大和葛城山・金剛山:北尾根↑ ダイトレ↓ もみじ谷↑ 千早本道↓


- GPS
- 06:22
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:24
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:金剛登山口から南海バスで河内長野駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大和葛城山】 ●北尾根コース:ルートは明瞭で道迷いの心配はなし。ただし、全体的に傾斜が急で、けっこうしんどい。また、登山路が荒れ気味なので歩きにくい。葛城山は金剛山より標高が低いが、登山の辛さ度合は葛城山のほうが厳しい ●ダイトレ(葛城山頂→水越峠):ずっと階段が続く。しかも段差が大きいので、かなりつらい。今回は下りで使ったが、ここを登ろうとは思わない(汗) 【金剛山】 ●水越峠〜ガンドガコバ林道〜もみじ谷ルート:カヤンボからもみじ谷に入る。沢沿いを登っていくので夏場は涼しい。総じて傾斜が緩やかで、堰堤が次々に現れたり、渡渉を繰り返したりするので、歩いていて「ストーリー」が感じられて面白い。第6堰堤の巻き道が崩壊気味で、かつ、急斜面があるため、少々厄介。補助ロープもあるが、場所によってはゆるゆるなので頼るとかえって危ない場合がある。くれぐれも気をつけて通行する要あり。また、第6堰堤を過ぎたあとルートが分かれてからの最後の登りがきつい ●千早本道:それほど急ではない登山道に上から下までしっかりと適度な段差の階段が整備されているので、非常に歩きやすい。よくこんなにきっちりと整備したものだと驚き必至の登山道 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
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感想
大和葛城山と金剛山へ行ってきました。10日前の金剛山青崩道が好調だったので、今回は思い切って「カツコン」にトライです。
葛城ロープウェイ登山口駅までバスで行き、そこから登り始めます。くじらの滝コースは現在大規模改修中につき、2025年1月末まで通行止め。したがって、北尾根コースを登るほかありません。
が、この北尾根コース、うーん、正直いって、あんま面白くないなぁ。。。けっこう傾斜がきつくてしんどく、また登山路が荒れ気味なので歩きにくく、そして、ただ黙々と登るのみなので、どうもテンションがイマイチ上がりません。ここはもういいかな。
北尾根コース分岐まで登り詰めるとダイトレに合流します。が、ここからも厄介なことが。ダイトレ名物の階段が続くんですよねぇ。。。今回は、まだあとに「コン」が控えているので、途中から自然研究路に逸れてダイトレの階段を回避しました。
葛城山山頂はほんの数人いるばかりでガランとしています。お隣の金剛山とは大違いです。いろいろ理由があるでしょうが、やはり登山自体の面白さの差が大きいのでしょうね。標高は葛城山のほうが低いですが、登山道の厳しさは葛城山のほうが上回っており、そのあたりも人気の差につながっている気がします。
葛城山からの下りはダイトレで水越峠へ。しかしこれがまたつらい道で。。。とにかく階段続きで、しかも段差が大きい。やはり、あんまり面白くないのです(私は、ですが)。
葛城山へのルートは、これで北尾根コース、くじらの滝コース、天狗谷道、ダイトレと4つのルートを歩いたことになります。この4つがほぼほぼ葛城山への主たるアプローチとなるのですが、どうなんでしょうかね、天狗谷道が多少面白く感じられた以外は、あまり魅力的とは思えないなぁ。。。(私は、ですが)。といったことをつらつらと考えていたら、「もう葛城山はいいかな」という思いがひょいと出てきてしまうわけで。このエリアなら、今後はやはり金剛山を選びそうな気がします(葛城山が好きな人、ゴメンナサイ!)。
ともあれ、「カツ」のあとは「コン」に挑みます。カツでかなりくたびれてしまったので、登路はもみじ谷ルートにします。これは事前に想定していたこと。もみじ谷は気分的に楽なんですよね。
とはいえ、ややこしいところもあります。第6堰堤の巻き道。以前から急斜面のトラバースが崩壊気味でかなり狭くなっていて、路面自体も谷側に傾いているため通るのに注意が必要だったのですが、さらに崩れたようで、いささか緊張を強いられる箇所があります。いちおう補助ロープが張ってありますが、肝心の場所がゆるゆるになっているため、ロープに頼るとバランスを崩して谷へ落ちてしまいそうです。ロープを当てにしすぎず、基本自力で通行する必要がありそうです。
