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Yamareco

記録ID: 75185
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沢登り
日高山脈

楽古岳 コイボクシュメナシュンベツ川より

2010年08月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
pah01510 その他2人
GPS
1351:25
距離
12.6km
登り
1,206m
下り
1,221m

コースタイム

林道車止め(6:26)-楽古山荘(6:47)-十勝岳南面直沢出合(Co580・7:47)-Co780ナメ大滝(9:31)-楽古岳頂上(11:56)-メナシュンベツ登山口(14:10)-楽古山荘(15:06)-車止め(15:25)
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
林道は楽古山荘までは入れない。
2キロ弱手前のゲートで車両乗り入れ禁止。ガケの崩落が原因。

温泉は、忠類 ナウマン温泉が国道沿いで便利である。入浴料 500円
ゲート前車止めには15台は駐車可能
ゲート前車止めには15台は駐車可能
大分古ぼけてきました楽古山荘。
そろそろ塗り替えをしないと余計な補修費がかかりそうな予感
大分古ぼけてきました楽古山荘。
そろそろ塗り替えをしないと余計な補修費がかかりそうな予感
コイボクシュメナシュンの綺麗な流れ。
ここらへんはブル道とかでゴーロ歩きはなし。
コイボクシュメナシュンの綺麗な流れ。
ここらへんはブル道とかでゴーロ歩きはなし。
十勝岳南面直登沢出合の綺麗な滝
十勝岳南面直登沢出合の綺麗な滝
同出合の直ぐ上の釜
同出合の直ぐ上の釜
綺麗な沢に同行者も嬉しそう
綺麗な沢に同行者も嬉しそう
小さいながらも釜を伴った小滝の連続にワクワク
小さいながらも釜を伴った小滝の連続にワクワク
へつりもあり
出合の滝の釜の上部にある滝
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出合の滝の釜の上部にある滝
岩に抱きつきながら登ります。
岩に抱きつきながら登ります。
意外とステップ状の棚もあり
意外とステップ状の棚もあり
ウットリ〜♪
途中に見応えのある滝が連続します。
途中に見応えのある滝が連続します。
続くなぁ見応えのある滝
続くなぁ見応えのある滝
大崩落の後。(ガレの手前)
大崩落の後。(ガレの手前)
580二股の手前
がーん。私の好きな580の滝がこんな風に横からの崩落で下が埋まちょる。
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がーん。私の好きな580の滝がこんな風に横からの崩落で下が埋まちょる。
ナメ滝の連続でゾクゾク
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ナメ滝の連続でゾクゾク
ああ〜高度感がたまらん。
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ああ〜高度感がたまらん。
十勝岳手前のピークが見えますが、実はもう少し高度を上げた時に、オムシャ・野塚も見えました。
十勝岳手前のピークが見えますが、実はもう少し高度を上げた時に、オムシャ・野塚も見えました。
わしです。
頂上から1時間強ほどでメナシュンベツ川登山口に
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頂上から1時間強ほどでメナシュンベツ川登山口に

感想

 まずはニングルさんにお詫びを申し上げたい。
 なかなか連携がうまくいかずすみませんでした。
 で、ピラトコミ挑戦のための休暇の調整でなんとか確保した土曜日を生かすために、沢では新人さんと位置づけられている二人と溯行した8月21日の記録。

 コイボクシュメナシュンベツから楽古は私の大好きなルートである。
 幽玄たる渓相は私を引きつけてやまない。沢を始めて毎年一回は訪れるルートである。


 楽古林道は鉄砲水による林道への泥土の流亡と崖崩れで昨年からゲートが閉じていて2キロ弱を歩くことになっている。
 昨年の泥土は撤去されているがガケにはまだ素人目にもはっきりと危険な箇所が2カ所あり修復したくてもある程度落ち着いてからやりたいという担当者の気持ちはよく分かる。

 土曜日であるにもかかわらず車止めには私ども以外の車は一台もない。天気は意外といい。

 ブル道や踏み跡などをつないで十勝岳南面直登沢出合の手前(かなり手前^^;)まで勢いよく進む。沢新人という位置付けの二人はゴーロ歩きでも安定した足取りで付いてくる。

 十勝岳南面直沢出合の滝は水量が多くちょっと見応えのある風情。
 ここからコイボク沢は美しい渓相を見せる。釜・淵・へつりなど飽きることがない。

 釜が抱える淵からの小滝の直登も既にお手の物だが、二人も危なげなく登ってきて「ぼっちゃん」の一つでも期待していた私を見事に裏切ってくれる。

 途中水が涸れるガレの手前で大崩落跡。
 580のナメの大滝の下でも大崩落で、正面に細い滝を見ながら沢を右に曲がって流れ落ちる滝に対面して「おおーっ」という昨年までの感動の場面が失われてしまっている。
 なんかスケールダウンした下の滝は、それでも以前と同じく左岸(上流に向かって右)に高巻く。

 ここからは十勝岳からみると垂直に切り立って見える長いナメ滝群で高度感にしびれる。
 なんか怖くて足が出なくて、「昨年までだったらこんなに苦労はしないんだけどな」と苦笑い。
 二人は危なげなく登ってきて、まあ、登りに関しては初段前の級持ちぐらいの免許は差し上げても良いのではないか?
 昨年はここをクライミングダウンしたが、今はとんでもない気がする。

 滝の遡行途中では十勝岳は頂上が雲の中だが、オムシャの二つのピークと野塚岳が見えて、頭の上の雲の流れから楽古頂上眺望なしと読んだパーティメンバーの心が少し慰められる。

 ドラム缶を乗り越え藪漕ぎなしで稜線に出る頃には、すっかりとガスに包まれる。
 「藪漕ぎなくてつまんな〜い♪」という二人。・・・・変態か?
 頂上ははやり視界なし。でも、愉しませてもらったのでいいかぁ〜。

 南日高を代表する美しい沢に大満足な3人ではあった。

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