黄金平 <横尾本谷右俣>

2024年10月05日(土) 〜 2024年10月06日(日)

• GPS: 12:58
• 距離: 36.4km
• 登り: 1,322m
• 下り: 1,325m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:56

距離 15.8km 登り 847m 下り 58m

6:55 上高地バスターミナル
7:00 7:01 河童橋
7:06 日本山岳会上高地山岳研究所
7:13 岳沢湿原・岳沢登山口
7:44 嘉門次小屋
7:54 7:55 明神館
7:58 7:59 徳本口
8:29 8:30 徳沢公衆トイレ
8:42 新村橋
9:18 9:23 横尾
9:37 横尾岩小屋跡
10:09 10:20 本谷橋
11:55 12:01 二俣
12:51 黄金平

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:59

距離 20.6km 登り 476m 下り 1,268m

5:49 黄金平
7:53 7:58 天狗池
8:28 槍沢・天狗原分岐
8:49 8:50 槍沢大曲り
9:06 ババ平
9:26 9:46 槍沢ロッヂ
10:02 二ノ俣
10:07 一ノ俣
10:14 槍見河原
10:39 10:47 横尾
11:15 11:16 新村橋
11:25 徳澤園
11:54 徳本口
11:58 明神館
12:01 12:02 明神橋
12:32 岳沢湿原・岳沢登山口
12:38 日本山岳会上高地山岳研究所
12:43 河童橋
12:48 ゴール地点

天候

1日目：曇りのち晴れ
2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/5 10:12

今回の装備重量11.5Kg
お茶0.5L
ビール3本
ウイスキー0.3L
藪コギもあるので、破れる可能性もあるネットポケットなどが無いモデルを選択

10/5 6:54

上高地BT
パラパラ雨も降り、傘を出すか迷ったが、フードを被ってスタート

10/5 7:00

河童橋
ガスは抜けるのか？

10/5 7:10

岳沢湿原も色付いていました

10/5 7:55

涸沢に向かう沢山の方

10/5 7:58

今シーズンにもう一度
島々〜徳本峠を歩いてみたいですね。
一応、登山道整備メンバー

10/5 8:30

徳澤園
同じテントはレンタルなのかな？

10/5 8:24

横尾尾根方面

10/5 9:13

横尾
8割は涸沢方面へ

10/5 9:24

横尾大橋のケーブルで戯れるお猿さん

10/5 9:38

ツアー登山同士のスライドが大変・・・

10/5 10:10

本谷橋に到着

10/5 10:11

木の板の橋も架橋されていました

10/5 10:22

ストックを収納して、ヘルメットをON
バリルートへGo！

10/5 10:30

草木の下で見えにくいがトレースあります
枝を除けながら進む

10/5 10:41

昨年は後続者のいる所から真っ直ぐ来れたが、崩落しているので高巻きしました。
写真を撮っているポイントまで草木を掴みながら2mほど滑る様に降りた

10/5 10:46

振り返ると常念山脈の蝶槍(先週行った)

10/5 10:50

時々、人工物あります

10/5 10:59

飛び石で進んだり

10/5 11:07

高巻きしながら

10/5 11:09

涸沢に向かう沢筋

10/5 11:12

彼方に見えるは北穂高岳

10/5 11:09

ズーム

10/5 11:23

二段飛びは心と身体の勢いが必要

10/5 11:26

昨年には無かった崩落

10/5 11:35

テーブル状の大岩が出てくると右俣左俣の出合まで近い

10/5 11:40

振り返ると屛風ノ頭〜パノラマコース

10/5 11:40

10/5 11:45

この3枚の崩落は、左俣側に続いており、気持ち的に沢の左側(右岸)にいたいが、通れないので出合間近まで右側(左岸)にいた方が良いです

10/5 11:45

10/5 11:45

10/5 11:53

右俣左俣の出合

10/5 11:55

左俣(北穂池方向)
写真では分かりづらいが、こんなに水量の多いのは初めて

10/5 11:58

横尾右俣を進む

10/5 12:03

右俣の核心部の1つが見えてきた

10/5 12:06

あの岩を乗り越えます

10/5 12:08

岩の右手にお助け紐あります。
付け方が微妙(体が宙ぶらりんになる)なので、自力で上がるのも良いです

10/5 12:13

10/5 12:16

暫くは斜度の低い沢登り

10/5 12:18

10/5 12:22

周りの紅葉が美しい

10/5 12:25

10/5 12:30

10/5 12:34

斜度がキツくなってくる

10/5 12:42

この小滝を登り切ると

10/5 12:45

飛び込んでくるカール
そう、ここが黄金平！！

10/5 12:45

振り返ると紅葉に挟まれた屏風ノ頭

10/5 12:45

周りの紅葉

10/5 12:45

10/5 12:49

目先の大岩の左が毎回の幕営地

10/5 12:54

テント設営の前に、ザックからアルコールを取り出して

10/5 12:55

沢でビールを冷やす

10/5 13:26

テント設営完了

10/5 13:27

遠景にて
これをカバー写真に決定

10/5 13:44

紅葉にカンパ〜イ！！

10/5 13:33

黄金平の紅葉の景色を数枚

10/5 13:33

10/5 13:35

10/5 13:55

10/5 13:55

10/5 13:56

南岳をバックに

10/5 14:17

テント内からの風景

10/5 16:05

昼寝の後も時間があるので、将棋ゲームとかをする
こんな時しかしないので、上手くならない(^^;

