甲斐駒 黒戸尾根〜北沢峠

2015年09月23日(水) 〜 2015年09月24日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.3km
• 登り: 2,350m
• 下り: 1,089m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:20

6:15 甲斐駒ヶ岳
6:15 6:15 尾白川渓谷駐車場
6:22 6:27 竹宇駒ヶ岳神社
7:30 7:36 休憩
8:22 8:22 笹の平分岐
8:46 8:56 石仏
9:50 9:56 不動明王
10:02 10:02 刃渡り
10:28 10:40 刀利天狗
11:20 11:30 五合目小屋跡
12:35 七丈小屋

2日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:12

4:38 七丈小屋
5:28 5:40 八合目御来迎場
6:35 6:41 休憩
7:03 7:35 甲斐駒ヶ岳
9:00 9:00 駒津峰
10:25 10:32 仙水峠
11:05 11:05 仙水小屋
11:40 11:40 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
11:50 11:50 北沢峠
11:50 ゴール地点

何故かスタートが甲斐駒ケ岳になってしまいました。

天候

1日目　曇り　2日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

熊野市から高速バスで名古屋へ。名古屋9時発のJRしなので塩尻へ。塩尻から各駅で韮崎へ。
韮崎から山交タウンコーチ線で「道の駅はくしゅう」へ。https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/kurashi/kokyokotsu/1306311369-46.html
道の駅から約1時間歩いて竹宇駒ヶ岳神社の駐車場へ。
駐車場でツェルト泊。
我が家からは半日行程です。

帰りは、北沢峠〜仙流荘〜高遠〜伊那市〜名古屋〜熊野市とバスを乗り継ぎました。
家に着いたのは午前1時過ぎでした。

コース状況／危険箇所等

梯子や鎖場が多いですが、よく整備された道です。

その他周辺情報

「道の駅はくしゅう」には、スーパーも隣接されているので、食料の買い出しに便利です。南アルプスの天然水も汲めます。
その近くのワイン工場の「シャルマンワイン」では、１０種類以上のワインの試飲ができます。
下山後は北沢峠〜仙流荘〜高遠〜伊那市〜名古屋〜熊野市とバスを乗り継ぎました。
仙流荘は温泉６００円です。

