笠新道ピストンはハードだったが楽しかった♪『笠ヶ岳』
- GPS
- 31:30
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,366m
- 下り
- 2,362m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:43
天候 | 1日目 晴れ(高くもり) 2日目 大荒れ(雨・吹雪・強風・稜線でみぞれ/雹) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→(高山清美道路)高山→(41号線)下切町→(89号線)町方 →(国道158号線)平湯→(国道471号線)栃尾→(国道475号線) 新穂高温泉 ※深山荘前 市営新穂高第3駐車場 (午前3時着時点で3〜4台の空き) □■無料・仮設トイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:新穂高登山指導センター 林道、登山口ゲート 登山指導センター前の道を西に歩き蒲田川を渡る(めぐみはし) そのまま右岸を上流に向かって歩き橋を渡る さらに林道を緩やかに登って行くと登山口のゲートに着く しばらくは林道(左俣林道)を蒲田川に沿って左岸歩き やがて中崎橋を渡り右岸歩きに変わると笠新道登山口はすぐ 登山口には豊富な水量の水場有り 笠新道は登り始めから急登 前半はジグザグに折り返しながら高度を上げて行く 標高1,700mを越える付近から穂高岳の眺望が出てくる 苦しい急登だが、眼前に広がる北アルプスの景色に癒される さらに高度を1,800mに上げると槍ヶ岳も視界に・・ 登山道は岩稜帯の登りや少し巻き気味を繰り返します 稜線に近づき、大きく左に巻いてから最後の登りになります この辺りからの眺望は素晴らしい!! 左から、 槍ヶ岳〜穂高連山〜焼岳、その向こうに乗鞍岳が見えます 稜線に出て少し下ると杓子平に到着 ここで笠ケ岳がようやく登場 抜戸岳への登山道とそこから続く笠ケ岳への稜線が見渡せます 杓子平で小休憩後出発 抜戸岳への最後の登りは急登の連続 そして稜線に出ると北西方面の景色が飛び込んできます 黒部五郎岳、薬師岳が堂々とした姿でお出迎え・・ ここから稜線歩きにて笠ケ岳山荘へは約1時間 途中抜戸岩を通りますが 岩と岩に挟まれた登山道には 日差しを逃れた初冠雪が残ってました そしてテント場に到着 テント場から笠ケ岳山荘は岩稜帯の登りになり 少し離れてます 山荘から笠ケ岳山頂へは約15分 山頂からは360度のパノラマが広がってました♪ |
その他周辺情報 | 下山後の温泉・飲食:新穂高温泉周辺に多数有り |
写真
感想
□■□■ 北アルプス三大急登 笠新道
今までに、笠ヶ岳は何度か計画した事があるが、
天候の悪化等で未踏となってました。
今回も天気予報は微妙な雰囲気・・
大荒れ予報も出ており、
なんとか無事に登りたいと考えてました。
山の先輩に、
笠新道をテント泊で行く計画を話すと
間違いなく小屋泊にするべき
とアドバイスされたのです。
天気も微妙なので小屋泊に決定!
一緒に行く事になったAさんはテント・・
登山当日、出発前に
再確認するも
テントで頑張るとの返事でした。
登り始めると
重いザックながら
ガッツで登っていくAさんには
感心いたしました。
・・僕は、
急登に加えてロングコースでもある
笠新道は小屋泊で正解だったと感じながら
歩きました。
登山口から標高1,920mの地点で
杓子平までの中間点という標識が設置されてます
そこから
正念場と位置付けて、急登の連続で高度を上げると
少し巻き気味の道と変わり
槍ヶ岳、穂高連峰方面の景色が広がったのです♪
素晴らしい大展望に、しんどい登りも癒されました・・
稜線に近づくと大きく左に巻いて
最後の登りで稜線へ・・
そこから少し下がると杓子平。
あまりにもあっけなく到着したので
ちょっと拍子抜けの感あり。
大きく分けると、今までが前半。
ここからは笠ヶ岳までの道が
全て見渡すことが出来る・・
そして、中盤は杓子平から抜戸岳への登りといえる。
緩やかに下るように巻いて歩き、
やがて、登りに変わると急登の連続。
ここで
再びAさんのテンションアップで
エンジン全開!
