初北アルプス〜松本観光つき【燕岳・大天井岳・常念岳】
長野県
keen2
koji_mt
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,427m
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6:20中房温泉登山口-6:50第1ベンチ-7:15第2ベンチ-7:55第3ベンチ-8:55富士見ベンチ-9:10合戦小屋(すいか休憩＼(^o^)/)9:30-10:30燕山荘着(昼食)-12:00燕岳-13:10燕山荘
【2日目】
6:15燕山荘-7:30大下りの頭-8:55切通岩-9:35大天荘-10:00大天井岳-10:30大天荘-13:10常念小屋
【3日目】
6:25常念小屋-7:35常念岳-9:30常念小屋-10:50丸太橋��-11:10丸太橋��-11:45大(王)滝ベンチ-13:10一の沢登山口
| 天候 | 1日目 午前(麓)晴れ→午後(山頂)ガス→夕落雷 2日目 午前快晴→午後曇(ガス) 3日目 午前快晴→午後(麓)曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
��JR高速バス 仙台8:00〜新宿14:10(遅れあり) 4,000円 ��京王高速バス 新宿14:50〜松本18:00 往復5,950円 ��JR大糸線 松本18:26〜穂高18:55 320円 《穂高泊 グレイスホテル吉野》 http://www.grace-h.com/ �て邂促織�シー 定期バス 穂高駅前5:05〜中房温泉6:30 1,700円 http://www.nan-an.co.jp/ 復路(後泊アリ) �‘邂促織�シー(常念小屋で予約) 一の沢〜ほりでーゆー 4,200円 ��南安タクシー ほりでーゆー〜JR豊科 3,000円 ��JR大糸線 豊科〜松本 230円 《松本泊 旅館まるも》 http://www.avis.ne.jp/~marumo/index-j.html �さ�王高速バス 松本9:20〜新宿12:30 往復5,950円 ��JR高速バス 新宿14:30〜仙台20:00 4,000円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○道の状況 特に危険箇所や迷うようなところはなかったと思います。登山道もしっかり整備されていて歩きやすく,登りも快適な山行でした。 行動中の一番の思い出は合戦小屋のスイカ!でした。かみさんと私でしっかり一切れづついただきました。(スイカはカリウムが多いので塩をしっかり振ってくださいとのこと。(赤沼オーナー談)) ○山小屋情報(燕山荘) 宿泊した日はお盆明けの平日だったためか比較的空いているようでした(テント場もガラガラでした)。2段ベット上段の1区画(3畳)を私たち夫婦2人で個室のように使用できました。また,山小屋グッズの物色,山ビール,喫茶室での山コーヒー(持参),オーナーのお話&ホルン,山小屋の雰囲気etcなどすべて満喫できました! ちなみに前日は中学校登山の団体が宿泊していたようです。(合戦小屋で丁度すれ違いました) ○山小屋情報(常念小屋) ここも6畳の部屋に6人と比較的空いているようでした(こちらもテント場は空いてました)。ここではなんといっても正面に見える朝の槍・穂高がきれいでした。食事もよかったです。 かみさんは到着後すぐにここで飲んだビールで死ぬかと思った(もちろんうますぎて)そうです。 ○温泉情報 一の沢からJR駅に向かう途中の温泉ではタクシーの運転手から「ほりーでーゆ」をすすめられました。登山客用に荷物置き場の部屋もあり,また温泉も広くキレイで快適でした。常念小屋で同室だった2組のご夫婦にもばったり(!)会うなどここを使われる方は多いようでした。入浴は500円です。ちなみにビールはなぜかスーパードライとエビスが同じ値段(たしか350円)でした。 ○飲食店情報(穂高駅周辺) 前泊した穂高では駅前の「田舎屋」でとろろ月見そばを食べました。また,宿泊ホテルの目の前に「スーパーアップルランド」というスーパーがあり,ここで行動食の買出しもできるかも知れません。私たちはスイカとお菓子,ビール,すし(すべて夜のおやつ・・・)と次の日の朝ごはんなどを買いました。 ○飲食店情報(松本) 松本では今回の山旅の目的のひとつ『萬来』へ。うわさどおりいたるところから山の会話が聞こえてきます。テレビから流れた北アルプス遭難ニュースにも皆さん反応。料理も美味&ボリューム大で,大満足。