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Yamareco

記録ID: 750846
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

奥の畑谷に泊り、お気に入りのエリアを歩く【清水頭〜雨乞岳〜イブネをつなぐ贅沢山行】

2015年10月24日(土) 〜 2015年10月25日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.3km
登り
1,216m
下り
1,210m

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
1:45
合計
5:15
9:05
40
鳴野橋(スタート地点)
9:45
9:45
10
桜地蔵尊
9:55
10:05
25
10:30
10:30
15
杉峠、奥の畑分岐
10:45
10:55
30
奥の畑入口
11:25
11:35
10
奥の畑・上
11:45
12:40
45
シオジの大木:昼食
13:25
13:30
0
取付き尾根に出る
13:30
13:45
35
右岸にテント場探し
14:20
テント設営終了
2日目
山行
6:55
休憩
1:30
合計
8:25
7:10
25
右岸のテント場
7:35
7:35
10
奥の畑峠
7:45
8:05
55
清水頭
9:00
9:00
10
雨乞岳
9:10
9:15
20
展望岩場
9:35
9:45
35
杉峠
10:20
10:20
15
佐目峠
10:35
10:35
30
イブネ
11:05
11:15
30
11:45
11:45
20
12:05
12:35
10
熊ノ戸平:昼食
12:45
12:45
35
13:20
13:25
50
14:15
14:25
30
14:55
14:55
40
桜地蔵尊
15:35
鳴野橋。(駐車地)
天候 【10/24】穏やかな晴天  夜半から林を揺らす強風がうるさくなり、
     気温もかなり下がりました。
【10/25】終日快晴 但し、低温で終日強風に悩まされました。
     (昨年より二日早い「木枯らし1号」でした。)
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八日市IC→ R421(八風街道)→ 甲津畑と辿り、藤切川に架かる
鳴野橋の手前路肩のスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
千種街道周辺は紅葉見頃には少し早かったようです。

【奥の畑谷】
入口から稜線に出るまで踏み跡もテープも殆ど有りませんので
経験者との同行が望ましいでしょう。
(シダに覆われた平原の一部に微かな踏み跡が見られるのみです。)

