記録ID: 725402
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ハイキング
白山
白山 (のんびりハイク & メンバー負傷)
2015年09月22日(火) 〜
2015年09月23日(水)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 15:01
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:19
15:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬ビジターセンター〜別当出合間はシャトルバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所は無し |
写真
前泊でお世話になった、白峰温泉の民宿あざみ荘さん。集落に隣接したスキー場も一般営業休止(競技場としては継続)となり、廃業される民宿さんもおられる中、一日一組限定で、ボチボチと営業されておられます。いただいた家庭料理は量も質も大満足でした。
10月12日までは市ノ瀬〜別当出合まで、土日祝日マイカー規制実施中だそうです。別当出合まで片道500円のシャトルバスで向かいます。時間に余裕があれば、片道だけでも市ノ瀬から越前禅定道で観光新道の本尾根に付いてもいいと思われます。ビジターセンター内には去年の御岳噴火を受けて諸注意が展示されています。人が立ってるかと思ったら装備モデルの蝋人形でした。
不動の滝からの沢の下には甚之助谷砂防堰堤群が見えます。砂防新道の尾根の南側の谷、甚之助谷の堰堤群は大正時代に請願が出され、昭和に元号が変わると同時に始まった歴史あるプロジェクトのようです。土木学会の2004年度選奨土木遺産に認証されたとか。
甚之助避難小屋を越えて、南竜のテーブル状の平原「南竜ヶ馬場」が見えて来ました。この地下では巨大プロジェクトが進行中とは! 地形+地下水が地すべりを起こす。だったら地下水をコントロールしようという意欲的な治山方式! (参考)→ http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20141015/680109/
殿ヶ池避難小屋を後にしてしばらく行ったところでプチトラブル発生しました。S会長が左足をくじいてしまって捻挫。何とかテーピングとストックを松葉杖代わりにゆっくり、ゆっくりと下山しました。別当坂はキツかったです。
感想
シルバーウィークは小松基地航空祭にお出かけしました。せっかくの連休なので近くの温泉宿でも...と予約を取ろうにも日本海沿岸はどこも満杯。S会長が「ついでに白山登ろう!」とご所望のため、小松から約40km山中に入った白峰温泉に前泊して白山登山を敢行することとしました。予約した民宿は当組のみ。確かに航空祭の客層の中に山登りしそうな人は少なかった気がします。
連休中はご存知の通り天気に恵まれ、極々オーソドックスなコースのノンビリ登山、山荘泊を楽しみました。山頂一帯では日本の秋を全身に満喫しました。下りでメンバーの負傷が発生いたしましたが、応急テーピングとストック松葉杖で何とか自力下山いたしました。翌日のレントゲンの結果、骨には異常がありませんでしたが、重度の捻挫でした。
霊山としての威厳、国立公園としての自然の保護、白山独特の地形・地質から起こる山地災害との長い戦い、巨大土木プロジェクト、ハイカーから工事現場や作業道を上手く隠蔽した「自然」というテーマパークとしての演出等、関係者の並々ならぬ努力を感じることができました。
(帰りのGPS軌跡はシャトルバスの分も含まれてます。)
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白山 [2日]
白山 (砂防新道)〜南竜ヶ馬場(テント設営)〜室堂(展望歩道)〜お池巡り〜(エコーラインで下山)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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