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Yamareco

記録ID: 7459466
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

三ツ岩岳〜大津〜ククリ岩(大仁田越は未到達)

2024年11月08日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:57
距離
19.3km
登り
1,804m
下り
1,807m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:48
休憩
1:09
合計
10:57
距離 19.3km 登り 1,804m 下り 1,807m
6:20
6:28
13
6:41
6:50
21
7:11
7:20
4
7:24
17
7:41
8:04
9
8:13
4
8:17
8:19
218
11:57
17
12:14
12:31
11
12:42
219
16:21
16:22
23
大津の岩場の険しさは想像以上でしたが、そのあとの大仁田越までは穏やかな尾根歩きでした。ただ最近の記録で熊と遭遇したことが記されていたので、その点だけ注意して歩きましたが、幸い熊と出合うこともなく紅葉の尾根を堪能することができました。
時間的には先人の記録+1.5倍程度に設定していたし、出発時間も30分早かったので大仁田越には予定より1時間半くらい早く着きました。それでククリ岩までピストンしてきたのですが、先人の18年前の記録時には笹薮だったところが、今は全く藪がない状態なのは驚きです。それもあって帰りはほぼピークを外して歩くこともできたので案外楽に往復できました。
ただ大仁田越の肝心の峠を見逃していたことを帰宅後ログを見て気づいたときはガッカリしましたけど。
大仁田越の下りは、はじめ楽勝、後半悪戦苦闘という結果でした。たぶん古い峠道で一番きつかったかも。馬頭観音があるということはたぶん馬も利用されていたのでしょうが、道型がかなり薄いということは本来それほど交通量は多くなかったのかもしれません。でもこのルートを再整備出来たら、かなり楽しめると思うのですが...
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
天気は快晴、気温は2℃でした
天気は快晴、気温は2℃でした
朝日に染まる三ッ岩岳山頂
朝日に染まる三ッ岩岳山頂
鹿岳や妙義山が良く見える
鹿岳や妙義山が良く見える
山頂到着 
暑い時なら心地よいそよ風も、今朝はそれが冷たくてのんびり休んでられない
山頂到着 
暑い時なら心地よいそよ風も、今朝はそれが冷たくてのんびり休んでられない
北側 荒船山方面
北側 荒船山方面
西側
ククリ岩、大岩が見える
西側
ククリ岩、大岩が見える
大津へ向かう
手前の鞍部で道を間違えた
大津へ向かう
手前の鞍部で道を間違えた
最初の岩
ほんとうに険しい岩はこの先にあったが、写真を撮る余裕もなかったらしい
最初の岩
ほんとうに険しい岩はこの先にあったが、写真を撮る余裕もなかったらしい
何とか東峰到着 三ツ岩岳を振り返る
いや〜怖かった 登り切った達成感は大きいが、楽しかったかというと、それより怖さが勝ってた感じ
何とか東峰到着 三ツ岩岳を振り返る
いや〜怖かった 登り切った達成感は大きいが、楽しかったかというと、それより怖さが勝ってた感じ
眺め最高
大津本峰方向 右に見えるのが北峰かと思っていたが、北西峰らしい これはもちろんパス 下りは設置されていたロープに助けられた
大津本峰方向 右に見えるのが北峰かと思っていたが、北西峰らしい これはもちろんパス 下りは設置されていたロープに助けられた
この先しばらく太いワイヤーが張ってある 林業用?ダム工事用?
この先しばらく太いワイヤーが張ってある 林業用?ダム工事用?
北峰(帰宅後知った)から見た東峰 
北峰(帰宅後知った)から見た東峰 
もういちど三ツ岩岳 左手前の岩が露なところが迷い込んだ地点
大津本峰はあまり眺望がすぐれなかったのか?記憶なし
もういちど三ツ岩岳 左手前の岩が露なところが迷い込んだ地点
大津本峰はあまり眺望がすぐれなかったのか?記憶なし
本峰からの下りにも難所があった
大岩を乗り越えるところで右側へ下ったが、これはかなり危なかった 直接乗り越えるのが正解だと思う この写真は別の場所かも
本峰からの下りにも難所があった
大岩を乗り越えるところで右側へ下ったが、これはかなり危なかった 直接乗り越えるのが正解だと思う この写真は別の場所かも