谷から稜線まで笹の尾根を上がりましたが、窯跡の残る灌木の尾根を
上がる方が少しは楽かもしれません。
《10/24⇒》
少し重くなるけど、ゆっくり行こう。
2015年10月24日 08:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/24 8:52
《10/24⇒》
少し重くなるけど、ゆっくり行こう。
【千種街道⇒】甲津畑避難小屋で一息いれよう。
2015年10月24日 09:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/24 9:53
【千種街道⇒】甲津畑避難小屋で一息いれよう。
黄葉が色づき始めた。
2015年10月24日 10:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/24 10:17
黄葉が色づき始めた。
【奥の畑谷⇒】
奥の畑谷の入り口。
2015年10月24日 10:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/24 10:34
【奥の畑谷⇒】
奥の畑谷の入り口。
シダに覆われ様子を変えた奥の畑入口。
2015年10月24日 10:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/24 10:41
シダに覆われ様子を変えた奥の畑入口。
カワチブシ
2015年10月24日 11:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/24 11:13
カワチブシ
いい感じになってきた。(東側)
2015年10月24日 11:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/24 11:16
いい感じになってきた。(東側)
奥の畑・上の平原に出て一本杉を確認する。
2015年10月24日 11:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/24 11:17
奥の畑・上の平原に出て一本杉を確認する。
色づいた黄葉。
2015年10月24日 11:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/24 11:23
色づいた黄葉。
奥の畑の主:シオジの大木。
2015年10月24日 11:33撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/24 11:33
奥の畑の主:シオジの大木。
見上げると首が痛いほどだ。
2015年10月24日 11:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/24 11:35
見上げると首が痛いほどだ。
ここで昼食にしよう。
2015年10月24日 11:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/24 11:57
ここで昼食にしよう。
何度も徒渉を繰り返し、左岸の石灰岩の集まるコブに来た。
2015年10月24日 13:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/24 13:02
何度も徒渉を繰り返し、左岸の石灰岩の集まるコブに来た。
西向き尾根のザレを見送って、
2015年10月24日 13:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/24 13:11
西向き尾根のザレを見送って、
泊まる場所も確保したし、尾根を見に行こう。
2015年10月24日 14:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
10/24 14:22
泊まる場所も確保したし、尾根を見に行こう。
この尾根を稜線まで上がろう。少しきついけど・・。
2015年10月24日 14:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/24 14:28
この尾根を稜線まで上がろう。少しきついけど・・。
奥の畑谷源頭部の様子。
2015年10月24日 14:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/24 14:29
奥の畑谷源頭部の様子。
尾根の紅葉。
2015年10月24日 14:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/24 14:31
尾根の紅葉。
水には事欠かないし、
2015年10月24日 14:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/24 14:39
水には事欠かないし、
日が暮れる前に夕食にしよう。
2015年10月24日 16:18撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/24 16:18
日が暮れる前に夕食にしよう。
明日の晴天を約束するように、夕陽が沈む。
2015年10月24日 16:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/24 16:51
明日の晴天を約束するように、夕陽が沈む。
《10/25⇒》【稜線への取付き⇒】朝陽を受ける綿向山を眺めて尾根を登る。
2015年10月25日 07:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 7:22
《10/25⇒》【稜線への取付き⇒】朝陽を受ける綿向山を眺めて尾根を登る。
強い横風に逆らっての急登はつらいが、奥の畑谷峠まであと一息だ。
2015年10月25日 07:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 7:24
強い横風に逆らっての急登はつらいが、奥の畑谷峠まであと一息だ。
【清水頭の稜線⇒】雨乞岳へ続く稜線。
2015年10月25日 07:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/25 7:38
【清水頭の稜線⇒】雨乞岳へ続く稜線。
タイジョウ方面の展望。
2015年10月25日 07:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 7:40
タイジョウ方面の展望。
綿向山
2015年10月25日 07:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 7:40
綿向山
強風を避けて清水頭南尾根方面へ逃げる。
2015年10月25日 07:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 7:50
強風を避けて清水頭南尾根方面へ逃げる。
風裏から見る鎌ヶ岳〜鎌尾根。
2015年10月25日 07:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 7:51
風裏から見る鎌ヶ岳〜鎌尾根。
野登山〜仙ヶ岳方面
2015年10月25日 07:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 7:52
野登山〜仙ヶ岳方面
カクレグラ〜タイジョウ辺りだろう。
2015年10月25日 08:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 8:02
カクレグラ〜タイジョウ辺りだろう。
いつ来ても美しい稜線だ。
2015年10月25日 08:08撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9
10/25 8:08
いつ来ても美しい稜線だ。
奥の畑峠上部より清水頭〜綿向山の稜線を振り返る。
2015年10月25日 08:18撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 8:18
奥の畑峠上部より清水頭〜綿向山の稜線を振り返る。
奥の畑谷を見下ろす。
2015年10月25日 08:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 8:21
奥の畑谷を見下ろす。
【南雨乞岳⇒】御在所岳〜鎌ヶ岳
2015年10月25日 08:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 8:38
【南雨乞岳⇒】御在所岳〜鎌ヶ岳
東雨乞岳〜七人山
2015年10月25日 08:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/25 8:38
東雨乞岳〜七人山
背丈ほどの笹藪を漕いで雨乞岳へ向かう。
2015年10月25日 08:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 8:48
背丈ほどの笹藪を漕いで雨乞岳へ向かう。
背丈ほどの笹藪を漕いで雨乞岳へ向かう。
2015年10月25日 08:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 8:52
背丈ほどの笹藪を漕いで雨乞岳へ向かう。
笹に囲まれた山頂。
2015年10月25日 08:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/25 8:53
笹に囲まれた山頂。
水が枯れてヌタ場のような山頂の池:「大峠の澤」」(おおたわのさわ)
2015年10月25日 08:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 8:56
水が枯れてヌタ場のような山頂の池:「大峠の澤」」(おおたわのさわ)
展望岩場からイブネ・御池岳方面を
2015年10月25日 09:06撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 9:06
展望岩場からイブネ・御池岳方面を
藤原岳の三ピーク(頭陀ヶ平〜展望丘)を眺望。
2015年10月25日 09:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 9:11
藤原岳の三ピーク(頭陀ヶ平〜展望丘)を眺望。
杉峠のシンボルも随分スリムになってしまった。
