富士山 強風で御鉢巡りは危なかった
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- GPS
- 08:20
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:21
天候 | 晴 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御鉢巡りは凍結している箇所もあり、強風時は危ない |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
1年ぶりの富士山行となったが、去年の同時期と比べ、雪は少なかった。天気はよかったが、強風でこわい思いをした。
10月25日(日)
昨晩のうちに、富士宮口五合目の駐車場に入った。Pm10時頃で、月が明るく、暖かった。
朝5時に起きる。外はまだ暗く、頭上には双子座が輝いていた。用意をして、5時40分過ぎにスタート。もう灯りは要らなかった。
6合目で日の出を見る。後はいつも通り淡々と高度を上げるだけ。流石にこの時期は登山者も少ないようだ。時折、強風にカラダを煽られる。きれいに晴れており気持ちはよい。
例年だと、この時期は8合目からは上はけっこう雪があるのだが、今日は殆どなかった。大体3時間40分くらい(休憩込)で富士宮頂上に着く。小休止して剣が峰に向かう。頂上エリアも所々少し前の雪が凍結しているだけで、雪はほとんどない。剣が峰は自分と二人組だけがいた。気温は丁度マイナス1度だった。風もあるが、案外暖かく感じた。
雪もほとんどないので、御鉢巡りに向かった。剣が峰から最初の下りは雪が凍結しており慎重に下る。軽アイゼンは持参していたが使わなかった。そこを抜けて少し上がると、南アルプスを一望する眺めを楽しめる。南アルプスを見下ろす素晴らしい眺めだ。
そこから少し進むと左が富士の斜面、右側が火口壁となって切れて、しかも雪が凍結している箇所があり、そこに何ものにも遮られない強風が吹きつけてきて、通過するのに恐怖を感じた。何とか通過して吉田口頂上に着き、ほっと一息。今日は御鉢巡りをするような人はいないようだ。
下りはいつも通り、御殿場ルートを使う。登りには使いたくないが、脚に優しく下りには最高だ。この日御殿場ルートですれ違った登山者は一人だけだった。御殿場ルートを下るために、富士山に登っているような気がするほど、ここの下りは好きだ。
宝永山はけっこうなハイカーで賑わっていた。富士宮6合目に戻るときも大勢のハイカーとすれ違う。富士山は無理でも、宝永山ならと思って登るのだろうが、ずっと砂礫の登山道となっており、ここを登るのは大変だ。宝永火口を眺めるだけで十分だと思うが。
駐車場は大勢の観光客で賑わっていた。来るときはいつも夜なのでわからないが、昼の富士スカイライン沿いはいい眺めだ。帰りの東名の事故渋滞さえなければ言うことなしだったが。
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