ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7315720
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

那岐山 小屋泊☀️🌙🍶

2024年10月05日(土) 〜 2024年10月06日(日)
情報量の目安: S
都道府県 鳥取県 岡山県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:41
距離
7.3km
登り
802m
下り
797m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:20
休憩
0:11
合計
1:31
距離 3.4km 登り 752m 下り 68m
15:02
7
15:09
15:10
11
15:54
16:03
30
2日目
山行
1:32
休憩
0:07
合計
1:39
距離 3.9km 登り 49m 下り 729m
7:14
7:18
13
7:31
7:32
31
8:03
24
8:35
8:36
6
8:42
0
8:42
ゴール地点
水を担がなくてよい那岐山。三角点峰新避難小屋,眺望あり,水あり,トイレあり。最強の別荘(ウマオイだらけで鬱陶しかったのだけ残念)。
天候 ☀ガス☀ → ☀晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高速美作道を通って美作市へ。那岐山登山口に移動。下山時刻には第3駐車場に空きスペースを見つけやすい。
コース状況/
危険箇所等
C↑B↓で周回。コースは良好。縦走線からBへの下りはスリップ注意(転けたらドロドロ)。
その他周辺情報 那岐山「山の駅」では何かイベントをしていた(寄らず)。
今夕,山の夕景を見たくいつもの那岐山へ。日本原の広い田畑の向こうに那岐三座が広がった。この時期は道べりのヒガンバナたちにも心惹かれる。第3駐車場の空き1台へするりと収まりスタート。
5
今夕,山の夕景を見たくいつもの那岐山へ。日本原の広い田畑の向こうに那岐三座が広がった。この時期は道べりのヒガンバナたちにも心惹かれる。第3駐車場の空き1台へするりと収まりスタート。
登山口までの道べりに秋の花たち。アケボノソウは終盤。
9
登山口までの道べりに秋の花たち。アケボノソウは終盤。
ツリフネソウ,アキノキリンソウ,まだ残っていたツルリンドウ,アキチョウジ,シロヨメナも。Cコースで上がる。泊荷物だが水を担がないでいいのはほんと楽。
7
ツリフネソウ,アキノキリンソウ,まだ残っていたツルリンドウ,アキチョウジ,シロヨメナも。Cコースで上がる。泊荷物だが水を担がないでいいのはほんと楽。
名木の城分岐からはしばらく人工林が続く。スライドする方とあいさつしながら上がる。
3
名木の城分岐からはしばらく人工林が続く。スライドする方とあいさつしながら上がる。
大神岩手前で上られていた米子の方とご一緒する。この時間なので上がらずにここで引き返されるとのこと。雲は多少あるものの,秋らしく澄んだ空気で眺望抜群。
8
大神岩手前で上られていた米子の方とご一緒する。この時間なので上がらずにここで引き返されるとのこと。雲は多少あるものの,秋らしく澄んだ空気で眺望抜群。
樹林を抜けると,雲が流れる青い空が広がった。今日のゴールまであと少し。
6
樹林を抜けると,雲が流れる青い空が広がった。今日のゴールまであと少し。
三角点峰避難小屋。岡山市からほど近い1200m峰は,水場,トイレ,晴れたら絶景付きでお気に入り。
滝山方面は時々ガスの中に消える。よさげな夕景を予感...。
9
三角点峰避難小屋。岡山市からほど近い1200m峰は,水場,トイレ,晴れたら絶景付きでお気に入り。
滝山方面は時々ガスの中に消える。よさげな夕景を予感...。
三角点峰北側,少し下りたところに水場あり。土師川源流は年中枯れることなく水が湧く。山頂直下に水場があるのが,ほんとうれしい。
9
三角点峰北側,少し下りたところに水場あり。土師川源流は年中枯れることなく水が湧く。山頂直下に水場があるのが,ほんとうれしい。
ジャジャジャッ!といつも賑やか,ソウシチョウお出まし。
7
ジャジャジャッ!といつも賑やか,ソウシチョウお出まし。
日没は5時42分頃。少し風はあるが,展望台で独宴会開始。那岐山山頂はガスから出たり隠れたりと忙しい。ときどきブロッケン。
6
日没は5時42分頃。少し風はあるが,展望台で独宴会開始。那岐山山頂はガスから出たり隠れたりと忙しい。ときどきブロッケン。
西側,津川仙と那岐山の間は雲の通り道。豪快に滝雲が流れてかっこいい。
8
西側,津川仙と那岐山の間は雲の通り道。豪快に滝雲が流れてかっこいい。
はるか西に,雲海に浮かぶ伯耆大山。あちらも相当よい感じだろう。
5
はるか西に,雲海に浮かぶ伯耆大山。あちらも相当よい感じだろう。