2015年10月25日 09:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 9:38
杉峠のシンボルも随分スリムになってしまった。
【イブネに向かう⇒】
杉峠上部の平原
2015年10月25日 09:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 9:50
【イブネに向かう⇒】
杉峠上部の平原
やはり綿向山は目立つな。
2015年10月25日 09:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/25 9:50
やはり綿向山は目立つな。
「杉峠の頭1121」
2015年10月25日 09:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 9:57
「杉峠の頭1121」
杉峠の頭。
2015年10月25日 09:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 9:59
杉峠の頭。
佐目峠から七人山を見る。
2015年10月25日 10:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 10:15
佐目峠から七人山を見る。
【イブネ⇒】台地に到着。
2015年10月25日 10:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 10:32
【イブネ⇒】台地に到着。
これも定番:御在所岳と鎌ヶ岳。
2015年10月25日 10:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 10:35
これも定番:御在所岳と鎌ヶ岳。
イブネの台地と雨乞岳。
2015年10月25日 10:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 10:38
イブネの台地と雨乞岳。
鈴鹿トレイルに選ばれたチョウシ〜銚子ヶ口の縦走稜線。
2015年10月25日 10:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 10:42
鈴鹿トレイルに選ばれたチョウシ〜銚子ヶ口の縦走稜線。
イブネ北端の釈迦ヶ岳。
2015年10月25日 10:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 10:44
イブネ北端の釈迦ヶ岳。
鈴ヶ岳と軍艦のような御池岳。
2015年10月25日 10:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 10:45
鈴ヶ岳と軍艦のような御池岳。
頭陀ヶ平〜竜ヶ岳
2015年10月25日 10:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 10:47
頭陀ヶ平〜竜ヶ岳
クラシへ向かおう。
2015年10月25日 10:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 10:48
クラシへ向かおう。
【クラシ⇒】何とか読める「越百岳」の文字。
2015年10月25日 10:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 10:53
【クラシ⇒】何とか読める「越百岳」の文字。
「越百岳」と刻まれたブナの古木。
2015年10月25日 10:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/25 10:53
「越百岳」と刻まれたブナの古木。
クラシ北尾根の分岐
2015年10月25日 10:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 10:58
クラシ北尾根の分岐
頭上にクラシの新しい標識が
2015年10月25日 11:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/25 11:13
頭上にクラシの新しい標識が
クラシから見るイブネ北端。
2015年10月25日 11:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:19
クラシから見るイブネ北端。
一面に広がる苔ワールド。
2015年10月25日 11:20撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 11:20
一面に広がる苔ワールド。
緑の苔と白いブナ、そして青い空。
2015年10月25日 11:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 11:23
緑の苔と白いブナ、そして青い空。
国見・御在所・鎌の三山揃い踏み。
2015年10月25日 11:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:23
国見・御在所・鎌の三山揃い踏み。
クラシを離れてチョウシへ向かおう。
2015年10月25日 11:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/25 11:26
クラシを離れてチョウシへ向かおう。
大峠の頭〜銚子ヶ口の各ピークを展望。
2015年10月25日 11:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:27
大峠の頭〜銚子ヶ口の各ピークを展望。
【チョウシ⇒】北側から眺める熊ノ戸平。
2015年10月25日 11:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:38
【チョウシ⇒】北側から眺める熊ノ戸平。
「銚子1130」の文字が読める。
2015年10月25日 11:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:42
「銚子1130」の文字が読める。
熊ノ戸谷を隔ててのイブネ。
2015年10月25日 11:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:47
熊ノ戸谷を隔ててのイブネ。
チョウシを振り返り谷へ降りる。
2015年10月25日 11:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:49
チョウシを振り返り谷へ降りる。
熊の戸谷
2015年10月25日 11:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:50
熊の戸谷
熊の戸谷の紅葉
2015年10月25日 11:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:52
熊の戸谷の紅葉
【熊の戸平⇒】「イブネのヘソ」
2015年10月25日 12:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/25 12:01
【熊の戸平⇒】「イブネのヘソ」
遅めの昼食を摂る。
2015年10月25日 12:09撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/25 12:09
遅めの昼食を摂る。
熊の戸平
2015年10月25日 12:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 12:15
熊の戸平
ここも気持ちの良い場所だ。
2015年10月25日 12:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 12:36
ここも気持ちの良い場所だ。
さあー、イブネへ戻ろう。
2015年10月25日 12:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 12:39
さあー、イブネへ戻ろう。
イブネの台地に別れを告げる。
2015年10月25日 12:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
10/25 12:44
イブネの台地に別れを告げる。
タイジョウへの分岐点、アゲンギョの広い尾根。
2015年10月25日 13:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 13:01
タイジョウへの分岐点、アゲンギョの広い尾根。
【千種街道⇒】街道のシンボル「一反ぼうそう」
2015年10月25日 13:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 13:30
【千種街道⇒】街道のシンボル「一反ぼうそう」
片腕がもがれた「一反ぼうそう」
2015年10月25日 13:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 13:32
片腕がもがれた「一反ぼうそう」
今回一番の紅葉。
2015年10月25日 13:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 13:45
今回一番の紅葉。
この吊り橋の雰囲気が好きだな。
2015年10月25日 14:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 14:01
この吊り橋の雰囲気が好きだな。
渓流も素敵だし。
2015年10月25日 14:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 14:02
渓流も素敵だし。
シンボル:大シデの木
2015年10月25日 14:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 14:10
シンボル:大シデの木
大シデの木
2015年10月25日 14:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 14:10
大シデの木
残す行程もあと僅かだ。この先はゆっくり下ろう。
2015年10月25日 14:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 14:23
残す行程もあと僅かだ。この先はゆっくり下ろう。
撮影機器:

