記録ID: 745181
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
【日帰り】今年最後の2.000m級、谷川岳(トマノ耳)
2015年10月18日(日) [日帰り]
群馬県
新潟県
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体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:16
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 773m
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日帰り
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:13
距離 9.2km
登り 1,420m
下り 775m
| 天候 | 快晴！(ただし西側は常にガス) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
高崎 6:58 高崎 JR上越線(水上行) 7:10発 水上 8:14着 JR上越線(長岡行) 8:24発 土合 8:33着 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所というほどではないが、西黒尾根の鎖場までの下部一部と、天神平尾根の熊穴沢避難所からロープウェイ乗り場までの全部の土、木道が湿っており滑り易かった。また、他の方も書かれていたが、両尾根の岩場は登山客の足跡でつるつるなので気を付けないとスリップ必至。 |
写真
「日本一のモグラ駅」と称され、「関東の駅百選」の一つ土合駅到着。
地下駅のホームから462段ものこの長い階段を登ることから谷川岳へのアプローチが始まる。「クライマーズ・ハイ」の冒頭シーンの記憶と重なり気分が高まる。
1
10/18 8:37
地下駅のホームから462段ものこの長い階段を登ることから谷川岳へのアプローチが始まる。「クライマーズ・ハイ」の冒頭シーンの記憶と重なり気分が高まる。
土合駅舎の外へ。階段でへこたれているようではこの先の道のりは険しい。
20分ほど、車道を歩くと谷川岳ロープウェイ土合口駅に。今回はもちろんロープウェイは使わず、西黒尾根登山道を目指す。
最盛期ではなかったようだが、期待通り、周りの山々は赤く色づいていている。
天気は快晴。秋の澄んだ空気に、見渡せば本当に遠くまで見渡せる。
写真中央に水上温泉。まだまだ先は長いがすでに素晴らしい景色に満足。
クサリ場を抜け林に囲まれた道を進むと、今まで見えなかった谷川岳の全貌が明らかに。息をのんだ瞬間。
地図上では、残り2時間歩かないかのルートだったので、その全容を間近に見て、初めてその嶮しさを知る。（ロープウェイからだと観光気分でも無理なく登れる山と見て少し甘く見ていた・・・）
10/18 11:43
地図上では、残り2時間歩かないかのルートだったので、その全容を間近に見て、初めてその嶮しさを知る。（ロープウェイからだと観光気分でも無理なく登れる山と見て少し甘く見ていた・・・）
ラクダのコルを過ぎて、休み休み山々を見渡す。写真左の旭岳の山並みが美しい。
1か月前に経験した穂高の「ザイテングラート」まではいかないまでも、結構急な岩場が続く。このころかなりバテはじめて水分の消費が激しくなる。
10/18 11:54
1か月前に経験した穂高の「ザイテングラート」まではいかないまでも、結構急な岩場が続く。このころかなりバテはじめて水分の消費が激しくなる。
「ここを登るのか」と見上げていた視点と見下ろした景色のギャップが凄い。
谷川岳最高地点オキノ耳はトマノ耳から10分ほどで行けるのだが、水分と昼食のため、いったん近くの肩の小屋へ。
昼食！しかし、山頂部は西側からものすごい勢いで雲が沸き上がっていて急激にガスに包まれる。温度も急下降、防寒着を着て凍えながらの昼食。おなか一杯になったら満足して、天候悪化もあり、オキノ耳は断念。（ガスで真っ白のなか無理しても眺望は望めないため）
10/18 14:00
昼食！しかし、山頂部は西側からものすごい勢いで雲が沸き上がっていて急激にガスに包まれる。温度も急下降、防寒着を着て凍えながらの昼食。おなか一杯になったら満足して、天候悪化もあり、オキノ耳は断念。（ガスで真っ白のなか無理しても眺望は望めないため）
晴れた天神平方面。山頂西斜面と南斜面でまったく天候が異なる。急峻な岩壁と複雑な地形による谷川独特の天候の急変を実感した瞬間。
10/18 14:34
晴れた天神平方面。山頂西斜面と南斜面でまったく天候が異なる。急峻な岩壁と複雑な地形による谷川独特の天候の急変を実感した瞬間。
下山途中は、ススキで囲まれたなだらかな斜面でとても気持ちが良い。
撮影機器：
装備
| 備考 | 肩の小屋まで水場がなく、ラクダのコルから思ったより水分を消費した。日帰りの時は、1リットルと高を括っていたので、もう500ml持っていけば良かった。 |
|---|
感想
9月に北アルプスを堪能し、流石に10月は3,000級mは寒いだろうと思い、2,000mくらいの丁度良い山はないかと思案してたところ、谷川岳を思いついた。丁度紅葉も綺麗だろうし、何と言っても『クライマーズ・ハイ』(ドラマ版の方が好きです)の映像作品の冒頭を飾る地下80mのモグラ駅、土合駅からの山行に憧れを持っていたのが、決め手。
土合駅スタートも堪能し、快晴の中、気象の激しい谷川ならではの低い森林限界を理由とした上部のダイナミックな岩場と朝日岳方面の紅葉、どこまでも広がる大パノラマ等非常に大満足の山行だった。
北アルプスを経験しただけに、西黒尾根は問題ないだろうと思っていたが、鎖場手前で谷川岳を目にすると、自分にとって意外に急登で、ラクダのコルを過ぎる頃には、バテ気味で、ペースが非常に落ちた。
当初オキノ耳まで行くつもりだったが、トマノ耳からはガスで視界不良だったので断念。登りがいのある面白い山なので次回チャレンジとした。
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