写真

9/22 13:41

韮崎から道の駅はくしゅうに行くバスの時刻表

9/22 14:07

来年なら100円だったのに・・・

9/22 15:34

道の駅はくしゅうには、スーパーも隣接していて買い物に便利

9/22 14:43

南アルプスの天然水

9/22 15:44

道の駅から少し行った所にワイン工場には、直売所があります。

9/22 15:39

ワインの試飲ができます。赤白合わせて10種類以上。私は5杯頂きました。重くなるので買いませんでしたが・・・

9/22 16:01

車道を歩きます。

9/22 16:11

稲刈りの真っ最中

9/22 18:32

駐車場でツェルト泊。ペグが刺さらず苦労しました。

9/23 6:35

登山口。ここで登山届を出します。

9/23 6:40

ここは迷うところですが、左に行きます。

9/23 6:43

竹宇駒ヶ岳神社

9/23 6:45

無事の登山下山帰宅を祈ります。

9/23 6:46

神社の先の吊橋

9/23 6:47

注意！！

9/23 7:03

この下の張り紙はなあに？

9/23 7:03

どういう意味なんでしょう？

9/23 7:37

9/23 7:40

9/23 8:01

きのこがいっぱいでした。

9/23 8:17

9/23 8:24

現在地ってどこでしょう？

9/23 8:40

9/23 8:45

9/23 8:51

なだらかな道

9/23 9:05

信仰の道

9/23 9:42

光が射してきました。

9/23 10:08

苔の綺麗な道。この道幅が歴史を感じさせます。

9/23 10:09

9/23 10:17

苔

9/23 10:20

有名な刃渡り

9/23 10:21

鎖がなくても平気でした。

9/23 10:23

岩場の紅葉

9/23 10:25

9/23 10:30

りっぱな根っこ

9/23 10:39

梯子登場

9/23 10:45

鎖場。

9/23 10:48

刀利天狗

9/23 10:48

9/23 11:42

五合目小屋後

9/23 11:51

屏風岩

9/23 11:53

急で長い梯子

9/23 11:54

梯子の先

9/23 12:23

二段の橋

9/23 12:32

ほぼ垂直

9/23 13:04

七丈第二小屋に泊まります。

9/23 13:05

整然とした小屋の中

9/23 13:05

ストーブは一晩中ついていました。

9/23 13:07

食事メニュー。以前の豪華な夕食はカレーに変わっていて、とまどう方がいました。管理人に聞いても「これに書いてある通りだ」の一言。
私は自炊なので関係ありませんが。

9/23 13:07

簡単なものは売っています。

9/23 18:07

夕方鳳凰三山の頭だけ見えました。

9/24 5:43

夜明け前の奥秩父

9/24 5:47

富士山と鳳凰三山

9/24 5:48

朝日を待つ甲斐駒

9/24 5:50

お日様が顔を出しました。

9/24 5:52

9/24 5:52

八合目ご来迎場

9/24 5:53

ご来光

9/24 5:53

朝日を浴びる甲斐駒

9/24 5:54

赤く染まる甲斐駒

9/24 5:55

八ヶ岳

9/24 5:58

奥秩父

9/24 5:58

富士山と鳳凰三山

9/24 6:00

遠く北アルプス

9/24 6:01

北岳

9/24 6:01

輝く雲海

9/24 6:08

足場のある鎖場

9/24 6:11

ちょっと怖かった鎖場

9/24 6:18

9/24 6:31

9/24 6:32

9/24 6:38

剣

9/24 6:44

北岳、間ノ岳、塩見岳

9/24 6:45

9/24 6:54

北アルプス

9/24 7:01

最後の登り

9/24 7:14

駒ヶ岳神社本社

9/24 7:16

富士山が高くなってきた。

9/24 7:21

甲斐駒山頂

9/24 7:23

9/24 7:23

仙塩尾根と南部の峰々

9/24 7:23

仙塩尾根

9/24 7:23

仙丈ヶ岳

9/24 7:23

中央アルプスと御嶽山

9/24 7:23

御嶽山

9/24 7:24

乗鞍岳

9/24 7:24

北アルプス。槍ヶ岳

9/24 7:24

立山剱、後立山

9/24 7:24

八ヶ岳

9/24 7:25

奥秩父

9/24 7:26

甲斐駒山頂

9/24 7:39

摩利支天

9/24 8:29

六方石と中央アルプス

9/24 8:34

紅葉と北岳

9/24 8:43

甲斐駒を振り返る

9/24 9:08

小さな紅葉

9/24 9:18

駒津峰

9/24 9:18

駒津峰から見上げる甲斐駒

9/24 9:20

雲海

9/24 9:20

北岳と間ノ岳

9/24 9:20

1富士山2北岳3間ノ岳が左右に分かれてい見えます。

9/24 10:04

紅葉と北岳

9/24 10:44

仙水峠。ここで鳳凰三山とつながりました。

9/24 10:49

仙水峠から見上げる甲斐駒

9/24 10:51

仙水峠から望む仙丈ヶ岳

9/24 10:59

紅葉

9/24 11:24

仙水小屋

9/24 11:29

歩荷　ご苦労様

9/24 11:31

歩荷　若い男の子は2倍

9/24 11:40

丸太の橋

9/24 12:10

北沢峠。ここで、仙丈ヶ岳〜塩見岳〜聖岳とつながりました。

撮影機器：

EOS Kiss X5 CANON

感想

mayutsubo

南アルプスをつなげたいと思っていました。
夏に仙塩尾根を歩き、残りは甲斐駒から北沢峠、聖平から光岳になりました。
そこで今回は甲斐駒に登りました。

甲斐駒に登るなら黒戸尾根から登りたいと思っていました。そこで、黒戸尾根から登り、北沢峠に下ることにしました。
高速バス、JR，バスを乗り継いで道の駅はくしゅうに着きました。ここから竹宇駒ヶ岳神社手前の駐車場まで1時間ほど歩きました。
その晩は軽量化のためにツェルトで寝ました。ツェルト泊は初体験でしたが、思ったほど寒くはなりませんでした。

黒戸尾根は標高差はあり、梯子や鎖場が多いですが、七丈小屋までは急な登りは少なく歩きやすかったです。
さすがは昔からの信仰の道、よく整備された道でした。
梯子は慣れれば登りでは怖くはありませんでした。

七丈小屋の管理人さんは不愛想でした。必要最小限のことしかしゃべらないといった風でした。
以前泊まった方はその時の夕食が豪華でおいしかったので楽しみにしていたようですが、レトルトカレーになっていてがっかりしていました。
朝食は6時半すぎということで、だれも頼みませんでした。
私は元々自炊の予定でしたし、ツェルト泊のためのシュラフをもっていたので、3600円でした。
泊まる第二小屋にはストーブがついていて暖かかったです。このストーブは朝までついていました。