10/5 17:22

気温が下がって、雲が谷筋に降りてくる
1日目終了

10/6 5:46

2日目
良いお天気になりそう

10/6 5:49

ハイマツの左側が一番歩きやすい

10/6 5:51

ハイマツの緑があるから黄色が映える

10/6 5:54

人が通った跡がある

10/6 5:56

この平たい岩を登って直進

10/6 6:00

踏まれている

10/6 6:03

左奥の稜線が登山道

10/6 6:08

黒部五郎のカールほど大きくないが、岩を縫って進む

10/6 6:09

朝日が射す

10/6 6:09

10/6 6:09

お日様に照らされて急激にガスが発生

10/6 6:11

10/6 6:15

10/6 6:15

ガレ場も終焉

10/6 6:36

本日初めてGPSを見る
昨年のルートをなぞっている

10/6 6:44

振り返ると北穂高岳

違う筋に入っている事に気付いて
右に修正

10/6 6:57

標高的には50〜60m程度か・・

修正完了！

10/6 6:54

『この2つの岩を覚えている・・』と、都合よく思い出したりする

10/6 7:07

直登方向は苦しいので、ついつい斜め方向に進んでしまう

10/6 7:12

岩場の方が歩きやすい

10/6 7:15

人の声が聞こえて、本来のルートより右側に進むと人間発見！

10/6 7:17

ザレ場のトラバースなので歩きづらいが

10/6 7:22

登山道に到着！
写真の人物直下に登り詰めた(写真を撮って頂きました)

10/6 7:22

反対方向は槍ヶ岳
写真を撮って頂いた2人組も昨日は右俣から南岳小屋に泊まったとの事

昨年のルート(青色)より
大分ショートカットした

10/6 7:25

北穂の奥に前穂

10/6 7:25

南岳方向

10/6 7:25

この景色を見ながら天狗池へ

10/6 7:26

西岳、大天井岳方向

10/6 7:41

今年はナナカマドの葉の発色(赤色)が悪い

10/6 7:55

天狗池
風で細波となり逆さ槍は見えず

10/6 8:02

中々良い色合い

10/6 8:02

10/6 8:11

下山方向
こうやって見ると水俣乗越から西岳への登りは急登だ

10/6 8:14

槍も見納め

10/6 8:19

10/6 8:47

ツバメ岩〜中岳〜大喰岳

10/6 9:15

昨日、本谷橋から見ていた蝶槍が見えてきた

10/6 9:26

槍沢ロッジで休憩
入山してから使ったお金はこのビール代600円のみ

10/6 10:47

横尾に戻ってきました
横尾尾根をグルっと1周した事になります

10/6 12:41

河童橋の手前
穂高連峰も本当に美しい

10/6 12:44

河童橋も鈴なりの観光客

10/6 12:48

帰ってきました〜
時間も早いせいかバス待ちは10分だった

撮影機器：

iPhone 11 Apple

TG-7 OM Digital Solutions

感想

ぶたもだん(BM)

3年連続4回目となる横尾本谷右俣。　1回目は右俣を詰めて南岳小屋でテン泊でしたので、黄金平で泊まったのはここ3年と言うことになりますね。

この時期に紅葉を楽しみに登山したい方々は多いかと思います。涸沢の紅葉は本当に素晴らしいと思いますが、800とも1,000張りとも言われる超過密でのテン泊は行きたくありません。
涸沢から2Km程度離れた場所に、同じように南岳をピークとしてカール形状の造形にある黄金平。
黄金平への登山道はありませんので、本谷橋から沢を遡上していくしかありませんが、時間的には2時間半程度で到着しますので、バリエーションルートの初級と言えるでしょう。
毎年の事ながら黄金平に辿り着いて、テントを設営してビールを飲みながら、この広大なカールの中に自分一人しかいない非日常は、最高に贅沢な気分にさせてくれます。

今回は、前日に雨が降った事もあり、過去3回と比べて水量が多く、難易度が一番高く感じました。 前回だと水に浸からずに気にせず足を乗せれた岩が、水流の中に入ってしまっていたりするので、初めて本谷右俣に入られる方は、当たり前ながら水量の少ない日を選んでの入山が安心につながりますね。
また、昨年と比べても川岸の崩落個所(特に右俣左俣出合の手前右岸)が増えていたりしますので、毎回新たな気持ちで入山する事が必要だと改めて思いました。