刻々と姿を変える雲の流れ。写真を撮ってはグビリ,振り返ってはグビリ。至福タイムがやめられん。
8
刻々と姿を変える雲の流れ。写真を撮ってはグビリ,振り返ってはグビリ。至福タイムがやめられん。
ブロッケンも度々登場。手を挙げたり足を出したり...。光の輪っかの中でポーズを取ってみるが,あまり変わらん。
13
ブロッケンも度々登場。手を挙げたり足を出したり...。光の輪っかの中でポーズを取ってみるが,あまり変わらん。
2本目もおいしくいただく。オレンジ色の光が肴。うめえなあ。
9
2本目もおいしくいただく。オレンジ色の光が肴。うめえなあ。
オレンジ色に輝きながら,滝山〜広戸仙あたりに沈んでいった。
7
オレンジ色に輝きながら,滝山〜広戸仙あたりに沈んでいった。
また明日。
小屋に引き上げて晩御飯。山のイカそうめん旨し。担いできた具材で「うまかっちゃん」鍋で暖まる。そしてウイスキーに手を出し,没する。
8
小屋に引き上げて晩御飯。山のイカそうめん旨し。担いできた具材で「うまかっちゃん」鍋で暖まる。そしてウイスキーに手を出し,没する。
西の空,月齢2.2の細いお月様が沈みゆく。自分もその後沈んで快眠。
7
西の空,月齢2.2の細いお月様が沈みゆく。自分もその後沈んで快眠。
夜中は星がよく出ていた。5時過ぎに表に出ると東の空が白んできた。朝一で上って来られた東京の方とお話。昨日は扇ノ山,今日は那岐山と三百名山制覇をめざして旅をされているそうです。
8
夜中は星がよく出ていた。5時過ぎに表に出ると東の空が白んできた。朝一で上って来られた東京の方とお話。昨日は扇ノ山,今日は那岐山と三百名山制覇をめざして旅をされているそうです。
8月に瓶ヶ森で見た反薄明光線が,北側と西側に向かって2本伸びていた。中央のシルエットは,多分宍粟の三室山。
8
8月に瓶ヶ森で見た反薄明光線が,北側と西側に向かって2本伸びていた。中央のシルエットは,多分宍粟の三室山。
アンテナがいっぱい立つ場所は,おそらく美作の大山辺り。10月6日の朝が来た♪
6
アンテナがいっぱい立つ場所は,おそらく美作の大山辺り。10月6日の朝が来た♪
遮るもののない那岐山三角点峰。ご来光にほんといい場所♪
12
遮るもののない那岐山三角点峰。ご来光にほんといい場所♪
遥かかなたには,おそらく六甲山系の山なみ。
7
遥かかなたには,おそらく六甲山系の山なみ。
雲海の向こうは小豆島。
8
雲海の向こうは小豆島。
そのすぐ左には朝焼けの雲海と播州方面。遠望は多分淡路島。
5
そのすぐ左には朝焼けの雲海と播州方面。遠望は多分淡路島。
伯耆大山ブラザースもだんだんモルゲン。向こうの小屋も相当いい景色だろう。
7
伯耆大山ブラザースもだんだんモルゲン。向こうの小屋も相当いい景色だろう。
那岐山の日の出を堪能。
7
那岐山の日の出を堪能。
ウマオイみたいな虫がいっぱいいた小屋。寝返りをうつたびにつぶしていたみたい。部屋をきれいに掃除して出発する。銀マットがあって大助かり。
4
ウマオイみたいな虫がいっぱいいた小屋。寝返りをうつたびにつぶしていたみたい。部屋をきれいに掃除して出発する。銀マットがあって大助かり。
こちらからはピラミダルな伯耆大山。11月に行きましょう。
その手前,鏡野の泉山へこの後道草する予定。
5
こちらからはピラミダルな伯耆大山。11月に行きましょう。
その手前,鏡野の泉山へこの後道草する予定。
山頂を踏んでBコースから下ります。今朝は最後まで伯耆大山がよく見えた。
3
山頂を踏んでBコースから下ります。今朝は最後まで伯耆大山がよく見えた。
日名倉山や後山もエエ天気♪
4
日名倉山や後山もエエ天気♪
薄い雲が広がった空ですが,今日も暑くなりそうです。
4
薄い雲が広がった空ですが,今日も暑くなりそうです。
縦走路のドウダンツツジの実り。
5
縦走路のドウダンツツジの実り。
Bコースから宍粟の山々眺望ポイント。扇ノ山,氷ノ山,沖ノ山,三室山,後山方面,ぜ〜んぶ見えます。
4
Bコースから宍粟の山々眺望ポイント。扇ノ山,氷ノ山,沖ノ山,三室山,後山方面,ぜ〜んぶ見えます。
氷ノ山のトンガリ小屋も見える。
5
氷ノ山のトンガリ小屋も見える。
Bコースはぬかるみが多い。ソールのちびたスリッピーな登山靴で何度も滑りそうになる。
沢筋の倒木にはスギヒラタケ多数。
5
Bコースはぬかるみが多い。ソールのちびたスリッピーな登山靴で何度も滑りそうになる。
沢筋の倒木にはスギヒラタケ多数。
Bコースは人工林の森が続く。木の合間から那岐山を見返す。
3
Bコースは人工林の森が続く。木の合間から那岐山を見返す。
沢鳴りの響くBコースをサクサク下って麓まで。下の渓谷は紅葉の頃はいい場所になる。春の花のある時期も楽しい場所。
4
沢鳴りの響くBコースをサクサク下って麓まで。下の渓谷は紅葉の頃はいい場所になる。春の花のある時期も楽しい場所。
登山口に近い第3Pは満車。今日も大勢歩かれています。
4
登山口に近い第3Pは満車。今日も大勢歩かれています。