ようやく安息の尾根へ こういう穏やかな紅葉の尾根を歩いているとほんとうに癒される ただ熊と遭遇した先人の記録を見たので、熊撃退スプレーをポケットに移した
ようやく安息の尾根へ こういう穏やかな紅葉の尾根を歩いているとほんとうに癒される ただ熊と遭遇した先人の記録を見たので、熊撃退スプレーをポケットに移した
太いブナやミズナラが点在
太いブナやミズナラが点在
日当たりの良いところで一服 ただ相変わらず風が冷たい
日当たりの良いところで一服 ただ相変わらず風が冷たい
ブナとモミジ
地図にない林道に遭遇
地図にない林道に遭遇
次はかなり広い林道が尾根を横断していた
次はかなり広い林道が尾根を横断していた
鉄塔下を通過
この付近で大仁田越の道と合流しているらしいが、それとわかる道跡等は見つからず
この付近で大仁田越の道と合流しているらしいが、それとわかる道跡等は見つからず
10:30 大仁田越 峠の石仏--- かと思っていたが、峠はもう少し先だったことを帰宅後知ったという痛恨のミス コースタイムに大仁田越がないのはそのため
10:30 大仁田越 峠の石仏--- かと思っていたが、峠はもう少し先だったことを帰宅後知ったという痛恨のミス コースタイムに大仁田越がないのはそのため
そんなことも知らず、この美しい風景(送電線が目障りだが)を眺めながら大休止 このタイミングで風もピタッとやんだ
そんなことも知らず、この美しい風景(送電線が目障りだが)を眺めながら大休止 このタイミングで風もピタッとやんだ
カップラーメンを食べて体が温まったら眠くなってきたので寝そべって少し昼寝
カップラーメンを食べて体が温まったら眠くなってきたので寝そべって少し昼寝
ここから近くの1446m峰まで行ってから旧峠道を下って戻るつもりだったが、まだ時間は11:00なのでククリ岩まで行ってみることにした
ここから近くの1446m峰まで行ってから旧峠道を下って戻るつもりだったが、まだ時間は11:00なのでククリ岩まで行ってみることにした
2006年に県境を歩いた人の記録を見るとかなり笹薮が深かったようだが、現在藪は全くなくて歩きやすい
2006年に県境を歩いた人の記録を見るとかなり笹薮が深かったようだが、現在藪は全くなくて歩きやすい
藪はなくてもククリ岩手前の1349m峰(地形図には標高記載なし)の登りはそれなりにきつかった 帰りの登り返しが辛そう
藪はなくてもククリ岩手前の1349m峰(地形図には標高記載なし)の登りはそれなりにきつかった 帰りの登り返しが辛そう
ククリ岩が垣間見える
ククリ岩が垣間見える
ククリ岩への最初の登り
ククリ岩への最初の登り
2段目の登りは角度が増す
2段目の登りは角度が増す
山頂直下は岩場 以前は左側から巻くようにして登った気がするが、今回は大津で鍛えられた直後なので、ここも直登した
山頂直下は岩場 以前は左側から巻くようにして登った気がするが、今回は大津で鍛えられた直後なので、ここも直登した
ククリ岩到着 なんと今回で3回目 最初は三段ノ滝から、2回目は大上峠から
ククリ岩到着 なんと今回で3回目 最初は三段ノ滝から、2回目は大上峠から
西側に見える秀峰は広小屋山 前回は余地峠から広小屋山、大上峠を通過してここまで来た
西側に見える秀峰は広小屋山 前回は余地峠から広小屋山、大上峠を通過してここまで来た
帰路は先人のログも参考にして1349mピークは西側へ迂回して通過 傾斜もゆるく歩きやすい
帰路は先人のログも参考にして1349mピークは西側へ迂回して通過 傾斜もゆるく歩きやすい
その後のピークは北側の平坦面を歩いてショートカット
その後のピークは北側の平坦面を歩いてショートカット
その平坦地はこんな感じ たぶん昔は笹藪だったと思う
その平坦地はこんな感じ たぶん昔は笹藪だったと思う
13:40 ほとんどアップダウンなしに大仁田越の分岐付近に出られた
13:40 ほとんどアップダウンなしに大仁田越の分岐付近に出られた
大仁田越は、はじめこんな尾根を下ってゆく 道型はないが歩きやすい
大仁田越は、はじめこんな尾根を下ってゆく 道型はないが歩きやすい
紅葉もきれい
この凹みはたぶん自然地形
この凹みはたぶん自然地形
これは道跡かな
尾根末端 大仁田川上流の沢へ降りた
尾根末端 大仁田川上流の沢へ降りた
沢沿いも歩きやすい
沢沿いも歩きやすい
この石積みは道の痕跡か
この石積みは道の痕跡か
沢を縫うように何度も渡渉を繰り返し下ってゆく
沢を縫うように何度も渡渉を繰り返し下ってゆく
沢が歩きやすいのでそのまましばらく下っていたが、ヤマレコ地図を確認すると本来の道は左上の斜面を通っている
沢が歩きやすいのでそのまましばらく下っていたが、ヤマレコ地図を確認すると本来の道は左上の斜面を通っている