感想

2014-9/1〜12/31まで林道復旧工事の為通行止めが発表され、
約1年持ち越した計画だ。
例年より早い紅葉の便りだが、山行のコースではどうだろう?。
見頃には少し早いようだが、冷え込みが厳しなる前に出かけてみる事に。

【10/24】
遅いスタートだったが鳴野橋の駐車スペースにはまだ余裕が有った。
藤切川を囲む山並の紅葉も始まったようだが、見頃を迎えるのは
もう少し先だろう。

穏やかな秋晴れに恵まれたようだ。背中のザックは重いが、
今日は行程も短いのでゆっくり行こう。
色づき始めた黄葉を眺め、森林浴を楽しみながら千種街道
でフジキリ谷を渡ると蓮如上人旧跡の小屋が目に入る。
ここで千種街道から離れて、フジキリ谷の左岸を戻るようにして
崖に絡むと下に流れるのは奥の畑谷に変わる。

流れが浅くなった場所が奥の畑谷の入口だ。
左岸へ渡り、二度ほど枝谷を横切って高みへ向かうと突然開けて
奥の畑入口の平原に出るが、夏の間に伸びたシダに覆われて
印象が変わっていた。

踏み跡もテープも殆ど無いので、流れから着かず離れずしながら
左岸の林の中を辿る。
谷がくの字を描いて戻る頃からは、ほぼ流れに着いて行く。
やがて左岸が迫って来た辺りで右岸へ上がると、ぽっかり空が開けた
奥の畑・上の平原に出て、遠く山の間に稜線の一部がわずかに
望まれる。

