塔ノ岳 表尾根ピストン（すっきり快晴・富士山初冠雪・ヤツビ峠売店ビール）
神奈川県
smiyata
体力度について
- GPS
- 07:12
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,176m
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- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:13
| 天候 | 快晴（方角により雲少し） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・木道があちこちで整備されていました（ニノ塔〜三ノ塔、三ノ塔〜烏尾山、など） |
| その他周辺情報 | ・ヤビツ峠の売店：初めて閉店前に間に合いました。16:16のバスが出る頃まで開けているそうです。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
上：歩き出しはT-shirt＋薄手長袖
ニノ塔途中の資材置き場でT-shirtのみに
塔ノ岳到着後に薄手長袖着用
その後は最後までそのまま
下：タイツ＋長ズボン
飲料：水 500ml x 2 (消費 1.7本)
スポーツ飲料 500ml x 2 (消費 0.8本)
|
|---|
感想
3連休の最終日、といっても10/10(土)は仕事だったので2連休。10/11(日)は家でのんびり休息、どこにも出て行かなかったのでウズウズ。
塔ノ岳はもう5回も行って、前回9/23は景色もよく満足したし、日没時間を考えると表尾根のピストンは暗くなるからもうそろそろ別のところに行こうかなと山の本をパラパラ見直していました。
が、新しい場所だと電車を調べるのも億劫だし、前回から日が空いたし、日没時にはどのくらい暗くなるのか確認でもしておこうとやっぱり表尾根に行くことにします。
前回9/23はほぼ晴天で表尾根の先々まで見通せてとてもよかったのですが、この日はそれ以上でした。
小田急で秦野駅に近づくあたりから富士山がくっきり。前日ニュースの富士山初冠雪の映像のとおり雪をかぶっています。期待が高まります。
秦野駅には7:40頃に到着したのですがバス停ではすごい人。ヤビツ峠行きの列、蓑毛行きの列、2つ長い列ができています。蓑毛行きには学生さんがたくさん並んでいました。
毎回同じ時刻にバス停にくるのですがきた時には7:35位のバスが出た後なのでこんなに列が長いのは初めて。その前のヤビツ峠行きの臨時バスがでなかった？どうなることやら。。。
と思っていたら7:55頃の臨時バスがでました。座れないので次のバス(8:16)を待つことにします。そうしたら8:10頃にも臨時バスがでるじゃないですか。やるね。神奈中バス。ヤビツ峠に行く途中、蓑毛をすぎた山道にはいってから回送バスと2回？（3回？）すれ違います。
神奈中バスさんへのリクエスト：
�［�つ人が極力でないよう本数をもう少し増やしてほしい（到着まで40分位とわりと長い時間だし、山道の揺れもあるし、登山客は高齢の方も多いし）
�▲筌咼墜就�秦野駅の夕方のバスをあと1本増やしてほしい（17:00ごろ）
土日だけでもこのリクエストに応えてくれれば、今以上に乗客増えること間違いなしと思いますので是非お願いします。
と、勝手なたわごとをついつい書いてしまいましたが、話をもどしてヤビツ峠に到着します。
この日は本当に素晴らしい快晴。登山道までの車道、空は真っ青。雲ひとつありません。前回以上の景色が期待できそうです。
登山道にはいって周りが木々で囲まれているところでも、木々の向こうの真っ青な空が目に入ります。そういったところでは今まで空は見えなかったのに（真っ青でないから目にはいってこなかった、が正しいのですが）。
ボランティアの資材運搬の途中の置き場、ベンチのある道が左に90度折れるところ、でザックをおろし短時間の休憩。暑くなったので薄手の長袖をザックにしまいます。
ニノ塔へ淡々と進んでいきます。前にも書いたかもしれませんが、もう6回目ともなると次にどういう道がでてくるのか、どのくらい行けばいいのか、が大体把握できてきているので、以前よりもコースが短く感じられます。気温も涼しく疲れにくいこともありますね。
道が開けてきて振り返れば大山のところ。前回・前々回に咲いていたユリはさすがにもう咲いていません。この日はススキがあちこちで目立っていました。
ニノ塔到着。ここからも富士山が見えます。初冠雪でとてもきれい。
三ノ塔に向かいます。登り返しのところの新しい木道。前回(9/23)の往路では工事中、復路で通行できたところです。まだ材木の青い匂いが残っています。
そして三ノ塔到着。ここはニノ塔よりも見晴らしが良く、空もとっても青く、塔ノ岳のさらに向こう側まですっきり見渡せ綺麗です。富士山、富士山。ここでも写真撮ります。富士山を眺めながらオニギリ1個。贅沢ですね〜。
