鈴鹿の奥座敷・イブネでテン泊。杠葉尾〜銚子ヶ口〜イブネ〜神崎川

2015年10月24日(土) 〜 2015年10月25日(日)

• GPS: 30:49
• 距離: 23.4km
• 登り: 1,747m
• 下り: 1,752m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:51

7:52 杠葉尾登山口
10:12 10:34 東峰
10:37 10:39 銚子ヶ口
10:47 10:47 中峰
11:04 11:05 西峰
11:17 11:22 水舟の頭
11:24 11:58 大峠
12:19 12:19 舟窪
13:27 13:31 クラシ
13:37 13:37 イブネ北端
13:43 イブネ

2日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:30

6:03 イブネ
6:03 6:03 イブネ北端
7:12 7:13 小峠
8:22 8:22 コクイ谷出合
8:58 9:02 タケ沢出合
9:59 9:59 大瀞
10:11 10:12 お金谷出合
10:34 10:41 ヒロ沢出合
11:08 11:23 天狗滝
11:46 12:12 白滝谷出合
14:33 ゴール地点

天候

晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神崎川林道入り口に駐車

コース状況／危険箇所等

鈴鹿の一般登山道に比べて踏み跡が薄く、この時期は落ち葉が敷き詰められているので特に道迷いに注意。
稜線上は風の強い日もありますのでテント泊地の選定は慎重に（自戒も込めて・汗;

