点はこちらのゲートから。それにしても、先ほどの人の数はどこえやら???
やや、暗闇の中ジメジメする登山道を歩いていると、「おぉ!」初めてです!「ギンリョウソウ」ではないですか。天上の楽園を除けば竜宮十字路までの上り下りで見かける事ができました。
2010年07月18日 05:58撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:58
やや、暗闇の中ジメジメする登山道を歩いていると、「おぉ!」初めてです!「ギンリョウソウ」ではないですか。天上の楽園を除けば竜宮十字路までの上り下りで見かける事ができました。
急に開けると、天上の楽園の入口。朝露を浴び陽の光に彩られ幻想的でした。非常に感動しました。
2010年07月18日 06:06撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:06
急に開けると、天上の楽園の入口。朝露を浴び陽の光に彩られ幻想的でした。非常に感動しました。
あっという間に「横田代」に到着です。
2010年07月18日 06:07撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:07
あっという間に「横田代」に到着です。
あぁ、残念。「チングルマ」の花が見れませんでした。しかし、この花びらの散った状態も絵になりますね。
2010年07月18日 06:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:11
あぁ、残念。「チングルマ」の花が見れませんでした。しかし、この花びらの散った状態も絵になりますね。
とにかく、天気は最高!美しい平原の先には青空のみ。「ワタスゲ」が一面に見られました。
2010年07月18日 06:30撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:30
とにかく、天気は最高!美しい平原の先には青空のみ。「ワタスゲ」が一面に見られました。
来た道を振り返れば至仏山。
2010年07月18日 06:31撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:31
来た道を振り返れば至仏山。
尾瀬湿原方面は、雲海の中でしょうか?
2010年07月18日 06:46撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:46
尾瀬湿原方面は、雲海の中でしょうか?
「タテヤマリンドウ」かな。きれいな花ですね。
こちらも初めて見ました。
2010年07月18日 06:48撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:48
「タテヤマリンドウ」かな。きれいな花ですね。
こちらも初めて見ました。
ゆるりと上りが続き「中原山山頂」です。ここは、山頂って感じしないですね。
2010年07月18日 07:01撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:01
ゆるりと上りが続き「中原山山頂」です。ここは、山頂って感じしないですね。
かつて木道が整備されていない頃に荒れ地と化してしまった場所です。14年以上経っても未だ復元されていないこの地を見ていると自然の尊さを考えさせられました。
2010年07月18日 07:08撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:08
かつて木道が整備されていない頃に荒れ地と化してしまった場所です。14年以上経っても未だ復元されていないこの地を見ていると自然の尊さを考えさせられました。
尾瀬湿原方面もこの通り!沼面に写る青空がきれいでした。
2010年07月18日 07:14撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:14
尾瀬湿原方面もこの通り!沼面に写る青空がきれいでした。
これからもずーっと大切にしたいですね。
2010年07月18日 07:18撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:18
これからもずーっと大切にしたいですね。
「カキツバタ」?「アヤメ」?うーん、違いが分かりません。景色もさいこー!
2010年07月18日 07:27撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:27
「カキツバタ」?「アヤメ」?うーん、違いが分かりません。景色もさいこー!
天上の楽園も終わりです。真っ直ぐ進めば富士見峠の小屋へ。私は、竜宮十字路を目指しましたので左へ。しかし、「竜宮十字路」と書いておらずここで良いのか?でも位置的に間違いないでした。
2010年07月18日 07:35撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:35
天上の楽園も終わりです。真っ直ぐ進めば富士見峠の小屋へ。私は、竜宮十字路を目指しましたので左へ。しかし、「竜宮十字路」と書いておらずここで良いのか?でも位置的に間違いないでした。
竜宮十字路への分岐の裏手にベンチがありました。あまりにも景色が素晴らしいのでゆっくり朝食をとりました。
2010年07月18日 07:50撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/18 7:50
竜宮十字路への分岐の裏手にベンチがありました。あまりにも景色が素晴らしいのでゆっくり朝食をとりました。
3か所くらい案内がありました。距離も書いてあり安心して歩けますね。
2010年07月18日 08:09撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:09
3か所くらい案内がありました。距離も書いてあり安心して歩けますね。
竜宮十字路までの下りは上の方ではこちらの様な木道が整備されてます。しかし、濡れていると滑り易いです。私も滑ってしまいました。その後は、傾斜もきついため注意して下山して下さい。
2010年07月18日 08:18撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 8:18
竜宮十字路までの下りは上の方ではこちらの様な木道が整備されてます。しかし、濡れていると滑り易いです。私も滑ってしまいました。その後は、傾斜もきついため注意して下山して下さい。
竜宮十字路はたくさんの人で賑わってました。これぞ尾瀬と言う素晴らしい景色でした。
2010年07月18日 09:00撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 9:00
