聖岳・赤石岳〜錦秋と静寂の南ア2巨峰を満喫〜

2015年09月27日(日) 〜 2015年09月30日(水)

• GPS: --:--
• 距離: 26.6km
• 登り: 3,466m
• 下り: 3,467m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:56

8:57 聖沢登山口
10:13 10:30 聖沢吊橋
11:30 11:40 造林小屋跡
12:30 12:40 乗越
13:38 13:44 岩頭滝見台
14:53 聖平小屋

2日目

• 山行: 6:33
• 休憩: 2:48
• 合計: 9:21

4:45 聖平小屋
6:07 6:13 小聖岳
7:16 7:57 聖岳
8:45 8:57 聖兎のコル
9:52 11:10 兎岳
12:16 12:26 バテて小休止（中盛丸山急登途中）
12:50 13:11 中盛丸山
14:06 百間洞山の家

3日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 2:06
• 合計: 7:14

4:40 百間洞山の家
5:33 5:39 百間平
7:35 8:40 赤石岳
9:36 9:47 砲台型休憩所
10:36 11:20 富士見平
11:54 赤石小屋

4日目

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:33

6:04 赤石小屋
8:37 椹島ロッジ

天候

1日目：くもり、2日目：快晴、3日目：快晴（風強し）、4日目：快晴（風強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙の夏期臨時駐車場に駐車、東海フォレストのマイクロバスで、往きは聖沢登山口で落としてもらい、帰りは椹島ロッジより乗車した。