感想

暑い時期には遠慮していた那岐山。眺望よし,山頂から水場ゲキ近,トイレありと,自分の中では避難小屋三冠王!紅葉にはちょっと早いし花も少ないが,週末に晴れマークが並んでいたので訪問決定。
奈義町に入ると傾むきかけた太陽の下に那岐三座が見えた。休日の第3駐車場はすぐに満車だが,第1駐車場辺りで下りてくる車があると空いているのが分かる。スペースが確保でき,午後3時の遅いスタート。
出会うのは下山の方ばかりだったが,大神岩までは米子から来られた方と一緒に上り大神岩でお話少々。そこから上は静かな一人旅で,那岐山三角点峰の避難小屋へ。周囲はガスが流れてだんだんといい感じになってきた。水を調達し夕飯準備。
夕方は,雲と太陽の織りなす日没ショータイムが続いた。新しくできた展望台で,日が沈むまで☀️🌙🍶。オレンジ色の☀,ガスが流れる度に現れるブロッケン,稜線を流れる滝雲,遠く伯耆大山,ベストタイミングの夕景だった。山頂展望台は風があったが,ダウンを着込んで🍶を煽り続ける至福の時。最後に細いお月様を眺め,小屋の中で仕切り直し。小屋の中は小さなウマオイのような虫がいっぱいだったが,ウイスキーが染み渡り快眠する。夜中も星空が続き朝への期待が高まる。
翌朝,日の出は6時頃。三角点峰は樹林もなく那岐山山頂方向以外,360度の展望が得られる。静かに夜明けを待っているとCコースから鈴の音が聞こえてきた。300名山制覇を目前にした東京の方ともろもろの山話。昨日は扇ノ山で今日は那岐山へ来られたとか。「山に行くために働いています」という言葉に感銘。自分まだまだその域には至っていないが,「できることをできるうちに」に大いに賛同する。反薄明光線からのご来光を楽しんで那岐山泊を終了した。
花も少なく標高も1200mばかりの山。しかし,冬の霧氷,初夏の更紗満天星,大展望と期待を裏切らないのは三百名山からなのか。岡山市内からほど近いホームマウンテン,やはりよい山だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:258人

コメント

おはようございます。
那岐山の小屋泊まり、いいなぁと見させていただいたんですけど、たくさんのカマドウマがいるとの情報。いっぺんに血の気が引きました。。季節によるんでしょうか?昔は便所虫と言ってた虫ですーー苦手(>_<)
それがなければ最高そうなんですよね♪追い出せば大丈夫なんでしょうかね。網を持って行こうかな?
情報ありがとうございました!
2024/10/8 8:23
いいねいいね
1
tasogaredokiさん,こんばんは。コメありがとうございます。
それです!カマドウマ!最初入ったとき銀マットをよけたらうじゃうじゃ😵‍💫。ほうきやら手やらで外にかき出してもまだいっぱいでした😭。まあ悪さはしないですけど。食器の中にピョンと入られたら🤨ムキ〜ッとなりますけど。この時期は暖を求めて入って来るようでシュラフの周りをぴょんぴょんしてました。数年前,谷川岳近くの土樽駅舎にはカメムシが大発生していてあれには困り,ホームで寝ました。それに比べたらマシです。虫は寒くなったら消えますし。
それより那岐山避難小屋,展望至上でホントお気に入りです。
2024/10/8 17:50
いいねいいね
1
こんばんは土曜日は大神岩でご一緒させて頂きありがとうございます。
大神岩からの景色も素晴らしかったです。
ヤマレコ拝見
頂上泊いろんな自然現象を体感でき最高の一夜でしたね。また何処かで出会ったらよろしくお願いします。
2024/10/8 19:09
いいねいいね
1
さかさん,こんばんは。コメありがとうございます。
大神岩からの眺望もよかったですが,上は上で幻想的な景色が待ってくれていました。頂上小屋がほんとよくてお気に入りの場所です。寒いですが冬の霧氷もすばらしいとこです。
大山登られるんですね。秋は紅葉が楽しみです。また何処かでお会いいたしましょう。
2024/10/8 19:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 中国山地東部 [日帰り]
那岐山Cコース往復・第三駐車場起点
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 中国山地東部 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
雪山ハイキング 中国 [日帰り]
Aコースから山頂と滝山、Cコース下り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 中国山地東部 [日帰り]
奈義町から那岐山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 中国山地東部 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら