木曽駒ケ岳(上松Aコースから千畳敷カール)



- GPS
- 13:11
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 2,270m
- 下り
- 664m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:00
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
千畳敷カールからロープウェイ、しらび平からバスで菅ノ台バスセンター経由で駒ヶ根駅、駒ヶ根駅近くのバスセンターから高速バスで名古屋へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんでした。 |
写真
感想
19日
京都から上松まで新幹線と特急を乗り継いで上松を降りる。特急は満員で立ってました。SWですものね。上松駅から徒歩で登山道へと向かう。とにかくダラーッと歩く。高山病体質なので、ゆっくり歩けば適応も早まるだろうと踏んでいた(がその見込みは全く外れた)。前回の剱岳ではダイアモックスとイブプロフェンを併用していたが、今回はイブプロフェンのみ服用する。1時間ほどで登山口到着。金懸小屋へと向かう。道を眺めていると、とにかくキノコがよく生えている。途中、トチノキの実がたくさん落ちていた。山の動物にとってはたまらない食事となろう。金懸小屋には日が落ちるまでに到着できてよかった。ラップタイムを見ると後半の2kmで急にペースが落ちていた。どうやら、高度に適応できていなかったようだが、息が苦しいわけでもなく、小屋にいた方々と談笑を楽しみ就寝。金懸小屋の水源は涸れていませんでした。
20日
起床。朝食を済まし、登頂を開始。高山病を警戒して水をたっぷり飲み、よく寝たはずだが、すぐに息が上がり、動悸を感じるようになる。恐れていた高山病が本格的に始まったようだ。イブプロフェンで頭痛を抑えているせいなのか、いつものこめかみに走る頭痛はない。動悸を感じるので心拍数が上がっているのか確認すると、あまり上がっていない、というかすぐ息が上がって心拍数は上がらない。おかげで足は余っている感じだった。頻繁に休憩をとりつつ、前に立ちはだかる木曽駒ケ岳を眺めるとはるか遠くに思えて堪える。玉乃窪山荘に到着すると、すぐ休憩を取り購入したスポーツドリンクをグビグビと飲み干す。甘露なり。山小屋はありがたいですな!苦しさで景色を楽しむ余裕はなく、木曽駒ヶ岳山頂に到着しても人の多さに驚きつつすぐ頂上山荘のテン場へと向かう。着いた時点でたくさんのテントが張ってあり驚く。ロープを越えた場所が整地してあるように見えたので張ると山荘の方にそこは違うと注意されたので別の場所を探す。確かに、雨が降ると水であふれそうな場所であった。後このテン場で合流する手はずとなっていた友人は高速道で渋滞に巻き込まれ、ロープウェイでは順番待ちとかなり遅れることになった。5時ごろ合流する。日が落ちる前でよかった。ともに夕食を食べてコーヒーを飲み就寝。高山病のおかげでビールを飲む気になれず友人に譲る。就寝後、腹圧をかけて呼吸をすると症状が緩和されるが、寝てしまうと呼吸が浅くなって症状が悪化するを何度か繰り返す。イブプロフェンが切れると頭痛が起き症状が悪化するので服用する。頭痛が少し治まると、症状も少し緩和される。イブプロフェンは私には対症療法的にしか作用しない感がある。苦しみながらも少しは寝て朝を迎える。
21日
起床。食欲がまったく湧かない。友人はテントを片付け木曽駒ケ岳山頂へと向かうが付き合う元気はなく、テントで寝転ぶ。帰ってくるまでには用意を終える。友人には昨日から高山病のことを伝えているが、症状が緩和しないことをさらに告げる。とりあえず、宝剣岳へ向かおうということにして出発。景色は良いが、坂道を登るとすぐ息が上がる。宝剣山荘に到着して中でコーヒーを一杯。荷物をデポし、宝剣岳山頂へと向かう。空荷だと体が軽い!すぐに山頂へと到着し、景色を楽しむ。宝剣山荘に戻ってからロープウェイで下山することを提案する。友人には申し訳ないが、この荷物で空木岳を縦走できる自信はなかった。ごめんね。千畳敷カールの景色を楽しみつつ下山。ロープウェイ駅手前の坂を登るとすぐ息が上がる。高山病を発症し、友人に迷惑を掛けたことを反省する山行であった。
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