コース状況／危険箇所等

良好。

その他周辺情報

下山後、赤石温泉白樺荘で入浴。510円とリーズナブル。

写真

9/27 9:44

聖沢登山口：今回の重い荷物とこわ〜い看板

9/27 10:31

南アらしい登山道を登っていきます。

9/27 11:12

聖沢吊橋を渡ります

9/27 11:11

おおこわ

9/27 11:25

横から見ると

9/27 11:26

下から見ると

9/27 11:26

マイナスイオンたっぷり

9/27 13:28

急登をがんばると、はじめて聖岳に出会えます。

9/27 13:59

2つめの吊り橋

9/27 14:01

紅葉が始まってます

9/27 14:01

対岸には滝も見えます

9/27 14:01

聖岳をまた見上げます

9/27 14:36

うーん高い！

9/27 14:37

岩頭滝見台より滝を見ます。

9/27 14:37

紅葉の滝1

9/27 14:59

紅葉の滝2

9/27 14:59

紅葉の滝3

9/27 14:59

うーん・・・綺麗だ

9/27 15:33

標高は高いのに、こんな豊かな流れが・・

9/27 15:52

聖平小屋に到着！

9/27 18:10

営業は終わっているので、冬季小屋に宿泊（宿泊料タダ・・ラッキー：静岡県に感謝！）。今宵の宿泊は3名のみ。

9/27 16:22

早速一杯やります

9/27 18:20

10月1日締め切りの仕事（海外学術誌の論文査読）をほろ酔い気分でやりますが、疲れで全然進まない。

9/27 17:48

仕事は早々に切り上げ、飯にします。

9/28 6:46

2日目：朝だあーさだーよ♪

9/28 6:47

紅葉の山に雲が流れ、いい雰囲気。

9/28 6:54

聖はでかい！これからあの大斜面を登ります。

9/28 7:02

振り返ると上河内岳に雲が流れ・・滝雲だー

9/28 7:08

小聖岳から見る聖。でかい。（小聖の登りの歩数は約2,000歩でした）

9/28 7:10

兎に影ひじりが

9/28 8:25

聖にとうちゃーく（小聖からの歩数は約2,500歩でした）

9/28 8:23

風が強く寒いが、朝からのみまーす。

9/28 8:24

まずは富士に奉納してから・・・

9/28 8:24

でかい赤石にかんぱ〜い。

9/28 8:24

中央アルプスにかんぱ〜い。御岳さんにも奉納します。

9/28 8:25

北アにもかんぱ〜い。

9/28 8:25

えびすをのみま〜す。

9/28 8:26

飲んだ後、聖からの展望を楽しみます：まずは恵那山。右手手前の埋もれている山はは兎ちゃん。

9/28 8:26

御岳と中央アルプス。乗鞍もチラッと。その前は奥茶臼山（300名山）、そのまた手前は小兎ちゃんから中盛丸山、大沢岳。

9/28 8:26

北ア

9/28 8:26

北アアップ！全て見えます。

9/28 8:26

槍穂をドアップ。

9/28 8:26

仙丈、手前は百間平

9/28 8:27

南ア女王様アップ

9/28 8:27

赤石でかい。左肩に塩見ちらっ

9/28 8:27

奥秩父

9/28 8:27

奥聖と富士

9/28 8:27

富士。手前はざると布引。

9/28 8:28

白嶺南嶺の山々（稲又、青薙）

9/28 8:28

上河内

9/28 8:28

茶臼から光。奥は大無間など南ア深南の山々。

9/28 8:28

てかりアップ。

9/28 8:28

池口岳など。

9/28 8:51

今日の宿泊場所まで遠いナー。

9/28 8:51

南ア核心部。

9/28 8:53

まずは兎ちゃんに向かいます。俺の影も。

9/28 8:53

本日辿るコース。

9/28 9:52

いったん、樹林帯まで下ります。

9/28 10:01

うさちゃん。名前に似合わずなかなか厳しいじゃん。

9/28 11:33

うさちゃんに到着。

9/28 10:53

兎ちゃんの展望は素晴らしい。聖より素晴らしいかも：左からこれから行く中盛丸山（厳しそう）、仙丈、甲斐駒、塩見（ヘルメット）、間ノ岳、荒川中岳。

9/28 10:54

女王様と貴公子。

9/28 10:54

ヘルメットと間

9/28 10:54

荒川中岳と悪。手前は百間平（明日行く）。

9/28 10:54

あかいしでかっ。

9/28 10:54

ひじりもデカッ。

9/28 10:54

上河内

9/28 10:55

てかり。

9/28 10:55

中央ア、奥茶臼。

9/28 10:56

うさちゃんのてっぺんでも飲みまーす：まずはでか1号に乾杯。

9/28 10:57

でか2号にかんぱ〜い。

9/28 12:44

子ウサギちゃんにとうちゃーく。

9/28 12:44

今日は一日、あかいしさんに見守られます。

9/28 12:45

げっ！あれに登るのか。

9/28 12:56

でも紅葉の中の道は快適そう。

9/28 12:57

心まで染まりそう。

9/28 13:08

青空も素晴らしい。

9/28 13:51

這々の体で中盛丸山到着：でか1号と富士。

9/28 13:51

でか2号と富士。富士は2大巨峰を従えます。

9/28 13:51

日本の象徴をドアップ。

9/28 13:52

女王様、貴公子、ヘルメット、間ちゃん。

9/28 13:52

荒川三山。

9/28 13:55

荒川三山、赤石。

9/28 13:52

赤石ど迫力。

9/28 13:54

うさちゃん。

9/28 13:56

中盛丸山の道標と恵那山

9/28 13:56

大沢岳

9/28 13:59

女王様と貴公子。

9/28 14:03

ひじり

9/28 14:04

ヘルメットと白根三山（間ちゃんだけでなく北岳と農鳥も）。農鳥小屋のオヤジさんこっちまで見えるかな（視力4.0だそうです）

9/28 14:39

今宵の宿が見えて来た。紅葉の山に同化している。

9/28 15:21

百間洞山の家に到着。ここもシルバーウイークで営業終了。2階が冬季小屋として解放されています。実に綺麗。間仕切りもしているので暖かい小屋です。今宵の宿泊は2名のみ。しかもタダ。静岡市に大感謝！！！。

9/28 15:06

素晴らしいロケーション。水も豊富です。

9/28 15:06

うーん。うっとり。

9/28 15:17

聖ばっちり。

9/28 15:18

アップ。

9/28 15:18

谷も深い。

9/28 15:19

今日一日、良い天気でした。

9/28 15:25

早速、ウイスキーでくつろぎます。

9/28 15:58

テラスでほろ酔い気分になりながら、お仕事。良い気分になり、審査も甘くなりがち。

9/28 17:57

聖が刻々と姿を変えます。

9/28 18:29

アーベンロート。

9/28 19:00

今日の夕食。

9/29 7:00

3日目：百間平から小渋川の谷（ふか〜い）

9/29 7:00

百間平はのびやかで良し。

9/29 7:05

本日の難関。

9/29 7:26

昨日越えてきたボコッボコッボコッ

9/29 7:26

大きなボコッ

9/29 8:45

赤石岳避難小屋に到着。大斜面下のコルから約3,300歩。ここでビールを購入。小屋じまいが明日だから、600円のところが300円。2本購入。小屋のオヤジさんに、「朝から飲んでも大丈夫なのか」と言われたが、構わず購入。だってこれが楽しみなんだもん。

