【九州遠征1〜3日目】祖母山・傾山


- GPS
- 27:49
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 4,176m
- 下り
- 4,179m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 4:39
- 合計
- 13:27
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 3:31
- 合計
- 10:20
天候 | 1日目:ガス→晴れ→ガス 2日目:晴れ 3日目:ガス→晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレあり。 ・駐車場フラット ・携帯電波はなかったがフリーWIFIが飛んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪1日目≫ ●九折登山口→上畑登山口 ・舗装路を約4km歩く。自転車を利用するか迷ったが、V字谷で結構な登りがあるため歩くことにした。歩いてみると体感ではそれほど長くは感じなかった。また登りが結構急なので自転車は使わなくてよかったと思う。 ●上畑登山口→障子岩 ・上畑登山口からすぐに背の高いカヤに覆われて登山道をロスト。足元が抜けていたので道だと信じて進むもカヤが自分の背丈を超えだした。仕方なく山の方へ無理矢理登ると獣対策のネットがあり、それに沿って進むと登山道に合流できた。 ・その後もピンクテープはあるもののあまり人が歩いていないのか登山道が薄く、立ち止まってピンクテープを探すシーンが増えるため距離や標高差以上の時間がかかる。 ・障子岩は岩場を登る。今回は前日までの雨で岩が濡れて滑りやすくなっているうえ風も吹いていたので慎重に行動する必要があった。 また、障子岩は通り抜けできないので登った後は再度岩場を下りでクリアする必要がある。 ●障子岩→大障子岩 ・継続して登山道が薄くピンクテープを探しながら登るため時間がかかる。 ・大障子岩は障子岩のような岩登りはなく普通に登れる。 ・大障子岩も通り抜けはできないので引き返して巻き道を進むが巻き道の入り口が見つけづらい。 ●大障子岩→宮原 ・大障子岩からは登山道が明瞭にあり歩きやすくなる。 ・八丁越と池の原の中間地点付近に両側が切れ落ちたナイフリッジのような箇所があり通過には注意が必要。 ●宮原→祖母山九合目小屋 ・登山道は明瞭だがちょくちょくロープ場がある。 ●祖母山九合目小屋 ・元有人小屋で今は避難小屋となっており無料で利用できる。 ・水場・トイレあり。 ・ソーラーパネルがあり電気が利用できる。照明がつくのはありがたい。 ≪2日目≫ ●祖母山九合目小屋→祖母山 ・特に問題なく登れる。 ・祖母山は360度展望。吹き曝しなので夕方や早朝は風が吹くと寒い。 ●祖母山→ブナ広場 ・祖母山直下はロープ場やハシゴの連続。 ・祖母山からの急降下が一段落すると天狗岩・障子岳・古祖母山のアップダウンをこなす。傾斜は緩くそれほど厳しくはない。また登山道も明瞭で歩きやすい。 ・小ピークもいくつかあるが、登らず巻くように登山道が付けられていることが多い。 ・ブナ広場はテントが張れそうな広場で近くに水場がある。 ●ブナ広場→本谷山 ・ブナ林と草原の風景が素晴らしい。3日間の山行のハイライトになりそうな素晴らしい縦走路。 ・登りではあるが傾斜が緩く、ゆっくり登れば問題にならない。 ・登山道も明瞭で迷う要素がない。 ●本谷山→九折越避難小屋 ・本谷山からは登山道がやや薄くなるが、困るほどではない。 ●九折越避難小屋 ・水場は九折越の分岐から南側の登山道を少し下った登山道脇にある。やや歩くが水を担いで歩くくらいならここで調達した方が楽だと思う。 ・避難小屋は埃っぽかったので窓を開けて換気してしっかり掃き掃除をしたので快適に使うことができた。 ≪3日目≫ ●九折越避難小屋→傾山 ・杉ヶ越分岐までは明瞭な登山道を緩やかに登るので問題はない。 ・傾山直下は岩場を登るシーンがあるが、それほど難しくはない。 ●傾山→三ツ坊主分岐 ・ガスで湿っていたので岩場を避けて水場コースを利用。 ・一日目と同様、登山道が薄くてわかりずらい。ピンクテープを頼りに進むが探す手間が増えるので時間がかかる。 ・岩や地面が濡れて滑りやすく難儀した。 ●三ツ坊主分岐→九折登山口 ・明瞭なよくある登山道をひたすら下る。 ・林道と交差する箇所と渡渉が1か所ある。 ・途中の観音滝は滝つぼまでの道が崩落しているが、落差が大きい一本滝で見応えがある。 |
写真
感想
今回は紅葉が期待できるアルプスの高山や東北の山にでも行こうかとも思ったが、妙に九州へ行きたくなったので未踏の百名山である祖母山に登ることにした。
愛知から下道を20時間運転してはるばるやってきたが、道中はずっと雨。
天気予報は良さそうだが、ほんまに晴れるんかいな。
早朝に目が覚めたら昨日まで降っていた雨がやんで星が見えている。
意気揚々と4時半からヘッデンスタートして登り始めたのは良いが、初っ端から藪に突っ込んでしまって早々に帰りたくなる。
さすがに登山口のすぐそばで引き返すわけにもいかないし、星はきれいに見えていたので何とか山行を続行。
1日目はずっと祖母山にガスがかかっていたが、寒い中、日の入り直前まで山頂で粘っていると晴れてくれて、大展望と夕日を堪能することができた。
平日のためか宿泊地の祖母山九合目小屋は女性の登山者と二人だけの利用だった。
2日目は祖母山山頂で朝日を見るために早朝出発。
日の出前は雲海が見れて期待が膨らんだが、薄かったのか日の出の時はほとんど飛んでしまっていた。
2日目のコースは1日目の難路とは打って変わって非常に歩きやすい縦走路。
晴天にも恵まれ美しいブナ林を楽しむことができた。
宿泊地の九折越避難小屋では昨日と同じく女性の登山者と二人での利用。
普段は一人で登っているのでたまに山で人と話せると楽しい。
3日目は傾山に登ったあとは下山するのみ。
1日目、2日目と宿泊地が同じだった女性の登山者とはコースも同じということで同行することになった。
朝からガスが出ていたが、傾山山頂はガスから抜けていて快晴。
その後はガスの中の下山となり岩場は滑るだろうということで水場ルートを選択したのだが、このコースも1日目のコースと同じく道が分かりづらかったり滑りやすい岩場にロープが無かったりと難儀した。二人で良かった。
途中で立ち寄った観音滝はノーマークだったが落差が大きい一本滝で見応えがあった。
【九州遠征1〜3日目】祖母山・傾山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7335064.html
【九州遠征4日目】阿蘇山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7350408.html
【九州遠征5日目】杵島岳・烏帽子岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7366664.html
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