50mくらい上らしいが、登ってみて道がなかったらばからしいので沢沿いを進んだ
50mくらい上らしいが、登ってみて道がなかったらばからしいので沢沿いを進んだ
左岸に大規模な石積みの平場が現れた 林業関係の施設跡だろうか
左岸に大規模な石積みの平場が現れた 林業関係の施設跡だろうか
沢沿いが少し歩きずらくなってきたので上に道があると思われる斜面を登ってみた
沢沿いが少し歩きずらくなってきたので上に道があると思われる斜面を登ってみた
熊の爪痕や糞が目立つ ちょっと危険エリアに入ったかも
熊の爪痕や糞が目立つ ちょっと危険エリアに入ったかも
道はあるようなないような
道はあるようなないような
下りで初めて石仏に出合った 馬頭観音だろうか、やはり古道だったんだと思い安心した
下りで初めて石仏に出合った 馬頭観音だろうか、やはり古道だったんだと思い安心した
気のせいか道も少しはっきりしたような
でもこの後も道跡は消えたり現れたりの繰り返し 崩れてかなり歩きづらいところも多い
気のせいか道も少しはっきりしたような
でもこの後も道跡は消えたり現れたりの繰り返し 崩れてかなり歩きづらいところも多い
谷底からはこのくらいの高低差
谷底からはこのくらいの高低差
でも沢沿いにも道の痕跡が見える
でも沢沿いにも道の痕跡が見える
二つ目の馬頭観音 この少し先でまた道は消えた(あるいは見失った) 実はこの観音様に気づかずオシッ〇をして振り返ったらそこにいらしたので、失礼しましたとお詫びしたのですが...
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二つ目の馬頭観音 この少し先でまた道は消えた(あるいは見失った) 実はこの観音様に気づかずオシッ〇をして振り返ったらそこにいらしたので、失礼しましたとお詫びしたのですが...
ついにこんな感じで進退窮まる 戻るのは嫌だし、降りるのも無理、残る選択は上へ登るしかない(たぶん正解は戻って沢沿いに下ることだったかも) 
ついにこんな感じで進退窮まる 戻るのは嫌だし、降りるのも無理、残る選択は上へ登るしかない(たぶん正解は戻って沢沿いに下ることだったかも) 
こんな岩尾根をどこまで登っても右手へトラバースできる緩斜面は現れないので、朝歩いた稜線まで登る覚悟でがむしゃらに登った やはりこれはさっきの観音様が気分を損ねてしまったせいかも... なんて思ってしまうほど疲労困憊した
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こんな岩尾根をどこまで登っても右手へトラバースできる緩斜面は現れないので、朝歩いた稜線まで登る覚悟でがむしゃらに登った やはりこれはさっきの観音様が気分を損ねてしまったせいかも... なんて思ってしまうほど疲労困憊した
稜線までは登らずに済んだ 垂れ下がった蔓が縛り首のロープのように見えたりしたのはこの時の気分のせいだろうか
稜線までは登らずに済んだ 垂れ下がった蔓が縛り首のロープのように見えたりしたのはこの時の気分のせいだろうか
何とか無事に沢沿いに戻れた ここは中州という大津へ登るルートらしい
何とか無事に沢沿いに戻れた ここは中州という大津へ登るルートらしい
もう安心
いや、まだ油断できない もし暗くなっていたらこの辺りの通過に難儀したと思う
いや、まだ油断できない もし暗くなっていたらこの辺りの通過に難儀したと思う
沢は降るほどに険しく水量も多くなってきたので、沢沿いはもう専門家の領域かも
沢は降るほどに険しく水量も多くなってきたので、沢沿いはもう専門家の領域かも
砂防ダムの工事用と思われる道へ出た 暗くなる前に道に出られてよかった 
砂防ダムの工事用と思われる道へ出た 暗くなる前に道に出られてよかった 
左手の大岩壁
すごい景観
ダム湖 この水量だから沢の水も少ないと想像していたが、意外に豪快な沢だった
ダム湖 この水量だから沢の水も少ないと想像していたが、意外に豪快な沢だった
大仁田ダムへ無事帰着
大仁田ダムへ無事帰着

感想

3日前に原因不明の踵痛を発症してしまい、翌朝はまともに歩けないくらいだった症状が、昼には痛いながらもなんとか歩けるようになり、翌日は順調に回復しているようだったので、少し不安はあったけど天気も良いので歩いてきました。結局痛みも出ず、ほぼ計画通り(ククリ岩は計画外)歩いてこられたので、いったいあの踵痛は何だったのだろうという感じです。
歳をとってくるとこういう原因不明の痛みってやつがあちこち出てくるんですねぇ、困ったものです。

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