奥只見グルメと越後駒ヶ岳。

2024年10月05日(土) 〜 2024年10月06日(日)

• GPS: 11:10
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,251m
• 下り: 1,250m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:03
• 休憩: 1:06
• 合計: 11:09

距離 14.9km 登り 1,251m 下り 1,250m

4:24 スタート地点
4:29 4:30 枝折峠登山口
5:06 5:16 明神峠
6:33 6:34 道行山
7:28 7:40 小倉山
8:33 百草の池
9:13 9:15 前駒
9:43 9:49 駒の小屋
10:13 10:17 越後駒ヶ岳
10:37 11:08 駒の小屋
11:31 11:32 前駒
12:05 百草の池
12:58 小倉山
13:47 道行山
15:01 15:02 明神峠
15:31 枝折峠登山口
15:35 ゴール地点

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

奥只見シルバーライン経由で湖山荘。(ツアーバス)

枝折峠登山口までは湖山荘から旅館の車にて約20分。滝雲で有名な枝折峠は一般観光客やカメラマンも来るためか非常に整備された道路だった。

コース状況／危険箇所等

ぬかるみが酷く、出だしから急登が続く。
アップダウンを何回か繰り返す。

その他周辺情報

・湖山荘…登山パック付きのプランがある旅館。登山口への送迎もしてくれる。岩魚をはじめとした地元の食材を使った料理は美味。また宿泊者サービスで囲炉裏で焼く餅やマシュマロが貰えることも。
風呂上がりの時間にオリジナルドリンクの提供も。
ちなみ平ヶ岳の宮様(プリンス)ルートへの登山口ゲートは、銀山平温泉の車しか入れない。つまり宿泊者のみが使えるルートである。
館内風呂は15～23時。内風呂、外風呂が一つずつ。

・白銀の湯…受付は18時まで。
内風呂、外風呂あり。サウナ、水風呂は無し。
各種アメニティー、ドライヤーは2台。湯船は広い。カランは4箇所。
宿泊初日と翌日は湖山荘にて入浴券をもらえる。
最終日はチケット購入の必要があるが、湖山荘にて割引金額で購入できる。(650円→450円)
各種お土産、アルコール、飲み物販売あり。

・駒の小屋…管理人在中の避難小屋。トイレはペダル式1個。宿泊料金 1人2,000円(協力金)。毛布・銀マットレンタル数量限定あり。テント場あり。小屋横と3分ほど下ったところに沢がある。
なぜかビール飲み販売あり。

写真

10/4 14:56

奥只見シルバーラインの長いトンネルを走ること約40分。

このトンネル、近年綺麗になったが元は手掘りだったそうな。工事に当たり雪崩、寒さ、アブなどに悩まされ、死者も多数出たらしい。

10/4 16:03

銀山平 湖山荘に到着。
雪深いエリアため11月〜3月は閉まってるらしい。
良い時に来れた。

10/4 15:48

本館ロビーに囲炉裏もあり、風情がある。

10/4 15:48

ロビーに焼きたてベーグルが売っていた。
お手頃価格で美味しそう！

毎日の販売では無いようだから、見た時に買っとくべし。

10/4 15:51

大部屋だったと言うこともあるが、部屋はかなりゆとりがある広さ。
テレビポット、コンセントは部屋内にあり。
浴衣、タオル、歯ブラシのアメニティーあり。
冷蔵庫は廊下に共用のものがある。