竜宮十字路はたくさんの人で賑わってました。これぞ尾瀬と言う素晴らしい景色でした。
至仏山をバックに「ニッコウキスゲ」。定番な写真でした。
2010年07月18日 09:42撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/18 9:42
至仏山をバックに「ニッコウキスゲ」。定番な写真でした。
山男さん!かっちょえ〜!汗が滝のように流れてましたが力強かったです。
2010年07月18日 10:07撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:07
山男さん!かっちょえ〜!汗が滝のように流れてましたが力強かったです。
「ヒツジグサ」未の刻に咲く花と言う事で名付けられたようです。名前の由来が面白いですね。
2010年07月18日 10:19撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:19
「ヒツジグサ」未の刻に咲く花と言う事で名付けられたようです。名前の由来が面白いですね。
「ハッチョウトンボ」のようです。真っ赤なトンボ。とっても目立ちますね。
2010年07月18日 10:20撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:20
「ハッチョウトンボ」のようです。真っ赤なトンボ。とっても目立ちますね。
山の鼻から歩く事数分、至仏山登山口に到着です。案内をしっかり読んで挑みます。
2010年07月18日 10:59撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 10:59
山の鼻から歩く事数分、至仏山登山口に到着です。案内をしっかり読んで挑みます。
本格登山開始で程なく森林限界に到着です。既に、クタクタ感があり先の事を考えると…
2010年07月18日 11:28撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:28
本格登山開始で程なく森林限界に到着です。既に、クタクタ感があり先の事を考えると…
つらくて仕方なかったのですが、振り返るとあの有名な尾瀬ヶ原湿原と燧ヶ岳です。本当に、色んな所で絶景が楽しめますね。
2010年07月18日 11:43撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:43
つらくて仕方なかったのですが、振り返るとあの有名な尾瀬ヶ原湿原と燧ヶ岳です。本当に、色んな所で絶景が楽しめますね。
右手を眺めると朝方歩いていた「横田代」それにしても遠い。
2010年07月18日 11:43撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 11:43
右手を眺めると朝方歩いていた「横田代」それにしても遠い。
中間地点案内板なのですが、まだまだ遠いぃようで。
2010年07月18日 12:17撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 12:17
中間地点案内板なのですが、まだまだ遠いぃようで。
鎖場なんですが、腕力で登れたため逆に楽でした。
2010年07月18日 12:24撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 12:24
鎖場なんですが、腕力で登れたため逆に楽でした。
「ユキワリソウ」能登半島でも4月に見ましたが、随分小ぶりでしたね。
2010年07月18日 12:57撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 12:57
「ユキワリソウ」能登半島でも4月に見ましたが、随分小ぶりでしたね。
疲れもピークに差しかかった頃にお花畑が現れました。あらためて、花の百名山であることが分かりました。
2010年07月18日 13:14撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:14
疲れもピークに差しかかった頃にお花畑が現れました。あらためて、花の百名山であることが分かりました。
頂上がもうすぐかっ!と。この先は登ってみて下さい。
2010年07月18日 13:21撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:21
頂上がもうすぐかっ!と。この先は登ってみて下さい。
「ホソバツメクサ」小さいけどこの暑い中元気に咲いているなぁ。
2010年07月18日 13:31撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:31
「ホソバツメクサ」小さいけどこの暑い中元気に咲いているなぁ。
あっ、横田代では実になっていた「チングルマ」が咲いていました。初めて見ました。見てみたかった花の一つです。
2010年07月18日 13:46撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:46
あっ、横田代では実になっていた「チングルマ」が咲いていました。初めて見ました。見てみたかった花の一つです。
至仏山の頂上に到着。途中からのお花畑には助かりました。辛かった気分も持ち直せました。
2010年07月18日 13:48撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 13:48
至仏山の頂上に到着。途中からのお花畑には助かりました。辛かった気分も持ち直せました。
「ホソバヒナウスユキソウ」は時期が後半に差し掛かっていたのかちょっと元気無かったかな。
2010年07月18日 14:03撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:03
「ホソバヒナウスユキソウ」は時期が後半に差し掛かっていたのかちょっと元気無かったかな。
至仏山を振り返りました。振り返るとまた素晴らしい景色が見れるのもこの尾瀬の素晴らしさですね。
2010年07月18日 14:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:11
至仏山を振り返りました。振り返るとまた素晴らしい景色が見れるのもこの尾瀬の素晴らしさですね。
「イブキジャコウソウ」岩場に張り付くように咲いてました。
2010年07月18日 14:12撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:12
「イブキジャコウソウ」岩場に張り付くように咲いてました。
えっ、至仏?小至仏?
