初めてのアルプス。宝剣岳・木曽駒
- GPS
- 04:44
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 399m
- 下り
- 397m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳に行かなければまったく危険はないです。あ、中岳の巻道もわりと危険でした。正直、行けるか行けないかで言えば行けますが、安心安全かと言うと違います。お気をつけて |
その他周辺情報 | こまくさの湯でリラックスして解散 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
ついにこの日が来ました。登山を始めて未だ3ヶ月。そろそろ遠くの山にも登ってみたいと比較的登りやすいということで中央アルプスの百名山、木曽駒ヶ岳を選んでやってきました。
しかし伊那で前泊した夜に記憶を失くすほど飲んでしまい、朝同行者の電話で目覚めると、着の身着のままベッドに倒れこんでいました。しかも行動食にしようと買ったものを食い散らかしてしまってる。
まったく何が起きたのかわから無いまま、ともかく最短時間で準備を済ませホテルを出発。
そこでようやくひどい二日酔いな事に気がつきました。大丈夫か自分。
予定より少しの遅れでバス乗り場の駐車場に着き、大変な混雑を目の当たりにして最大寝坊にならなくて良かったと胸をなでおろしました。
自分たちがバスに乗るころには、バス待ちの行列は一体どこまで続いているのかというくらいの大行列となってました。
そしてバスに揺られながらロープウェイ駅に向かうのですが、その山深さと木々の大きさに圧倒されます。なんかもう関東の低山とはスケールが違うぞ。
そしてロープウェイに乗り千畳敷に着くと圧倒的な大絶景が広がっていました。ほんのり紅葉の千畳敷カールと反対側は雲海の上に遠く富士山や南アルプスも見えどんどん気持ちが高まります。
少し時間をかけて身体を慣らし登山開始しました。乗越浄土までは少し急登。絶景に反比例して二日酔いと標高のおかげでどんどん気分が悪くなります。
そんな中でも宝剣山荘にたどり着き、ザックをデポ。来たからにはトライしない訳には行かないとまずは宝剣岳に登りました。山頂の岩立ちはどこに足をかけて登って良いか発見できずあきらめ、その岩に取り付くまでところまでやって下りました。ここは集中して気持ちが悪い事も忘れるくらいでした(デポしたザックにGPSを忘れログはありません)。
次は途中の中岳ですが、登りで忘れていた気持ちの悪さが思い出され、息もすぐに上がり足がなかなか進みません。さらにはめまいまでして心が折れそうでしたがなんとか乗り越え、再び不調と不快の中ギリギリで登り駒ヶ岳山頂にたどり着きました。
不快とは裏腹にもう言うことなし。素晴らしい景色と達成感です。感無量。
しばし記念撮影した後でここで昼食にしたのですが、自分は食欲が全くなく、朝からほとんど何も口にしてなかったので無理やりウィダーだけは口にしました。
そもそも山頂でカップ麺をいただくつもりが自分が持ってくるはずのクッカーを忘れてしまいそれを諦めてもらった上、この体たらくで同行者には申し訳ないばかりです。
本来であれば馬の背を八合目まで行って、宝剣山荘に戻るルートを考えていたのですが、自分がグロッキーなためこのまま下山を開始します。
下山では中岳をまた登り返すのはうんざりと巻道を選んだのですが、そこは高度感のある絶景が広がっていました。ある意味夢中だった宝剣岳よりも恐怖感がありました。
不調なので落ちないように最大注意して巻道を進み、再び宝剣山荘まで戻ってきました。ふと宝剣岳を見ると大渋滞で全く人が進めないような感じになっていて、帰りに宝剣岳の場合は極楽平へ下るルートも考えてましたが、来るときクリアしておいて良かったと思いました。
そのまま下山を続けるとまだまだ登ってくる人たちがたくさんいます。軽装の人もいてどこまで行くつもりなのでしょう。
こちらは最後の気力を振り絞ってなんとか無事にロープウェイ駅にたどり着いて、そそくさとロープウェイに乗り下山しました。
上りのロープウェイ乗り場では、未だロープウェイ乗り待ちのお客もかなりいました。下のロープウェイもかなり待つと情報もあったので、結果的には早めの下山が待ち時間少なくて済んだのだと思います。
麓の温泉に入ってようやくお蕎麦を口にできる程度の元気が戻ってきて、お酒の影響もあったと思いますが、高山病の症状の中よくやれたなと思い返しました。
反省してちゃんと素面でもう一回来ようと思ったのでした。
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