写真

10/24 7:46

神崎川林道入り口からスタート

10/24 7:49

鉄の柵が入り口に。害獣対策でしょうか？

10/24 8:31

落ち葉の絨毯や苔生した道。

10/24 8:32

テン泊装備の重い足取りも癒されます。

10/24 9:06

紅葉も色付いて良い感じ。

10/24 10:01

鮮やかな谷を詰めていくと

10/24 10:01

鞍部が見えて

10/24 10:06

尾根に出ました。

10/24 10:08

東の県境尾根を眺めながらしばし登ると

10/24 10:11

銚子ヶ口・東峰
ここで初めて人と出会う。静かな山行
しばしソロの男性と山談議。

10/24 10:36

こちらが銚子ヶ口・本峰ですが展望はなし(笑

10/24 10:47

ソロの男性は永源寺に新しく出来た道の駅に向かうとの事でしばし同行。

10/24 10:52

程なく別れて振り返る。
この尾根を降りて行かれたようですね。

10/24 10:59

一人の山歩きに戻ります。
道も枯れ葉の絨毯の下。迷いやすいです。

10/24 10:57

でもフワフワしていて心地よいです。

10/24 11:03

青空と

10/24 11:07

紅葉と山並み

10/24 11:11

可憐なリンドウ

10/24 11:27

ほどなく大峠着。ここで昼食をとる
ここまで未踏のトレイルでしたが、ようやく懐かしい地へ

10/24 11:54

5年前、水舟ノ池を観に行った時以来。

10/24 11:53

その時はこの谷を降ってコリカキバ経由でお金明神に行った峠です。

10/24 12:14

チョウシ・イブネ方向の稜線へ

10/24 12:20

崩壊地の谷の紅葉とチョウシ方面

10/24 12:59

今回ザックが大きいのでこんな道では枝によく引っかかる

10/24 13:09

ずいぶん登ってきました

10/24 13:15

ようやく開けたところへ

10/24 13:15

イブネ・クラシ・チョウシのたおやかな頂上台地に辿り着きました。

10/24 13:17

ここからは本当に自然のコントラストが素晴らしい

10/24 13:19

庭園の中にいるようです

10/24 13:21

快適なトレイルに

10/24 13:22

雲が流れるのを眺めながら

10/24 13:24

チョウシ出会に付きました。

10/24 13:30

少し寄り道してクラシの方へ

10/24 13:26

頂上辺りから御在所・鎌ヶ岳を望む

10/24 13:27

こちらはイブネ・北峰方面

10/24 13:27

北東尾根方面。
ワサビ峠〜オゾ谷経由で神崎川へ降りられる稜線です。

10/24 13:36

少し戻ってイブネ・北峰へ

10/24 13:36

明日の下降路確認

10/24 13:39

少し南に歩いて

10/24 13:44

イブネ到着

10/24 14:06

雲の流れるテーブルランド

10/24 16:03

御在所と鎌ヶ岳が見えるところ

10/24 14:28

ここにテント設営

10/24 16:57

西の空に太陽が落ちていきます

10/24 16:57

東には月

10/24 16:57

夕暮れ

10/24 16:59

先週登った雨乞方面を望む。
よく見るとツェルト2張り発見。ツワモノですね。

10/24 17:17

テントから。
お休みなさい

10/25 5:32

夜間は強風。
とてつもない風圧でテントがゆがみ、内側からポールを押さえたりチョコバーをかじりながら睡魔と風に耐え撤収用意

10/25 5:32

でも朝焼けは綺麗でした。

10/25 5:51

御在所と鎌。テントを素速く畳む

10/25 5:56

日の出前に出発。

10/25 5:56

昨日来た北峰へ戻ります。
テン泊の人は10人位居たかな？
少し降りた台地も含めると15張りくらい。人気なんですね

10/25 6:01

強風の中稜線を下降
このとき昨晩切ったGPSの電源をON

10/25 6:07

途中で御在所から日の出

10/25 6:20

谷道をテープを頼りに降りてみる

10/25 6:31

途中までは行けますが滝に出て、敢えなく左岸尾根へ登り返す(笑

10/25 7:19

鉱山跡でしょうか？
一般ルートからは外れた集落跡地のよう

10/25 7:19

石垣が積まれ平地が沢山有りました。

10/25 8:15

ようやくコクイ谷出会。
ここで遅めの朝食。
ラーメンとフランスパンの焼き鳥サンド

食事中に杉峠経由で降りてきたソロの人と出会う。

ここは神崎川の源流域。
この時期は雨量が少なく水量も少なめ。
愛知川本流との合流地点まで降りていきます。

この辺りは紅葉のピークはもう過ぎたようで

落ち葉が水面を流れていきます。

川岸に降りて歩く

沢を吹き抜ける風が葉をこれほど赤く染めるのでしょうか？

いつも変わらず澄んだ水

水底に沈んだ落ち葉も見えます

静かな流れ

オゾ谷出会。
5年前ここからクラシへ登りました。
今は立派な看板があります。

炭焼き跡に根を張る木々。
その落ち葉が舗装されたトレイル

ヒロ沢出会

ここでようやく人に出会う。
5人くらいの人達がランチしてました。

ヒロ沢出会から右岸の巻道を行く

巻道から覗く川面が美しい

七丈淵に降りてみる。

夏場のダイブポイント

今日もずっと天気が良いが雲の流れは速い。
稜線の風はまだ強いんだろうか？

天狗滝の上

天狗滝。
水量的には登れますが、時期的に冷た過ぎて無理ですね；

良い渓谷です

ようやく白滝谷出会。
ここで昼食。
サバ缶・ポータージュにフランスパンをひたパンで。

目印のゴンドラのあと。

神崎川ともここでお別れ。

巻道はザレ場。ロープを頼りによじ登る

林道へ出ました。

前からずっと気になっていた瀬戸峠へ

踏み跡ほとんど有りません。
「2007年版・山と高原地図」では実線の一般道なのですが・・・（滝汗；

地図とコンパスを頼りに谷道を下ります。かなり不安(^-^;

いつ頃設置された看板でしょうか？

ようやく風越谷の林道に出た

登り口を振り返る。

砂防堰が詰まった悲しい沢。でも・・・

災害と戦ってきた地元の歴史も垣間見えますね

神崎川林道と合流

いつもの歩き慣れた道

堰堤の流れ

今も現役の炭焼き小屋

林道入り口に戻ってきました。
鈴鹿のテン泊、ハマりそう。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

トム

先週、武平峠から登り雨乞岳・御在所岳から眺めたイブネ・クラシが印象的でテント泊を企画。
行きのルートに未だ巡ったことのない銚子ヶ口を経由してイブネへと繋がるトレイルを。
帰りのルートに今夏、沢遊びで通った神崎川と絡めたトレイルを歩いてみました。
御在所を始めとした県境尾根のルートとは違い人影も少なく、山深い中にも昔の人々の営みや歴史に触れ、自然と人との関わりを感じながら、改めて鈴鹿の山の厳しさと楽しさを感じた山旅でした。