9/29 8:37

まずは昨日越えてきた大きなボコッに乾杯。

9/29 8:41

うっすら富士にかんぱーい。

9/29 8:41

赤石頂上にかんぱ〜い。

9/29 8:42

悪にも乾杯！

9/29 9:14

赤石頂上です。昨日ほどではないが大展望です。

9/29 9:11

まずは富士。

9/29 9:11

ざるなど。

9/29 9:12

大無間、上河内など。

9/29 9:12

説明するのは疲れたから、後は省略。写真に従って、南から西、北と展開していきます・・・

9/29 9:12

9/29 9:12

9/29 9:12

9/29 9:12

9/29 9:13

9/29 9:13

9/29 9:13

（ここで一言）ヘルメット（塩見）はどこか分かるかな〜？

9/29 9:13

9/29 9:13

最後は奥秩父と櫛形山で終了！以上！！

9/29 9:18

もう一度、聖と上河内。

9/29 9:10

頂上で2本目も飲みま〜す。（風が強くて寒いが・・・）

9/29 9:19

聖に乾杯。

9/29 9:19

昨日越えてきたボコボコに乾杯。

9/29 9:33

荒川三山を中心にした南アの雄峰群。

9/29 9:33

悪とラクダの背

9/29 9:33

紅葉の稜線に赤石小屋が同化している。

9/29 9:33

昨日、今日と歩いてきたコース。

9/29 9:52

赤石さんを振り返り、主稜線を後にします（風が冷たく寒かった〜）

9/29 10:08

ラクダの背の一部。

9/29 10:13

紅葉の絶壁。

9/29 10:37

赤石がどんどん高くなります。

9/29 11:33

富士見平から上河内と聖ちゃん。

9/29 11:33

赤石もかなり遠くになりました。

9/29 11:33

荒川中岳

9/29 11:33

悪！

9/29 12:19

ハイマツの緑と紅葉のコントラスト。

9/29 12:20

9/29 12:39

紅葉の道を行きます。

9/29 13:00

赤石小屋に到着。早速のみまーす。（宿泊者は十数名くらいだったかな）小屋は、家族ぐるみでやっていて、暖かい雰囲気です。子供さんがとても愛くるしい。

9/29 13:14

さあ〜飲みながら、お仕事。

9/29 13:32

外は暑いので、小屋の食堂を借りてお仕事。とても快適で、どんどん進みます。おかげで明後日締め切りの査読も完了。

9/29 18:25

夕方、聖は鉢巻き姿、兎ちゃんは耳が光っている。

9/29 18:25

9/29 18:25

うさちゃん綺麗！！

9/29 18:26

聖は神々しい。

9/29 18:48

夕闇がせまります。

9/29 18:48

9/30 6:37

4日目：モルゲンロートの赤石と月

9/30 6:37

モルゲンロートの山々ご覧あれ・・時間毎に刻々と変化していきます。

9/30 6:39

昨日越えた富士見平。

9/30 6:39

9/30 6:39

9/30 6:39

9/30 6:39

9/30 6:44

9/30 7:00

9/30 7:00

以上！

9/30 7:03

可愛いカラフルな標識。赤石小屋の女主人の手作りかしら？

9/30 7:37

さー、今日は下るだけ・・

9/30 8:06

南アらしい深い森を行きます。

9/30 9:37

椹島ロッジに到着。赤石小屋から2時間半で到着。

9/30 10:53

椹島ロッジは素晴らしい。

9/30 11:10

ここでのんびり読書でもしたいな。

9/30 11:12

殺伐とした事務所より、ここで仕事する方が、きっとはかどるに違いないと思った。

9/30 11:22

建物も素晴らしい（白籏史郎記念館）。

9/30 11:30

バスの中から赤石に別れを告げる。バイバイ。

9/30 12:22

駐車場に戻ってきました。

9/30 13:10

赤石温泉白樺荘で4日ぶりのお風呂（510円）。その後、鹿刺定食を食べて帰りました。

撮影機器：

Canon IXY 130 Canon

感想

Swan_song

残しておいた夏休みと、年休を組み合わせて、ちょっと贅沢な南ア南部縦走を決行。今回は、地味だが、南ア屈指の名コースである聖から赤石にかけての縦走。稜線上は風が強かったが、天気に恵まれ、錦秋の素晴らしい山旅を満喫した。また、聖沢登山口から赤石岳まで行き交った登山者は5〜6名程度で、私の好む非常に静寂な登山を楽しむことができた。聖沢登山口から百間洞山の家まで、熊谷から来られたベテランの登山者とご同行でき、色々談笑できて楽しかった。やはり山小屋での一人ぼっちは淋しいし、二人で居れば心強いものです。さー、エネルギーもチャージできたし、明日からの仕事がんばります。加えて、このようなわがままな山旅を許してくれた家族に感謝申し上げます。

