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Yamareco

記録ID: 723840
全員に公開
ハイキング
屋久島

宮之浦岳(淀川登山口から往復)

2015年09月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
undamo その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:23
距離
15.0km
登り
1,067m
下り
1,052m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:37
休憩
1:42
合計
11:19
5:56
37
6:33
6:40
81
8:01
8:07
8
8:15
8:32
15
8:47
8:48
35
9:23
9:23
2
9:25
9:34
86
11:00
11:00
28
11:28
12:10
28
12:38
12:39
83
14:02
14:06
13
14:19
14:19
28
14:47
14:47
12
14:59
15:00
12
15:12
15:16
67
16:23
16:33
42
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口には車10台くらい停められる駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
途中でロープを伝って登るところがありますが,危険箇所はありません。
その他周辺情報 屋久島は温泉も一杯あります。
淀川登山口
まだ暗いです。
9/20 5:46
淀川登山口
まだ暗いです。
薄らと夜が明け始まました。
さて、出発。
9/20 5:55
薄らと夜が明け始まました。
さて、出発。
雄鹿が登山道に
ちょっと暗くて解りにくいいかな?
9/20 6:20
雄鹿が登山道に
ちょっと暗くて解りにくいいかな?
世界自然遺産地域の標示
屋久島は平成5年(1993年)に世界遺産に登録されました。
9/20 6:33
世界自然遺産地域の標示
屋久島は平成5年(1993年)に世界遺産に登録されました。
淀川小屋に着きました。
周りにはテント泊の登山者もいます。
9/20 6:35
淀川小屋に着きました。
周りにはテント泊の登山者もいます。
清流淀川
地名は「よどがわ」だが、川自体を差すときは「よどごう」と読むらしい。荒川の支流。
水が冷たくて気持ちがいい・
淀川小屋の水汲み場は別にありましたよ。
9/20 6:38
清流淀川
地名は「よどがわ」だが、川自体を差すときは「よどごう」と読むらしい。荒川の支流。
水が冷たくて気持ちがいい・
淀川小屋の水汲み場は別にありましたよ。
宮之浦岳まであと5Km
がんばれ!
淀川小屋からここまで登りがきつかった
9/20 7:30
宮之浦岳まであと5Km
がんばれ!
淀川小屋からここまで登りがきつかった
こんな感じの登山道なら楽なんだけど
9/20 7:32
こんな感じの登山道なら楽なんだけど
視界が開けました
1
9/20 7:42
視界が開けました
石塚山、太忠岳方面
良い眺めです。
天気も最高。
1
9/20 7:43
石塚山、太忠岳方面
良い眺めです。
天気も最高。
これは展望所からの眺め
真ん中は黒味岳
1
9/20 7:53
これは展望所からの眺め
真ん中は黒味岳
「小花之江河」着きました
ここは、泥炭層の湿原地です。
ミズゴケ、スギゴケなどで覆われ、杉が周りを囲んでいます。
このコースでは、ここが一番好きかな。
9/20 8:02
「小花之江河」着きました
ここは、泥炭層の湿原地です。
ミズゴケ、スギゴケなどで覆われ、杉が周りを囲んでいます。
このコースでは、ここが一番好きかな。
「小花之江河」の湿地帯。
9/20 8:04
「小花之江河」の湿地帯。
カニがいました。
名前は不明。
9/20 15:15
カニがいました。
名前は不明。
「花之江河」標高1630m。
泥炭層の湿原地で、日本最南端の高層湿原だそうです。
ここの泥炭はミズゴケなどが分解せずに堆積したもので、乾燥させると燃えるそうだ。小花之江河と同じようにミズゴケ、スギゴケで覆われて、杉が周りを囲んでいる。日本庭園みたいだ。
9/20 8:14
「花之江河」標高1630m。
泥炭層の湿原地で、日本最南端の高層湿原だそうです。
ここの泥炭はミズゴケなどが分解せずに堆積したもので、乾燥させると燃えるそうだ。小花之江河と同じようにミズゴケ、スギゴケで覆われて、杉が周りを囲んでいる。日本庭園みたいだ。
花之江河
鹿が遊んでいました。
1
9/20 15:00
花之江河
鹿が遊んでいました。
何の花?
あと4Km
遠いです
しゃくなげがいっぱいです。
花の咲いている時期に来てみたい。
9/20 8:41
しゃくなげがいっぱいです。
花の咲いている時期に来てみたい。
黒味岳別れ。
まだ黒味岳へは登ったことがありません。
9/20 8:47
黒味岳別れ。
まだ黒味岳へは登ったことがありません。
投石岳。
後で投石平の方から途中まで登るんだよね。
9/20 9:02
投石岳。
後で投石平の方から途中まで登るんだよね。
投石湿原
一枚岩の窪みを李ロープを使って登ってきました。
ここでちょっと一休み。
1
9/20 9:11
投石湿原
一枚岩の窪みを李ロープを使って登ってきました。
ここでちょっと一休み。
黒味岳 標高1831m。
黒味岳分岐から30分程で登れるとのこと。
屋久島奥岳の展望台として、ずらっと並んだ奥岳や、小さく見える花之江河などが素晴らしいらしい。次に来たときは登ってみようかな。
帰り道で頂上に6〜7人の姿が見えました。
9/20 9:26
黒味岳 標高1831m。
黒味岳分岐から30分程で登れるとのこと。
屋久島奥岳の展望台として、ずらっと並んだ奥岳や、小さく見える花之江河などが素晴らしいらしい。次に来たときは登ってみようかな。
帰り道で頂上に6〜7人の姿が見えました。
投石岳
目の前は「しゃくなげ」群生
9/20 9:27
投石岳
目の前は「しゃくなげ」群生
投石岩屋。
とっても大きな石
この石の下は、自然の避難所みたいになってる。
9/20 14:00
投石岩屋。
とっても大きな石
この石の下は、自然の避難所みたいになってる。
ロープを伝って上ります。
結構厳しい。
9/20 13:50
ロープを伝って上ります。
結構厳しい。
投石平から一気にこの高さまで!
急登はまだまだ続きます。
奥は黒味岳
1
9/20 13:53
投石平から一気にこの高さまで!
急登はまだまだ続きます。
奥は黒味岳
急登が終わりちょっと一休み
投石岳の山頂横をかすめて進みます。
9/20 9:53
急登が終わりちょっと一休み
投石岳の山頂横をかすめて進みます。
正面は安房岳 標高1847m。
投石岳から5分程。
この手前に高倉氏の遭難碑がありました。(気をつけよう)
1
9/20 10:04
正面は安房岳 標高1847m。
投石岳から5分程。
この手前に高倉氏の遭難碑がありました。(気をつけよう)
翁岳 標高1860m。
投石岳から10分程。
山頂には高さ30mの岩峰が3つあり、岩登りでも人気があるとのこと。
9/20 10:34
翁岳 標高1860m。
投石岳から10分程。
山頂には高さ30mの岩峰が3つあり、岩登りでも人気があるとのこと。
誰が乗せたの? ドラゴンボールの魔人ブウみたい?
1
9/20 10:41
誰が乗せたの? ドラゴンボールの魔人ブウみたい?
ここを通ってきました
9/20 10:45
ここを通ってきました
もう一山超えると宮之浦岳
ガスで隠れてる
9/20 11:01
もう一山超えると宮之浦岳
ガスで隠れてる
これはトーフ岩ではなかったよな。
(トーフ岩は高盤岳頂上でした。)
9/20 11:09
これはトーフ岩ではなかったよな。
(トーフ岩は高盤岳頂上でした。)
宮之浦岳 標高1936m。九州最高峰。
一帯は、ヤクザザ(ヤクシマタケ)に覆われています。
1
9/20 11:15
宮之浦岳 標高1936m。九州最高峰。
一帯は、ヤクザザ(ヤクシマタケ)に覆われています。
頂上はもうすぐ
宮之浦岳(1936m)九州最高峰 着きました!!
4
9/20 11:28
宮之浦岳(1936m)九州最高峰 着きました!!
頂上はガス出ました
周りは真っ白
1
9/20 12:14
頂上はガス出ました
周りは真っ白
顔みたい
猿と鹿がいるのが解りますか?
9/20 12:29
猿と鹿がいるのが解りますか?
栗生岳だったかな?
9/20 13:09
栗生岳だったかな?
ツルリンドウ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 タオル ストック