10/4 15:51

奥にはおしゃれなスペース。

10/4 16:02

おっ。
良さげなドリンクがロビーに準備されていた。

お風呂上がりに飲もうっと。

10/4 16:04

隣の入浴施設、白金の湯へ行く。
湖山荘の宿泊者は入浴券を貰える。

ゆったりした広さの良いお風呂だった。

10/4 16:06

魚沼方言の一覧表。

10/4 16:44

本館と白金の湯の間に荒沢岳からの水場あり。

10/4 17:26

魚沼産こしひかりの販売も。配送対応も可能。
ちょうど新米の時期だから購入！

10/4 17:41

お楽しみの夕食。
メニューは白米、味噌汁、サーモンのマリネ、煮物、焼き茄子田楽、いとかぼちゃの酢漬け。

10/4 17:51

岩魚の唐揚げ。
ここらの岩魚はサクラマスと交配して巨大化してるそうな。岩魚とマスは同種の魚で、海に降りたやつをマスと言うらしい。

10/4 18:06

水茄子の浅漬け。
どの料理も美味しいんだけど、これが本当に美味しい。新潟の美味い米と相まって箸を持つ手が止まらない。

10/4 18:38

ロビーの囲炉裏では焼き餅のサービスも。
焼きたてアツアツ、表面サクサク、中トロトロだからお腹いっぱいなのに食べれちゃう。

10/4 20:19

朝弁当はオニギリ2個(昆布とたらこ)ときゅうりと茄子の漬物。ワカサギ甘露煮。

漬物が激しょっぱい。単体だと食べきれない位。
オニギリとセットで良い塩梅。


明日が本番、お休みなさい。

10/5 4:25

おはようございます。
早朝出発のためまだ暗い。

10/5 4:27

新潟の山は粘土質。
昨日からの雨でぬかるみ度マシマシ。

10/5 4:34

作り物の木の段はよく滑る。

10/5 4:41

滝雲雲海。

10/5 5:06

木の階段も滑るポイント。
見え辛さと相まって転びそう。てか滑った。

10/5 5:08

大明神。真っ暗で見えないが無事をお祈り。

10/5 5:34

ようやく明るくなってきた。

10/5 5:37

キリンソウ。

10/5 5:53

イワハゼ(アカモノ)。

10/5 6:33

道行山。
これが山頂なのかと思ってたら分岐っぽいね。

10/5 6:38

越後駒ヶ岳は雲の中。

10/5 7:22

ぬちゃぬちゃ。
足元は既に泥んこ。

10/5 7:46

花びらのように開いたキノコ。

10/5 8:18

アカエノズキンタケ？

10/5 8:31

森林限界。
低木と笹が混じった道となる。

10/5 8:34

笹原の向こうに百草の池があるが、ジャンプしないと見えない。

10/5 8:34

ゴマナ。

10/5 8:49

上がってきた道。滑る足元に疲労する。
整備されてるのが救い。

10/5 8:56

ぬかるんだ急登。
この山に関してはシングルでストックはあった方が良い気がする。

10/5 9:02

雲海。滝雲見たかったなぁ。

10/5 9:22

コメツツジ。

10/5 9:33

目立つマーキング。

10/5 9:43

目◯の親父。

10/5 10:05

あと少しで駒の小屋。

10/5 10:13

駒の小屋にデポし、山頂へ。
片道約10〜15分。

10/5 10:19

登頂。
ミニマムな像がなんだか愛嬌あるぞ。

10/5 10:23

全体的に紅葉はまだまだだが、綺麗に染まってる木も一部あり。

10/5 10:25

駒の小屋に戻る。

10/5 10:30

小屋横はきれいに染まっている。

10/5 10:31

足元は一部ガレ。

10/5 10:49

戻ってきた。

10/5 10:49

小屋の右手側に水場(沢)。

10/5 10:50

避難小屋内。2階建てで清潔な造り。

10/5 11:01

ちなみに小屋の真横にも水場はある。

10/5 11:20

さて下山開始だ。

10/5 11:20

ガスがなかったら良い景色が期待できそう。

10/5 11:23

岩岩なので、下の方が時間がかかる。

10/5 11:26

ガスってるのは残念だが、この雲海も風情がある。

10/5 11:32

山頂へ向かう人々を見送る。

10/5 11:40

さっきより乾き、ぬかるみはマシになってきた。

10/5 11:47

空にブルーライン。

10/5 11:53

乾いてきたとはいえ、下りに危険な道であることには変わりない。

10/5 12:29

何回か転倒者が出た。
自分も滑ってヒヤッとする。

10/5 13:33

スッポンダケ。

10/5 13:33

木道は乾いていて良かった。

10/5 14:00

最後まで気が抜けない。
足裏に泥がついてしまい、どの石でも滑りやすくなってるからだ。

10/5 14:34

ガスの向こうに奥只見湖。

10/5 15:00

明神峠。登山口には電波無いがここにはある。

10/5 15:04

無事の下山を御礼。

10/5 15:08

銀の道。
バスがない時はこちらから行くそう。

10/5 15:13

朝は気づかなかった観音様。
隣の破片に何か書いてあったと思われる。

10/5 15:28

最後まで油断大敵。

10/5 15:34

お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

じゃり子

遥々シルバーラインを超えて奥只見までやってきた。元々、貴金属が発掘される場所で、中でも銀が多く採れたことから「シルバーライン」やら「銀山平」やらのネーミングがついたらしい。へぇ。

噂に聞いていた湖山荘はごはんも美味しく、土地の物が上手に料理されていた。サービスも良かったし、近くの入浴施設にも行けるのも良かった。

越後駒ヶ岳は噂通りの足場の悪さというか、ぬかるみが酷い。緊張を強いられる登山となった。
ただ幸いな事に登山道は整備されており、乾いていれば大変歩きやすい。枝打ちや藪刈りもしっかりしてある。

今回はガスであまり展望が無かったが、合間から見えた黄金の絨毯が美しかった。晴れの日はさぞかし息を呑むような美しさがあるのだろう。


いつか他の越後三山も登ってみたいものである。