また、最後の直進と右折の分岐を過ぎてからのラストの登りがきついです。とくに今回はカツコンなので、いつもにもまして足が上がってくれません。「ここ、こんなにきつかったっけ?」などと思いながらも何とか歩を進め、ようやく太尾尾根からの道に合流したときはほんとうに安堵しました。いやー、今日はきつかった。
山頂広場で休憩をとったあと、下りは千早本道で。きっと、かなりくたびれているだろうから、もっとも負担の少ない道で降りようという事前からの作戦です。
千早本道は恥ずかしながら今回が初めてです。いやー、驚きました。すごい道ですね。上から下までずっと階段が整備されているのですが、それがさほど急ではなく、そして段差もそんなに大きくありません。すごく歩きやすい! それが完璧に整備されているではありませんか。こんなすごい登山道はほかに見たことありません。なるほど、これのおかげでかなりご高齢の方やかなり小さな子どもたちも登ってこれるんだな、と納得です。
ところが、そんな千早本道なのに、ついに途中で足が終わってしまいました。持病の膝横痛が出始めました。まあ、今回は出ても仕方のない山行なのですが、やはり、これが出るとつらいわけで。何とかだましだまし歩を進め、ようやく降り切ったときはほんとうにホッとしました。あと1時間下らなければならなかったら、どうしていたことか。
最後は膝横痛のおまけがついてしまいましたが、何とかかんとか「カツコン」を完歩することができました。これは私にとって一つの自信になります。これで膝横痛が出なくなればいうことなしなのですが、それは宿題ですね。
それから、以前「コンカツ」をやったときと比較すると、私的には「カツコン」のほうがきつかったです。どうしてそう感じるのか、よくわからないところがあるのですが、初めに「カツ」をやると、初めに「コン」をやる場合よりも疲れ度合いが大きく、そのあとが厳しく感じられるということかもしれません。
それからそれから、最近スマホを機種変更したのですが、どうも新しいスマホはGPS機能がイマイチのようで、ときどき現在地を見失います。そのせいで、千早本道を歩いていても「ルートから外れたようです!」と警告し出したりします笑。
また、ポイントポイントの通過時刻はわりと正確に記録してくれるのですが、標高差のデータがどうもおかしい。今回も登り2700メートル超、下り2500メートル超というのは、いくらカツコンといっても数字が大きすぎます(当初の記録データ。その後、編集機能を使ってルートを修正したところ、誤差が小さくなりました)
と、ちょっと文句も書いてしまいましたが、ともあれ今回も葛城山と金剛山に合掌です!
コメント
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一日違いのカツコンですね。とても疲れました。
自分は、GPSは山旅ロガーと地図ロイド使ってまして、デジカメの写真ファイルをPCに取り込んで記事編集してます。山旅ロガーだからGPSが正確というのではなく、スマホの問題でしょうかね。実際と大きく外れたと思われるところはGPXファイルに手を入れたり、地理院地図上で修正するプログラムを自作で作って対応してます。
自分の記事にも書いてますように北尾根はパスしたいので忍海駅からの山麓公園ルートにしましたが、そんな楽しいわけではなかったです。北尾根と同等か少しいい位。今後は金剛山の色々なルートを歩いてから水越峠のダイトレルートで葛城山に登りロープウェイで帰るのがいいかななんて思ってます。
こんにちは、コメントありがとうございます。
前の日にカツコンしていらっしゃったんですよね。レコ拝見してました。
山旅ロガー使っていらっしゃるんですか。なるほど、ログを正確にとるにはそのほうが精度が高そうですね。修正プログラムまで自作されてるとはすごいですね。
今後のご予定、水越峠からダイトレで葛城山に登る? えー、マジすか。私はとてもあれを登る気にはならんですわ笑。昔は厳しいルートをあえて選んだりしたこともありましたが、年をとった今となっては。。。
ご健闘をお祈りしております!
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