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Yamareco

記録ID: 7443276
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

晩秋の鹿島槍ヶ岳へ(柏原新道ピストン)

2024年11月04日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
08:34
距離
26.6km
登り
2,878m
下り
2,880m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:37
休憩
0:57
合計
8:34
6:46
22
7:08
18
7:26
7:28
13
7:41
7:44
30
8:14
8:16
8
8:24
13
8:37
14
8:51
8:52
8
9:00
9:07
5
9:47
9:57
23
10:20
10:32
17
10:49
10:51
23
11:14
11:15
16
11:31
24
11:59
12:02
10
12:12
12:14
13
12:27
12:29
10
12:39
6
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12:50
20
13:10
10
13:20
13:22
10
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15
13:47
13:48
6
14:30
ゴール地点
下りは所々走っています。
天候 一日通して快晴!
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏原新道登山口駐車場に駐車しました。
朝5時前の到着で、登山口から道路挟んだ向かい側は最後の1台でした。
 
コース状況/
危険箇所等
※11/4時点の状況です。
11/6頃には積雪があり、今後の天候によって状況は大きく変わる可能性があります。

・特別危険を感じるような箇所はありません。
・全体に整備された歩きやすい登山道です。

○柏原新道登山口〜鹿島槍ヶ岳(南峰)
問題なし。整備された歩きやすい登山道を進みます。

○鹿島槍ヶ岳南峰〜北峰
岩場の稜線歩きで全体に注意を要します。
悪条件下では滑落等に注意します。
 
その他周辺情報 下山後に、上原(わっぱら)の湯(日帰り入浴500円→割引400円)で入浴しました。
 
朝焼け。
ヘッデン無しでも歩けるくらい明るくなったところで出発します。
朝焼け。
ヘッデン無しでも歩けるくらい明るくなったところで出発します。
道路向かい側が柏原新道登山口です。
道路向かい側が柏原新道登山口です。
東側から日が昇り始めました。
2
東側から日が昇り始めました。
赤い紅葉はもちろん、あたりの紅葉も全て赤く染まります。
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赤い紅葉はもちろん、あたりの紅葉も全て赤く染まります。
紅葉と日の出。
対岸の針ノ木サーキットは朝日当たりモルゲンロートに。
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対岸の針ノ木サーキットは朝日当たりモルゲンロートに。
歩きながら針ノ木岳を遠望。
歩きながら針ノ木岳を遠望。
暫く登ると左手には蓮華岳と針ノ木岳の展望です。
暫く登ると左手には蓮華岳と針ノ木岳の展望です。
樹林帯を抜け草紅葉の斜面に出ると、種池山荘が見えてきます。
樹林帯を抜け草紅葉の斜面に出ると、種池山荘が見えてきます。
振り返れば、快晴の空と麓の大町市街はうっすら雲海。
振り返れば、快晴の空と麓の大町市街はうっすら雲海。
針ノ木サーキット+蓮華岳。
この日は快晴で風が弱かったので、あちらを歩くのも楽しそうでした。
針ノ木サーキット+蓮華岳。
この日は快晴で風が弱かったので、あちらを歩くのも楽しそうでした。
右手には爺ヶ岳南峰。
右手には爺ヶ岳南峰。
ハイマツ帯の稜線に出ると、種池山荘の奥に立山〜剱岳が望めます。
ハイマツ帯の稜線に出ると、種池山荘の奥に立山〜剱岳が望めます。
これから歩く鹿島槍も。
これから歩く鹿島槍も。
爺ヶ岳への登り斜面。
爺ヶ岳付近では途中、3か所でライチョウを見掛けました。
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爺ヶ岳への登り斜面。
爺ヶ岳付近では途中、3か所でライチョウを見掛けました。
北峰をバックにハイマツ帯の中のライチョウ。
動かずにじっとしていました。
北峰をバックにハイマツ帯の中のライチョウ。
動かずにじっとしていました。
登り切って爺ヶ岳南峰。
ここは鹿島槍ヶ岳の好展望地です。
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登り切って爺ヶ岳南峰。
ここは鹿島槍ヶ岳の好展望地です。
登ってきた稜線と奥には立山剱。
登ってきた稜線と奥には立山剱。
手前に針ノ木蓮華と奥には槍ヶ岳。
手前に針ノ木蓮華と奥には槍ヶ岳。
アップで槍ヶ岳〜穂高岳。
この時はまだあちらも雪は降っておらず。
アップで槍ヶ岳〜穂高岳。
この時はまだあちらも雪は降っておらず。
麓の大町市街。
だんだん雲が抜けていくのが見て取れます。
麓の大町市街。
だんだん雲が抜けていくのが見て取れます。
正面に鹿島槍ヶ岳。
正面に鹿島槍ヶ岳。
爺ヶ岳を越えて鹿島槍ヶ岳へ。
爺ヶ岳を越えて鹿島槍ヶ岳へ。
少し歩いて爺ヶ岳中峰へ。
少し歩いて爺ヶ岳中峰へ。
八ヶ岳と南アとの間には雲上の富士山がうっすら。
八ヶ岳と南アとの間には雲上の富士山がうっすら。
手前に爺ヶ岳南峰と奥深い北の峰々。
手前に爺ヶ岳南峰と奥深い北の峰々。
冷乗越へ降り、さらに赤い屋根の冷池山荘を経由します。
冷乗越へ降り、さらに赤い屋根の冷池山荘を経由します。
冷池山荘。
既に小屋閉め後で雪対策で厳重に閉ざされています。
冷池山荘。
既に小屋閉め後で雪対策で厳重に閉ざされています。
登り返しに入り、冷池山荘と爺ヶ岳を振り返る。
登り返しに入り、冷池山荘と爺ヶ岳を振り返る。
右手にはうっすら浅間山と四阿山。
右手にはうっすら浅間山と四阿山。
前回歩いた、妙高、火打山。
右には高妻山や戸隠連峰も見えています。