奥の畑を囲む山々の斜面には黄、赤を散らしたように紅葉が見られる。
この辺りでのんびりとテントを張りたかったが、見頃には少し早いので
稜線へ上がる尾根の取り付きまで行く事にする。

奥の畑の主:シオジの大木を見逃がさないように谷沿いに進むと
僅かの距離で大木を見つける。
そうだ!今日は幹にもたれて食事をしよう。抱えきれない程の太い幹、
大きく枝を広げた姿は、まるで存在を誇示するようだ。

長すぎるほどの時間を過ごしてしまった、そろそろ行こう。
流れが左曲して西向きに変わると、西向きの尾根から派生した枝尾根が
迫ってくる。左岸へ逃げて、その後何度も徒渉を繰り返して概ね左岸を
辿ると、西向き尾根のザレを見送り石灰岩の集まるコブが現れた。
しばらくすると僅かに谷が広がり、樹林の間に雨乞岳の稜線が
捉えられると、やがて稜線に登りつめる明瞭な尾根下に出る。
よし、今日はここまでにして、適当なテント場を探そう。

右岸の林の中に場所を見つけて今日のねぐらも確保したし、
少し尾根を上がって周りの様子を確認してこよう。

テントに戻ると、後は夕食を済ませるだけだ。コースタイムを整理したりラジオを聞いたりしてゆったりと過ごす。

7時過ぎに寝袋に潜ったため夜半に根が覚めると、ビュービューと
林を揺るがすようなすごい風だ。やはり予報通り明日は風が強そうだ。
谷の水音、鹿の鳴き声、風の音など、自然の音を聞きながら
再び眠りに就く。

【10/25】
目覚めるともう5時過ぎだ。谷間のおかげで強風にも悩まされる事無く
無事朝を迎えられた。
うす暗い中で出発の準備を済ませ、コーヒーとパンで軽く食事を終える頃
すっかり明るくなった。

心持軽くなったザックを背に急な尾根に取り付くと、すごい横風だ。
追い風なら楽なのにな。 体を支えながらの朝一番の急登はつらい。
身体が目覚めていないのか、風に揺さぶられているのかハッキリしないが
ふらつきながらも稜線に上がると、素晴らしい眺めだ。
風が無ければ絶景三昧の至福の時間なのに、今日は過酷な稜線だ。

絶景をカメラに収めるたび、両足を踏ん張っていないと飛ばされそうだ。
剥き出しの稜線で風を避けるため、清水頭を越えて清水頭南尾根側へ
逃げる。風裏に回ってやっとザックを降ろし一息入れる。

身体もシャンと元に戻り、ジャケットを着込んだし、さあー歩こう。

個人的には鈴鹿でも1級だと思う笹の美しい稜線から南雨乞岳へ上がり、最近の鈴鹿では珍しくなった深い笹のヤブ漕ぎで雨乞岳を越え、
途中の展望岩場でこれから向かうイブネをはじめ、釈迦〜竜〜藤原〜御池
と続く鈴鹿主脈や霊仙の展望を楽しんで杉峠へ急な斜面を下る。

杉峠のシンボルはすっかりスリムになって昔の面影はないが、
滋賀県側から千種街道を上がってくるとここで初めて三重県側の展望が
広がる。昔からここで何人もの人が休んだ事だろう・・。

この先は急な登りも藪もなく、快適な道が続く。鈴鹿の奥座敷と言われる
エリアの展望や紅葉を楽しみながらイブネ・クラシ・チョウシの
カタカナピークトライアングルを巡ろう。

アゲンギョの平坦地で食事中のグループによると、昨夜のイブネ台地は
10張以上のテントで賑わったらしいが、台地に着いた頃はテントも
人影もすっかり消えていた。馬酔木の陰で食事中の2名と
出逢っただけで、まるで広い台地を独り占め状態だ。