1日目はずっと曇っていました。雲海の下だったようで、山頂に行った人の話では上は晴れていたそうです。

翌朝は3時半に起きて、4時半に出発。八合目のご来迎場で日の出を待ちました。
雲が多めながら、ご来光が見られました。
朝日を浴びて赤く染まった甲斐駒が美しかったです。

雲が広がりましたが、山頂からの展望は360度で大満足でした。

駒津峰に行く途中で、仙塩尾根で一緒になった女性のYさんと偶然出会い驚きました
が、うれしかったです。ご縁があるものですね。
駒津峰からの展望も素晴らしかったです。
北沢峠に着いたとたん雨が降り始めました。

これで、南アルプスがまたつながってうれしかったです。
岩場や鎖場が苦手な私ですが、何とか歩けました。でも、黒戸尾根を下りたいとは思いません。
黒戸尾根を登って北沢峠に下るというのが、私には合っていました。

来年は聖平と光岳をつなげて南アルプスの主稜線をつなげたいです。
しかし、甲斐駒山頂では5泊6日で、光岳から鳳凰三山まで、途中で北岳と間ノ岳をピストンして歩きとおしている青年に出会い驚きました。
でも、私は私らしい私なりの歩き方でつなげたいです。

コメント

tomhig

ついに繋がりましたね！
黒戸尾根、お疲れさまでした。
日帰りにこだわらなければ、整備され歩きやすいルート。
屏風岩辺りから葉が色づき始めてるんですか…。
10月1日に鬼怒山、10月3日に鳳凰三山をドンドコ沢ルートで歩く予定なので紅葉ドンピシャリだといいなぁ…。
八合目ご来迎場からの朝日を背にした鳳凰三山と富士山、剣手前の岩場の急登振り向くと見える鳳凰三山と富士山…。
どちらも黒戸尾根上りのハイライト、早朝の景色が色濃く映える時間帯に歩けて最高でしたね。
駒津峰から見上げる錦秋の装いの甲斐駒、一度目の当たりにしたいものです。

稲刈り間近の田圃から3,000m近くの頂までの山行お疲れさまでした。

mayutsubo

Re: ついに繋がりましたね！
tomhigさん、コメントありがとうございます。
tomhigの黒戸尾根の記録も参考にさせてもらいました。
私はとても日帰りはできないし、時間はあるので小屋泊りにして北沢峠とつなげました。
黒戸尾根は憧れのルートだったけど、かなりハードルが高いと思っていました。
昔登った人によれば、梯子が増えすぎてつまらなくなったそうですが、私にはありがたかったです。
tomhigさんも将来時間ができたら泊りで登ると、日帰りでは見られない景色が見られると思います。

今日は稲刈りの準備をしました。
お天気がどうなるやらといったところです。

sskamosika

すごい、やりましたね
TVの百名山番組で何回か黒戸尾根を登る番組を見ましたが、見ながら僕は此処は無理と思っています。60から始めた山登りは、技術体力経験と不足ばかりできつい山は敬遠しています。一人でここを登りそればかりか今まで登った山を繋げていくということは素晴らしい。

mayutsubo

Re: すごい、やりましたね
sskamosikaさん、コメントありがとうございます。
私も以前は自分には無理だと思っていました。何しろ岩場が苦手なのです。
でも、いろいろな山を登るうちに岩場や鎖場にも慣れてきました。
昔から登っている人には整備され過ぎて面白くなくなったそうですが。
私も登りたいけど、絶対無理そうな山はいくつもあります。でも、手が届きそうな山には頑張って行きたいなあと思っています。

s_fujiwara

mayutsuboさん こんにちは！
南アルプス縦走ご苦労さまです。
以前に歩いたコースと繋げる山行とは、
「ヤッター」と満足感があるでしょうね！
私らには体力的に到底叶わぬことですが、
写真を見せていただいて、歩いた気分にさせてもらいます
2日間の山旅、お疲れさまでした

☆出発点の地名はどなたかが登録される時に間違っておられるようですね。
　地点登録を訂正することもできます。

mayutsubo

Re: mayutsuboさん こんにちは！
s_fujiwara さん、こんばんは。
今夜は中秋の名月がきれいな夜です。いつもコメントありがとうございます。

アルプスの山のほとんどは地図やコンパスがなくても体力があれば登れます。
でも、台高の山は地図とコンパスが使えないと歩けません。
どちらが大変かと聞かれれば、どちらも！！と思います。
それなりの楽しみ方ができますね。
s_fujiwara さんにはいつも山の楽しみ方を教わっています。