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前回歩いた、妙高、火打山。
右には高妻山や戸隠連峰も見えています。
雪解け遅い草紅葉の斜面を登り、再び稜線へ。
雪解け遅い草紅葉の斜面を登り、再び稜線へ。
このあたりはチングルマの群生地。
果穂はまだ多く残っていました。
このあたりはチングルマの群生地。
果穂はまだ多く残っていました。
青空とふわふわ。
青空とふわふわ。
稜線に出て、布引山への登りへ。
稜線に出て、布引山への登りへ。
布引山山頂。
鹿島槍まではもうひと登り。
布引山山頂。
鹿島槍まではもうひと登り。
山頂から歩いてきた稜線を振り返る。
山頂から歩いてきた稜線を振り返る。
再び立山剱。
ここまで来ると麓から全体が望めるようになります。
再び立山剱。
ここまで来ると麓から全体が望めるようになります。
薬師岳がよく望めるようになっていました。
薬師岳がよく望めるようになっていました。
針ノ木岳の左が鷲羽〜水晶岳の稜線、右が赤牛岳かな。
針ノ木岳の左が鷲羽〜水晶岳の稜線、右が赤牛岳かな。
暫く展望を楽しみ、再び登りへ。
暫く展望を楽しみ、再び登りへ。
登った分だけ山頂が近くなるのが励みになります。
登った分だけ山頂が近くなるのが励みになります。
最後のひと登りへ。もう目と鼻の先です。
最後のひと登りへ。もう目と鼻の先です。
登り切って鹿島槍ヶ岳南峰。
西側は冷たい風が当たりますが、東側は弱く快適でした。
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登り切って鹿島槍ヶ岳南峰。
西側は冷たい風が当たりますが、東側は弱く快適でした。
歩いてきた稜線!
歩いてきた稜線!
立山剱。
鹿島槍からも遮るもの無く望むことができます。
立山剱。
鹿島槍からも遮るもの無く望むことができます。
剱岳をアップで。
険しさが伝わるでしょうか。
剱岳をアップで。
険しさが伝わるでしょうか。
ここまで来ると、さらに北の白馬岳の展望も。
ここまで来ると、さらに北の白馬岳の展望も。
鹿島槍ヶ岳北峰と五竜岳。
鹿島槍ヶ岳北峰と五竜岳。
天気快晴なので北峰へ向かいます。
比較的足場が悪い区間なので、注意して進みます。
天気快晴なので北峰へ向かいます。
比較的足場が悪い区間なので、注意して進みます。
登り切って鹿島槍ヶ岳北峰。
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登り切って鹿島槍ヶ岳北峰。
北峰から南峰。
南峰単独でも三角形で格好良い山容です。
北峰から南峰。
南峰単独でも三角形で格好良い山容です。
北峰から遥か下に見下ろすキレット小屋と奥に五竜岳、白馬岳。
北峰から遥か下に見下ろすキレット小屋と奥に五竜岳、白馬岳。
五竜岳の左手は、毛勝三山と僧ヶ岳。さらに奥は日本海。
五竜岳の左手は、毛勝三山と僧ヶ岳。さらに奥は日本海。
双耳峰の鞍部から再び南峰へ。
双耳峰の鞍部から再び南峰へ。
南峰でひと休み。
復路の長い下りに入ります。
南峰でひと休み。
復路の長い下りに入ります。
下りはあっという間。
布引山から、降りてきた鹿島槍ヶ岳を振り返る。
下りはあっという間。
布引山から、降りてきた鹿島槍ヶ岳を振り返る。
池に映る太陽とバックに爺ヶ岳。
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池に映る太陽とバックに爺ヶ岳。
冷池山荘のテン場。
シーズンオフの風景。
冷池山荘のテン場。
シーズンオフの風景。
再び、冷池山荘を経由し、爺ヶ岳へ登り返し。
再び、冷池山荘を経由し、爺ヶ岳へ登り返し。
冷乗越から鹿島槍ヶ岳。
冷乗越から鹿島槍ヶ岳。
アップで。雪化粧すると全く印象が変わる斜面です。
アップで。雪化粧すると全く印象が変わる斜面です。
単調な登りをこなし、再び爺ヶ岳上部へ。
単調な登りをこなし、再び爺ヶ岳上部へ。
鹿島槍ヶ岳を振り返る。
鹿島槍ヶ岳を振り返る。
お昼を過ぎても雲一つない快晴!
お昼を過ぎても雲一つない快晴!
せっかくなので、爺ヶ岳南峰へ寄り道します。
せっかくなので、爺ヶ岳南峰へ寄り道します。
登り切って爺ヶ岳南峰。
下りに備えて、展望見ながらひと休みします。
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登り切って爺ヶ岳南峰。
下りに備えて、展望見ながらひと休みします。
針ノ木蓮華と麓の扇沢。
針ノ木蓮華と麓の扇沢。
歩いてきた稜線を振り返ります。
歩いてきた稜線を振り返ります。
名残惜しいですが、下りへ。
名残惜しいですが、下りへ。
爺ヶ岳南峰を降りてきました。
爺ヶ岳南峰を降りてきました。
種池山荘。稜線歩きはここまで。
柏原新道の下りに入ります。
種池山荘。稜線歩きはここまで。
柏原新道の下りに入ります。
最後に爺ヶ岳を望み、展望とはここでお別れ。
北アはまた来年ですね。
最後に爺ヶ岳を望み、展望とはここでお別れ。
北アはまた来年ですね。
30分の下りで稜線上の種池山荘が遥か遠くに。
30分の下りで稜線上の種池山荘が遥か遠くに。
高度を下げると、終わりかけのブナの紅葉と扇沢。
高度を下げると、終わりかけのブナの紅葉と扇沢。
真っ赤なカエデ。
(朝、日の出の時に撮ったのと同じ場所です)
真っ赤なカエデ。
(朝、日の出の時に撮ったのと同じ場所です)
高度を下げていくと次第に景色は冬から秋へ。
終盤ですが、まだ紅葉が楽しめました。
高度を下げていくと次第に景色は冬から秋へ。
終盤ですが、まだ紅葉が楽しめました。
赤く染まるブナの紅葉。
赤く染まるブナの紅葉。
登山口付近は紅葉に包まれます。
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登山口付近は紅葉に包まれます。
青空に赤や黄が映えます。
青空に赤や黄が映えます。
紅葉の登山口へ降りてきました。
紅葉の登山口へ降りてきました。
登山口付近が一番の見頃のようでした。
登山口付近が一番の見頃のようでした。
【オマケ】
今週、11月6日に降雪があったようでした。
7日の夕方、雲が抜けたら綺麗に冠雪していました。
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【オマケ】
今週、11月6日に降雪があったようでした。
7日の夕方、雲が抜けたら綺麗に冠雪していました。