北端から広い鞍部へ下り、クラシ手前の「越百岳」のブナに挨拶をして
苔の台地からクラシ、チョウシを廻り熊ノ戸谷へ降りると
食事中のグループに出逢った。奈良から来たらしいがタイジョウ経由で
甲津畑へ戻ると言う。自分もいつかは歩いてみたいコースだが
短い会話でお別れする。

相変わらず冷たい風が吹き付けるが、熊ノ戸平の岩陰で青い空や
綿向山を眺めながら遅めの昼食を摂った後、静まり返った台地へ戻り、
杉峠からフジキリ谷の渓流や色づいた木々を眺めながらのんびりと
甲津畑へ下る。

【強い風を除けば素晴らしい天気だった。鈴鹿の奥座敷に広がる谷を
辿り美しい稜線から絶景を眺め、広大なイブネ台地をゆっくりと
巡る事ができた。
紅葉には少し早い時期で残念だったがお気に入りのエリアを静かに
楽しめた二日間だった。】


《今回の反省点》
当初の計画は二日目のスタートを6:00と考えていたが、この時期は
6:00を過ぎないと行動できる明るさにはならない。
一日目の距離を稼いだおかげで計画通り行動できたが、この点を
考慮していなかった。季節を考えた行動計画にしなければ、どこかで
無理が生じただろう。

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コメント

クラシに越百岳?
onetotaniさん、こんばんは

素敵な2日間でしたね。清水の頭、もう一度行きたくなってしまいました。
甲津畑の方はアクセス不便ですので武平峠あたりから雨乞岳超えて行ってみようかな。初めて、イフネに行った時のワクワク感を思い出しました。
2015/10/27 21:17
Re: クラシに越百岳?
higurasiさん 今晩は。
奥の畑・上の平原で泊まろうと思いましたが紅葉見頃には早かったので
諦めて先へ進みました。

私は武平峠からの雨乞岳は一度も歩いていないので、機会を見て行きたいと
思っていますが、なぜか千種街道に来てしまいます。
2015/10/27 23:23
静かな山々
onetotaniさん
こんばんは
世間とは少し離れた別世界と言う感じでしょうか。
この山域はまったく歩いたことがありませんが
とてもいい感じに写ります。
11月の連休に甘栗師匠と雨乞を歩く予定です。
このイメージが自分の目に写れば最高なんですが
2015/10/27 21:23
Re: 静かな山々
kazu97さん 今晩は。
雨乞岳周辺は昔の鈴鹿の面影を残す笹のヤブ漕ぎが経験できるエリアです。
東雨乞岳は剥き出しの山頂ですので、風の無い穏やかな日になると良いですね。

是非山頂からの展望や、珍しい山頂の池も楽しんで下さい。
2015/10/27 23:29
奥の畑谷でしたか!happy01
onetotaniさん

こんばんは pochieです

そうでしたか・・・土曜は奥の畑谷にいらしたのですねhappy02
またもニアミスでしたねsmile
清水頭から眺めていました・・・谷間の平原
・・・とっても気になる場所でした・・・テント泊も良いですね
onetotaniさんの写真からも良い雰囲気が覗えます
ぜひ訪れてみたいです

レコ、お気に入りに登録いたしました
参考にさせていただきますconfident
2015/10/27 21:33
Re: 奥の畑谷でしたか!happy01
pochieさん 今晩は。
鎌ヶ岳から雨乞岳を眺めた時に、先に続く山の存在が気になったのが
清水頭を訪れるきっかけとなりました。
以来笹原の美しい稜線と、鈴鹿の山すべてが眺められる絶景にすっかり
魅せられました。

奥の畑谷に行かれるのであれば、今の時期か木の葉が落ちて見通しの利く
頃が良いかと思います。
2015/10/27 23:40
清水頭、次は冬ですね。
憧れの奥の畑谷のテント泊ですね。このルートだけが登れていないんです。何とか雪の降らない内に登っておきたいと思っているんですが。
積雪期、清水頭から雨乞岳に登った時の感動は今でも思い出します。でも大峠から先の石楠花地獄はもうこりごり❗
安全策は早出して杉峠経由で雨乞岳、そして清水頭で引き返すルートでしょうか。
早く雪が降らないかなぁ(笑)
2015/10/27 21:36
Re: 清水頭、次は冬ですね。
yoshikun1さん 今晩は。
奥の畑谷を囲む山々の紅葉を求めて、行ってきましたが少し早かったようです。
木枯らし1号は予想外でしたが、鈴鹿の奥座敷を充分楽しんで来ました。

