大笠山〜ブナオ峠より〜

2015年10月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:40
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,929m
• 下り: 1,924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:41
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:40

6:08 ブナオ峠
7:00 7:00 大門山分岐
7:09 7:12 大門山
7:20 7:20 大門山分岐
7:38 7:38 赤摩木古山
8:51 8:55 見越山
9:17 9:21 奈良岳
11:07 11:07 新大笠山避難小屋
11:11 11:51 大笠山
11:55 11:55 新大笠山避難小屋
13:27 13:32 奈良岳
13:55 13:58 見越山
14:50 14:50 赤摩木古山
15:08 15:08 大門山分岐
15:48 ブナオ峠

昨年の同時期に同コース徒覇した際はCT8時間弱。今回の計画はCT9時間(休憩含)でしたが、奈良岳〜大笠山間の藪漕ぎとルートロストで50分も遅れました。

天候

快晴！下界の砺波市・晴れ・最高気温20℃/最低気温11℃・日の出6:00/日の入り17:14

アクセス

利用交通機関：

自家用車

砺波発5:00、福光IC〜五箇山IC東海北陸道を法定速度走行でR156〜ブナオ峠着6:00。国道入口からブナオ峠までの林道10kmは車すれ違いも困難な箇所多い。譲り合いの気持ちでゆっくりドライブしてくださいませ。車高が低いクルマは底を擦りますのでご注意を。

コース状況／危険箇所等

・登山口〜大門山分岐〜赤摩木古山までの登山道は道幅広くて登りやすい。丁寧に整備してありました。
・〜見越山〜奈良岳への登山道は道幅狭く笹自生が多くなる。
・奈良岳〜大笠山への登山道は一部切れ落ちている箇所有り。草と笹が茂った崖と登山道の境が判り難く、何度かヒヤリとさせられた場面も。昨年の同時期に登った時よりも笹が生い茂り、荒れている箇所も多く難儀させられました。
・スリッキーな丸太と草、距離の割には行程時間を要しますので余裕ある計画してください。
・下山時の登り返しはタフです。ペース配分に留意して体力を温存してください。
・全体的に急登部分は鉄アングル・鉄筋杭と丸太で整備してありますが、スリッキーなことと、鉄筋杭が笹で隠れているため要注意。ローカット登山靴だと怪我のリスク高いです。
・水場はありませんので、充分な水量を持参ください。

その他周辺情報

下山後は平村「ゆ〜楽」で入浴。露天風呂がサイコー￥510。下記URL参照
http://nanto-yuraku.net/hotspring.html
「くろば温泉」もありますが、駐車場イッパイでした。お土産に「五箇山豆腐」購入。地元の方に尋ねたところ、小原トンネル平村寄りのところにある“山本屋”がオススメとのこと。製造直売の店で、地下の作業場へ案内されて購入。数多い場所で販売されている五箇山豆腐、製造元で直接購入はいいものですね。

写真

10/17 6:08

本日は晴天なり！登山口のブナオ峠、6時の段階でクルマ7台の数多い登山者が集結

10/17 6:20

今週も出向いたブナオ峠。登山口〜大門山エリアは紅葉が見頃でした。

10/17 7:10

雲海越しに望む北アルプス！お剱さまもバッチリ( ´ ▽ ` )ノ

10/17 7:18

大門山EL1571mからのぞむ白山〜笈ヶ岳〜これから目指す大笠山（まだまだ遠い…）

10/17 7:21

陽が高く登ってきました。樹林帯を通過した時間帯に御来光…惜しくも見逃してもうたっ(ノ_-。)

