快晴の八方尾根
- GPS
- 06:50
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 627m
- 下り
- 626m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所一切なし |
その他周辺情報 | 八方の湯 リフトの乗車券があれば100円割引になりました |
写真
装備
個人装備 |
ガスバーナー
ガスカートリッジ予備含め
コッヘル一式
パーコレーター
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 行きの移動が強行軍になってしまい、ほとんど寝ずに登ってバテバテになりました |
感想
一か月前からの計画で日程だけ抑えてあった10月18日の山行、直前まで行き場所を迷いましたが、天気が良さそうなので、ちょっと遠いけど八歩尾根に決定。
深夜1時に神奈川県を出発して中央高速から長野道を使ってひたすら走り、黒菱に着いたのが朝方6時過ぎ、黒菱まで登ってくる林道では、雲海から昇る朝日が見れて大興奮、黒菱駐車場着いても止まっている車は5〜6台くらいしかおらず、コンビニで買ってきた朝食を軽く食べて準備をしている内に7時過ぎになってしまいました、8時にリフトが動き始める筈なので、30分位の仮眠を取りますがまったく眠れません、そのままリフトに乗って黒菱平まで、山登りでリフトに乗るのは初めてなのでちょっと面白い。
黒菱平から八方池山荘までのリフトは高速クワッドリフト、足元を擦るぐらいの高度感だったりして楽しい、前には五竜岳がドーン、奥に鹿島槍ヶ岳のカエルさんがクッキリハッキリ見えており、あっという間に八方池山荘へ到着、それにしても天気は快晴で気温も高めです。
軽く身支度を整えて、先ずは八方池目指して出発、しばらくは整備された登山道を軽く登る程度なのですが、妙に身体が重い!足が前に出ない、息が上がって若干の頭痛も出てきて、八方山への登りはキャンセル、迷わず巻道を辿って第2ケルンへ、相方はこれだけでっかいケルンを見るのは初めてらしく、元気にキャッキャとはしゃいでいましたが、おじさんは息も絶え絶えに通過、目の前には綺麗に整備されている登山道が丘の上に伸びていますが、とにかく足を前に出す事だけを考えながら、一歩一歩登ります、今日は天気も良く雲一つ無いので、ずーっと白馬三山が眺望できていたのが元気の源です。
丘を登り切った所に一際でかい八方ケルン、正面が顔のようになっているのですが、裏に回ると1980年に遭難した逗子開成高校山岳部の銘板があり、受難者の慰霊の為に建立されたものです、静かに手を合わせてしばし黙禱。
前に見える丘を何度か越していくと、八方池を上から眺めるコースと、木道を下って八方池の湖畔に行くコースの分岐があり、湖畔を見ると、かなりの人が群がっている場所があり、大砲のようなカメラを木道の広くなった所に据えて写真を撮っている人達が沢山いました、あそこが有名な湖面に映る白馬三山を撮影する場所だなと、湖畔を回り込んでその場所に行ってみると、なんと白馬三山が綺麗に映り込んでいるではありませんか!、今日は快晴なれど絶対に風は出てしまうだろうと、半分諦めていただけに大感動!夢中でシャッターを切っていました、大感激です。
ここで写真を撮ったりで少し時間を掛けてしまい、10時過ぎに八方池を出発、ペースを上げて行かないと、と思っても未だ身体の動きが重い、さっきまで元気だった相方も、さすがに寝不足には勝てないのか、いつもの俊足が出ないようです、でも登山道はとにかく歩きやすいので、なんとか扇雪渓までたどり着きましたが、ここで既に11時を過ぎてしまい、唐松岳はキャンセルにして目的地を直ぐ上の丸山に修正、とにかくここまで暑かったので、雪渓近くを吹く冷たい風が気持ち良く、しばし休憩の後11時30分に出発!、直ぐに丸山ケルンに着くと思いきや、結構な急坂を何度か折り返して、やっとこ丸山ケルン到着、なんでこんな登りでヘバッテいるのか情けなくなりましたが、丸山ケルン付近から見る、不帰の嶮・白馬三山の大パノラマは圧巻です、ここまで来れただけでも大満足でした、軽く昼食を取り、コーヒをゆっくり飲んで、周りの景色を楽しんだ後下山開始です、食事中体温が下がらないように着ていたジャケットを着たまま、下山開始してしまったので、歩き始めて5分もしないで、ジャケットの下は汗びっしょり、途中何度かジャケットを脱ごうと思いましたが、余りにも快適な登山道の為、八方池まで一気に下ってきてしまいました、時間を見ると14時30分になっていましたが、この時間になっても風は無風に近く、相変わらず八方池は波が立っていない様です、こんな事もあるのですね、10月の北アルプスで、一日中風が吹かず、雲も出ずという事が、これはやっぱり相方の晴れ女パワーの賜物と、前を歩く相方を拝んでおきました。
行きはバテテ巻いてしまった八方山に回って、八方山ケルンに軽くタッチして、ガイドブックに必ず載っている木の階段を降りて行きますが、八方尾根の木道全般に言える事ですが、とても歩きやすい!、地元の丹沢でも主要な登山道が木道化されてきていますが、木道を固定する垂木が床面に無造作に出張っていないので、歩幅の制限をあまり受けないようです、快適!快適!と歩いて、あっという間に八方池山荘に到着、八方池山荘は営業していない様子で、山バッヂ購入できませんでしたが、名残りを惜しみつつリフトに乗って黒菱駐車場へ、これ又あっという間に下山、時刻は4時過ぎになっていました。
ここのリフト券を持って、八方温泉に行くと100円の割引が受けられて、ちょっと得した気分で、ゆっくり湯につかりながら疲れを癒して家路につきました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する