宮之浦岳(淀川登山口から往復)
- GPS
- 11:23
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 11:19
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
途中でロープを伝って登るところがありますが,危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 屋久島は温泉も一杯あります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
「最高峰の宮ノ浦岳はほぼ島の中央を占め、少し距たって、永田岳、黒味岳が立っている。 いずれも1800メートル以上を算するが、それ以下の 山になると無数にある。 山の頂をタケと呼び、島の人たちに言わせると、そのタケが330もあるそうである。 だから海上から望むと、島というより、大きな山が海の上にそびえているように見える。」(深田久弥)
4度目の宮之浦岳である。最初は26年前、直近も15年前だから、だいぶ様子は変わっているのだろうと思いつつ淀川登山口へ向かう。
5時20頃登山口に到着。駐車場はもう一杯だ。
辺りが薄らと明るくなって、さあ出発。標高差は約550m。
同行の妻もこの1年でもう5回目、3座目の百名山となる。
淀川小屋までは約1.5Km、ほとんど平らな道を行きます。久しぶりの登山、足取り重く、遠く感じます。途中で鹿が登山道に出てきていました。
小屋を過ぎるといよいよ登りになります。ここから標高1600m付近小花之江河、花之江河まで登る。ここまでくれば宮之浦岳までの中間点。
さぁ〜てと、ここからが問題だ。黒味岳別れを経由して投石平、そして投石岳を登るまで段差の高い急登が続く。ロープを伝い、岩をつかみ必死に登ります。息が上がります。安房岳、翁岳を左手の見ながらなだらかな山道を進みます。ここまで約7Km、日頃の訓練不足から疲れがかなり蓄積しています。妻は、「頂上はまだか、まだか」と繰り返し問いかけてきます。もう一杯一杯の状態なのだろう。だが、まだ残り1Km、そしてここから再び急登となるのである。頑張れ!
最期の稜線を黙々と登る。もう言葉はあまりない。辺りは奇岩で一杯。多めの休憩の合間に眺める。素晴らしい風景ではあるが、あまり余裕はない。
そして、ついに九州最高峰「宮之浦岳」到着。コースターム5時間30分。妻も「着いた〜〜〜」と達成感でいっぱいの様子。山頂からは360度の眺望が望めるはずだったが、ガスが出て、残念ながら西側の永田岳は見れず。だが、ここまで登ってきた山道と翁岳、安房岳が見え感慨もひとしお。山頂で熱いコーヒーをいれました。
その後、往路を戻りましたが、疲れた老体にムチ打ちながら進む登山道はやはり遠く、登山口に着いたときは、また達成感で一杯になりました。
ありがとう宮之浦岳!
おやっとさあ!
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