【日本二百名山】尾鈴山 山頂〜瀑布群 完全周回

2015年10月18日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,744m
• 下り: 1,799m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:22

6:26 スタート地点
9:12 9:19 尾鈴山展望所
9:23 9:39 尾鈴山
10:26 11:02 長崎尾
11:18 11:19 分岐点
11:33 11:36 矢筈岳
12:41 13:16 白滝展望所
14:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・尾鈴キャンプ場
駐車場、トイレあり。今回は利用しなかったが
リーズナブルな山小屋「矢研」テント泊より安い 1人500円/泊

コース状況／危険箇所等

・キャンプ場〜尾鈴山頂
危険箇所なし。登山口から急勾配。9.5合目まで展望なし
尾鈴山頂は広い。ベンチあり。

・尾鈴山〜長崎尾〜矢筈岳
春はアケボノツツジ、シャクナゲが咲き誇る馬の背の稜線
オバQまではアップダウンあり。矢筈岳へは分岐を見落としがち
分岐から矢筈岳山頂へは5分ほどだが倒木など道が荒れている

・矢筈林道〜白滝〜欅谷〜キャンプ場
矢筈岳からは経ヶ岳・つげ尾コースのようなガレ場を下る
白滝は滝めぐりコース上にある詰所跡分岐から5分ほど登るが
高低差75mの大瀑布は一見の価値あり！やすらぎの滝は幻想的
トロッコ道は快適な平坦路だが長い。所々にショートカット路あり

その他周辺情報

・日向サンパーク温泉　お船出の湯
http://ww2.wainet.ne.jp/~sunpark/
サーファー、海水浴客ご用達。登山者もここまで足を伸ばして
入る価値がある日向灘オーシャンビューの浴場は開放感満点

・民宿　みやこ家
http://tabelog.com/miyazaki/A4504/A450403/45000147/
サンパークのすぐ近くで徒歩圏内？ボリュームたっぷりの海鮮
おまかせ定食はとても1000円以内とは思えぬ、聞きしに勝る
料理の多さに圧倒されました。カロリー消費多い登山後に最適？