馬刺し,山賊焼きはもちろん海鮮カルパッチョは1,050円で驚きのボリュームです!山帰りの夜にぜひお勧めです。(人気店でしばらく満席でした) ちなみに店内にはハセツネから送られた絵画(無造作に掛けられています・・)と岳のポスター(撮影に使われたそうです。ケルンかな?)が飾られています。 また,そのほかのところでは,宿泊した『旅館まるも』もお勧めです。民藝の街松本らしく素敵な宿です。食事もおいしいのでぜひ朝食付きで宿泊するといいと思います。(喫茶店も併設してます) さらには,かみさんの大目的のひとつマサムラへ。本店でしか売っていないというソフトクリームとスイス風シュークリームを食べてました。(この前には駅前のお店でベビーシュークリームを食べています) 今回飲食店情報で参考にしたのは,安曇潤平さんのHP「北アルプスの風」(http://www.cam.hi-ho.ne.jp/junpei_s/)です。 ○その他 新宿駅新南口バスターミナル(JRバス)前にはアウトドアショップL-Breathがあり危険ですが,待ち時間をつぶせます。かみさんはロウアルパインの山スカをかってました・・・。 ※食欲・物欲情報ばっかりですみません<(_ _)> |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
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感想
山登り初心者の私たち,今年最大のイベントの北アルプスでした。
旦那がCLとして計画,「旅のしおり」ならぬ「山行計画書」までも
作成。
私はといえば,「食糧計画(買出)・小ネタ(山小屋名物等)係」に
任命されました・・・。ありがとう旦那。
筋力不足でいつも下山は下手ってしまう自分,2泊3日の縦走を楽しむ
べくジムでもくもく腹筋・ウォーキング・水泳・ストレッチ等を続け,
いよいよ憧れの燕・常念へ!
出発前夜は山を思うと興奮のあまり眠れず,バスの中ではほぼ熟睡でした。
(と言いつつ,途中のパーキングで「レモン牛乳」購入←小ネタ隊長)
長野県に入ると見慣れた東北の穏やかな山々とは違った,荒々しさを
感じる山がど〜ん。美しい・・・期待が高まります。
ちなみに今回の旅のお供本は「強力伝」。
山行前に「孤高の人」は読了済み。食糧計画係は行動食に「甘納豆」を
選択しました。
一日目の宿泊ホテルに到着するまで,道迷い。早くも街中遭難の危機。
地元の方に救助され,無事登山当日を迎えられました。
登山口で入念なストレッチ,はやる心を抑えます。
「アルプス三大急登」も呼吸を整えつつベンチ毎に小休憩。
一度座ってしまうとリズムが崩れる為,ポールを支えにする形で休憩。
これが良かったようです(+甘納豆)。
登りやすく,何よりも晴れた北アルプスにいる!と言うだけでうれしくて
旦那と「楽しいね〜。いいね〜。」を連発。他に言う事はないのか?自分。
登り最大のごほうび「合戦小屋のスイカ」。
「絶対一人1カットね(独り占めする気まんまん)」と食糧計画隊長は指示。
張り切ってスイカへダッシュしました。(スタッフの方本当にかわいいです)
一言「いままでで一番うまいスイカ!」←ここでも「うまいね〜」のみ連発
旦那が遅れ気味の私を待って,二人で燕山荘前へ。(ありがとう)
ガスの間からでも見える山々。何も言えませんでした。
ここに立っている事に体全部が喜んでいる,そんな感じでした。
到着後の昼食は隊長が仕切ります(ここぞとばかりにアピールする私)
そして「生ビール」!!
旦那の目がいってしまっていました。向こうの世界に・・・
荷物をおいて山頂へ!ガスガスで眺望はありませんが「山頂貸切」をしばらく
堪能しました。眺望なくとも「燕ガスもいいんじゃない?」なんてポジティブ
な会話をする夫婦です。
あそこに立山かな?なんてバーチャル眺望をくりひろげました。
燕山荘は本当にきれいな山小屋でした。オーナーのお話も絶対聞いて
いただきたい。
自然への見方が変わります。
2日目快晴!「槍!!」念願の槍ヶ岳が目の前に!
みんなの顔が輝きます。太陽の光を浴びたアルプス。
想像を超える世界でした。エネルギーか体に満ちる感じ。
そして出発,大天井を越えて常念へ。
途中すれ違う人は皆笑顔です。だって槍がすぐ傍らに。
交わす言葉は「いいお天気ですね!いいですね!」ばかり。
槍に励まされもくもくと歩みを進めます。
途中休憩しつつ,「大下りの頭」へ到着。
実は私下りが大の苦手。「へっぴり腰」になり足に負担がかかります。
旦那にも注意されるが,直らず。最大の課題でした。
それがこの下りでコツをつかめたのです!
