硫黄岳



- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
8月 1日: 6:20赤岳鉱泉-7:50赤岩の頭(朝食)-8:40硫黄岳山頂-10:20赤岳鉱泉-11:15中山乗越-11:30行者小屋-13:45美濃戸-14:40美濃戸口
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・美濃戸口から、北沢ルートは半分以上砂利道です。 ・硫黄岳山頂直下は浮き石の多いガレ場です。 ・そのほか、危険箇所等なく、道も迷う心配なし。 【登山届ポスト】 ・美濃戸口に、登山届を提出する窓口のようなものがあり、バスが到着すると、 「登山者カード書いてくださ〜い」と呼びかけていました。 持参したものを提出するか、そこにあるカードに記入して提出します。 ・美濃戸山荘にもポストありました。 【温泉】 今回は時間なく入れず・・・。 八ヶ岳山荘で入ろうと思ってました。 または、茅野〜美濃戸口間のバスで、「樅の木荘」というところに立ち寄れます。 「樅の木荘前」というバス停です。 |
写真
感想
会社の山の会の、夏合宿ということで、八ヶ岳の硫黄岳に行ってきました。
当初は、富士山と言っていたんですが、昨今の富士山ブームでゲキ混みが予想されたため変更。どこにしようかと散々迷った挙句、メンバーの体力・技術力を考え、今回のコースに。事前の予定では、硫黄岳にも行かない予定だったのですが、山荘の方に強く勧められ、硫黄岳まで行くことにしました。結果的に、行って正解でした。というか、行かなかったらまったくアルペンムードを味わうことなく終わってるとこでした。
さて、あずさで茅野まで行き、そこからバスに約50分乗り、美濃戸口に到着です。八ヶ岳山荘の前にテーブルなどあったので、まずはここで昼食。食堂もあるので、お蕎麦なども食べられます。身支度整えて出発。美濃戸までは砂利の車道です。暑いし、道幅いっぱいの車とすれ違ったり、ちょっとストレス。
美濃戸について、さてこれからやっと本格的山道だー!と思ったら、さらに砂利道は続く…。なんで…?これで南沢ルートもこれだったら、わざわざ泊まりで八ヶ岳に来た意味がまったくない!!と、かなりイライラしながら歩いてました。
堰堤広場を過ぎて少し行ったあたりから、やっとちゃんとした山道に。でもあっという間に、今夜の宿、赤岳鉱泉に到着です。
受付をしながら、ルートの相談。硫黄に行きたいが、メンバーの体力的に2日目の行程が長くなりすぎてしまう。中山展望台でも、雲海など景色は期待できるか?というもの。ところが、「みなさん、だれでも硫黄に行きますよ!3時間あれば行って帰って来られますから!下りは2時間あれば下りられるんだから!何も北海道や九州に帰るわけじゃないんでしょう?」とのこと。これは、硫黄に行けるかな?でも、下り2時間はおかしいでしょう、などと思いながら、結局、翌日硫黄まで行くことにしました。
また、山荘は個室にしてもらえました。かなりの快適さです!お掃除も行き届いてどこもきれいです。おまけにお風呂まであるし(浴槽に浸かるだけです)。そして食事は牛肉の鉄板焼き!まるでリゾート登山です。それから、今回、靴のソールが剥がれてしまった人がいたんですが、それを見た山荘の方が貸靴を貸してくれました。「こういう人がよくいるから、色んなサイズの靴買ってあるの。だってかわいそうじゃーん!」って、なんていい人なんでしょう!ホスピタリティの行き届いたステキな山荘でした。
さて2日目。荷物を置かせてもらって、硫黄岳山頂を目指します。さすが山頂近くだけあって、少し急登が続きます。1時間半ほど歩いて、赤岩の頭到着。眺望がよく、硫黄岳山頂が目の前に見えます。ここで、山荘で作ってもらった朝ごはんのお弁当をいただきます。五目おこわに魚、フルーツまで付いてとってもおいしかったです。パックのウーロン茶までついてました。ここから20分ほどで硫黄岳山頂に到着です。といっても本当の山頂はもっと先、歩いて行けないところにあるんですが。山頂までは、ほんの少し岩場というかガレ場を歩きます。浮き石が多いので落石注意です。山頂は広々。あと30分位歩いたところにある硫黄岳山荘まで行くと、コマクサがきれいだと聞いたのですが、時間がなかったので今回はそのまま引き返しました。
赤岳鉱泉に戻り、行者小屋を目指します。意外に登りです。途中、中山乗越を通過し、行者小屋到着。赤岳鉱泉より小さいかな?小屋前はにぎわってました。そこから美濃戸口目指して下ります。南沢ルートは懸念していた砂利道とは違い、ちゃんとした山道です。体力ないメンバーが、ここで疲れが出たのか元々苦手なのか、岩のあるところをうまく歩けず、次第に遅れるように…。春からの山行にも来てないし、「全然運動してませんでした」って、それで山に入っちゃダメでしょー…。そんなこんなで、予定時刻を2時間オーバーして、美濃戸口に到着。食事も採れずお風呂も入れず慌ててバスに乗り込みました。
今回もタイムマネージメント失敗でした。
元々は2時間早い出発の予定を立てていたのに…。「硫黄山荘まで往復3時間、下りも2時間」を疑いながらも信じて組み直してしまったのでした…。結局8時間半かかっちゃいました。それも予想してたのにな〜。なんで変更しちゃったんだろ?
次回は(あれば)、慎重にスケジューリングしたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート

mizuhoさん こんにちは
キャサリン達は元気でしたか?
北沢ルートの砂利道で僕もへこみました・・・
下りで使ったのですが、永遠とこの道は続くのでは?
と思いました。
南沢ルートの方が数段良いですね。
次回(あれば)←6月に会社の人と山に行き、同じ経験しました 笑
9月になったら、また会社のメンバーと山に行こうと思ってます。
その頃には6月の事も忘れてると思うので・・・
見えてるのは・・・の写真
正解です。
今回は大人しかったです。アンジーが少しいた程度です。
もしかして、若い男の人がいなかったから
行く前に散々「虫が多いので長袖を!」と言っていたので、もっと出てきてよ〜とか思ってしまいました。
北沢ルート、本当にいい加減怒るぞ
行く前に散々「高山は岩場が多いのでトレッキングシューズを!」と言っていたので、もっと歩きづらい道来てよ〜とか思ってしまいました。
to4さんも、会社の方と行かれたんですね。そして9月も?
体力・技術レベルの様々なメンバーと行くと、色々と気を使って少々疲れますね
和気あいあいと楽しいことは楽しいのですが…。
最初のイベント的なレジャー山行以来、定例的になっている今でも、ずっと同じような雰囲気(それぞれが好き勝手なペースで歩いたり、何もトレーニングしないでいきなり山に来るなど)で来てしまっているので苦労してます。
これからは、言うべきことはちゃんと言おうと思っています。
あ、写真合ってたんですね!何だかすごくうれしいです
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