お地蔵さんも富士山を眺めています。
烏尾山への急な下り、階段が出来ていました。階段を下って行くとそのあまりにも簡単で笑ってしまいます。「すっげぇ簡単！」周りに人もいなかったので声に出してしまいました。
楽で安全でいいのだけれど、これでいいのかな？ こうして階段が増えていったら、最後は行者岳の先の鎖場まで階段つけちゃう？？？
烏尾山への登り返しの道も以前よりも手前から木道ができています。ここでも材木がまだ青い匂いをしています。前回・前々回、ここにも材木が準備されていました。この20日間であちこち木道整備がされています。
ちなみに烏尾山荘のトイレの横の階段も1列から2列に増設されていました。
烏尾山からももちろん富士山は綺麗。伊豆半島も遠くに見えます。江ノ島もかすんではいますが江ノ島タワーがかろうじてわかります。
烏尾山からも富士山をパシャ。
それから行き先の行者ケ岳、新大日、塔ノ岳方面をパシャ。
位置関係がはっきりわかりますね。
バックが真っ青で映えます。
行者ケ岳を超えたところの鎖場。この日は少々待ち。ボクの前に4人並んでいて、こちらに登ってきた人が3人。ボクの順番がくるまでに後ろに4人並びました。
鎖場を超えて崩壊階段。ここでもバックが真っ青、綺麗。
書策小屋跡地をすぎて新大日に登っていきます。ここもねぇ、最初の頃はきつかったんです。でもねぇ、今は先がわかるからそれほどでもないんです。へへへ。
新大日でもザックをおろして、スポーツドリンクと水をそれぞれひと口、短時間できりあげ次に向かいます。
木ノ又小屋をすぎて平坦な尾根道のところ、また富士山が見えてきました。初冠雪、綺麗です。海の方向を見ると伊豆半島の左側にうっすらぽっこり、何かが盛り上がっています。大島。こんなところからも見えることに少しだけ感動。
毎回ひっかかるのですが尊仏山荘が上の方に見えて、登って行って、開けてきて、「やったぁ、到着だぁ。」と思うとまだ少しあるのでした。ちょっぴりがっかり、でもなんで毎回ひっかかるんだろう。
ともあれ、あと少し進んで塔ノ岳山頂到着。12:30過ぎ。記録更新！ 天気いいし、烏尾山へのくだりの階段が出来てたからね。多少、足は疲れています。
この日は初冠雪の富士山、バックは真っ青な空、絶景を見ながら昼食をとります。
まわり人たちも楽しそうにしています。「初冠雪」って何組かが喋っています。
今日もせっかくの風景を存分楽しもうとゆっくりしていますが、時間がたてば退屈になってきます。
トイレをすませて、ストックの長さを変えて、13:15。
帰りを少し早めに歩けばひょっとしてヤビツ峠16:16の1本前のバスに乗れるかも、と思っちゃいました。間に合わなくても日没時間もあるから早いに越したことはないです。出発。
最近、下りの道はゆっくり歩くことにしていたのですが、今回は少し早めにね。
この日は外人さん（アジア系でなく欧米系）が何組かいました。外人さんはみなさん、目を合わせると微笑んでくれます。日本人以上に愛想が良い。日本のこと好きになってもらいたいですね。
すれ違ったお一人さんは How are you ? って向こうから声をかけてくれました。一言二言かえして、新大日到着。
ずっと晴れ渡っています。今日は本当にいい天気。
早めに下っているのですが、途中もっと早い人に抜かされました。抜いたのは数名。別に競争しているわけではないのですが。
崩壊階段をすぎ鎖場、行者ケ岳。ひょっとしたら本当に一本前のバスに間に合うかもしれない。逆算して三ノ塔に15:00に到着すれば、さらに逆算して烏尾山荘を14:30に出発できれば間に合うかもしれない。
ギリギリだ。
折角頑張っても間に合わなかったら？・・・それは頑張ったということだ。
スティーブ・ジョブズの言葉が頭の中でリピートします。
そうそう、頑張ったということ。頑張った結果、間に合う・間に合わないがわかるし、何よりも日没時間が早くなっているのでリスク回避の点で良いこと。
タイミングは結構ギリギリだなぁ。烏尾山荘が遠くに見えて14:30は無理かな10分ぐらい遅れそうかなと思って、それでも頑張っていたら14:30に到着できるし。頑張って体は疲れるし。これで間に合わなかったら。。。いやいや、頑張ったっていうことだ。スティーブ・ジョブズの言葉がリピートします。
十分気をつけたつもりですが、行者ケ岳の前ですべって尻餅をつきました。
浮石に乗ってしまったのでした。少し切り傷。
烏尾山に着いたら小学生の団体が休憩から出発するところでした。烏尾山でも短時間休憩をと思っていたのですが、何十人もの小学生が前にいたら間に合うものも間に合わなくなってしまうので、ここは休憩なしで三ノ塔に向かいます。
折り返しの急登は効きます。新設の階段はありがたい。楽です。
いい加減疲れていますがお地蔵さんが上の方で待ってくれています。頑張ります。
お地蔵さんのところから振り返ると、富士山は少し霞んできました。初冠雪は十分確認できます。今日は最後まで富士山が見られて良かったです。