コースタイム2時間の区間を
1時間15分で登りきったのでした。
・・ご褒美は北西方面の景色。
手前に黒部五郎岳、
その後ろに北ノ俣岳、
右奥にはどっしりとした薬師岳、
北アルプス、黒部源流の山々が素晴らしい!
笠ヶ岳方面に目を転じると
山頂に続く稜線が見渡せて
今から歩く道を確認。
ここから、後半の歩きとなる。
両側の素晴らしい景色を見ての稜線歩き・・
少し風が冷たく感じるが、心地よい♪
抜戸岩では初冠雪が残っていた。
そしてテント場に到着。
Aさんがテント設営していると、
utaotoさん家族も到着。
無事、合流に成功!!
さすがに経験豊富な、最強ファミリー!
よくぞクリヤ谷をテン泊装備で登ってきたものだ・・
凄いのひとこと。
そのガッツな歩きに拍手を送ります。
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無事、笠ヶ岳の登頂に成功しました。
このルートは、
やはり僕にとっては小屋泊で登るのが正解。
杓子岳への厳しい登りも、
槍ヶ岳、穂高連峰等、北アルプスの壮大な景色に癒されます。
そして抜戸岳への登り、それからの稜線歩きも、
素晴らしい景色が広がってました。
大満足の山歩きとなりました。
ama
10月の3連休なので大峰でテン泊でもしようかなぁと計画を出したのですがヤマレコを見ているとチーム仲間のamakawayaさんがお一人で北アルプスへの百名山チャレンジに行かれる様なので御一緒させて頂く事にしました。
笠ヶ岳はamaさんにとっては79座目の山行です。今回その百名山踏破の2ページ(2座なので)になれた事がとても光栄で嬉しかったです。
それと登山起点地に選んだ新穂高温泉にまさか3か月後に戻ってくるとは思いもしなかったのでこれまた感無量でした。
1日目はものすごい晴天に恵まれて笠新道のビューポイントからは槍ヶ岳から焼岳に至る稜線が一望できるという信じられない眺望を楽しむ事が出来ました。しかしながら2日目は夜中から降り始めた雨と強風の中でのテント撤収というまたまた最悪の状況からのスタートとなりましたが笠新道分岐から杓子平への途中にて初めて雷鳥に遭遇する事が出来たのでこれはこれで良かったのかもと前向きに考える事にしました。
濡れて重くなったテントの入ったザックを担いでの笠新道の下りはめちゃくちゃしんどかったです。ペースダウンとなりamaさんutaotoさん達をお待たせしてしまい申し訳けございませんでした。
最高の山行でした!!やっぱりアルプスは素晴らしいですねぇ。
(3日目の焼岳へと続く)
なんや下山後の鍋が美味そうじゃないですか
うちら、結局車で眠くなって伊吹SAでもう一泊。
おそらくお二人が焼岳に向かわれてることに帰宅しました
アマさん、百名山もう一息ですね。
頑張ってください
笠ヶ岳では、テントに乱入させていただき、ありがとうございました♪
utaotoさんに教えてもらった栃尾のJAスーパーで買い出し。
鍋にしようと、話しがまとまり…
せっかくだから飛騨牛を奮発!!
何度も、新穂高温泉に行ってますが、
飛騨牛を食べたのは初めてです♪
やはり、睡眠不足だったんですね。
無事に帰宅されたようで安心しました。
百名山、ありがとうございます♪
励みになります。
百座目の富士山、
ぜひ、うたちゃん、おとちゃんと登りたいと思ってます。
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