写真

10/18 6:29

朝3時半に熊本を出発、6時半に尾鈴キャンプ場到着しました。ここで夏季には流しソーメンもあるらしい？

10/18 6:32

来月、11月辺りだと紅葉して花札の絵柄みたいな一枚になるのでしょう

10/18 6:36

ウォーミングアップ道へ突入。帰りは白滝経由でここに戻ってきます

10/18 6:50

大崩山も清流でしたが、尾鈴も水が美しいです

10/18 6:52

単調になりがちな林道歩きも、滝が豊富なのであまり飽きません

10/18 6:53

写真中央、木のつっかえが絶妙なバランスで岩を支えています

10/18 7:19

朝7時過ぎですが、すっかり明るくなりました。すでに夏の陽気です

10/18 7:37

1時間ほどウォーミングアップ道を歩いて、ようやく登山口入口です。ここまで悪路覚悟で車でも来れますが、落石が多く駐車禁止の区域があります

10/18 7:42

仙人が出てきそう・・・夏場は水浴びしたいぐらいですね

10/18 7:47

尾鈴山登山口。日本二百名山にふさわしい立派な看板がありますが、その周りは手付かず感も

10/18 7:48

ここからいきなり急坂なので、確かにウォーミングアップ道の必要性がわかります

10/18 7:56

尾鈴山本道は合目表示があるので目安がわかりやすいです

10/18 8:06

岩の上に木が乗っています

10/18 8:07

あと1500m・・・もちろん標高では無く距離表示です

10/18 8:24

こういう倒木？をくぐって行く箇所も少なくありません。矢筈岳付近は特に多かった

10/18 8:57

尾鈴山はなぜかケルンを積むのが好き？

10/18 9:04

日差しを浴びて、この色合いが綺麗。紅葉もいいけど、個人的にこんなパステル感も好み

10/18 9:11

9.5合目の尾鈴山展望所。山頂のすぐ下。眼下に見えるのは都農市街と雄大な外海・太平洋

10/18 9:13

ジオネーム尾鈴山は何者？尾鈴の主なのでしょうか。誰か知らないけど尾鈴への愛は伝わります

10/18 9:14

ニックネーム尾鈴山さんお手製の案内板。若山牧水ゆかりの地なんですね。二百名山にちなんで200の透かし文字

10/18 9:19

山頂は尾鈴神社となっていました

10/18 9:19

祠もあり山頂感が増します

10/18 9:21

予定通り登山口から1時間半で尾鈴山山頂。九州の中でも一番大きな山頂標識じゃないでしょうか。木製ですが木目調のラッピングがしてあります

10/18 9:22

当初は山頂で早めの昼食予定でしたが、さすがに9時半は早すぎるので次の長崎尾で

10/18 9:34

山頂にもケルンがありました。みんな一山一石で持って来られたのでしょうか

10/18 9:35

丸太を渡してあるだけのように見えますがベンチです

10/18 9:39

尾鈴山頂から馬の背の稜線へ入ります。快適な縦走路

10/18 10:16

合目表示もレスキューポイントのような番号表示に変わりました

10/18 10:19

稜線上に展望はあまり無く、かろうじてここ位でした

10/18 10:25

長崎尾に到着。地図上のコースタイムは40分ですがアップダウンが結構多い

10/18 10:26

中央の緑に苔むした石碑？が、よく写真で見るオバQ。薄暗い中で見ると霊感あって怖いかも

10/18 11:10

長崎尾〜矢筈岳区間はどういう訳か掘り起こされた箇所が多い？この先は道が傾いた木？で塞がれていました

10/18 11:16

24番〜25番の間にある尾鈴周遊道分岐点。滝に行かず山頂周遊するならばここで曲がります

10/18 11:24

迷いやすいとの事前情報があった矢筈岳エリア。木城町方面はロープをしてある部分もありました

10/18 11:25

手書きの矢筈岳山頂分岐。これが道端に小さく差してあるので見落としやすい！ここから山頂へは5分

10/18 11:27

だがしかし、山頂への道はかなり荒れています。この辺は都農町では無く木城町の領域で、町の違いなのでしょうか

10/18 11:32

矢筈岳山頂ですが、こんなペラペラでいいんでしょうか・・・

10/18 11:33

と思ったら、いちおう金属製の山頂碑がありました

10/18 12:00

矢筈岳を過ぎるとゴロゴロ岩が増えてきます。しかも激下りに

10/18 12:05

広い林道？に一旦出ますが、また山道に回帰します

10/18 12:13

矢筈林道・白滝分岐。ここに出てくるまでが道迷い多発エリアでしょうかね

10/18 12:13

白滝はこっちに。この辺りはまだ水の音は聞こえないので滝までは遠い・・・

10/18 12:28

経ヶ岳のつげ尾コースを思い出します・・・あの時は延々とガレ場を登りましたが

10/18 12:41

白滝展望所まで下りてきました。ここで見ると普通の滝に見えますが・・・

10/18 12:52

橋が設置してあるので渡渉する必要はありません

10/18 12:54

詰所跡の白滝分岐。ここは往復10分ですが、せっかくなので見に行きましょう

10/18 12:57

下山なのに登り

10/18 13:00

白滝の説明があります

10/18 13:00

これが白滝。ここから見ても大した事ない滝ですが・・・