10/17 7:37

スタートから約1時間半、赤摩木古山EL1501m通過

10/17 7:38

何度眺めても飽き足らない雲海越しの北アルプス(＾▽＾)/

10/17 7:38

赤摩木古山からのぞむ白山〜笈ヶ岳〜これから目指す大笠山

10/17 7:39

歩いてきた稜線を振り返る。砺波平野は雲海、自宅の上空は曇り。

10/17 8:51

スタートから約2時間40分、見越山EL1621m通過。石標識が倒れて逆さま…

10/17 8:51

これから目指す大笠山、奈良岳。まだまだ遠いっす（汗）

10/17 8:52

見越山からのぞむ北アルプス〜人形山

10/17 9:19

スタートから約3時間10分、奈良岳EL1644m通過。景色を堪能し過ぎて計画より10分遅れ…

10/17 9:30

池塘と木道。朽ちた木道はスリップ要注意！池にドボンしないように気を付けてくださいませ。

10/17 9:39

奈良岳から先は藪漕ぎを強いられました…何度もルートロストしそうになる。笹薮をかき分けて通過（汗）

10/17 9:59

徐々に大笠山が近づいてきました。奈良岳〜大笠山間は手強過ぎ！

10/17 10:02

場所によっては紅葉が見頃。稜線は冬枯れ間近でした。遠くに立山連峰をのぞむ。

10/17 10:25

好きな風景。平原と池塘、大笠山。あと小一時間弱で山頂だ。

10/17 11:12

スタートから約5時間経過、大笠山登頂！距離の割には時間がかかる難路でした（汗）

10/17 11:15

相棒と記念撮影。登山デビューで此のルートにチャレンジとはツワモノヘンタイですなっ！

10/17 11:12

笈ヶ岳と白山のシンクロ！来月に大笠避難小屋泊して笈ヶ岳ピストン計画中。

10/17 11:34

番外編：箸を忘れて小枝でカップハルサメを食す相棒。ワイルド過ぎ（爆）

10/17 12:03

下山開始。数多い登り返しを覚悟…これまで歩いてきた稜線をピストン。昼過ぎでも快晴！

10/17 12:53

真っ赤に萌ゆるヤマモミジの紅葉。赤・オレンジ・黄色と華やかだ！

10/17 13:19

緑の笹薮、ダケカンバの黄色、オレンジ色のブナ。多彩な山空間に感動の連発。

10/17 13:36

奈良岳を通過し見越山をのぞむ。これから待ち受ける往復ビンタのような数多い登り返しがしんどいなぁ〜…

10/17 13:55

徐々に遠ざかる大笠山。サイコーの山行日和でした。ありがとう（感謝）

10/17 14:57

真っ赤に萌ゆる紅葉と青空のコントラスト。とにかくサイコーでした（オシマイ）

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX10 SONY

装備

備考

奈良岳〜大笠山は難路のため、万が一のためにビバーク装備と防寒アイテム持参。
近くの3000級の山々は冠雪。登山口EL1000m程度でも早朝の気温2℃。でも日中は日差しが強く暑かった。寒いだろう…と、たかをくくっていたことを反省。持参した水1.5Lが下山時の見越山を過ぎた辺りで枯渇…水場が無い山域のため余裕ある水量携行必要(反省）

感想

sinmyo

　数多い紅葉が美しい山域の中でお気に入りの登山道。大門山・赤摩木古山・見越山・奈良岳が連なる大笠山は白山北側稜線の主峰。初冠雪の白山をのぞみ、静かに紅葉を愉しんだ。

　金沢平野からも望める大笠山は白山から連なる北側に位置する。稜線が繋がる奈良岳EL1644mは金沢市で最も高い山、続いて見越山EL1621m。犀川と浅野川の源流がある処で石川県民として是非一度は登って頂きたい山々ですね。好天時は石川県加賀地方の平野部全体と白山〜北アルプス全体が見渡せる山ですが、石川県側からの登山道は無く、富山県側のブナオ峠を起点に登らなければなりません。

　大笠山は桂湖を起点に登る方が殆どで最短距離ですが、ブナオからの稜線歩きは長くて登り返しがタフなルート。昨年同様、今回も快晴の無風で素晴らしい360°の視界！笈ヶ岳と白山がシンクロする風景には高揚！　ついでに紅葉にも高揚(笑)　

　以前に山渓で紅葉が美しい山と紹介されていたブナオ峠から大笠山への稜線ルート。良いタイミングと好天で最高の紅葉を愉しめました。例年より早めの紅葉シーズン。ちょうど見頃でブナオ峠から大笠山までの長い道中は雲ひとつない宇宙まで突き抜けるかのような青空と紅葉のコントラストが美しかった。

　今回同行したのは屈指の同年代ランナーの相棒。ロードからトレラン、山の魅力に魅せられ登山デビュー！初の登山で此のルートは卓越した健脚者だから成せること。ガッツリ山歩きしたい要望に応えての山行でした。相棒にとっては記憶に残る感慨深い一日になったかと思います。さて、次回は何処のお山にイキマショウか( ´ ▽ ` )ノ

コメント

terachan

最高ですね〜
おはようございます。
いや〜
最高の景観じゃないですか(^^)
晴天にて紅葉が映える映える。

こんな、最高の土日ですが土曜日は子供の陸上。本日は、あいの風マラソンにてお山に行けず、悶々です（≧∇≦）

sinmyo

Re: 最高ですね〜
このマニアックなルートは静かで好天時はサイコーですね！毎年リピートしたくなりまする。
お子さまスポ少あと数年経てば寂しいくらいに自由の身ですぞ＾＾　しっかし、こんな山日和にマラソンだなんてモッタイナイ…

らう坊

真っ赤でした。
sinmyo さん　こんにちは
大笠山ピストンだったんですね
あの足運びからはそんな疲れてる様子は微塵も感じませんでしたよ。
トレランもやっておられるとか？羨ましい限りの健脚ですね。
それにしても青空の下のあの紅葉は最高でしたね。
足も痛かったし僕にとっても思い出深い山行となりました。

sinmyo

Re: 真っ赤でした。
コメントありがとうございます！覚えてていただき嬉しいですよ。
過ごしやすい好天の下で紅葉見物にはサイコーな山行日和でしたね。
足を引きずっていらっしゃったのには心配しておりました。御無事で何より（ヨカッタ）
人が少ない静かなマニアックな山域が好きでして、またの遭遇楽しみにしてます。