甲斐駒ヶ岳 と 秋の空

2015年10月12日(月) [日帰り]

• GPS: 10:55
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,293m
• 下り: 1,278m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:10

5:05 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
5:36 5:39 仙水小屋
6:19 6:22 仙水峠
7:37 8:09 駒津峰
8:35 8:43 六方石
9:19 9:38 摩利支天
10:17 11:09 甲斐駒ヶ岳
12:06 12:08 六方石
12:54 12:56 駒津峰
13:57 14:04 仙水峠
14:41 14:42 仙水小屋
15:15 長衛小屋

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
東京方面→甲府(11:15)中央線 ホリデー快速小淵沢行
甲府駅(12:00)→広河原(13:25) 山梨交通バス 2050円
広河原(14:30)→北沢峠(14:55) 市営バス 750円

■帰り
北沢峠(16:00)→広河原(16:25) 750円
広河原(16:50)→甲府(18:25) 2050円
甲府(18:56)→東京方面 中央線 特急かいじ

コース状況／危険箇所等

■積雪・凍結
ありません。軽アイゼンを持って行きましたが不要でした。北岳や仙丈ケ岳は積もったそうです。日陰に僅かに積雪や凍結が見られた程度です。

■危険箇所
数カ所両手を使う岩場がありますが3点確保がしっかりできていれば問題のないレベルです。
山頂近辺は砂に近いザレ場となっているので下りは多少気を使います。山と高原地図では摩利支天へのトラバースルートに危険マークが付いていますが、上記の理由で転んでしまうと滑落するためと思われます。

■気温・天気
明け方で5℃くらい。テント泊でしたが、薄手のダウンを着て、3シーズン用のシュラフ(モンベル#3)で十分暖かかったけれど、夏用のマットでしたので、地面の冷たさが伝わってきました。
日中は天気は良かったものの、風が強く、そして冷たかったので、ベースレイヤーにソフトシェル、ハードシェルを状況に応じて重ねました。
また、晴れていても休憩時はダウンを着ないとちょっと寒いです。

天気図
http://www.tenki.jp/past/2015/10/12/chart/

その他周辺情報

長衛小屋のテント場はお一人様500円

写真

10/11 11:21

ホリデー快速で甲府まで。
見たことのない2階立て列車

10/11 15:55

北沢峠のキャンプ場
連休ですが、50%くらいの混み具合

10/11 16:39

夕ごはんはコシード
ジャガイモとニンジンとベーコンをトマトスープで煮込みます
最近スーパーで売っているミックスハーブの小袋を丸ごと入れるのがポイント

10/12 5:04

朝5:00に出発
暗いなー

10/12 6:06

ようやく日が差して来ました

10/12 6:23

仙水峠より

10/12 6:26

大スペクタクル

10/12 6:48

オベリスクが見えます

10/12 7:36

10/12 7:37

樹林帯の急登を抜けると
景色が開ける。風が強い。急登で体が暑いのでソフトシェルが調度良い

10/12 7:09

仙丈ケ岳

10/12 7:39

北岳は雪が被っている

10/12 7:52

駒津峰に到着。ここでコーヒータイム
ポッキーよりトッポの方が折れにくいということに改めて気づきました。

10/12 7:43

朝日を受ける甲斐駒ヶ岳

10/12 8:13

ここからは岩場が連続
風が強いので冬山用のハードシェルでちょうど良かった

10/12 8:43

六方石

10/12 8:58

白い花崗岩の道を行く

10/12 9:01

10/12 9:07

摩利支天へ
ざれたトラバースに注意して

10/12 9:14

鞍部から振り返る

10/12 9:25

摩利支天様

10/12 9:27

10/12 9:30

10/12 9:29

甲斐駒ヶ岳に向かう

10/12 10:03

最後の登り

10/12 10:05

大パノラマ

10/12 11:05

甲斐駒ヶ岳到着

10/12 11:06

わらじが祀ってあります

10/12 10:05

富士山

10/12 10:05

北岳が雪をかぶっています

10/12 10:33

お昼はクスクススープ
ドライトマトとズッキーニ、オリーブを入れて
BOSCOのオリーブオイルのパックは便利

10/12 10:40

10/12 11:00

雪が残っています

10/12 11:01

10/12 11:01

10/12 11:30

昼になると山の白さが際立つ

10/12 11:31

10/12 11:31

摩利支天

10/12 11:36

巨岩と白砂の登山道。

10/12 12:05

唐松の黄色

10/12 12:19

駒津峰直下の岩場は三点確保が必要

10/12 12:19

駒津峰に戻って振り返る

10/12 12:21

10/12 12:33

10/12 13:05

駒津峰を発つ

10/12 14:03

仙水峠に戻ってきた

10/12 14:08

甲斐駒ヶ岳と秋の空

10/12 14:13

10/12 14:27

10/12 14:31

腐海の植物のような苔
ナウシカ？泣いてるの？うん。嬉しいの。

10/12 14:34

ここの原生林はいつ来ても美しい

10/12 14:53

朝暗くて分からなかったが
綺麗な沢だった

10/12 14:58

10/12 14:59

この時間は光が当たって綺麗です。

10/12 15:00

10/12 15:10

紅葉は始まったばかり

10/12 15:10

砂防堤に溜まった水がキンと青く美しい

撮影機器：

FUJIFILM X-A1 ボディ 富士フイルム

FUJIFILM XQ1 富士フイルム

FinePix S5 Pro ボディ 富士フイルム

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

ベースレイヤー ソフトシェル ハードシェル ズボン 靴下 グローブ インサレーション 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ スマートフォンGPS 予備バッテリー 筆記用具 保険証 時計(高度計) ストック カメラ マット シュラフ 軽アイゼン

共同装備

ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト ガス バーナー コッフェル カップ テント ポール テントシート

感想

cajaroa

■リベンジ計画だった甲斐駒
去年の夏に甲斐駒ヶ岳に行ったのですが、生憎のガスで景色があまり良くなかったので、そのリベンジとしての山行でした。

前回は北沢峠から入ったので今回は3連休を使って黒戸尾根から入ろうと計画したのですが、、、あいにく連休ど真ん中の日曜日が天気が良くない。。。雨の中テントを設営したり撤収したり、小雨やガスの中、辛い黒戸尾根を登るというのは、・・・なんだかな。

我が家では、チャレンジに重きを置いていない!?ので、雨の中でも頑張ろうという意気込みがあまりありません。いかに山旅を楽しめるかが重要なのです。

そこで、天気予報を元に"フレキシブル"な計画変更を行いました。日曜の昼に東京を出て、雨が上がる夕方に北沢峠に入って一泊、晴れる可能性の高い月曜日に甲斐駒にピストンするようにしました。

結果的に、これまた見事な秋晴れとなり、真っ青な空に映える真っ白な甲斐駒ケ岳、冠雪した北岳や富士山、紅葉に彩られた清流と、これでもかという様な景色を堪能してきました。


■北岳と仙丈ヶ岳は初冠雪。紅葉は始まったばかり。
3000m級の山は初冠雪だったようです。北岳の白いピークはヨーロッパアルプスを連想させ、きれいでした。もしかしたら甲斐駒も雪があるのではと、軽アイゼンを持って行きましたが、不要でした。