パノラマ銀座縦走(一ノ沢〜常念小屋〜横通岳〜大天井〜燕岳〜中房温泉)



- GPS
- 15:49
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 3,824m
- 下り
- 3,631m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:04
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:53
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:39
天候 | 初日の夕方だけ小雨が降りましたが日中は、信じられないくらいの快晴でした。こんなに天気に恵まれたのは、初めてです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
毎日アルペンバス(夜行バス)で竹橋駅の毎日新聞社で乗車 →一ノ沢登山口の手前の鳥川渓谷緑地森の家前の駐車場で降車 →徒歩で登山口に行く予定がたまたまタクシーで崩落地の手前まで行くハイカーさんがいらっしゃって、相乗りさせていただく。(4人で¥1600) ※登山口まで1時間半ほど林道を歩く予定が30分に減りました! ※崩落地が補修されれば、バスは、登山口まで乗車可能 ※一般車両は、駐車禁止なので注意⚠? 〇帰り 中房温泉→バスで穂高駅(16:30のバスでしたが、増便ありました!) 穂高駅→大糸線で松本駅 松本駅→特急あずさで都内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇一ノ沢登山口〜常念小屋 後半の胸突き八丁からは、急登できついですが、それまでは、一ノ沢の河川沿いに緩やかなドレッシングで非常に歩きやすいです。景色の変わらない樹林帯ではなく、ところどころ北アルプスの稜線が見えるポイントもあります。たまに河原を歩くところもあり浮石はあるので気を付けてください! 〇常念小屋〜大天荘 横通岳までの樹林帯の登りは、雨でぬかるんでいなければ歩きやすいです。稜線にでてからも基本的には、歩きやすい登山道です。Theパノラマ銀座です。 〇大天荘〜大天井ヒュッテ ここは、トラバース&ガレ場で片側が崖の中を歩くので要注意です。手袋をはめて危険なところはしっかりと4点支持で歩く必要がありますが、晴れていて視界が遮られてなければ、問題はないと思います。 〇大天井ヒュッテ〜喜作レリーフ分岐 こちらも、トラバースです。下をみると足がすくむような細い岩場を切り抜ける箇所があるので要注意です。日没後や日の出に行かれる方は、トラバース経験をしっかり積んでいる必要があると思いました。 〇喜作レリーフ分岐〜燕岳 ここからは、再び気持ちのよい稜線歩きです。ただ、景色に見とれて足元を見落とさないように注意が必要です。 〇燕山荘〜中房温泉 日本三大急登ということもあり、本当に急降下でした。燕山荘から序盤は、稜線をみながら緩やかな下山ですが、合戦小屋あたりからは、急降下です。登山道は、とてもよく整備されています。 |
その他周辺情報 | 〇宿泊地など 常念小屋 素泊まり¥10000 満員でした。とにかく混んでいて相部屋で、いびきや早朝出発の方の音がうるさかったです。連休だったのでしょうがないですね。 ただ、ランチメニューなどは豊富でグッツもたくさんありますし、とても充実している山小屋です。 自炊場は、屋根もありとても快適でした。 大天井ヒュッテ 素泊まり ¥9500 こちらは、小さな山小屋で連休中日でしたが、とても静かでとても落ち着いた雰囲気でした。 ちょうど小屋閉め最終日だったので、夕食付きの方は、名物のとんかつが食べ放題だったようです! ただ、自炊場も屋内ですし、個室でゆっくり過ごせたので、疲れも吹き飛んで翌朝元気に出発できました。談話室に山が題材の漫画やケアグッツが置いてあり、楽しめました! 〇昼食など 大天荘 ランチをいただきました!10月なのに暑くてまさかの、冷やし中華を食べてしまいました!具のフルーツトマトが美味しかったです!長居はしませんでしたが素敵な山小屋でした! 燕山荘 予約が取れない山小屋で有名ですよね。ランチでカツカレーをいただきました。とても整備されたきれいな山小屋で、スタッフさんもたくさんいらっしゃいました。グッツもたくさんあり迷いましたが、いつも通りバッチを購入しました。 〇温泉 松本駅から徒歩15分の湯の華銭湯 瑞祥 https://zuisho-matsumoto.com/ 中房温泉よりも広くてゆっくりできる温泉です! 1人¥800でこのクオリティなら大満足! 登山者ようにザック置き場や整理用のテーブルも用意さしてくれています! 松本に行くときはいつもお世話になっています! 美味しい食事も食べられます! 疲れていたらタクシー使ってもお安いと思います🎵 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
個人装備 |
ダウン
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
笛
計画書
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
熊よけ鈴
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ナイフ
食器
調理器具
地図
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
|
感想
立山登山が台風でいけなかったので、今シーズンラストの稜線縦走と思い出発しました!
今回は、山小屋の方曰くこの時期のこの晴天は、ここ数年の連休で一番だったとのことで、初日の夕方〜明け方に小雨はありましたがそれ以外は、驚くほどの快晴でした!今シーズン、春は体調不調、夏以降は天候不良で行けないことが何度もあったので最後に登ることができて本当に良かったです。
一ノ沢登山口は、手前の道路が陥没していたため、バスも降車位置が手前で、寝不足の中歩きはじめることになり不安でしたが、タクシーで途中まで行かれる方に声をかけていただき、登山口までの林道歩きが予定より1時間ほど短くすみました。タクシ
今年は水量も多かったようで、昨年は、ほとんど水が出ていなかった常念小屋手前の最終水場が本当に豊富なお水が出ていて、美味しくいただきました!
常念小屋は、超満員でマナーを守れない方もいてあまり眠れませんでしたが、自炊場で賑やかなハイカーに誘われて美味しいお鍋とワイン🍷をいただいちゃいました。その他、道中でのベテランハイカーとの会話、大天井ヒュッテでも海外で登山をされている方のお話なども伺い、いろんな山人生を歩まれている方々とのお話がとても楽しかったです!
文章に書ききれませんが、パノラマ銀座の道中の横通岳と東大天井岳はぜひスキップしないで行ってみてください!巻き道もありますし100名山でもなく、山頂の標識も何もありませんが、晴れていれば本当に素敵な景色が待っています!富士山、八ヶ岳、甲斐駒など遠方の山々もよく見えます!
稜線に出てからは常に槍をみながら、歩いていました。槍ヶ岳が目印のような感じですね。そして、一番感動したのは、最終日に大天井ヒュッテから燕岳まで歩いていた時に今まで見たことがなかった裏銀座の山々をこの目で見ることができたことです。山と高原地図を片手に山を同定する時間が本当に幸せでした。
私の夢は表銀座縦走で、体力、スキル、時間的制約などでなかなか実現できていませんが、今回の山行で改めてもっといろんな山に登りたいなぁという気持ちが強くなりました!特に雲ノ平にはいつかいきたいです!
テントで土砂降りの時、寝不足の時、急登を登っている時、調子が悪い時、荷物が重くて歩きたくない時、寒い時なんで登山が好きなんだろうと思うこともたくさんありますが、今回のような出会いがあるから、やめられませんねっ。
忘れられない思い出がまた1つ増えました😆
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