10/18 13:06

近づいてみるとそのスケールに圧倒されます。落差75m、日本の滝100選「矢研の滝」（落差73m）にも勝ってます

10/18 13:07

滝壺には木？丸太みたいなものが引っかかっています

10/18 13:07

白滝の上部が紅葉したら、それはもう絵になるんでしょうね

10/18 13:19

詰所にある、倒れそうで倒れないバランス岩

10/18 13:22

滝めぐりコースのトロッコ道。昔、トロッコが走っていた遺構の橋？

10/18 13:23

またケルン

10/18 13:32

ワイヤーで固定してあるので金属板はずれませんが、グラグラします

10/18 13:33

はがくれの滝。本当に葉に隠れてます

10/18 13:37

やすらぎの滝・・・ここがまた妖精が出てきそうな感じのファンタジーな雰囲気

10/18 13:38

光の当たり具合で「妖精が出そう」と口走ったら「メルヘン」と笑われました

10/18 13:48

登山道では珍しい岩のトンネル。これもトロッコ道の遺構だったんですね

10/18 13:49

キバナノツキヌキホトトギスの存在は事前に調べてましたが、どこに咲いてるかはわかりませんでした

10/18 13:57

こういう木や落石があったら、在りし日のトロッコはどうしてたんでしょうか・・・

10/18 14:01

カニがいました。沢からはだいぶ離れていたんですが・・・このカニもこの道までかなり”縦走”してきたんですね

10/18 14:04

白滝からかれこれ1時間歩いてますが、まだ駐車場までは3kmも・・・ここにもケルン

10/18 14:11

ゴロンとトロッコ道に横たわる落石

10/18 14:15

トロッコ道は九十九折になってヘアピンカーブを次々と回りますが、その間に直線のショートカット道がありました。地元の人はおそらくこれを知ってて？早回り出来るんでしょうか

10/18 14:25

ここにも下山近道。丁寧にリボンが巻いてありますがここも見落とそうとしてました。後続の3人がいつの間にか前に歩いてたり、オカルト尾鈴山・・・

10/18 14:38

重機があるよ

10/18 14:40

はたらくくるま

10/18 14:41

白滝コースから朝の出発地点に帰還。駐車場まで下ればゴール

10/18 14:44

この日は天気良かったんですね。尾鈴は樹林帯が多いので外の天気が感じづらい

10/18 6:14

尾鈴キャンプ場の森林館横にはコテージも併設

10/18 15:00

激安！1泊510円/人の山小屋「矢研」。中も結構広くて十分泊まれそう。次はここに前泊か？

10/18 15:02

ご神木なのか分かりませんが、管理棟の屋根に沿って木が生えています

10/18 15:45

尾鈴から車で40分ほど。日向サンパーク「お船出の湯」でひとっ風呂

10/18 16:33

お風呂からこのオーシャンビューはやみ付きになりそうです。宮崎限定？「愛のスコール」マンゴー味も購入

10/18 16:47

民宿「みやこ家」。夕食も早出早着で17時前に食堂到着しましたが、もう駐車場が埋まりかけてました

10/18 17:01

人気の理由はこのボリューム！さしみ定食はすでに売り切れ。おまかせ定食980円を頼んだら旅館の夕食並に料理が出てきて「これが一人前！？」とびっくり

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04F docomo シャープ

IXY 640 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ 食器 調理器具 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

共同装備

地図（地形図） コンパス 計画書 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー タオル（首巻用） ヒル下がりのジョニー

備考

大崩山に引き続き、昼食時間に余裕があったのでバーナー持っていかなかった事を後悔

感想

sheva

春にアケボノツツジ＆シャクナゲを見に行こうとしてた尾鈴山ですが
計画が流れてて、ようやく秋になって計画実行。フルコースで堪能。

【尾鈴山（おすずやま）】　標高1405.2m／ 九州百名山 50座目

今年12月中には、グレートトラバース200名山編でも来るであろう
尾鈴山を先回りで訪問。熊本から尾鈴山がある都農までは約3時間。
山ヒルやヤマカガシ出没の情報を聞き、ヒル下がりのジョニー持参で
行きの林道歩きも足元を注意して行きましたが・・・夏場を過ぎて
涼しくなったか？この辺りの心配は無し。今回は4人でわいわい登山
到着も30分早く、昼食予定も尾鈴山頂から長崎尾で。お風呂も夕食も
前倒しで決行出来て順調なスケジュール消化で終える事が出来ました。
矢筈岳辺りは不明瞭な所が多く、初心者だけだとちょっと怖いかな？

日本の滝100選「矢研の滝」はスルーしましたが、白滝だけでも十分！
次来る時はは尾鈴山頂を回らず、山小屋「矢研」前泊で宴会をして
白滝＆矢研の滝巡りでもいいかな・・・尾鈴山は地味なイメージだけど
印象が変わりました。なんだかんだで日本二百名山は納得でございます。