コメント

BlueSky_54

しかし・・・^^；
オツでした。アツさん^^

いゃー、似たような事を考えていますねー
自分は次は南ア日帰りなら、光かなー・・・なんて思ってましたよ
まさか、家族旅行の鬱憤晴らしに４日間も奥まったところに行ってるとは
＞我がままを・・・
えっ 父さんの４日間の家出じゃなく？

最高でしたね。
まさにザ・南ア感バリバリ。しかも紅葉もバッチリか！！！
羨ましい、妬ましい
しかし、明日から荒れるみたいなんでナイスタイミングでしたね。

Swan_song

Re: しかし・・・^^；
ブルスカさん　わんばんこです。

お父さんは、プチ家出をして来ました 。（中学生みたい）
4日間、職場と家のことは忘れ、思いっきり楽しんできました。
日ごろの涙ぐましい努力 のおかげ（自分でいうか！）で、
かみさんは、家出を快く了解してくれました 。
（というか、我々の世代になると、かみさんは「亭主元気で留守がいい」状態ですね）
心配だったのは、職場で自分の机が放り出されていないかということでしたが、
何とか無事でした 。

南ア日帰りで光はちょっと難しいのでは？実際歩くのは可能としても、
易老渡（だっけ？）までの運転が大変です。
それより、（塩見に行ったことがなければですが）
島倉登山口から塩見の方が、ずっと現実味があると考えますが、
いかがでしょう？

カズミン

相変わらず・・・(*''▽'')
Atsu兄、こんばんはー♪

相変わらずの飲みレコ（笑）
楽しそうですね(*^^)

仕事持ち込んでまでも山へ・・・エライ ! !
しかも４日間も山へ籠ることでできるなんて羨ましい過ぎる ! !

紅葉キレイですねー
お酒が進むのもわかるわ（笑）
避難小屋泊りとかいいですよねー。
暖かそうだし、テント持ってかなくてもいいし。
あ、でもそれなりに重いですよね〜。

いつか泊まりでどこか行きましょう♪
呑んべえ２人揃うと大変そうだけど(^^;

Swan_song

Re: 相変わらず・・・(*''▽'')
カズミさん　わんばんこ。

実は今回の山旅は、亡き母の慰霊登山でもありました。
母の名前の由来は、赤石岳山麓の天龍村（祖母の生まれ故郷）の隣の泰阜村から来ているそうです。そこで、赤石岳頂上に着いたあかつきには、泰阜村に向かって手を合わせてきました。ま〜、山に登るための口実かもしれませんが・・・

南アはいいですよ。一つ一つの山がでかくて、重い荷物に喘ぎながら、一つ一つの嶺を越えていく。縦走路といえども、山と鞍部の高低差は、600〜700メートルもあります。一つの山を越えるのに１日かかります。でも、これが醍醐味なんだよな〜。

論文査読などの仕事は、ボランティアだから、職場の本来の業務とは見なされません。従って、職場では（後ろめたく）気が散ってできません。山に行くと、心地よい風に吹かれて、気分も良く、集中できて、実にはかどります。事務仕事は全て山の中でさせてくれたら、よっぽど成果が出せるのにとも思います。

長い休みが取れたら、是非一緒に行きましょう 。
でもその時は、お手柔らかに・・・ 。

mierin

絶景ですね！
紅葉の南ア、青空に映えて素敵〜

４日間も山に籠もれるなんてうらやましい！それもこれも涙ぐましい家族サービスの賜物ですね
ＳＷ外して、好天で狙い通り

そちら方面は土地勘がないのですが、行ってみたくなります
山座同定バッチリ！さすがです！！

飲み会おつかれさまでしたー！あれ？？？

Swan_song

Re: 絶景ですね！
ミエリンさん　オハー！

このコース、ミエリンさんだったら１泊で歩けちゃうと思いますよ。
は最高でした。おかげでお仕事もはかどりました 。

うちのかみさん、ミニ家出をすんなりと許可してくれました。
いいかみさんです 。
でも、きっと何か企んでいるはず・・あとが恐い。
大けがしないうちに、今日は、すすんで家事をがんばります 。

南アいいですよ。富山からちょっと遠いけど、是非足を運んでみて下さい。