三ノ塔で男性に道を聞かれます。「大倉に行くには？」と。（え、この時間から？）と心の中で思って、塔ノ岳をさして、「ここから2時間はかかりますよ」と言ったら、何かいぶかしそう。あ、大倉と聞いて大倉尾根と思って塔ノ岳を通るルートをお伝えしかけたのですが、大倉バス停の方なら、途中のエスケープルートが2-3ありましたね。そこで烏尾山荘を指差し、「その先の行者ケ岳を超えたところに政次郎尾根への道がありますよ、1時間位ですよ。」と。大丈夫だったかな。
三ノ塔からの下り道、ニノ塔が左下の方に見えます。10分15分の距離の割には遠くに見えます。ニノ塔、三ノ塔で高低差は少しありますね。最初の頃は何故か標高は同じぐらいと思い込んでいました。
ニノ塔からの下り道。タッタカ、タッタカ下っていきます。まずまずのペース。
一本前のバスに間に合いそうです。
登山道入口に到着、もう間に合います。でもペースを落としたらここからの登りの車道、時間がかかるかもしれません。最後のひと頑張り。結構長く感じます。
やっとヤビツ峠到着。売店も開いています。ストックをザックにセットして、トイレに寄って、売店に初めて入ります。入った途端、誰もいなかったのですが、すぎに外からおじさんが「何か？」とはいってきました。
生ビール（缶ビール）をお願いします。アサヒとキリンがあるとのことなのでアサヒを。
少しだけ聞いたのですが、普段は16:16のバスが出たら店を閉めるそうです。
夏季は17時過ぎも営業しているとのこと。350ml缶で350円。売店内のベンチにすわって一杯のみます。念願成就。
ほどなくバス到着。この時間、秦野駅からの特急電車の接続はありません。
秦野駅改札階のスーパーでビールを買い込み、ホームに向かいます。
新宿行きの急行がはいってきました。
いやいや立っている人がどの車両にも。。。
山歩きのあとの電車立ちっぱなしはツライ。折角買ったビール、折角なので立ちっぱなしなのですが吊革にぶら下がりながら飲みます。
秦野駅の隣駅でも大勢の学生が乗り込んできます。
運良く町田ですわることができました。
それにしてもこの日の収穫はなんだったんだろう。
・初冠雪の富士山は間違いなくこの日の収穫。
・階段多数新設。
・それから一本前のバスに間に合ったということ。
・必然、日没時間前にヤビツ峠。
もうそろそろ塔ノ岳はないかなと思っていたのですが、まだまだ行けるんですね。
1本前のバスに間に合うことがわかったから、これだけ急げばもう少し引っ張れますね。（でも少々疲労）
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《おまけ：これまでの塔ノ岳のヤマレコです》
5回目： 2015年09月23日(水)
「塔の岳 表尾根ピストン（5回目の塔ノ岳で一番の景色でした）」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-724134.html
4回目： 2015年09月13日(日)
「塔ノ岳 表尾根ピストンアゲイン ガスもアゲイン」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715326.html
3回目： 2015年07月26日(日)
「暑い暑い表尾根 〜 勇気ある撤退？で大倉尾根」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-687197.html
2回目： 2015年07月12日(日)
「丹沢表尾根ピストン」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-676496.html
1回目： 2015年06月28日(日)
「表尾根・塔ノ岳（ヤビツ峠BTから大倉BT）」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-670012.html
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smiyataさん、こんばんは。
三ノ塔で「大倉に行くには？」と聞かれたそうですが、もしかすると三ノ塔尾根経由で大倉バス停へ下るルートを聞いていたのかもしれません。
私も10/3に三ノ塔から三ノ塔尾根に入ろうとしましたが、地図（山と高原地図）をパッと見ただけではどこから取り付くのか分かりませんでしたが、三ノ塔の山頂から少し二ノ塔側に戻った箇所に分岐点がありました。
[10/3の三ノ塔のレコ：写真39が分岐点の標識です。]
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-731841.html
ardisiaさん、こんばんわ。
おっしゃる通り、そうかもしれませんね。
ルートいろいろありますね。
情報ありがとうございました。
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