清水頭は今年はもう3度目になってしまいました。
雪に覆われた頃は、稜線も一層美しく、深い笹薮も少しは楽になるでしょうね。
2015/10/27 23:57
Re[2]: 清水頭、次は冬ですね。
おはようございます。
積雪期は背丈以上のあの笹藪は完全に雪に埋もれ、まさに禿げ山になります。
雨乞岳山頂も一面雪山で山の表情が一変します。
感激のエリア❕
楽しみです🎵
2015/10/28 7:45
Re[3]: 清水頭、次は冬ですね。
紅葉の時期に雪山の話とはyoshikun1さんも気が早いですね。

雪のイブネ、清水頭は経験が有りますが雨乞岳はまだ知りません。
あの笹藪が雪原に変わった景色を考えるとワクワクします。
2015/10/28 18:38
onetotaniさん、こんにちは。
かなり冷え込んだタイミングでの
テント泊、お疲れ様でした。
僕には、もう、真夏の晴天時以外は
テントは無理です。うらやましい〜

途中の、複雑な地形、急な道のりを
超えた先に広がる、予想しがたい
なだらかで、柔和な風景が
鈴鹿の山も魅力ですよね。
今回のルートは、さらに魅力が
凝縮されたような。

素敵な、非日常な一泊の時間
いい思い出になりましたことでしょう。
2015/10/27 21:48
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。
当初の予報では日曜日まで穏やかな天気だったですが、
テント泊には不向きな天候になってしましました。
でも天気は最高で、鈴鹿の奥座敷を思い切り楽しめました。

この辺りはいつ来ても静かに山を楽しめるので、
つい何度も足を運んでしまいます。
2015/10/28 0:07
寒かったでしょう
onetotaniさん こんばんは
2日間で秋と冬の鈴鹿を経験されたのでは?
奥の細谷・・・まだ行ったことのないゾーンです。
あの辺りは踏み跡も薄そうですし、赤テープもなさそうだし1人では怖いです。
ベテランの人と一緒じゃないと足を踏み入れることができません。
それにしても、谷間にテントを張ったと言え、結構風の音が気になりませんでしたか?僕は風音を聞くだけで眠れなくなっちゃいます。
また、気温も一気に下がったので寒かったでしょう。
紅葉が終わるとテントもきつい季節になりますね。
2015/10/27 22:19
Re: 寒かったでしょう
甘栗 旬さん 今晩は。
風が強いのは予報で覚悟していましたが、これほど強くなるとは予想外!
秋というより冬に近い感じでした。

風の音もですが鹿の鳴き声が一晩中聞こえ、にぎやかな一夜でした。
そんな夜を過ごせるのも良い物ですよ。
2015/10/28 0:14
奥の畑の主
onetotaniさん、こんばんは。
またまた至高の山旅ですね。
奥の畑にイブネ・クラシ
積雪期に歩いた奥の畑と清水頭は忘れられません!
この時期のテン泊、寒そうです。
でも、いいですね
2015/10/28 18:28
Re: 奥の畑の主
totokさん 今晩は。
日曜日までは穏やかな予報が出ていたので決行しましたが、1日早まって
厳しい夜になってしまいました。

清水頭の稜線は歩くのもやっとの強い風に悩まされましたが、
相変わらずの絶景でした。 荷が重いのも手伝って、素敵な稜線を
じっくりと縦走してきました。

いつ来ても素晴らしい山でした。
2015/10/28 18:54
プロフィール画像
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ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
雨乞岳,東雨乞岳〜甲津畑ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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