感想

11/4、連休3日目は柏原新道から鹿島槍ヶ岳へ。

朝は3時半起床。登山口には5時前には着きましたが、眠かったので1h弱仮眠。
ヘッデンの要らない明るさになった6時前に柏原新道登山口を出発しました。
11月になれども、風は弱く前日の暖かな空気が残っていたためか、早朝から汗ばむ登りでした。
稜線に出ると一気に展望が開けます。
天気は雲一つない快晴!これから歩く稜線の展望に期待しつつ爺ヶ岳への登りに入ります。
爺ヶ岳南峰でひと休み。山頂では360度の展望を楽しみました。
中峰を経由し、冷池山荘へ大きく下ります。
種池山荘も冷池山荘も既に小屋閉め後。
窓には鉄板、入口には雪の重み対策で太い丸太のつっかえ棒がそれぞれ厳重に設置されていました。
冷池山荘は以前4月に除雪機での小屋の掘り出し作業を見たことがあったので、なるほどここまでするのかと思った次第です。
あたりに人気は無く、例年雪解け遅い草紅葉の斜面を巻きながら登り、再び稜線に出ます。
鹿島槍ヶ岳南峰へは、途中で布引山を経由する単調な長い登り。
傾斜はさほどキツくなく、心地良い西風が当たり、順調に足が進みます。
登っていくと山頂が近づき、遠くの峰々の見え方がどんどん変わっていくのを横目に励みにし、ぐんぐん登っていきます。
高度を上げると風は冷たくなりますが、比較的穏やかで、歩くのにはちょうど良く快適なコンディションでした。
鹿島槍ヶ岳南峰に着くと、ここまで一切見えなかった後立山連峰北部を望めるようになります。
遥か下にはキレット小屋。以前何度か縦走した頃のことを思い出しました。
南峰を最終目的地にし折り返すことも多いですが、今回はより展望の期待できる北峰へ寄ることにしました。
北峰へは岩場を慎重に下り、やや細い稜線を通過します。
途中2人パーティーの組にあった他は登山者なし。
北峰では完全貸切。誰も来ない山頂で展望を楽しみました。
復路も登り返しが所々にあり、せっかくなので爺ヶ岳南峰にも再び寄りました。
下りの柏原新道では暑さを感じながら、稜線上の峰々に思いを馳せながら下山しました。

下山後に上原の湯で入浴し、帰りがけに職場寄って夜まで仕事・・・。
やり残しの仕事があったので今回このエリアの山にしたのでした。
 

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3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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