腰をぐっと落として,蟹股気味に。お尻の先を意識すると自然と腹筋に
力がはいり体が安定しました。
(実は昨日読んだ「強力伝」より教えていただきました。新田次郎先生
ありがとうございます。)
見えてからが長かった常念小屋までの道のり,途中は「着いたらまずビール」
しか頭になく。
目の前に槍ヶ岳という贅沢なシチュエーションのもとジョッキをあけました。
でた!「死んでもいい(冗談だけど)ほどうまいビール」
女を捨てました。スカートはいてるのに・・・ブハーって。
常念小屋は受付の女性スタッフの方がとてもきびきびしていて好印象でした。
夜は相部屋の為なかなか眠れず(次回耳せん持参します)。
3時ごろ外を見ると星が!旦那をおこして満天の星の下へ。眠れなかったのも
良かったかな。
日の出,前日よりさらに美しい。常念岳の影が槍ヶ岳に写ります。
刻々と姿をかえる自然,その中にいる自分。なんて素晴らしい時間を共有
しているのだろう。
さらに山頂。常念岳は急登ですが,落ち着いて登れば登りやすいです。
山頂からはアルプスの山々,そして遠くには富士山までも姿を現して
くれました。
また来たい。そして目の前の山々に登りたい!
名残を惜しみつつ,下山です。
なが〜い下山。休憩をいれながら沢の音をBGMに。
途中心配していた膝の痛みもでず,無事に到着できました。
帰りはついつい「山スカ」と「PEAKS」購入。
何故山の物欲からは逃れられないの私?と自問自答。
バスの中で旦那と「よかったね!最高の山行!」と会話する楽しさ。
合言葉は「今度どこ登る?」です!
*長くて申し訳ありません
夏休みを利用して念願の北アルプスです。
想像よりもかなりの絶景で感動。山小屋も楽しかった〜。
山行記録はちょっと遊びました。(登山の参考にはならないと思います)
ついでの松本観光もかなり満喫。思い出の夏休みでした。
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雨に降られなくて良かったですね
自分らは19日に上高地よりバスで帰路につきました。
仙台からの弾丸ツアーお疲れでした
楽しそうな山行記録、読ませて頂きました
またお邪魔します
はじめましてstraycatsさん
本当に天気が良くて，大満喫でした。
仙台からアルプスは遠くてなかなか行く事はできませんが，今度はいつ行こうかと既に思案中です。
keen2さん、仙台からの移動、お疲れさま〜
全行程を楽しく拝見しました。天気も良く長旅が報われましたね！！
松本は、いい所ですね〜山帰りに半日ぶらぶらするのも有りですね。
keenさんのこの山行記録好きですよ。正確な記録は、ベテランに任せて、初心者の私達は自分の感覚（言葉）で
記録に残せば良いのでは？と思います。
そろそろ足が回復して、疼いてきた頃では？
では！！
コメントありがとうございます。毎回簡潔な感想がかければなぁと実は悩んでいたので，そう言っていただけるととてもうれしいです。
Nafさんご夫婦の登山記録，日帰りアルプスなんてうらやましい限りです。そして仲のよさも！
足，本日をもって完全回復→
＊今回も小ネタ隊長として任務遂行中です。
はじめまして、こんにちは keen2さん、ma-kuroさん。
山レポ、大変楽しく拝見させてもらいました。
私も仙台在住ですが、北アルプスへの山旅
お天気
この次はどこへ行かれるのでしょうか。楽しい山レポ、期待してます
はじめましてkajyukiさん。
コメントありがとうございます。
初心者の私たちですが，これでまた，ますます山が好きになりました。
近場の山もまだまだ行きたいところいっぱいあるので，kajyukiさんの山レポを参考にこれからも山を楽しんでいきたいと思います。
Keen2さん、こんにちは。私達のレポにも訪問ありがとうございました。
とっても楽しい山行だったことが読んでるほうにも伝わってきます。天気にも恵まれて良かったですね。
行動食に、文太郎の甘納豆ですか…
次の山行も楽しみにしています。
rikkyさん，こんにちは。甘納豆は今までで一番お気に入りの行動食です。
下りで疲れたときに一粒口にすると，集中力が回復します。
涼しくなったらぜひ「コッフェルに甘納豆と水を入れて火にかける」という文太郎氏の真似をしようと目論んでいます
ようかんも惹かれますね〜。小休止の時お茶と一緒に食べたらかなりおいしそうです
あまりハードな登山をしていないので，かえって下界にいる時のほうが行動食を食べているのでは？と思う事しばしばです
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