感想

「最高峰の宮ノ浦岳はほぼ島の中央を占め、少し距たって、永田岳、黒味岳が立っている。 いずれも1800メートル以上を算するが、それ以下の 山になると無数にある。 山の頂をタケと呼び、島の人たちに言わせると、そのタケが330もあるそうである。 だから海上から望むと、島というより、大きな山が海の上にそびえているように見える。」(深田久弥)

 4度目の宮之浦岳である。最初は26年前、直近も15年前だから、だいぶ様子は変わっているのだろうと思いつつ淀川登山口へ向かう。

 5時20頃登山口に到着。駐車場はもう一杯だ。
 辺りが薄らと明るくなって、さあ出発。標高差は約550m。
 同行の妻もこの1年でもう5回目、3座目の百名山となる。

 淀川小屋までは約1.5Km、ほとんど平らな道を行きます。久しぶりの登山、足取り重く、遠く感じます。途中で鹿が登山道に出てきていました。
 小屋を過ぎるといよいよ登りになります。ここから標高1600m付近小花之江河、花之江河まで登る。ここまでくれば宮之浦岳までの中間点。

 さぁ〜てと、ここからが問題だ。黒味岳別れを経由して投石平、そして投石岳を登るまで段差の高い急登が続く。ロープを伝い、岩をつかみ必死に登ります。息が上がります。安房岳、翁岳を左手の見ながらなだらかな山道を進みます。ここまで約7Km、日頃の訓練不足から疲れがかなり蓄積しています。妻は、「頂上はまだか、まだか」と繰り返し問いかけてきます。もう一杯一杯の状態なのだろう。だが、まだ残り1Km、そしてここから再び急登となるのである。頑張れ!

 最期の稜線を黙々と登る。もう言葉はあまりない。辺りは奇岩で一杯。多めの休憩の合間に眺める。素晴らしい風景ではあるが、あまり余裕はない。
 そして、ついに九州最高峰「宮之浦岳」到着。コースターム5時間30分。妻も「着いた〜〜〜」と達成感でいっぱいの様子。山頂からは360度の眺望が望めるはずだったが、ガスが出て、残念ながら西側の永田岳は見れず。だが、ここまで登ってきた山道と翁岳、安房岳が見え感慨もひとしお。山頂で熱いコーヒーをいれました。

 その後、往路を戻りましたが、疲れた老体にムチ打ちながら進む登山道はやはり遠く、登山口に着いたときは、また達成感で一杯になりました。

 ありがとう宮之浦岳!

      おやっとさあ!

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [日帰り]
淀川登山口〜花之江河〜栗生岳〜宮之浦岳
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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