2010年07月18日 14:28撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:28
えっ、至仏?小至仏?
小至仏山山頂ですが、時間帯がずれているせいか人もまばら。
2010年07月18日 14:32撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:32
小至仏山山頂ですが、時間帯がずれているせいか人もまばら。
うわっ!目の前に「ホシガラス」なんだそうですが、人を恐れないようで足元50cm位まで昆虫を追ってきました。残念ながら広角レンズだったためドアップで撮れませんでした。
2010年07月18日 14:53撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:53
うわっ!目の前に「ホシガラス」なんだそうですが、人を恐れないようで足元50cm位まで昆虫を追ってきました。残念ながら広角レンズだったためドアップで撮れませんでした。
「小笠」か「笠ヶ岳」かな分岐点がありました。
2010年07月18日 14:56撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:56
「小笠」か「笠ヶ岳」かな分岐点がありました。
「アカモノ」なのですが白物ですね。実になると真っ赤になるようです。
2010年07月18日 14:59撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 14:59
「アカモノ」なのですが白物ですね。実になると真っ赤になるようです。
オヤマ沢田代の水場です。本当にありがたい美味しい清水でした。
2010年07月18日 15:08撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:08
オヤマ沢田代の水場です。本当にありがたい美味しい清水でした。
長かった山行ももうすぐで終わりです。
2010年07月18日 15:22撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:22
長かった山行ももうすぐで終わりです。
下山は、相変わらずあっという間でした。
2010年07月18日 15:50撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:50
下山は、相変わらずあっという間でした。
人の数は少なくならず大賑わい。改めて流石、尾瀬!そして、素晴らしい景色をありがとう!
2010年07月18日 15:52撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 15:52
人の数は少なくならず大賑わい。改めて流石、尾瀬!そして、素晴らしい景色をありがとう!

感想

今回のルートは、こちらでレポートされていた方と全く同じルートを歩いてみる事にしました。(参考にさせて頂きました。ありがとうございました。)
ですので、あやめ平のことを初めて知るきっかけになりました。
ご存知の通り、至仏山は鳩待峠を起点にするとぐるりと回るルートは山の鼻からの上り専用ルートで上がるより仕方が無く、尾瀬の湿原も歩きたかったのでぐるっと周ることとしました。
鳩待峠では大賑わいの中、山小屋裏手の「横田代」へ向かう登山口まで行くとトイレに行く人以外は全く居らず、物静かな中でのスタートとなりました。
上りは、思っていたよりも楽でした。陽もまだ上がり始めなため薄暗い中、陽射しの差す方へ登って行きます。「あの陽射しが一気に舞い込んできた時に開けるんだな。」なんて思いながら歩きました。
そして、その時がきました。見渡す限りの青空の下、朝日が差し朝露を浴びた草木は輝いているように見え、その素晴らしい景色にとっても感動しました。
すぐに目に飛び込んできたのは、朝露でこうべを垂れる「ワタスゲ」でした。
それからはと言うと、いろんな花もたくさん咲いていて写真をずーっと撮ってました。
「今日は、一日ここでいいか。」なんて思ったりして。
中々、上へ登って来る人は少ないのでるっくりできました。とにかく、非常に感動する素晴らしい場所です。
「天上の楽園」と呼ばれた由縁が分かる気がしました。
その後は、尾瀬湿原を歩き山の鼻を目指しました。至仏山と燧ヶ岳とに挟まれ、この時期の代表格でもある「ニッコウキスゲ」を堪能したくさんの花々を見て歩く事が出来感激でした。
そして、本格登山の始まりです。すでに、昼近くともあり登る人の数も少なかったのでしょうか。
むしろ、降りてくる人と同じくらいでした。下山の人を見て「知っているのかな?」、「頂上目指すの止めてリタイヤ?」などと思いながら登ってましたが、結構、きついですね。正直、振り返れば尾瀬ヶ原湿原と燧ヶ岳の素晴らしい光景に「感動<<疲れ」と疲れの方が勝ってました。
しかし、時折見かける花々に助けられながら登ることとなりました。
頂上より少し低い見晴らしの利く開けた場所では、お花畑が広がりとても、楽しく自然を満喫することができました。
小至仏山経由の下山でも、時間が少々きつかったため一気に下ってしまいましたがゆっくりと歩けば、また違った景色を見る事ができる、そんな場所でした。
この日、訪れた人たちは一応に感動を覚えたのではないでしょうか。
本当に、行って良かったと思える日となりました。

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